Googleマップの3D表示のやり方!立体地図の切り替えや回転方法も解説!
Googleマップでは2Dの平面地図表示から3Dの立体地図表示に切り替えることができます。3D表示への切り替え方や回転させる方法が分かれば地図がとても見やすくなります。ぜひやり方を覚えてGoogleマップを使うときに活用させて下さい。
目次
Googleマップの3Dとは
地図アプリといえばたくさんの人がGoogleマップを使用しています。Googleマップとは、Googleが提供している無料の地図検索アプリで、ウェブ版やAndroidとiOS向けのアプリが提供されています。多くの人が使っているGoogleマップですが、主に使われている経路検索だけでなくGoogleマップには様々な機能があり、マップを3Dで見ることができます。
3Dマップに切り替えると地図全体が立体的に見え、建っている建物がどのような形をしているのかが一目で分かります。Googleマップを3Dで表示するやり方を覚えて、旅行先などで便利に活用してみましょう。
Googleマップを3Dの立体に表示させるには
通常では2Dの平面表示されているGoogleマップを3Dの立体表示に切り替えるやり方をご紹介します。
3Dの立体地図に切り替える方法
まず、スマホで"Googleマップ"のアプリを開いて3D表示させたい場所を中央にもっていきます。指を2本で画面全体を上方向にスクロールします。
すると、スクロールする指の動きに合わせてマップ全体が斜めに動き、マップに奥行きが出ます。まだこの距離では3D表示されないので、3D表示される一定の距離までズームする必要があります。
指2本でマップをズームさせると、建物の形や高さがはっきりわかる3D表示に切り替えることができます。
3Dの立体地図に交通情報を表示させる方法
3Dの地図では交通情報を表示させることができます。まず、交通状況を知りたい道路をマップで3D表示します。
そして、右斜め上にある"ひし形のマーク"をタップします。
地図の種類や地図の詳細を選択できる画面が出てくるので、"交通状況"をタップします。
道路に緑色、黄色、赤色のラインが表示されます。緑色は「渋滞はしていない」、黄色は「少し渋滞していて混雑している」、赤色は「渋滞している」という意味です。また、赤色は渋滞が酷いほど色が濃く表示されます。
交通状況はリアルタイムで更新されますので、車で旅行に行く時などにすごく便利な機能です。また、Googleアプリは世界各国に対応していますので海外旅行先の国でもGoogleマップを使用することができます。ヨーロッパなどに旅行に行った際に交通状況を表示させるとデモにより交通規制されている道の情報も反映されるのでぜひ活用してみて下さい。
本記事ではAndroidの画面のスクリーンショットを例として用いて説明しましたが、iPhoneでも画面に大きな違いは無くAndroidと同じ操作で切り替えることができます。
Googleマップを3Dの立体に表示させた地図を回転させるには
Googleマップは3D表示のまま回転させることもできます。マップで道を調べながら歩く時などスマホ自体をくるくる回転させずに済むため、この機能はとても便利です。
3Dの立体地図を手動で回転させるやり方
Googleマップの3Dマップを回転させるときは指2本で行います。それぞれの指で同じ円の上下の半円を描くように動かすと、指の動きに沿って画面全体が動きます。
もう一つのやり方をご紹介します。こちらも指を2本使いますが、片方の指は動かさずに画面をタップしたままでもう片方の指を動かします。すると、静止させている指でタップしている部分を中心にして、動かしている指に合わせてマップ全体が動きます。
3Dの立体地図をコンパスを使って回転させるやり方
また、Googleマップにはコンパスを使って回転させるやり方もあります。コンパスとは右斜め上の、交通状況を表示させるときにタップしたひし形マークの下にある「方位磁針」のマークのことです。このマークは常に方角を表しており、針の赤色の部分が北の方角を表しています。
このコンパスマークをタップするとマップ全体が自動で回転し、北の方角が上にくるように表示されます。また、北の方角が真上になっている状態のときはコンパスマークにはNと表示されています。
Googleマップを2Dの平面地図に戻すには
2Dの平面表示されたマップを3Dの立体表示に切り替えることができるということは、反対に3Dの立体表示から2Dの平面表示に戻すことも可能です。
3D表示にしたマップを2Dの平面表示に切り替えるやり方をご紹介します。2D表示から3D表示に切り替えるときは指2本で画面全体を上方向にスクロールしましたが、3D表示から2D表示に戻すときはその逆で、指2本で画面全体を下方向にスクロールします。
すると、上空から見下ろしたような平面表示に戻ります。
このように、2Dマップを3Dマップに切り替えるやり方と逆の方法で3Dマップから2Dマップに戻すことができます。
Googleマップを航空写真や地形で表示させるには
Googleマップでは、デフォルトの画像表示だけでなく航空写真や地形で表示させることもできます。また、航空写真や地形で表示している場合でも、先ほど説明したデフォルト表示の状態と同じように2Dの平面表示から3Dの立体表示に切り替えることができます。方法もデフォルト表示の場合と同じです。
「航空写真」の表示方法
航空写真とは、マップを空から撮影した実際の写真にして表示したものです。まず、Googleマップをデフォルト表示から航空写真に変更する方法をご紹介します。
Googleマップをひらき、交通状況を表示させるときと同じように、右ななめ上の"ひし形のマーク"をタップします。
上の段にある"地図の種類"のうち"航空写真"をタップします。
するとこのようにデフォルト表示から航空写真に切り替わります。
アップしてみると、道路の部分が白い半透明なライン表示されているので見やすくなっています。T字路ではラインが交わって少し白色が濃く、交差点ではもっと濃く表示されています。
また、デフォルト表示から航空写真に切り替えても駅やショッピングモールなどを表すマークは変わらず表示されています。
「地形」の表示方法
次に、Googleマップを「地形」で表示する方法をご紹介します。
Googleマップを開き、デフォルト表示から航空写真に切り替えるときにタップした"ひし形のマーク"をタップします。
地図の種類を選択する欄の"地形"をタップすると、デフォルトの表示から地形の表示に切り替えることができます。
上の画像では一見大きな変化はありませんが、ショッピングモールなどの大型施設だとデフォルト表示と地形表示の違いがよく分かります。
デフォルト表示では建物の形しか分かりませんが、地形表示では建物の中に併設されている店舗の配置まで見ることができます。
さらにアップすると、各店舗の名前やエレベーターや階段の場所など細かい情報まで表示されます。ショッピングモールのホームページを確認しなくても館内マップのような使い方ができ、お店を探しているときに便利です。
次に、山をGoogleマップの地形表示で見てみます。デフォルト表示では色の濃淡も大まかで山であることは分かりづらいです。
しかし地形表示にすると、地形の高低がとても細かく表示されるので、その山がどのような形をしているのかがよく分かります。道は白色のラインで表示されているため見やすくなっています。
このように地形表示にすると、デフォルト表示では省略されて反映されないような部分も細かく分かり、山などの地形がすごく見やすくなります。
Googleマップで3Dの立体地図にして見てみよう!
この記事ではGoogleマップを2Dの平面表示から3Dの立体表示にする方法だけでなく交通状況をGoogleマップ上に表示する方法や、デフォルト表示から航空写真・地形表示に切り替える方法をご紹介しました。
マップが見やすいと旅行も道に迷うことなくより楽しむことができます。ぜひやり方をマスターして、旅行先などで3D表示のGoogleマップを活用してみましょう。