2019年05月10日更新
Googleマップの乗り換え機能を活用!バスや路線の時刻表や経由地追加方法は?
Googleマップを地図アプリとして利用する人はたくさんいますが、実はGoogleマップには、地図機能だけではなく、乗換案内機能もあるのをご存知でしたか?Googleマップの乗換案内を活用し、バスや電車での移動をより便利にしましょう。
目次
Googleマップの乗換案内を活用するには?
今となっては地図検索アプリの代名詞ともなっているGoogleマップは、世界中どんな場所でも地図上で目的地を確認でき、目的地までのルート検索をするのに大変便利な地図アプリです。
世界中の街中の様子を、まるで自分がその場にいるかのような感覚で確認することができる「ストリートビュー」という機能が有名ですが、実はこの他にも大変便利な機能が備わっているのをご存知でしょうか?
バスや電車の路線・時刻表を検索する
実はGoogleマップには、徒歩や車でのルート検索だけでなく、電車やバスなどの公共交通機関を利用した経路を調べることができる「乗換案内」の機能が備わっているのをご存知でしょうか。
検索したい区間の出発地と目的地を設定して検索すれば、乗換案内を確認できるだけでなく、利用する駅やバス停の時刻表、ルート途中駅、そして現在いる位置までも確認できる、大変優れた乗換案内機能を兼ね備えた優秀な地図サービスです。
Google乗換案内でルート検索を使う方法
Googleマップで有名な乗換案内機能として、「出発地(現在地)から目的地までのルートを検索できる」というものがあります。まずはこの「Google乗換案内でルート検索を使う方法」をご紹介していきます。
出発地から目的地までの詳細ルートを検索
早速、出発地から目的地までの詳細ルートを乗換案内で検索してみましょう。まずはGoogleマップを起動しましょう。Googleマップを起動させたら、Googleマップ画面の一番上に表示される検索窓で、出発地と目的地を検索します。
今回は出発地を「横浜駅」とし、目的地を「元町中華街駅」に設定しました。この設定で検索すると、下の図のような乗換案内検索結果になりました。この場合、横浜駅から元町中華街駅までは、青く示されたルートに沿って車でいくと約12分かかるという結果になりました。
Googleマップでは、乗換案内の出発地から目的地までの移動手段は4種類から選択することができます。車での移動、電車での移動、徒歩での移動、そしてUberタクシーといった配車サービスを利用しての乗換案内所要時間をそれぞれ知ることができます。
Googleマップ上で、乗換案内の目的地までの交通手段として「電車」を利用する場合は、電車のアイコンをタップしましょう。電車のアイコンをタップすると、上の図のように所要時間や、利用する路線が表示されます。
この乗換案内検索結果の場合であると、横浜駅から元町中華街駅までたどり着くには、「みなとみらい線」という路線を利用し、所要時間は約12分、かかる料金は210円です。ここまで詳細の乗換案内情報が得られるのは大変便利です。
次に、Googleマップ上で目的地までの交通手段として「徒歩」を利用する場合は、徒歩のアイコンをタップしましょう。徒歩のアイコンをタップすると、上の図のように所要時間や、歩く距離が表示されます。
この検索結果の場合であると、横浜駅から元町中華街駅まで徒歩でたどり着くには、所要時間は約48分、歩く距離は3.9㎞です。
Googleマップ上で、乗換案内の目的地までの交通手段として「配車」を利用する場合は、人が手を挙げているアイコンをタップしましょう。配車のアイコンをタップすると、上の図のように配車にかかる待ち時間や、かかる料金の目安が表示されます。
この乗換案内検索結果の場合であると、横浜駅から元町中華街駅まで配車を使ってでたどり着くには、所要時間は約12分、配車の種類によってかかる料金に幅がありますが、Uberを利用する場合は最低でも2,200円、タクシーを利用する場合は最低でも1,300円かかることが分かります。
配車を利用したい場合は、Googleマップの検索ページから直接配車するためのページに移動できるようにリンクが貼ってあるため、そこをタップして配車の手配をしましょう。
経由地を追加
Googleマップの乗換案内経路検索では、出発地と目的地の他にも「経由地」を設定することができます。Googleマップ乗換案内検索に経由地を追加するには、検索窓の右側に表示される、縦にドットが三つ並んでいるアイコンをタップし、「経由地を追加」をタップしましょう。
今回は経由地として「横浜赤レンガ倉庫」を追加しました、経由地を追加すると、下の図のような表示に変わり、地図では出発地と目的地の間に、追加した経由地のポイントを通るように経路が表示されます。
下の図に示されている乗換案内経路を確認してみると、横浜駅から元町中華街駅の間に「B」というポイントとして、横浜赤レンガ倉庫がルートの中に組み込まれています。
経路オプションで検索ルートをカスタマイズ
他の情報を追加して、詳細にルートを乗換案内検索したい場合は、検索窓の右隣にある縦にドットが三つ並んでいるアイコンをタップし、「経路オプション」をタップします。
経路オプションをタップすると、下の図のように、いくつかのオプションが表示されます。「高速道路を使わない」「有料道路を使わない」「フェリーを利用しない」といったオプションが選択可能です。選択したら「完了」をタップし、詳細検索の情報を保存しましょう。
Google乗換案内でマップに路線図を表示する方法
Googleマップの乗換案内機能には、電車を利用する場合に便利な「路線図を表示させる」という乗換案内機能も備わっています。ここからはGoogle乗換案内で、マップ上に「路線図」を表示する方法をご紹介していきます。
鉄道の路線図を表示
Googleマップの乗換案内トップ画面で、ひし形が重なっているようなアイコン(レイヤーボタン)をタップします。下の図の赤枠で囲まれているアイコンがレイヤーボタンです。
レイヤーボタンをタップし、メニューを開きます。まずは地図の種類を「デフォルト」にした上で、次に「路線図」を選択しましょう。
「路線図」を選択することで、出発地から目的地に行く間に使う路線の路線図を表示させることができます。今回は横浜駅から元町中華街駅までの検索なので、下の図のように、2種類の路線図が表示されています。
地域によっては非対応
Googleマップのこの「路線図表示」の機能は、様々な路線が入り混じる首都圏では大変便利な機能ですが、鉄道網の発達した都市にしか対応しておらず、郊外の小さな駅などは表示されないといった不便な点があります。
小さな駅は表示されない、場所によっては対応していないといった不便な点もありますが、「現在地から一番近い駅はどこだろうか」「他にも寄りたい駅があるが、どの駅で乗換るのが一番楽なのか」というような様々なシーンでこのGoogleマップ乗換案内機能を活用できる大変便利な機能です。
Google乗換案内で最寄りの駅や時刻表を確認する方法
Google乗換案内機能には、最寄りの駅や時刻表を確認する機能もあります。Google乗換案内で最寄りの駅や時刻表を確認する方法をご紹介していきます。
最寄りの駅やバス停を確認
Googleマップの乗換案内機能で最寄りの駅やバス停を確認してみましょう。確認するには、Googleマップ乗換案内検索トップ画面に表示されている「経路」をタップしましょう。下の図の赤枠で囲まれているアイコンが「経路」のアイコンです。
Googleマップの検索アイコンをタップすると、下の図の画面が表示されます。出発地や目的地の検索窓には何も入力する必要はありません。何も入力しない状態だと、Googleマップ上で現在いる位置から一番近い駅やバス停を勝手に検索してくれます。
今回の場合だと、一番近いバス停や駅は、「六地蔵」という名前のバス停のようです。このバス停までは徒歩で約132mと表示されており、距離まで知ることもできます。
また、バスの番号や行き先まで表示されているため、乗り間違いを防ぐこともできます。
運行情報が確認できる
また、この乗換案内機能には「運行情報を確認する」という機能も備わっています。下の図で表示されているように、何番のバスが何分後にバス停に到着予定なのかを確認することができます。
今回はすべてのバスが「定刻通り」の運行状況ですが、事故や何らかのトラブルで運転を中止、遅れ等がある場合は、こちらに情報が記載されます。なかなか確認できないバスの遅延情報は、この乗換案内機能を使って確認できるので大変便利です。
時刻表を表示
最寄りの駅から電車を利用したい場合は、「時刻表」を表示させることも可能です。時刻表を表示するためには、最寄り駅のアイコンをタップしましょう。アイコンをタップすると、下の図のように、時刻表が表示されます。時刻表に加え、現在の時刻から何分後に電車がやってくるのかも一目で理解できるので、こちらの機能も大変便利です。
バスと同様に、電車に遅れが生じている場合にも、こちらの表示に「遅延」といった情報が表示されます。
Googleマップの乗換案内を理解して活用しよう!
この記事では、便利なGoogleマップの隠れ機能である乗換案内機能や、検索ルートの詳細設定、バス停や利用駅の時刻表表示方法をご紹介してきました。
今回紹介した乗換案内機能を駆使すれば、これまでよりもずっと楽に目的地まで到着できます。是非乗換案内機能をフルに活用していきましょう。