Googleマイマップの作り方!自分だけの地図を作る使い方や共有方法は?
Googleマイマップを活用すれば、自分にとって分かりやすいオリジナルの地図を作ることができ、友達に共有することもできます。旅行の計画を立てるとき等にとても便利な、Googleマイマップの作り方と使い方を画像付きでご紹介します。
目次
- 1Googleマイマップとは?Googleマップとの違いも解説!
- ・Googleマイマップでできること
- ・GoogleマップとGoogleマイマップの違いは?
- 2Googleマイマップの作り方
- ・マイプレイスからマイマップを選ぶ
- ・レイヤ別マーカーで用途別地図が作れる
- 3Googleマイマップ の共有方法
- ・共有リンクをオンにする
- 4Googleマイマップ 応用機能は?
- ・距離や範囲の総面積が測定できる
- ・ラインやシェイプを追加して複数の範囲指定ができる
- ・追加マーカーと図形に名前と説明文が入る
- ・Webサイトに埋め込める
- ・自分だけのルートマップが作れる
- 5iPhoneやAndroidからマイマップが見れるか?
- ・共有化したマイマップを表示可能
- 6Google マイマップでオリジナル地図を作成してみよう
Googleマイマップとは?Googleマップとの違いも解説!
Googleマップは、建物の名前や細かい道まで詳細に表示されるため、旅行や仕事で慣れない場所へ行くときには手放せないサービスです。Googleマイマップとは、自分だけの地図を作ることができるGoogleマップの機能のひとつです。
Googleマイマップでできること
Googleマイマップでは、地図へマークを付けたり、色を分けて見やすくしたり、場所の説明を付け加えたりすることができます。作成したマイマップを保存し、再編集することもできるため、自分が行動しやすい地図を作成することができます。また、他の人へ共有し、共有相手が編集することもできるため、2人以上の旅行の計画にも最適です。
GoogleマップとGoogleマイマップの違いは?
Googleマップでは、目的地への経路と所要時間をすぐに把握できることから、主に仕事で慣れない場所を移動するときに、より私たちの助けになってくれます。一方でGoogleマイマップは、地図にマークをつけて、食事や帰宅時間も考慮して順路を事前に考えられることから、旅行の計画段階から活用することができます。
Googleマイマップの作り方
Googleマイマップの作り方をご紹介します。まず、パソコンでGoogleマップにログインします。Googleマイマップは、パソコンでしか作成することができません。スマートフォンやタブレットでは閲覧することはできますが、編集することができないのでご注意ください。
マイプレイスからマイマップを選ぶ
Googleマップからマイプレイスを開いて、マイマップを開くことができますが、マイプレイスは少し分かりにくい場所にありますので、”マイプレイスは下の画像のような場所に表示される”と、覚えておくことをおすすめします。
検索メニューから、左に表示されている三本線のアイコンを押します。表示されたメニューから、「マイプレイス」を押します。マイプレイスのメニュー右側に表示される「マイマップ」を押すと、マイマップが一覧で表示されます。
一番下に表示される「地図を作成」を押すと、新しくGoogleマイマップの画面が開き、作成が開始することができます。左上の「無題の地図」と書かれている場所に、マイマップのタイトルを入力し、説明を入力して「保存」を押します。
レイヤ別マーカーで用途別地図が作れる
次に、マイマップで重要なレイヤとマーカーの作り方をご紹介します。「レイヤ」とは「層」のことで、レイヤ毎に表示と非表示を切り替えることもできます。Googleマイマップでは「飲食店」、「駅」、「公園」等のように、カテゴリ分けをする際に便利です。「マーカー」とは地図上で位置を示す目印のことです。
レイヤを作成するには、「無題のレイヤ」を押し、レイヤ名を入力します。レイヤ名を編集するには、レイヤ名の右に表示されている3つの点のアイコンを押し、「このレイヤの名前を変更」を押し、名前を入力して「保存」を押します。
マーカーの追加は、検索欄に場所を入力して、Enterキーを押します。検索結果が表示されるので、「+地図に追加」を押すと、レイヤに目的地が追加されます。
同様に目的地を複数追加します。「個別スタイル」から「場所のグループ化方法」を「続き番号」に変更すると、マーカーのマークを番号に変更することができます。また、「レイヤを追加」で複数のレイヤを作成することができます。
Googleマイマップ の共有方法
次に、作成したマイマップを共有する方法をご紹介します。Googleマイマップの一覧から、共有したい地図を選択します。
「プレビュー」を押すと、閲覧モードで表示され、マイマップを共有したときに、どのように見えるのか確認することができます。場所を選択すると詳細が表示されます。
プレビューを拡大して確認するには、マイマップの編集画面のメニューを押し、表示させたいところまで拡大した状態で、メニューから「デフォルト ビューを設定」を押します。「保存しています」という文字が消え、デフォルトとして保存されたメッセージが出たら、設定完了です。自分の設定した縮尺で相手に地図を共有することができます。
共有するには、マイマップのメニュー中央に表示されている「共有」を押し、メニューを開きます。「アクセスできるユーザー」の右側に表示されている「変更」を押して、共有する相手を選択します。
共有リンクをオンにする
共有範囲は「オン」と「オフ」の2種類があります。「オン」は、誰でも閲覧できる「ウェブ上で一般公開」と、リンクを知っているユーザーが閲覧できる「リンクを知っている全員」との2種類です。Webサイトやブログにマイマップを埋め込む場合は、「ウェブ上で一般公開」を選択しましょう。
「オフ」は「特定のユーザー」の1種類です。一緒に旅行に行く友達だけに共有したいとき等はこちらを選択しましょう。共有範囲を選択したら「保存」を押します。
「招待」の欄にメールアドレスやGoogle+で使用しているユーザーネームを入力すると、編集者か閲覧者として共有相手を招待することができます。
自分(オーナー)以外の編集者がアクセス権を変更したり、新たにユーザーを追加したりしないようにするためには「オーナーの設定」にチェックを入れます。自分が中心になって地図を作成する場合は、チェックを入れておくことがおすすめです。「変更を保存」を押し、「完了」を押して共有設定は終了です。
Webサイトやブログに地図を埋め込むには、メニューを開いて「自分のサイトに埋め込む」を押します。タグが表示されるので、HTMLに貼り付けたり、WordPressのテキストモードに埋め込んだりすることで、マイマップを埋め込むことができます。
Googleマイマップ 応用機能は?
Googleマイマップには、更に地図を見やすくする応用機能があります。便利なGoogleマイマップの使い方をご紹介します。
距離や範囲の総面積が測定できる
自分が設定した距離や範囲の総面積を測定することができます。使い方は、まず検索ワード入力欄の下に表示されている、定規のマークを押します。マウスポインタが地図を動かす手のひらマークから、+に変わります。
次に、始点にする場所をクリックします。そのまま距離を測りたい方向にマウスを動かすと、距離の測定を開始します。何度も地図をクリックすれば、合計距離を測定することができ、始点を終点として一周すれば、選択した範囲の総面積を測定することができます。
距離や範囲の測定機能で注意が必要な点は、複数の測定結果を表示できないことと、測定結果を保存できないことです。図形や線を地図に入力することで、測定結果をマイマップに残すことができます。次にその作り方をご紹介します。
ラインやシェイプを追加して複数の範囲指定ができる
マイマップの機能のひとつである、ライン(線)やシェイプ(図形)の使い方をご紹介します。作成するときに、レイヤを分けておくと分かりやすいです。
「レイヤを追加」し、名前を変更します。丸と線のアイコンを押して「ラインやシェイプを追加」を押します。範囲の面積を測定するように始点と終点を繋ぐと、図形が完成し、レイヤ内にも追加されます。また、名前と説明を入力することができます。
図形は複数追加することができ、レイヤにもわかりやすく表示されるため、複数の範囲指定をすることができます。また、シェイプを選択して頂点をドラッグすれば、シェイプの形を変えることもできます。
ラインを追加するには「ラインやシェイプを追加」を押し、クリック&ドラッグで線を引いて、終点でクリックします。もう一度クリックすることでラインを引くことができます。ラインにも名前と説明を入力することができます。
追加マーカーと図形に名前と説明文が入る
マーカーを設定したり、図形を追加したりするときに、名前と説明を入力してマイマップに表示させることができます。マーカーや図形を追加した後も編集することができます。
Webサイトに埋め込める
Webサイトにマイマップを埋め込む機能の使い方は、マイマップのプレビューを開き、プレビューのメニューから「地図を埋め込む」を押します。埋め込むためのHTMLが表示されるので、HTMLをコピーし、Webサイトのソースコードに貼り付けます。「width」と「height」は、Webサイトのサイズに合わせて変更しましょう。
自分だけのルートマップが作れる
自分専用のルートマップの作り方をご紹介します。まず、矢印のアイコンを押してルートを追加します。車、自転車、徒歩のいずれかから移動手段を選択して「×」を押します。出発地点、到着地点を入力すると、ルートを設定することができます。
登録したマーカーからルートを追加することもできます。ルート追加のアイコンを押し、出発地点にするマーカーをクリックします。到着地点のマーカーをクリックすると、ルートが表示されます。下の画像は、あらかじめマーカーを追加していた「東京駅」と「新橋駅」を車で移動した場合のルートです。
ルートは自動で表示されますが、自分の好きなようにルートを調整することもできます。マイマップ上でルートをクリックすると表示される丸い点を、クリック&ドラッグするとルートが自動で調整されます。また、ルートメニューを開いて「詳細なルート」を押すと、詳細を確認することができます。
iPhoneやAndroidからマイマップが見れるか?
iPhoneやAndroidからでも、マイマップを閲覧することができるため、外出先でも地図の確認に困ることはありません。ただし、マイマップを新たに作成することができるのはパソコンだけで、スマートフォンから作成はできません。
共有化したマイマップを表示可能
iPhoneやAndroidでの使い方は、まず、Googleマップを開いてメニューを選択し、「マイプレイス」を選択します。次に、作成した地図を選択します。「地図の凡例を表示」を押し、見たい地図にチェックを入れて「戻る」ボタンを押します。「閉じる」を押すと地図を閉じてしまいます。「戻る」と間違えやすいので注意しましょう。
Google マイマップでオリジナル地図を作成してみよう
Googleマイマップで自分だけの地図の作り方と使い方をご紹介しました。マイマップは、共有して他のユーザーも閲覧や編集ができることから、旅行の計画を立てるときもおすすめです。
Googleマップから「マイプレイス」を開いて、「マイマップ」の作成を開始します。マイマップの便利な機能を活かして、色々なオリジナル地図を作成してみましょう。