Google Chromeとは？Chromeの読み方や意味について解説！

Googleが提供しているブラウザ、Google Chrome。Google Chromeの読み方を、間違えて覚えてしまっている人がいるようです。いったいどんな風に間違った読み方があるのか、その実態をTwitteで見てみましょう。

Twitterには、Google Chromeの「Chrome」を「チャーム」と読んでいる方がいます。更に、「履歴」を「ふくれき」と読んでいる方もいるようです。Google Chromeの「Chrome」を「チャーム」と読んでいる人が、Twitterを見ると意外に多いようですが、「Chrome」の読み方は「チャーム」ではありません。

Google Chromeの正しい読み方は「グーグル クローム」です。「Chrome」は「クローム」と読みます。間違えて覚えていた人は、「クローム」と正しい読み方を覚えましょう。

ブラウザは、PCやスマホでWebを閲覧するためのアプリです。多くのブラウザには、不思議な名前が付けられています。マイクロソフトの以前のブラウザは「Internet Explorer」であり、「Explorer」は「探検家」という意味です、よって、「インターネットの探検家」と考えると意味が通ります。

しかし、他の会社のブラウザは、GoogleクロームやApple社の「Safari」や、Mozillaの「Firefox」など、名前からはブラウザだとイメージできないような名づけばかりです。

Google ChromeがどうしてGoogle Chromeと名付けられたのか、その意味についてみていきましょう。

「Chrome」の本来の意味とは、金属のクロムのことです。日本語では「クロムメッキ」や、「クロム合金」という言葉がよく使われています。時計や、自動車・バイクのタイヤのホイールがクロムメッキされて、ピカピカに輝いているのを、一度は見たことがあるかもしれません。

クロムはとても光沢があり、硬く、さびや腐食に強いという特徴があります。クロムメッキが金属の表面に施される理由は、光沢を出すという効果の他に、腐食しにくくして内側の金属を守る、という効果もあるようです。

金属のクロムの他に、ITの世界でも「Chrome」という言葉が、Google Chrome登場以前から使われていました。特に、ユーザーインターフェースで使われることが多いようです。

ITでのChromeとは、PCの画面に表示したコンテンツについて、ユーザーに情報を与えたり、操作の指示を出したりするための、視覚的なデザインのことを意味していました。

Googleが自社のブラウザに、「Chrome」と名付けた理由は、金属のクロムの意味ではなく、ITでのクロームにあったようです。操作性や見た目の使いやすさといった、ユーザーインターフェースに特にこだわって作ったブラウザ、という自負を込めて、「Google Chrome」と命名したのです。

他のブラウザも無料で使える中で、Google Chromeが世界的に圧倒的なシェアを誇っています。その理由は、使いやすさで他を凌駕しているからにほかなりません。Google Chromeと名付けた当初の方向性は、2008年にリリースされてから10年以上経った現在まで、引き継がれています。

Google Chromeの読み方や意味について、ご紹介いたしました。Google Chromeの意味に隠されている、Googleのブラウザにかける思いは、Google Chromeを使っているとよくわかります。

一方で、Google Chromeを正しく読めない人もいるのが現状です。Chromeの意味は分からなくても問題ありませんが、正しく読めないと恥をかくこともあるかもしれません。Google Chromeを正しく「グーグル クローム」と読めるように覚えましょう。