ツイキャスのスクリーン配信のやり方を紹介[PC/iOS/Android]

ツイキャスでの配信方法には、スクリーン配信とカメラを使った配信の2種類があります。この記事では、ツイキャスのスクリーン配信とはどういったものなのか、詳しく解説します。

ツイキャスのスクリーン配信とは、スマホやPCの画面をそのまま動画キャプチャして配信する方法です。ゲーム配信をするときにスクリーン配信で配信すると、スマホをPCに接続しなくても配信できるのでとても便利です。

スマホからツイキャスのスクリーン配信を行う場合には、プッシュ通知に気をつけましょう。ツイキャスのスマホのスクリーン配信は、スマホ上に表示している画面をそのまま配信します。プッシュ通知が表示されると、それもそのまま配信されてしまいます。

LINEやメール、電話の着信などのプッシュ通知が表示されると、その内容から個人を特定されてしまい、SNSで名前等の個人情報をさらされてしまう事態も起こっています。スマホでスクリーン配信する時には、事前にプッシュ通知を表示しないように設定を必ずしておきましょう。

iPhoneやiPadと行ったiOSデバイスからツイキャスでスクリーン配信する方法を解説します。

まずは配信中にプッシュ通知が配信に映り込んで個人情報が漏洩するのを防止するために、プッシュ通知を変更しておきます。通知ぼかし機能を設定した上で、通知をオフにして、プッシュ通知が映り込まないようにしましょう。

また、電話やLINEアプリの電話がかかってきたときに着信画面が表示されないように、着信をオフにしておきましょう。

通知ぼかし機能とは、配信中にプッシュ通知が届いたときに、プッシュ通知が映る画面上部をぼかして、リスナーから見えないようにする設定です。iOS版ツイキャスで利用できます。

設定アプリから通知をオフにするのを忘れても、こちらを設定しておけば確実にプッシュ通知が映らないので安心です。

設定方法は、ツイキャスライブのアプリの歯車マークの「設定」をタップして、「ライブ配信の設定」を開きます。「スクリーン設定」で「通知ぼかし機能」をオンにします。

通知ぼかしでは、ゲームの途中で画面の上にぼかしが入ってしまい、リスナーの中には快適に視聴できないと感じる方もいるでしょう。基本的には、設定アプリから通知をオフにしておくことをおすすめします。iOSの設定アプリを開いて「通知」から、プッシュ通知が表示される可能性が高いアプリを選択して通知を無効化しておきましょう。

iOSでのスクリーン配信は、iOS11から搭載された画面収録という機能を利用して行います。画面収録をコントロールセンターに追加しておきましょう。画面収録をコントロールセンターに追加する方法は、こちらの記事で確認してください。

プッシュ通知を表示しないように設定して、画面収録の設定もできたら、ツイキャスで生配信する準備に入りましょう。

スクリーン配信では、配信者の声だけでなく、iPhoneやiPadの内部から出てくるゲーム音もマイクで拾って配信されます。マイクにゲーム音が入るように設定しておきましょう。

マイクにゲーム音が入るようにするためには、スピーカーからゲーム音が出るようにします。イヤホンやヘッドホンとの接続を解除して、マナーモードも解除します。スピーカーからゲーム音が出てマイクに入ればOKです。

ツイキャスライブのアプリで配信の準備をします。ツイキャスライブのアプリを開いて、歯車マークの「設定」をタップします。「開始メッセージ」、「ハッシュタグ」、「カテゴリ」を設定します。

検索などでリスナーが配信を見つけるために重要なところです。しっかりと考えて設定しましょう。

配信するゲームを起動します。画面をスワイプしてコントロールセンターを出します。「画面収録」のボタンを長押しして、ツイキャスの「ScreenCast」をタップします。マイクもオンにします。マイクをここでオンにしないと、自分の声だけでなくゲーム音も入りません。ScreenCastを開始すると、ツイキャスで配信が開始できます。
 

Androidからツイキャスでスクリーン配信する方法を解説します。

Android版のツイキャスライブには通知ぼかし機能はありません。プッシュ通知が配信中に映らないようにするためには、Androidの「設定」アプリから、個人情報が映る恐れのあるアプリの通知をオフにしておきましょう。また、電話やLINEアプリの電話がかかってきたときに着信画面が表示されないように、着信をオフにしておきましょう。

Android版ツイキャスでも、ゲーム音はスマホのスピーカーで拾います。イヤホンやヘッドホンとの接続は解除して、マナーモードを解除しておきましょう。

ツイキャスライブのアプリを開いて配信の準備をします。画面の下にある「カメラマーク」をタップして「スクリーン配信」をタップします。

すると、Androidの「設定」の、「他のアプリに重ねて表示」もしくは「フローティングウィンドウ」の許可が開きます。ツイキャスライブを許可のアプリに追加します。画面の収録の許可を求められるので許可します。

ツイキャスライブのアプリに戻って、配信の「設定」から開始メッセージやハッシュタグ、ライブのカテゴリを設定します。

配信するゲームアプリを開きます。画面上にツイキャスのボタンが常に表示された状態になっています。配信開始ボタンをタップすると、配信を開始できます。

PCからWebカメラに映した映像ではなく、ディスプレイ上に表示している画面を配信することもできます。WindowsでもMacでもどちらからでもできる、PCからのスクリーン配信の方法を解説します。

PS4やSwitchなどのテレビゲームのゲーム配信をしたいときには、OBSを利用して配信します。

キャプチャーボードを経由してゲーム機とPCをHDMIケーブルで接続します。OBSの「ソース」の「＋」をクリックして、「映像キャプチャデバイス」を選択します。するとゲームの映像がOBSに映し出されます。

ツイキャスにブラウザからログインして、「配信する」＞「ツール・ゲームズ配信」と進みます。サムネイル画像やテロップ、配信カテゴリなどの設定をします。

OBSの「コントロール」の「設定」を開きます。「配信」の「サービス」を「カスタム」にします。ツイキャスの配信の設定画面に記載されている「ストリームキー」をOBSの「ストリームキー」に、「ツイキャスの「RTMP URL」をOBSの「サーバー」に、それぞれコピペします。

ツイキャスとOBSで「配信開始」をクリックすると、配信をはじめられます。

ツイキャスで配信したい内容には、XboxやSteamなどのPCゲームのゲーム配信や、パワーポイントなどを使ったセミナーや講義等もあります。以前はPC内のアプリをツイキャスで配信するのも、OBS等の外部アプリを利用しなければ配信できませんでした。しかし、現在では、PC上の画面をそのままツイキャスで配信できる「画面共有」という機能を利用できます。

PC内のアプリを使った配信は「画面共有」を利用すると便利です。

画面共有の使い方は、PCのブラウザでツイキャスにログインして「配信する」＞「ブラウザ配信」と進みます。テロップや配信カテゴリなどを設定したら、動画の画面の下にある「画面共有」「ラジオ」「カメラ」の切り替えボタンで「画面共有」を選択します。

すると、ディスプレイ上で開いているウインドウを選択できます。こちらから、配信したいアプリのウインドウを選択して、配信を開始すると配信をはじめられます。

この記事では、ツイキャスでスクリーン配信する方法を解説しました。スクリーン配信の方法を使えれば、スマホをPCのOBSに接続する手間を掛ける必要がありません。ぜひ、ゲーム配信する方はスクリーン配信の方法を覚えて、活用できるようにしましょう。