Googleの口コミ・評価の削除依頼方法！Googleマップのレビューを非表示にしたい！

今やレジャースポットや飲食店、様々なショップなどの商業施設の良し悪しを判断する口コミや評価(レビュー)ですが、みなさんはGoogleの口コミ・評価(レビュー)を利用したことはあるでしょうか？

Googleの口コミ・評価（レビュー）とは、Googleアカウントを保有しているユーザーであれば、誰でも無料でGoogleマップ上の店舗所在地にビジネス情報を掲載できるサービスです。本記事冒頭の本章では、そんなGoogleの口コミ・評価(レビュー)について、詳しく解説していきます。

Googleの口コミ・評価)レビュー)は、Googleアカウントを保有しているユーザーであれば、誰でも無料でビジネス情報を掲載できると述べましたが、一般Googleユーザーであれば、Googleマップ上のビジネス情報に書き込みや、レビューを投稿することも可能です。

レビューの書き込みだけでなく、店舗の外観や商品の写真を掲載することが可能で、様々なユーザーが書き込みすることで有益なビジネス情報の提供と、ビジネス情報の公平性が保たれているのです。またGoogle上に情報が乗っていないビジネスやショップ情報を、レビュアー側が登録するということも可能です。

そういった背景もあり、現在様々な形態のビジネス情報が掲載されています。レビューの公平性が高いことから、非常に信頼性の高いレビューツールとして人々の生活に浸透し始めているのです。

一般ユーザーはレビューした回数が、レビュー欄に表示され信頼につながります。こういったレビューをするユーザーは、自身のブログ情報を掲載することで、自分のサイトやウェブサイトのPVを上げているユーザーも存在します。

Googleアカウントのユーザー数は2018年日本国内だけで6600万人ものユーザーが利用しており、全世界では約20億のアクセス数を誇り、名実ともに検索エンジンサイトとしてトップを独走しています。そんなGoogleのレビューや口コミがどれほどの影響力があるかは、利用者数からみても明白です。

食べログなどの飲食店に特化したレビューサイトや、Facebook、InstagramなどのSNSもありますが、Googleのレビュー・口コミ機能はそれらを遥かに凌駕する影響力を持っています。利用者が書くレビュー・口コミはお店のイメージに直結するため、非常に重要な販促ツールであると言えます。

反面ユーザー数が多いことから、その分悪いレビューや口コミが書き込まれて、困っているビジネスユーザーが多くなっているのも事実です。そんな方のために、次の章ではGoogleの口コミ・評価レビューを削除や非表示にできるのかを検証した結果をご紹介していきます。

本章ではGoogleマップの口コミやレビュー評価を削除、非表示にできるかどうかの検証結果をご紹介していきます。

前章でも述べたように、レビュアーが投稿したビジネス情報の口コミや評価は、情報の公平性を保つための仕組みがなされています。そのため、管理しているGoogleマップ上のビジネス情報をオーナーが勝手に削除や非表示にすることはできません。

投稿されたユーザーの口コミやレビューは、投稿者の主観で投稿されています。オーナーが考えているビジネスに対しての主観とそれとは異なるので、Google側が公平に判断することは非常に難しいというのが、もう一つの削除や非表示をできない理由です。

Googleマップの口コミ・評価には【Google のクチコミに関するポリシー】というルールが存在します。ご存知無い方は、下記のリンク先から【Google のクチコミに関するポリシー】確認できます。投稿された口コミを削除、非表示依頼をする前に、口コミに関するポリシーに抵触していないかを確認してください。

【Google のクチコミに関するポリシー】を要約すると、【行ったこともないビジネス所在地の虚無の情報】や【特定のユーザーを迫害するなどの危険な投稿】【性的な描写を含め不適切なコンテンツの投稿】はしてはいけないというルールになっています。

中には不当な口コミ投稿のサービスを提供している悪質業者も存在しており、料金を支払えば特定のビジネス情報の悪い口コミや、悪質な有りもしない情報を投稿する事例もあるのです。

これらに当てはまるコンテンツがレビュー、口コミとしてGoogleマップのビジネス情報に投稿されている場合は、それらを削除、非表示にすることが可能なのです。次の章では、Googleマップ上の口コミやレビューを削除、非表示にする方法をご紹介しますので、悪質な口コミやレビューに困っているビジネスオーナーは、ぜひ参考にしてみてください。

本章ではGoogleの悪質、及び不適切な口コミ・評価の削除をGoogle側に依頼する手順をご紹介します。悪質な情報や、不適切なコンテンツに悩んでいるビジネスオーナーの方は、本章を参考に、Google側へ口コミの削除依頼をしてみてください。

オーナーとして、ご自身のビジネス情報上に不適切な口コミやレビュー投稿を削除して非表示にする方法からご紹介します。オーナーとはGoogleマップ上に情報を掲載しているビジネスを運営している個人、法人、または団体を指します。

ビジネスオーナーとしてGoogleマップ上の口コミやレビューを削除する場合、【Googleマイビジネス】に登録されている必要があります。

【Googleマイビジネス】に登録する場合は、事前にGoogle上でマイビジネス登録をし、登録先の住所にGoogleからレターが送付されます。そのレターに記載されている、暗証番号を入力すると、登録したGmailアドレスがマイビジネスアカウントと同期され、Googleマイビジネスアカウントとして認定されます。

Googleマイビジネスアカウントに認定されるまで、通常2-3週間を要するので、Googleマップ上にビジネス情報を登録する際に、済ましておきたい手続きです。Googleマイビジネスに未登録の方は、下記リンク先にアクセスしてビジネス登録を行ってください。

Googleマイビジネスを登録済みのビジネスオーナーの方は、下記の手順で不適切な口コミの削除依頼をしてください。

不適切な口コミ投稿の削除依頼方法と手順解説は以上となります。

Googleマイビジネスに登録していない場合でも、口コミの削除依頼は可能です。この場合は、第三者の一般ユーザーとして削除依頼する形となります。

第三者の一般ユーザーとして削除依頼する方法は下記の手順を実行してください。

第三者として不適切な口コミ投稿の削除依頼方法と手順解説は以上となります。

Googleマップの口コミ・評価の削除依頼をする際に、重要な注意点があるのでご紹介します。Googleマップの口コミを削除依頼する前に、必ず本章に目を通しておいてください。

不適切な口コミ投稿の削除依頼には、削除してほしい理由を詳細に記載することができません。コンテンツが削除されるかどうかは、完全にGoogle次第ということになります。また口コミが不適切であると判断され、削除されるまでは数日から数週間の時間がかかります。

一度口コミ削除依頼をしても受理されなかった場合は、再度、口コミの削除依頼をしても受理されることがないので、こちらも注意が必要です。

Googleへの口コミ削除画面には、詳細な理由を記載する部分がなく、違反コンテンツの種類を選択して報告する以外に方法はありません。そのため、Google側に口コミを削除してほしい理由を明確に伝えられないという問題もあります。

口コミ削除依頼の背景には、様々な利害関係が発生しているということもあります。ですが、その細かい背景をGoogleに伝えることは不可能です。これはあくまでも、レビュアーとビジネスオーナー、または第三者それぞれの意見は主観であり、Google側では判断できないということです。

何度も同じ内容の口コミの削除依頼を送信すると、Googleアカウントがスパムと判断され、利用できなくなることがありますので十分に注意してください。

過去の統計から、一度口コミの削除依頼を拒否されてしまった場合は、その後も口コミ削除が受理されることはありません。この場合の対処法は次の章で詳しく解説します。

本記事で最後の本章では、Googleマップの口コミ・評価を削除、非表示にしてもらえなかった場合の対処法をご紹介します。前にも述べた通り、一度申請した口コミ削除依頼が拒否された場合は、Google上で打つ手はありません。その上で、ネガティブな口コミが投稿された場合はどのように対処すればよいか解説していきます。

Googleマイビジネスに登録しているユーザーの方は、自身のGoogleビジネスページに投稿された口コミに返信することができるのはご存知でしょうか？ネガティブな口コミが投稿された際に、真っ先にすべきことは、投稿への返信です。

まずは、投稿の内容を把握し事実確認をとってください。レストランであれば、該当スタッフからの状況確認をし、問題の原因をしっかりと把握することが重要です。その上で、ネガティブな口コミ投稿へとしっかりと返信し、再発防止の対処と口コミ投稿をしてもらったことへの感謝を述べるべきです。

ネガティブな口コミは、裏を返せば自分のビジネスの問題点を指摘してもらっているということです。口コミを投稿したユーザーも、このビジネスのへの期待を込めてネガティブな投稿をしているということも往々にしてあります。ネガティブな投稿への対応次第で、常連客になってくれたという例も多数あるのです。

もちろん、ネガティブな投稿を取り下げてもらうように依頼するのは違反行為ですので、絶対にしないように気をつけてください。

ビジネス経営者として、ご自身のビジネスの誹謗中傷は、ビジネスのイメージを著しく損ねます。前にも述べたとおりGoogleの利用者数は6600万人以上にも上り、その悪質な口コミはその全てのユーザーにさらされているため死活問題となります。

Googleの口コミが誹謗中傷にあたっているのにもかかわらず、Googleの口コミ削除依頼が通らない場合は、最寄りの弁護士へ相談してください。Googleの削除チームも弁護士では無いため、法律面に関してはノータッチで、あくまでもポリシーに沿って、口コミをチェックする行動しかできないのです。

一度口コミ削除を拒否された場合は、再度口コミ削除依頼をするのではなく、弁護士の力を借りて、賠償責任や削除依頼をするのが最善の方法です。

本記事ではGoogleマップ上の誹謗中傷などの口コミを削除する方法をご紹介しました。悪質な口コミが投稿されるということは、ビジネスを運営していく上で非常に大きなリスクとなります。

悪質な口コミが投稿された場合は、本記事で紹介した対処法を参考にGoogleの口コミの削除依頼をしてみてください。