Googleスライドの縦書き機能はない!縦書きする裏技や縦向きにする方法を解説!
Googleスライドは、縦書き機能がないことを知っていますか。この記事では、Googleスライドでは縦書き入力ができない代わりに、スライドで縦書きする裏技や文字を縦向きにする方法、テキストボックスを追加する方法をご紹介します。
目次
Googleスライドで何ができる?縦書きに変換はできない?
Googleドキュメント・Googleスプレッドシート・Googleスライドは、Googleが提供しているオンラインアプリです。完全に同じサービスではないですが、Microsoft Officeと同様なことができます。
Googleドキュメントは、Word(ワード)。Googleスプレッドシートは、Excel(エクセル)。Googleスライドは、PowerPoint(パワーポイント)に対応するビジネスツールのことです。
Googleスライドは無料プレゼンテーションソフト
Googleスライドは、プレゼンテーション資料やプロジェクトのプレゼンテーションなどを作成できるツールです。テンプレートも豊富にあり、レイアウトのパターンも複数あります。Googleスライドは、他のGoogleアカウントの所有者と共有もできます。Googleスライドでは利用できる機能をスライド作成に必要な機能のみに絞り込んでいます。
Googleスライドの特徴は、最新版を無料で使用できること、スライドの閲覧・作成・編集がどこでもできること、スライド作成画面でGoogle検索を利用できることです。スライドにアップロードできるサイズは、ファイル形式に変換したプレゼンテーションを最大100MB利用でき、アップロードしてGoogleスライドの形式に変換できるプレゼンテーションファイルは、最大サイズは50MB利用できます。
アップロード・ダウンロード可能 | PDF・Microsoft PowerPoint(.ppt/.pptx)・画像ファイル(.jpeg)・テキストファイル(.txt) |
Googleスライドでプレゼンテーションを作成するメリットは、有料のPowerPointと違って、Googleアカウントを取得するだけで、無料で誰でも使用できることです。また、MicrosoftのPowerPointは縦書きの設定ができますが、Googleスライドは縦書きに変換はできないです。
PowerPointは、プレゼンテーション資料を作成できますが、有料版しかないです。PowerPointの方が機能が充実しており、使用しない機能も多くあります。Googleスライドのデメリットには、フォント数が少ない(日本語フォントはメイリオ、MS Pゴシック、MS P明朝)こと、レイアウトが崩れることが挙げられます。
Googleスライドで縦書きにする裏技
Googleスライドはプレゼンテーションを作成できるツールであり、有料のPowerPointと違って、Googleアカウントを取得すれば誰でも無料で使用できます。PowerPointと違って、縦書き変換ができないことをご説明しました。ここでは、Googleスライドで縦書きにする裏技をご紹介します。
1文字ずつ改行
Googleスライドで縦書きするには、1文字ずつ入力して、「Enter」で改行することで縦書きにできます。
縦書きテキストの画像をアップロード
縦書きテキストの画像は、他のツールでも作成できますが、Googleスプレッドシートを利用することで簡単にできます。
- 「縦書きテキストの画像を作成」する方法をご紹介します。
- Googleスプレッドシートで「+空白」をクリックします。
- 縦書きにしたい「テキストを入力」します。
- メニューバーの「テキストの回転」>「縦書き」をクリックします。
- 「画面キャプチャツール」を利用します。
- 「テキストの範囲」を選択>「保存」をクリックします。
- 「画像をアップロード」する方法をご紹介します。
- Googleスライドで「+空白」をクリックします。
- メニューバーの「挿入」>「画像」をクリックします。
- 「パソコンからアップロード」をクリックします。
- 「画像」選択して>「開く」をクリックします。
Googleスライドを縦向きに変更する方法
Googleスライドを縦書きに変換する裏技の方法をご説明しました。一文字ずつ改行するか、縦書きの画像をアップロードすることで変えることができます。ここでは、Googleスライドを縦向きに変更する方法をご紹介します。
スライドを「縦向き」にページ設定を変更する方法
Googleslideを縦向きにする方法をご紹介します。縦向きは、ページ設定から縦と横の長さを変えることで変更できます。
- 「縦向きに変更する方法」をご紹介します。
- メニューバーの「ファイル」タブをクリックします。
- 一覧から「ページ設定」をクリックします。
- 「カスタム」に変更して「横」「縦」のサイズを入力して「適用」をクリックします。
縦向きにする場合のサイズと使用目的の例 | ||
用紙 | サイズ | 利用例 |
A4 | 21×29.7cm | コピー用紙 |
A5 | 14.8×21cm | 納品書・発注書 |
A6 | 10.5×14.8cm | 卓上カレンダー |
B4 | 25.7×36.4cm | チラシ |
B5 | 18.2×25.7cm | ノート |
B6 | 12.8×18.2cm | 単行本 |
テキストボックスで調整する
「タイトルボックス」「サブタイトル」の位置を変更できます。
「タイトルボックス」は枠線をクリックすると、太い青線が表示されるので、枠をクリックして移動させることでサイズ変更できます。
- 「新しいテキストボックスを挿入する方法」をご紹介します。
- メニューバーの「挿入」>「テキストボックス」をクリックします。
- 任意の場所にクリックして、新しいテキストボックスを設置します。
2ページ以降は、縦向き表示のタイトルボックスとテキストボックスが表示されるようになっています。テキストボックスは、スライドにテキストを追加・挿入したい場合に便利です。
Googleドキュメントの縦書きもできない
Googleスライドでは縦書き変換ができないため、縦書きにするには一文字ずつ改行するか、縦書きの画像をアップロードする方法、縦向きにする方法をご説明しました。ここでは、ワードと同様なサービスであるGoogleドキュメントも同様に縦書き変換ができない理由をご紹介します。
Googleドキュメントとは
GoogleドキュメントとWordの違いは、クラウド上に文書を保存して、スムーズに複数と共有できることです。Googleドキュメントを利用するには、Googleアカウントが必要です。Googleドキュメントが縦書き変換できない理由は、英語圏で開発されたため英語で書くことを目的としているためです。
Googleドキュメントと同様なサービスで縦書きができるのはMicrosoftのWord、一太郎2019などです。Wordの縦書き設定にする方法は、ページレイアウトから文字列の方向を選択して、縦書きにします。一太郎2019の縦書き設定にする方法は、「ファイル」>「文書スタイル」>「スタイル」をクリックします。
Googleスライドを縦書きに見せることで解決できる!
Googleスライドはプレゼンテーション作成ツールであり、縦書き変換する裏技(改行・縦書きテキストの画像をアップロード)や設定を縦向きにする方法をご紹介しました。
Googleスライド・Googleドキュメントは、有料のPowerPoint・Wordと違って、Googleアカウント取得で無料で使用できます。しかし、Googleスライドとドキュメントは縦書き変換できないです。縦書きの裏技は、一文字ずつ改行する方法、画像をアップロードすることでできます。縦向きにする方法は、ページ設定のカスタムで縦横サイズを設定したり、新しくテキストボックスを追加することが可能です。