2019年03月28日更新
Googleのスピードテストで回線の通信速度を測定!できない対処法も解説!
Googleスピードテストでネット回線の速度を測定する方法を紹介します。Googleスピードテストは無料で利用できる、ネット回線速度を測定できるGoogleのサービスです。Googleスピードテストが利用できない場合は、本記事を参照にしてみてください。
目次
Googleスピードテストとは?
インターネットの回線速度を簡単に測定できるのが、Googleの「スピードテスト」です。SafariやChrome、Firefoxなどのすべてのブラウザで利用可能で、Mac・Windows関係なく、インターネットに繋がる環境であれば、いつでも無料で利用できます。
高速インターネット回線に切り替えても、実際に体感できないインターネットスピードですが、Googleの「スピードテスト」を利用すれば、実際の「ダウンロードスピード」や「アップロードスピード」を「Mbps形式」で表示してくれます。
Googleスピードテストの検索方法と使い方
インターネットの回線速度測定サービスを提供しているWebサービスもありますが、GoogleスピードテストはGoogleにアクセスして「スピードテスト」と検索キーワード入力バーに打ち込み「速度テストを実行」をクリックするだけで、簡単に現在のインターネット速度を測定し表示してくれます。
「速度テストを実行」をクリックすると、下記の画面が表示されインターネットの速度測定が開始されます。
Googleスピードテストの回線の通信速度とは?
Googleスピードテストでは、通常30秒ほどの速度測定が行われ、下記の項目の結果が表示されます。
ダウンロード速度 | ネット上からのデータを受信する速度結果です。動画や音楽を ダウンロードする速度もダウンロード速度に含まれます。 |
アップロード速度 | ネット上にデータを送信する速度結果です。SNSや動画共有サイト にコンテンツを投稿する際に重要な速度です。 |
待ち時間 (レイテンシ) |
待ち時間はミリ秒(ms)単位で表示されます。オンラインゲーム等 リアルタイムコンテンツの際に重要な速度です。 |
回線速度の結果(値)はどれくらいあればいい?
閲覧するWebサイトや動画共有サイトによって、回線速度の結果(値)が必要か異なります。例としてYouTubeで推奨される画質と必要な回線速度をまとめてみました。下記の表を参考にしてください。
必要なダウンロード速度結果 | 動画の画質 |
---|---|
25Mbps以上 | 4K(Ultra HD・超高画質) |
5Mbps以上 | HD画質(高画質) |
3Mbps以上 | 標準画質 |
3Mbps未満 | 低画質 |
Googleスピードテストはスマートフォンにも対応
Googleのスピードテストはスマートフォンでも利用できます。スマートフォンにインストールされている「ブラウザアプリ」を起動して、Googleにアクセスし検索キーワード入力バーに「スピードテスト」と入力してください。
Wi-Fiもキャリアも回線ごとにテストできる
スマートフォンでは、Wi-Fiのインターネット速度測定だけでなく「キャリア回線」のインターネット速度測定も可能です。Wi-Fi接続時にスピードテストを実行すると、Wi-Fiのインターネット速度が表示され、Wi-FiをOFFにしている状態でスピードテストを実行すると「キャリア回線の」インターネット速度が表示されます。
スマートフォンでの操作方法
上記の様にスマートフォンでも同じ要領でGoogleの検索キーワード入力バーに「スピードテスト」と入力すればスピードテスト画面が表示されます。「速度テストを実行」をクリックするとスピードテストが開始します。
Googleスピードテストができない時の対処法
スマートフォンやパソコンからGoogleスピードテストが実行できない場合の対処法を紹介します。過去にも、Googleの検索キーワード入力バーに「スピードテスト」と入力しても、「Googleスピードテスト」が表示されないといった例があります。
Googleスピードテストが表示されない・利用できない場合は、本章で紹介する対処法を実行してみてください。
検索しても表示されない時の対処法
まずはスマートフォン・パソコンのブラウザから「Googleスピードテスト」と検索キーワード入力バーに打ち込んで検索しても、Googleスピードテストが表示されない時の対処法を紹介します。「Googleスピードテスト」と入力して検索しても表示されない場合、考えられる原因は下記の通りです。
- Google以外の検索エンジンを利用している
- ブラウザのバージョンが古い・または最新バージョンではない
- デバイス・システムに何らかの問題が発生している
検索エンジンの確認
利用している検索エンジンを確認してください。Yahoo! Japanや楽天など、その他の検索エンジンから「Googleスピードテスト」と検索しても、Googleスピードテストは表示されないので注意してください。
Google以外の検索エンジンを主に利用している方は、一度「Google」を検索エンジンで検索して、Googleにアクセスするか、上記のリンクからGoogleにアクセスしてください。Googleの検索エンジンから「スピードテスト」と検索すると「Googleスピードテスト」が表示されます。
ブラウザが最新版かを確認
利用しているブラウザのバージョンが古い、または最新の状態ではない場合Googleスピードテストが正常に表示されないことがあります。スマートフォンの場合、OSのバージョンが古いと、Googleスピードテストが正常に表示されないことがあります。
一度ブラウザやOSのバージョンを最新の状態にアップデートしてから、再度Googleスピードテストを検索してみてください。
別の端末でGoogleスピードテストを試してみる
これまで紹介してきた原因や対処法を実行しても、Googleスピードテストが検索結果に表示されない場合は、他のデバイスからGoogleスピードテストを検索してみてください。なお、Googleスピードテストに対応しているデバイス一覧は下記のリストを参照してください。
PC | Windows・Macintosh・Linux |
タブレット | Android端末・iOS端末(Apple端末) |
スマートフォン | Android端末・iOS端末(Apple端末) |
他のデバイスからGoogleスピードテストにアクセスしても、Googleスピードテストが表示されない場合は、システムに何らかの問題が発生している可能性があります。時間を空けてから、再度Googleスピードテストを検索してみてください。
測定できない時の対処法
続いてGoogleスピードテストが検索結果に表示されるが、測定ができない場合の対処法を紹介します。Googleのスピードテストが足的できない場合の主な元原因は下記の通りです。
- デバイスにインストールされているセキュリティ対策ソフトが、Googleスピードテストを拒否している
- ファイアウォールの設定に問題がある
セキュリティソフトの停止
パソコンやスマートフォンにウイルス対策用のセキュリティソフトや拡張機能をインストールしている方は、一度それらの機能をオフにしてからGoogleスピードテストを実行してください。
ファイアウォール設定の変更
お使いのルーターのセキュリティ対策が原因で、Googleスピードテストが実行できないことがあります。ポートを解放し、ルーターからファイアウォールの設定を実行してみてください。お使いのルーターのメーカー公式サイトにアクセスしてポートの解放の方法を確認してください。
Buffalo社製のルーターを利用している方は、下記のリンクからルーターの設定方法を確認できるので参照してください。
Googleスピードテストでネット環境を調べてみよう!
本記事ではインターネット回線のスピード測定に便利な、Googleスピードテストについて紹介しました。これまであった、インターネット回線のスピード測定できる既存のサービスも便利でした。Googleスピードテストを利用するメリットは、既存のサービスよりもアクセスが簡単で、無料で利用できるという点です。
スピード測定にかかる時間も非常に短く、手軽にネット回線のスピード測定をしたい方におすすめです。これまで、Googleスピードテスト知らなかった人は、本記事を参考にGoogleスピードテストを利用して、ネット環境や回線スピードを測定してみてください。