2019年09月13日更新
Googleドキュメントでの文字数カウント方法!部分的に数える方法も解説!
Googleドキュメントで文書を作成するときに文字数がわかると便利です。Googleドキュメントには標準機能とアドオンで文字数をカウントすることができます。この記事では具体的にGoogleドキュメントで文字数を数える方法をお伝えします。
目次
Googleドキュメントは文字数カウントができる!
GoogleドキュメントはWebのブラウザ上で文書の作成や編集ができるGoogleドライブの中の便利な機能の一つです。同じGoogleアカウントでログインすれば複数の端末でも簡単に動機できて、Googleアカウントのユーザー同士であれば簡単に共有もできることから、仕事のチームでの共同作業に活用している人もたくさんいます。
また、高価なオフィスソフトを購入しなくても、マイクロソフトのワードとほぼ同じ機能を完全無料で利用出来という理由でGoogleドキュメントを活用している人もいます。
しかし、ワードにあってGoogleドキュメントにはないといわれていたのが、文字数カウントの機能です。ワードでは入力している文字数が画面の下に常に表示されるのに対して、Googleドキュメントには文字数の表示機能がありません。
しかし、実はGoogleドキュメントでも文字数をカウントできる方法があります。この記事ではGoogleドキュメントで文字数カウントする方法について詳しく解説します。
文字数カウントができるメリットとは?
文書を作成するときに、文字数カウントができないとデメリットの方が大きくなります。多くの場合、学校の作文や大学や会社で提出するレポートは、文字数や枚数が決められています。最低文字数が決められている場合もあれば、上限の文字数が決められている場合もあります。
最低文字数と上限文字数の両方が決められている場合もあります。文字数カウントができないと、どのくらいの分量を書いているのかわかりません。書き足りない場合には書き足す必要がありますし、書きすぎてしまった場合には文章を削らなくてはいけません。
実はどちらも労力が大きく、書き手としてはやりたくない作業です。文字数カウントができれば、文章を書きながらどのくらいの文字数を書いているのかを常に把握できます。文字数を決められている文章を書く場合には、文字数カウントができるのは大きなメリットになります。
文字数カウントをする方法は標準機能とアドオンがある!
Googleドキュメントで文字数をカウントする方法には、Googleドキュメントの標準機能と、アドオンで文字数カウントする方法があります。この記事では両方の方法について詳しく解説します。
Googleドキュメントの標準機能で文字数カウントする方法
まずはGoogleドキュメントの標準機能で文字数カウントする方法についてみていきましょう。
ツールから文字数カウントを開く
まずはGoogleドキュメントを開いて上のツールバーから「ツール」をクリックします。
表示されたメニューの中に「文字数カウント」があるのでそちらをクリックします。もしくはショートカットキーで「Ctrl+Shift+C」を同時に押します。
するとこのように「文字数カウント」が開きます。こちらから文字数を確認することもできますが、「入力中に文字数を表示」にチェックを入れて「OK」をクリックします。
するとGoogleドキュメントの画面の左下にこのように文字数が表示されます。
デフォルトで表示される文字数カウントは英文に対応したワード数です。ワード数では正確に日本語の文字数をカウントできません。日本語の文字数をカウントできるようにしましょう。「31ワード」の横の「▼」をクリックすると、ワード数だけではなくて文字数も確認できます。
デフォルトで常に表示されているのはワード数ですが、ワード数は英文での文字数のカウント方法になります。日本語では文字数になるので、「文字数」もしくは「文字数(スペースを除く)」をクリックします。すると選択したものが常に表示されるようになります。
カウントできる文字数の種類
Googleドキュメントの標準機能でカウントできる文字数には種類があります。どのようなものが標準機能でカウントできるのか見ておきましょう。
ページ
まずはページ数がカウントできます。Googleドキュメントでは文字の大きさを変えたりテキストの種類を選ぶことができます。また画像を挿入することもできます。同じ文字数のテキストでも、編集の仕方によってはページ数が変わってくるので、ページ数のカウントができるのは便利です。
ワード数
Googleドキュメントの文字数カウントではワード数もカウントできます。これは英文に対応したカウント方法です。日本語では使いません。現在この画像に書かれている文章は、ニュースサイトからコピペした文章で2000文字以上あるのですが、31ワードしかカウントされていません。
これは英文でのカウント方法のスペースやカンマ、コンマなどで区切った単語数が文章の量になるためです。しかし日本語では基本的にスペースを開けないので、1行空白を入れているところでワード数のカウントが行われているようで、ワード数ではなく段落数がこの文章の場合にはワードとしてカウントされてしまっています。
英文であればワード数で数えていいのですが、日本語には対応していないので、日本語の場合には文字数でカウントするようにしましょう。
文字数
Googleドキュメントの標準機能では文字数をカウントすることができます。この文字数は、厳密に記載されている文字を一文字ずつ数えたものなので、日本語の文章をカウントするときに使うものです。しかし、こちらの文字数はスペースを含むもので、スペースや空白行を多用している場合には、そちらもカウントされてしまいます。
純粋な文字数にはならないことがあるので、純粋な文字数をカウントしたい場合には次の「文字数(スペースを除く)」を選びましょう。
文字数(スペース除く)
日本語の文章の文字数をカウントするときに使われるものは基本的にこちらになります。スペースを除いた文字数が日本語では純粋にカウントされる文字数になります。特に学校で読書感想文を書くときなどには、厳密に文字数を数える必要があるので、こちらの文字数をカウントするようにしましょう。
一部分のみもカウントできる
Googleドキュメントの標準機能では、ドラッグして指定した一部分だけのカウントもできます。文字数カウントを表示した状態で、文章の一部分をドラッグすると、ドラッグした部分の文字数だけが表示されます。
「▼」をクリックすると全文字数に対してその部分の文字数がどのくらいなのかを見ることもできます。いつ部分だけをカウントしたいときにはこの機能は便利な機能です。
Googleドキュメントをアドオンで文字数カウントする方法
Googleドキュメントをアドオンで文字数カウントする方法についても見ていきましょう。
Better Word Countをアドオンに追加する
Googleドキュメントで文字数カウントをするアドオンは「Better Word Count」です。こちらのリンクからこのアドオンを追加するページに入り「無料」をクリックしましょう。
するとアドオンを利用するための商品を求められるので「続行」をクリックします。
Googleアカウントで利用することの許可をさらに求められるので許可します。するとGoogleドキュメントにこのアドオンが追加されました。
Better Word Countの使い方
Better Word Countを利用するためには、Googleドキュメントのツールバーの「アドオン」をクリックして「Better Word Count」にマウスカーソルを合わせ、「Open Sidebar」をクリックします。
すると右サイドバーにこのように文字数カウントが表示されます。
文章の一部分をドラッグすると、ドラッグした部分の文字数だけがカウントされます。
Googleドキュメントの文字数カウントで文書作成をより効率化しよう!
この記事ではGoogleドキュメントで文字数カウントをする方法について具体的に見てきました。以前はGoogleドキュメントでは文字数カウントができなかったので、泣く泣く高額なマイクロソフトのオフィスを購入していた、という人もいることでしょう。
しかし、Googleドキュメントで文字数カウントができるようになったということで、ワードを使わなくてもよくなったという人もいることでしょう。ワードとほぼ同じ機能が使えて、完全無料で容量無制限で利用できるのがGoogleドキュメントです。ぜひ文字数カウントの機能も活用してもっともっと活用していきましょう。