【iOS16】iPhoneのアップデートにかかる時間は？遅い/終わらない時の対処法も

2022年秋に最新版のiPhoneのOSであるiOS16がリリースされました。iOS15からのメジャーアップデートとなる今回のiOS16では、ロック画面のカスタマイズができるようになるなどの新機能が登場しています。

すでに多くの方がiOS16へのメジャーアップデートを実行しているようですが、中にはiOS16へのアップデートには時間がかかるからまだやっていない、という方もいるようです。

iOS16へのアップデートにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。iOS16へのメジャーアップデートにかかる時間は、アップデートする環境によって異なります。

iOS16へのメジャーアップデートは短い場合で15分から20分程度、長くても40分から1時間以内で終わるでしょう。1時間以上かかっても終わらないようなら、アップデートが終わらない場合の対処法を行う必要が出てきます。

iPhoneをiOS15からiOS16へアップデートするときには、事前にいくつか設定しておくべき点があります。iOS16へのメジャーアップデート前に設定するべきことについてみておきましょう。

iOS16にアップデートするための更新ファイルの容量は3GB以上です。かなりの容量があるので、モバイルデータ通信ではパケットをあっという間に消費してしまうでしょう。必ず高速通信可能なWi-Fi環境の元でアップデートを実行するようにしましょう。

iOS16へのアップデート中に何らかの不具合が生じてしまうと、iPhoneに保存してあるデータが失われてしまう可能性があります。iOS16へのアップデートを実行する前には、必ずiPhoneのバックアップをiCloudかPCのiTunesへ作成しておくようにしましょう。

iPhoneのバックアップを保存する方法はこちらの記事を参考にしてください。

iPhoneのメジャーアップデートには時間がかかります。もしもアップデートの途中でバッテリー切れを起こしてしまうと、アップデートに失敗するだけでなく、iPhoneの電源が入らなくなってしまうというトラブルも過去に起きています。

iPhoneをiOS16へメジャーアップデートするときには、必ず電源に接続できる状態にしてからアップデートするようにしましょう。

iPhoneのiOS16へのアップデートを実行したけれども、アップデートの進み方が遅い、1時間以上たっても終わらない、ということがあります。iOS16へのアップデートが遅い、終わらない場合に考えられる原因には次のようなものがあります。
 

• iPhoneの空き容量不足
• iPhoneのバッテリー不足
• Apple社のサーバーの混雑
• 通信環境が悪い
• iOSに問題がある

iPhoneのiOS16へのアップデートが遅い、終わらないという場合にどのように対処したらいいのでしょうか。対処法について詳しくみていきましょう。

iOS16へのアップデートに時間がかかって遅い、終わらないという場合には通信環境が適切か見直してみましょう。iOS16へのアップデートファイルは3GB以上の容量があるので、ダウンロードにはそこそこの時間がかかります。

携帯電話会社のモバイルデータ通信でダウンロードしている場合には高速のWi-Fiに切り替えたほうがいいでしょう。

また、フリーWi-Fiなど多くの端末が利用するWi-Fiでは、速度が遅くなることがあります。iPhoneをiOS16へメジャーアップデートするのなら、高速ダウンロードできるWi-Fiを利用しましょう。

iOS16へのアップデートに時間がかかって遅い、終わらないという場合には、ストレージの空き容量に余裕があるか確認してみましょう。

iOS16へのアップデートファイルは3GB程度の容量です。余裕を持ってiPhoneには5GB程度の空き容量があった方がいいでしょう。

空き容量が足りないときには、iPhoneは後から再インストールできるアプリを削除して自動で空き容量を作ります。しかし、あらかじめ空き容量を作っておいたほうがスムーズに時間をかけずに進められるでしょう。

iPhoneのストレージに空き容量を作る方法はこちらの記事を参考にしてください。

iOS16へのアップデートがバッテリー切れで中断してしまった場合にはバッテリーに接続した状態でアップデートを再開しましょう。電源が入らないなどの問題が生じなければ、バッテリーに接続後に電源を入れればアップデートが再開するか、設定アプリのソフトウェアアップデートから再度アップデートできます。

iOS16のアップデートに時間がかかって遅い、終わらないという場合にはPCのiTunes経由でアップデートを実行してみましょう。iPhoneのストレージ不足により、アップデートファイルのダウンロードに失敗している可能性があります。

PCのiTunesにアップデートファイルをダウンロードしてからLightningケーブルでPCとiPhoneを接続すれば、PC経由でアップデートすることができます。

最新のアップデートがリリースされた直後は、多くのiPhoneユーザーがApple社のサーバーにアクセスしてダウンロードしようとします。そのために、サーバーが混雑してアップデートファイルのダウンロードに時間がかかってしまいます。

しばらく時間を置いてから再度アップデートを試してみると時間をかけずにスムーズに進むでしょう。

iOSに何らかの不具合が生じてしまい、iOS16へのアップデートがうまくいかないことがあります。小規模なバグ程度の不具合であれば、iPhoneを再起動すれば解消します。iPhoneを再起動した後で再度iOS16へのアップデートをしてみましょう。

iPhoneを再起動した程度では解消できない大規模なiOSの不具合が、iOS16へのアップデートに時間がかかる原因になっている場合には、iPhoneの初期化が必要になることがあります。

何度もiPhoneを再起動してiOS16へのアップデートに挑戦しても上手くいかない場合には、iPhoneの初期化を検討しましょう。iPhoneを初期化するとデータはすべて消去されますが、バックアップを作成しておけば問題ありません。

iPhoneを初期化する方法はこちらの記事を参考にしてください。

上記の対応をすべて行っても、iOS16へのアップデートに時間がかかりすぎて遅いと、終わらないという場合にはApple社のカスタマーサポートへ問い合わせてみましょう。Apple社ではiPhoneの遠隔診断なども行ってくれます。的確な解決方法を見つけてくれることでしょう。

Apple社のサポートページはこちらです。

iPhoneの最新版であるiOS16には、今までのiPhoneにはない機能が搭載されています。しかし、アップデートに時間がかかってしまっては最新の機能も使えません。

iOS16へのメジャーアップデートには時間がある程度かかります。1時間程度の時間の余裕を十分に持ってアップデートを実行してみましょう。