iPhoneでのNFC設定方法と使い方!NFCタグの読み取り方法・対応機種やおすすめを紹介
iPhoneでのNFC設定方法について解説します。また、iPhoneのNFC機能やNFCタグの便利な使い方や対応機種・機種別の機能の違いなどもレビューします。iPhoneの機種ごとにNFC機能に違いがあることを認識しておけば、使い方・対応を間違えることはありません。

目次
- 1iPhoneのNFCとは?種類は3つ!
- ・FeliCa
- ・Type-A
- ・Type-B
- 2iPhoneでのNFCの設定方法
- ・対応機種と機能の違い
- ・設定手順
- 3iPhoneでのNFCの使い方
- ・NFCのチップが埋め込まれている位置
- ・iPhoneで支払いをする
- 4iPhoneでNFCを便利に利用する方法
- ・Apple Payでのクレジット利用
- ・Suica
- 5iPhoneでNFCタグを使う方法について
- ・NFCタグとは
- ・NFCタグを使ってできること
- ・iPhoneのNFCタグ対応機種とは?
- ・iPhoneでのNFCタグの使い方
- ・iPhoneにおすすめのNFCタグ
- 6iPhoneでのNFCに関するよくある疑問
- ・NFCが使えない場合の原因は何?
- ・iPhoneではどのようなときにNFCを使うことが多いの?
- ・iPhoneを機種変更するときにNFCに関して気をつけること
- 7iPhoneでNFCを設定して利用しよう
iPhoneのNFCとは?種類は3つ!
「NFC」という名前を聞いたことがなくても、恐らく誰もが一度は「NFC」使ったことがあるはずです。店頭で電子カードをかざして決済したり、乗り物の改札でSuicaなどをかざして改札口を通ったりしたことがあれば、それが「NFC」です。
上記のように、カードなどに埋め込まれたICチップを読み取り端末に近づけることで通信できる技術のことを「NFC」と言い、「NFC」とは、近距離無線通信の規格の1つで「Near Field Communication」の略語です。「NFC」は、元々、日本のソニーとオランダのフィリップスが共同開発した技術です。
実は「NFC」自体に規格がいくつかあり、それらの規格の使い分け・対応で混乱することがあります。
例えば、日本で普及している「おサイフケータイ」は「NFC」の規格の1つですが、iPhoneでは利用できません。では、iPhoneに「NFC」の機能が装備されていないのかと言えば、別の「NFC」規格が装備されています。
そうした諸々の状況を含め、今回はiPhoneでのNFC設定方法・使い方についてレビューします。まずは、NFC規格の種類から解説します。主に利用されている規格は3種類あるので、違いをよく理解しましょう。
FeliCa
日本で最も多く利用されているNFC規格は「FeliCa」です。「FeliCa」は「NFC」と区別して語られることが多いようですが、厳密に言えば「FeliCa」は「Type-F」というNFC規格の1つです。Sonyが開発した規格で、通常のNFC規格との違いは2倍の速度で読み取りを行えるという点です。
国内製造のAndroidスマホだけが利用できる「おサイフケータイ」はこの「FeliCa」で管理されています。Suicaや電子決済カードのEdyも「FeliCa」が利用されています。「FeliCa」の普及は日本国内がメインであったため、基本的に海外のAndroidスマホには搭載されていません。iPnoneは「iPnone7」以降から搭載されています。
Type-A
国際的に広く利用されているNFC規格の1つが、「Type-A」です。日本では、タバコを自動販売機で購入する際に利用する電子カード「Taspo」で採用されています。
Type-B
もう1つ、国際的に広く利用されているNFC規格が「Type-B」です。日本では、一般的なICカード(運転免許証・パスポート)のチップに利用されています。また、個人番号カード・住民基本台帳カードにも「Type-B」が利用されています。

iPhoneでのNFCの設定方法
次に、iPhoneでのNFCの設定方法について解説します。
対応機種と機能の違い
iPhoneでNFCを設定する場合、iPhoneの機種によって設定できる内容に違いがあります。
iPhone6以降
iPhoneにNFCが導入されたのはiPhone6以降になります。そのためiPhone6より前の機種に関してはNFC機能が装備されていないので設定ができません。また、iPhone6以降の機種で、iPhone5のサイズの復刻版ともいえる「iPhoneSE」という機種がありますが、この「iPhoneSE」もNFC機能が装備されていないので注意しましょう。
iPhone6には、NFC機能として、Type-AとType-Bのカードエミュレーションが搭載されています。海外ではこのNFC機能でiPhoneの電子決済機能「Apple Pay」を利用できますが、国内では規格が合わないため、iPhone6で「Apple Pay」は利用できません。
iPhoneSE(第1世代)について
「iPhoneSE(第1世代)」は今までとても人気がある機種で、現在まで多くのユーザーがいます。
「iPhoneSE(第1世代)」の人気の秘密は、iPhone5と同じサイズ感です。iPhoneに限らず、スマホは機能の進化とともに本体の大きさも大きくなりましたが、逆に「iPhoneSE」のようなコンパクトサイズを好むユーザーが一定の割合で存在します。
「iPhoneSE」は、画面は小さいですが片手で簡単に操作できるので、確かに魅力的な機種ではあります。しかし、NFC機能に関しては完全に非搭載なので、お手軽操作で便利に使えるとはいえ、機能的に限界があります。
iPhone7以降
iPhone7以降になると、NFC機能として「FeliCa」が追加で搭載されました。そのため、iPhone7以降ではSuicaを利用できるようになりました。ただし、おサイフケータイやEdyをiPhoneで利用する場合は、iPhoneのみでは利用できず、外部デバイス(パソリなどのICカードリーダー)を併用する必要があります。
iPhone7以降、iPhoneに「FeliCa」が導入され、国内でもiPhoneを使って電子決済できるようになりましたが、あくまで国内の規格である「おサイフケータイ」ではなく、Apple Payに「FeliCa」の規格が追加されたという解釈になります。Suicaの利用も、Apple Payの「FeliCa」規格にSuica機能を載せた(エミュレーションした)かたちになります。
設定手順
次に、iPhoneに搭載されているNFC機能を有効に設定する方法・手順を解説します。
Touch IDを有効化
iPhone6・iPhone7・iPhone8シリーズの機種で、iPhoneのNFC機能を有効にするにはTouch IDを有効化する必要があります。iPhoneのホーム画面から「設定」→「Touch IDとパスコード」に進み、手順に従って指紋認証を行えば、iPhoneのTouch IDを有効化できます。
Face IDを有効化
iPhoneX以降の機種でNFC機能を有効にするには、iPhoneのFace IDを有効化する必要があります。iPhoneのホーム画面から「設定」→「Face IDとパスコード」に進み、手順に従って顔認証を行えば、iPhoneのFace IDを有効化できます。
iPhoneでのNFCの使い方
次に、iPhoneのNFC機能の使い方について解説します。
NFCのチップが埋め込まれている位置
まず、iPhoneのNFCのチップが埋め込まれている位置を把握しておきましょう。iPhoneの場合、NFCのチップは背面に埋め込まれています。そのためApple PayやSuicaを利用するときは、NFCのチップが埋め込まれている背面を、NFC用の読み取り機にかざすようにしましょう。
iPhoneで支払いをする
iPhone7以降の機種であれば、国内で、NFC機能による「ApplePay」を利用できます。「Wallet」アプリにクレジットカードを登録して、店舗などに設置してあるNFC用の読み取り機にiPhoneをかざせば、ApplePayでNFC機能による電子決済を行えます。

iPhoneでNFCを便利に利用する方法
次に、iPhoneでNFCを便利に利用する方法を解説します。iPhone7以降の機種に、日本国内で普及しているNFC規格「FeliCa」が導入されたため、日本のiPhoneユーザーはiPhoneの便利なNFC機能を国内で活用できるようになりました。
Apple Payでのクレジット利用
日本国内でiPhoneのNFC機能が解禁になったことで、まず便利に活用できるようになった機能が「ApplePay」です。
iPhoneのApplePayの便利な点としては、「おサイフケータイ」ではクレジットカードを1つしか登録できませんが、ApplePayは「Wallet」アプリで複数のクレジットカードを登録して、自分の都合に合わせて使い分けることができます。
また、「おサイフケータイ」はネットショッピングには未対応ですが、ApplePayはネットショッピングにも対応しています。
上記の点からも、ApplePayは一度クレジットカードを登録しておけば、その後の支払いは全てiPhoneだけで済ませられるという利便性があります。サイフやクレジットカードを持ち歩かなくてもiPhoneだけで買い物を済ませられます。
Suica
Suicaの機能をiPhoneで賄えるというのも便利なNFC機能です。既にSuicaカードを持っている場合は、iPhone上のモバイルSuicaに引き継げますし、新規でiPhoneを使ってSuicaを発行することもできます。いずれにしろ、iPhoneのNFC機能のおかげで、Suicaカードを持ち歩かなくてもiPhoneだけで乗り物の改札を通ることができます。

iPhoneでNFCタグを使う方法について
iOS13以降を搭載しているiPhone7以降の機種であれば、iPhoneでNFCタグを読み込むこともできるようになりました。NFCタグとはどのようなもので、どのような使い方をするのでしょうか。ここからは、iPhoneでのNFCタグの使い方について解説します。
NFCタグとは
NFCタグとは、NFCの機能を持ったシールやキーホールダーなどのことです。iPhoneや専用アプリからNFCタグに情報を書き込むことができます。一定の情報を書き込んだNFCタグをiPhoneで読み取ると、その情報をiPhoneが読み取って、書き込まれている動作を自動で行ってくれます。
NFCタグは安価で購入できて、iPhoneから自由に設定可能なので、ユーザーの使い方次第で生活のさまざまな面をより便利にできます。
NFCタグを使ってできること
具体的にNFCタグを使うとどのようなことができるのでしょうか。NFCタグを使ってできることは次の2つです。
特定のURLを表示する
NFCタグにiPhoneをかざすと、特定のURLが表示されるように設定できます。特定のURLを表示するように設定すれば、例えば次のようなことができるようになります。
頻繁に買い替える電球の型番がわからなくならないように、電球のソケットに電球の商品ページを表示するように設定したNFCタグを貼っておく。すると、iPhoneを電気にかざすだけで商品ページが表示されて型番を簡単に調べられる。
また、ビジネスでの利用も想定されます。例えば、販促用のチラシはがき、看板などにお店や商品のURLを表示するように設定したNFCタグを貼っておけば、顧客がiPhoneからサイトに簡単にアクセスできるように設定できます。
アプリを起動する
NFCにiPhoneをかざすとアプリを自動で起動するように設定することもできます。
例えば、自動車のスマホホルダーに、ナビアプリを起動するように設定したNFCタグシールを貼ってみましょう。すると、車に乗ってiPhoneをスマホホルダーにセットするだけで自動でナビアプリが起動します。
また、最近ではスマホから操作できるスマート家電も増えてきました。スマート家電に専用アプリを起動させるためのNFCタグを貼っておけば、iPhoneでNFCタグをかざすだけで専用アプリが起動して、すぐに操作できるようになります。
iPhoneのNFCタグ対応機種とは?
NFCタグに対応しているiPhoneの機種は、iOS13以上を搭載しているiPhone7以降の機種です。
ただし、iPhoneSE(第1世代)は、iPhone7以降に発売された機種ですが、NFCに対応していないのでNFCタグにも対応していません。iPhoneSEでも第2世代以降はNFCに対応しているのでNFCタグも利用できます。
iPhoneでのNFCタグの使い方
iPhoneでNFCタグを使う方法をみていきましょう。iPhoneでNFCタグを読み取ってURLを表示させたりアプリを起動させたりする方法と、iPhoneのショートカットアプリからNFCタグに情報を書き込む方法をそれぞれ解説します。
iPhoneでNFCタグを読み取る方法
iPhoneでNFCタグを読み取る方法は、NFCタグにiPhoneをかざすだけです。iPhoneをかざしてもNFCタグに反応しないときには、iPhoneのかざす位置に注意してみましょう。NFCの情報を読み取るためのチップはiPhoneの背面に搭載されています。iPhoneの背面をNFCチップのそばに近づけてかざしてみましょう。
iPhoneのショートカットアプリから情報を書き込む方法
特定のURLを表示したり、特定のアプリを起動したりといった情報をNFCタグに書き込む方法です。
NFCタグによっては専用アプリが用意されているものもあります。しかし、専用アプリがなくてもiPhoneのショートカットアプリを使えば、iPhoneをかざした時に特定の動作をするようにNFCタグに情報を書き込むことができます。iPhoneでショートカットアプリを起動したら、次の手順で書き込みしていきましょう。
- NFCタグを用意する
- ショートカットアプリの「オートメーション」をタップ
- 「個人用オートメーションを作成」をタップ
- 「NFC」をタップ
- 「NFCタグ」の「スキャン」をタップ
- 情報を書き込むNFCタグにiPhoneをかざして読み込む
- タグの名称を設定する
- 「新規オートメーション」の画面に戻ったら「次へ」をタップする
- 「アクションを追加」をタップする
- 読み込んだ時に使うアプリを選択する
- 選択したアプリで実行する動作を選択して詳細を設定する
- 「アクション」の画面になったら「次へ」をタップする
- 「完了」をタップする
- ショートカットアプリの「オートメーション」に追加されているか確認する
ショートカットアプリで設定したNFCタグの動作はいつでも編集できます。また、他の人が編集しないようにしたいときには読み込み専用に設定することもできます。
タグリーダーアプリを使う方法
iPhoneのショートカットアプリは使い方が難しくてうまく設定できないという方もいるようです。そのような場合には、ショートカットアプリよりも簡単に使えるタグリーダー・ライターアプリを利用するのがおすすめです。
タグリーダー・ライターアプリとは、NFCタグへの情報の書き込みや読み込みが、ショートカットアプリよりも簡単にできるように作られているアプリです。タグリーダー・ライターアプリを使ってNFCタグに書き込みたい情報を設定することができます。
タグリーダー、ライターアプリには次のようなものがあります。
NFC Toolsは簡単な操作でNFCタグの読み取りと書き込みができるタグリーダー・ライターアプリです。NFCタグに短いテキストやリンクなどの情報を書き込んで、iPhoneのNFCタグリーダーで読み込めるように設定できます。
NFC & RFID for iPhoneは、NFCとQRコードの読み取りと書き込み、作成ができるタグリーダー・ライターアプリです。エキスパートモードが搭載されており、NFCタグに格納された情報量を分析したり、NFCタグをフォーマットする機能も利用できます。
iPhoneにおすすめのNFCタグ
ショートカットアプリで自由に動作するように設定できるので、iPhoneでNFCタグを利用できればとても便利です。しかし、どのNFCタグを購入すればいいのかわからないという方もいるでしょう。ここからは、iPhoneにおすすめのNFCタグをご紹介します。
サンワサプライ NFCタグ NXP NTAG213
このNFCタグは、Amazonで10枚入り1,500円程度で購入できる、安価で購入しやすいNFCタグです。書き込める情報の容量は最大で144byteなので、URLやアプリの起動情報などを書き込みむのにおすすめです。シールなので、情報を書き込んだあとは好きなところに貼り付けて使うことができます。情報は何度でも書き換えて再利用できます。
サンワサプライ NFCタグ MM-NFCT2
上記の商品と同じサンワサプライから発売されているNFCタグですが、こちらは888byteの容量がある大容量タイプのものです。NXP NTAG213では書き込めない画像などの容量の大きな情報を書き込みたい時におすすめなNFCタグです。
NFCタグ キーホルダー
こちらはキーホルダータイプのNFCタグです。自由に持ち運べるので、鍵の管理やイベントでの参加者の管理などに利用できます。
iPhoneでのNFCに関するよくある疑問
iPhoneのNFCに関してよくある疑問にお答えします。
NFCが使えない場合の原因は何?
NFC対応iPhoneのはずなのに、NFCの読み取りができない、NFCタグへの書き込みがができない、という場合があります。NFC対応iPhoneでNFCが利用できない場合には次の4つの原因が考えられます。
- iOSの不具合
- iPhoneの不具合
- 端末の故障
- NFCの設定に問題がある
iOSやiPhoneの不具合は、OSのアップデートを行った直後によく起こりやすい問題です。アップデートを修正するためのパッチが配布されている可能性があるので、設定アプリの「ソフトウェアアップデート」で新しい更新がないか確認してみましょう。
その後、iPhoneを再起動してみても不具合が修正されていない場合には、iPhoneの初期化が必要になる可能性があります。
端末の故障が原因の場合には、NFCチップが物理的に壊れてしまった事が考えられます。iPhoneのNFCチップの位置はiPhoneの背面上部です。iPhoneを強くぶつけたことでNFCチップが壊れてしまった可能性が考えられます。iPhoneの背面を強くぶつけるなどしてケースが割れてしまったり傷ができていたりする場合には、iPhoneの修理を考えましょう。
不具合も故障も考えられない場合には、設定に問題があります。NFCタグの書き込みをショートカットアプリでやってうまくいかないときには、もっと簡単に使えるタグリーダーアプリに変えてみるのもおすすめです。
iPhoneではどのようなときにNFCを使うことが多いの?
iPhoneでNCFを使うことが多いのは、決済するときです。買い物をするときに電子マネーで決済するのに、iPhoneのNFCを使ってEdyやnanaco、iDなどがiPhoneのをかざすだけで利用できます。
その他には、交通系電子マネーで交通機関を使うときにも利用できます。モバイルSuicaやモバイルPASMOをApple Payに登録すれば、NFC対応の改札のある駅やバスの乗降口での支払いをiPhoneをかざすだけでできるようになります。
iPhoneを機種変更するときにNFCに関して気をつけること
iPhoneを機種変更するときには、機種変更するよりも先にNFCの情報を消してしまうことがないように注意しましょう。NFCの情報を消してしまうと、チャージした電子マネーの残高が消えてしまう可能性があります。
電子マネーの情報は機種変更する前にiCloudなどに保存しておきましょう。また、電子マネーごとに機種変更方法が決まっています。利用している電子マネーそれぞれで機種変更する方法を確認して、機種変更する前に必要な準備を必ず行っておきましょう。
iPhoneでNFCを設定して利用しよう
iPhoneの機種ごとにNFC機能に違いがあることを認識し、iPhoneのNFC機能の使い方をマスターして、iPhoneのNFC機能を便利に活用しましょう。
iPhoneにNFC機能が導入されたのはiPhone6以降で、国内でNFC機能を利用できるのは「FeliCa」が導入されたiPhone7以降であることを理解しておけば、NFCの使い方・対応を間違えることはありません。また、iPhone6以降の機種でもiPhoneSEにはNFC機能が搭載されていないことも、合わせて覚えておきましょう。
また、iPhoneのNFC機能を有効化するには、iPhone6・iPhone7・iPhone8シリーズであれば「Touch ID」を、iPhoneX以降であれば「Face ID」を有効に設定する必要があることを留意しておきましょう。