2024年05月08日更新
Amazonの置き配で盗難に遭った時の対処法!補償の申請方法を解説
Amazonで置き配設定した場合に盗難に遭う心配は無いのでしょうか。万が一荷物が盗難された場合にはどうしたらいいのでしょうか。この記事では、Amazonで置き配設定した場合に盗難の被害に遭ってしまった時の申請方法や補償について解説します。
目次
Amazonの置き配設定は盗難の心配はないの?
Amazonでは、配送業者がAmazon独自配送である場合には、荷物が届いたときに不在でも再配達しないで玄関先や自転車のカゴなどに荷物を置いてもらう、置き配を設定することができます。
荷物が届く時間を気にして帰宅時間を考えたり、再配達の手間を運送会社のスタッフに取らせたりする必要がない置き配はとても便利なものですが、盗難の心配はないのでしょうか。
この記事では、Amazonの置き配に盗難の心配はないのか、盗難されたときにはどのように対処したらいいのか、詳しくみていきましょう。
盗難されたら全額Amazonが補償してくれるので安心!
Amazonでは置き配のシステムを作ったときに、当然、盗難の心配については検討しています。
検討の結果、置き配では盗難の心配は大いにあるものの、再配達で配達員に余計に配送料を支払うコストと、置き配が盗難されて補償が必要になる確率とコストを比較したら、置き配で盗難された場合のコストのほうが安いことがわかりました。
置き配には盗難のリスクがありますが、盗難されたとしても全額補償してもらえるので安心して置き配設定できます。
同じ商品が用意できるときには再配達
置き配が万が一、盗難や紛失したときには、同じ商品が用意できるときには、同じ商品の再発送をお願いできます。届く日数は数日遅れてしまいますが、注文したものと同じものを追加料金なしで届けてもらえるのです。
同じ商品が在庫切れのときは全額返金補償
盗難されたり紛失したりした商品と同じ商品が在庫切れで用意できないときには、全額返金してもらえます。また、ユーザー側で商品がもう必要なくなってしまったときにも再配達ではなく返金をお願いすれば、返金に応じてもらえます。
補償は誰が負担するの?
ここでちょっと気になるのが、Amazonで置き配が届かないときに、再発送や返金の補償で生じるコストは誰が負担しているのでしょうか。Amazonに出品している人や、これからAmazonでセラーになろうか検討中の人には、この時のコストが誰の負担になるのかとても気になるところでしょう。
Amazonで置き配が届かないと、ユーザーから再送や返金を求められた場合の補償の負担はAmazon側が負います。出店しているセラーや運送会社に求められることはないので安心しましょう。
Amazonからの荷物が届かない時の対処法
Amazonからの荷物が盗難等で届いていない、届かない時の対処法について解説します。
まずは商品が配達されているか確認する
置き配設定した商品の配達完了通知が届いたのに、置き配されているはずの場所にないときには、商品が配達されているか、本当に届いていないか、補償の申請を出す前によく確認してみましょう。
配達完了通知がきたのに届いていないときはまずは周辺の確認を!
Amazonの置き配の配達完了通知が来たのに、置き配されているはずの場所にないときには、まずはその周辺を確認しましょう。
Amazonの置き配は商品を購入したときに次の場所に指定できます。
- 玄関
- 宅配ボックス
- ガスメーターボックス
- 自転車カゴ
- 車庫
- 建物内受付/管理人
- 置き配を利用しない
- ご近所の方
- 設定なし
何も指定しなければ玄関が初期設定で設定されています。しかし、注文時に間違えて違う選択肢を選んでしまっている可能性もあります。また、雨が降っているときに玄関先が濡れているときには、Amazonの配達員が気を利かせて雨がかからない場所に置いてくれることもあるようです
自転車カゴの中やガスメーターボックスの中など周辺を念のために確認しましょう。
ポストに不在票が入っていないか確認する
Amazonの置き配は、置き配が可能な地域への配達で、Amazon独自配送が配送するときだけ利用できます。置き配ができない地域や、配送業者がヤマト運輸もしくは日本郵便になったときには、注文時に置き配設定しても置き配されません。
置き配ができない場合に不在だったときには、ポストに不在票が入っています。盗難申請を出す前にポストに不在票が入っていないか確認しましょう。また、ポストに入る大きさの荷物だと、置き配指定でもポストに入れることもあります。商品がポストにないかも確認しましょう。
家族の誰かが回収/受け取りしていないか確認する
家族と同居している場合には、家族が荷物を受け取って預かっている可能性もあるでしょう。盗難申請を出す前に先に家族の誰かが置き配を回収したり、受け取りしたりしていないか確認しましょう。
置き配完了時の写真が配送業者から届いていないか確認する
Amazonの置き配では、業者によっては置き配完了時の写真を完了通知に添付してくれることがあります。もしも、Amazonからの置き配の荷物が届いていない場合には、完了通知に置き配の場所の写真が添付されていないか確認してみましょう。
写真が添付されている場合には、写真に写っている場所が自分の家か、違う家に間違えて配達されていないか確認してみましょう。
写真を確認して、確かに自分の家に配達されているのに、荷物が届いていないという場合には盗難された確率が高くなります。Amazonに補償の申請をしましょう。
盗難された可能性が高いときにはAmazonに申請しよう
Amazonの置き配の配達完了通知が届いたのに荷物が届かない、どこを探しても見つからない、という場合には盗難された可能性が高いでしょう。この場合には速やかにAmazonに補償の申請を行うようにして下さい。
申請の手順について
Amazonへの置き配の補償を申請する手順は次のとおりです。
・パソコンで申請する場合
パソコンからAmazonの置き配補償を申請する方法です。
ブラウザでAmazonのページを開きログインします。画面の右上の「アカウント&リスト」にマウスホバーして「アカウントサービス」をクリックします。
「カスタマーサービスに連絡」をクリックします。次のページで、最近Amazonで購入した商品が表示されるので、置き配で盗難に遭ってしまった可能性が高い商品をクリックします。
「配送について」をクリックします。
「置き配指定」をクリックします。
連絡を取る方法をチャットと電話から選びます。電話の場合は電話番号を入力すると、Amazonのカスタマーサポートから電話をしてくれます。
・スマホのAmazonショッピングアプリで申請する場合
スマホのAmazonショッピングアプリからAmazonの置き配補償を申請する方法です。
スマホでAmazonショッピングアプリを開きログインします。画面の下に並んでいるアイコンの一番右側のアイコン「≡」をタップします。
画面を一番下までスクロールして「カスタマーサービス」をタップします。「注文内容について」をタップして、次の画面で置き配で盗難に遭った可能性が高い商品を選択します。
「配送について」をタップします。
「置き配について」をタップします。
「カスタマーサービスへ連絡」をタップします。
「今すぐチャットする」か「今すぐ電話をリクエストする」のどちらかを選びます。電話を選んだ場合には、電話番号を入力すると、Amazonのカスタマーサービスから電話がかかってきます。
念のために警察にも盗難届を提出しよう
Amazonに補償の申請をしたら、念のために警察にも盗難届を出しておきましょう。実際に捜査してもらえるかどうかはわかりませんが、近隣で似たような事例が多い場合には、事件化する可能性もあります。
盗難は犯罪行為なので、警察への届け出も必ずしておきましょう。
Amazonの置き配設定で盗難に遭っても補償されるので大丈夫!
Amazonで購入した商品を置き配設定にするのは、少し不安もあります。しかし、万が一盗難に遭ってしまっても、Amazonからは全額保証してもらえるので安心です。
留守にしがちで、いつも再配達してもらってばかりいる、という方は置き配の利用も検討しましょう。また、玄関先などへの置き配は心配だという方は、宅配ボックス等の利用も検討しましょう。