2024年10月12日更新
【画像で解説】iPhoneのピープルで認識されない人物を追加する方法!使い方や対処法も
iPhoneのピープル機能で認識されない人物を追加する方法を紹介。カメラで撮った写真を人物ごとにアルバムに保存できるピープル機能は、写真を見返すときに大活躍!人物の追加方法や誤認識されたときの修正方法などを解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
- 1iPhoneのピープルで人物が認識されない時の追加方法
- ・1. 写真アプリで人物を手動追加
- ・2. 顔認識がしやすいように改善する
- ・3. iPhoneの設定を確認する
- 2iPhoneのピープル機能で「認識されない」を無くす!基本の使い方を解説
- ・人を追加する
- ・人物フォルダに画像を追加する
- ・顔に名前を付けて整理する
- ・お気に入りの人を設定する方法
- ・サムネイルに変更する方法
- 3iPhoneのピープル機能で誤認識された時の対処法
- ・誤認識した人を削除する方法
- ・同じ人を結合する
- ・誤認識の画像を非表示にする
- ・誤認識された画像を削除する
- ・ピープルアルバムのリセット
- 4iPhoneのピープル機能で注意点
- ・iPhoneの動作が重くなる
- ・眼鏡などで顔が認識されないと別人に
- ・Wi-Fi環境のみ同期が可能
- ・ピープルは解除できない
- ・「追加」と「結合」は違う
- 5iPhoneのピープル機能でお気に入りの人を追加しよう!
「iPhoneのピープル機能がうまく認識されない…」
「手動で人物を追加したいけど、やり方がわからない…」
など、iPhoneのピープル昨日の使い方で困っていませんか?
iPhoneのピープル機能は、iOS10から写真アプリに追加された、写真を「人物」ごとに分類できる便利な機能です。
この機能を使うと、撮影した写真の中から特定の人物が写っているものを自動的にグループ化してくれるため、写真の整理がとても簡単になります。
しかし、時には正しく人物を認識しないことがあります。
この記事では、ピープル機能の基本的な使い方から、認識されない場合の対処法まで詳しく解説します。手動での人物追加方法や顔認識を向上させるコツ、設定確認のポイントを押さえて、iPhoneのピープル機能をフル活用しましょう。
最後まで読むことで、今後は写真整理がスムーズに進むはずです!
iPhoneのピープルで人物が認識されない時の追加方法
iPhoneのピープル昨日はとても便利な機能ですが、場合によってはピープル機能がうまく人物を認識せず、自動でフォルダを作成してくれないことがあります。
このような場合は、手動で人物を追加することが可能です。以下の手順で設定を確認してみましょう。
1. 写真アプリで人物を手動追加
ピープル機能で自動的に人物が認識されない場合、まず手動で人物を追加することを試してみましょう。
写真アプリを開き、認識されていない人物の顔を選んで「ピープルに追加」というオプションを選択します。
この操作を行うことで、ピープルフォルダに新しい人物を手動で追加できます。
2. 顔認識がしやすいように改善する
顔がピープルに認識されない理由として、写真の撮影角度や光の当たり方が影響していることがあります。
人物が正面を向いている写真や、顔がはっきりと映っている写真を利用すると、認識率が高くなります。
また、写真のライブラリが更新されるまで時間がかかることもあるため、しばらく待ってから再度確認してみるのも一つの方法です。
3. iPhoneの設定を確認する
iPhoneの設定が正しくない場合、ピープル機能が正しく動作しないことがあります。
「設定」アプリから「写真」メニューに進み、顔認識に関するオプションが有効になっているかを確認してください。
特に、低電力モードをオンにしていると一部の機能が制限される可能性があるため、必要に応じて解除しましょう。
iPhoneのピープル機能で「認識されない」を無くす!基本の使い方を解説
iPhoneのピープルには、人物フォルダの追加・削除・検索など利用者のニーズに合った様々な機能が実装されています。
自動的に実行される機能と手動でコントロールできる機能が組み合わさっているため、iPhone初心者の方でもアルバムの写真管理に苦労することはないでしょう。
iPhoneのピープル機能を利用するにあたって、ユーザーが行わなければならない特別な操作は基本的にありません。iPhoneをスリープにして充電ケーブルを電源に繋げておくだけで、自動的にiPhoneがスキャンを開始し、ピープルのアルバムが作成されます。
人を追加する
iPhoneのピープル機能では、自分で新しい人物フォルダを作成することが可能です。
次の手順で新しい人物を追加していきましょう。
人物の顔がはっきり写っていない写真は振り分けてもらえない可能性が高いので、ぜひ有効活用してください。
まずはiPhoneの写真アプリを起動して、ピープルに追加したい人物の写真をタップして拡大表示します。
人物の写真を上にスワイプするか、画面の下の「i」をタップします。
写真の左下にある「?」が付いた人物の丸いアイコンをタップします。
「名前でタグ付け」をタップしてその人物の名前を入力して新しいアルバムを作成します。
人物フォルダに画像を追加する
iPhoneのピープルはアルバム内の写真を顔認識によって自動的に振り分けてくれる機能ですが、時々いくつかの写真が人物フォルダに追加されないことがあります。その場合、自分で特定の人物の写真を探してフォルダに手動追加することが出来ます。
- 写真アプリを起動してピープルフォルダに追加したい人の写真を開く
- 写真を上方向にスワイプ
- 写真の左下に出現した「?」が付いた人物の丸いアイコンをタップ
- 「名前でタグ付け」をタップし、その人の名前を入力(または提案された名前をタップ)
するとその人物を該当するピープルフォルダに振り分ける事ができます。
顔に名前を付けて整理する
iPhoneのピープル機能によって認識された顔に名前を付けると、ピープルアルバム内で写真データを探しやすくなります。
- 「ピープル」アルバムで名前を付けたい顔をタップ
- 画面上部の「名前を追加」をタップ
- その人の名前を入力
- 「次へ」をタップ
- 「写真を確認」から「完了」をタップ
名前を設定するとインデックスとして機能するため、Siriを使って写真データを検索したい時に大変重宝します。
お気に入りの人を設定する方法
iPhoneのピープルで特定の人物をお気に入り登録すると、その人物フォルダがピープルアルバム内の上位に表示されてアクセスしやすくなります。ピープルのお気に入り登録には、以下の3つの方法があります。
- iPhoneの写真アプリからお気に入りに登録するピープルアルバムをタップ
- ピープルアルバム内の画面右上の「…」をタップする
- 「○○さんをお気に入りに追加」をタップする
するとその人物のピープルアルバムがお気に入りに追加されます。
ちなみに写真アプリのアルバムページを開くと、ピープルのエリアに上位4つのサムネイルが表示されます。他人に見られる恐れがある場合は、適当に人物フォルダを4つ適当にお気に入り登録してごまかすという使い方も可能です。
サムネイルに変更する方法
iPhoneのピープルアルバムを開いた時に表示される各人物フォルダのサムネイルは、自分で好きな顔写真に変更可能です。
- 写真アプリを起動して「ピープル」をタップ
- サムネイル写真を変えたい人を選択
- 写真のサムネイル一覧右上の「選択」をタップ
- 「顔部分を表示」をタップ
- サムネイルに使用したい写真を選択し、共有マークをタップして「キー写真に設定」をタップ
お気に入りの一枚をサムネイルにすれば、ピープルアルバムを開くのが楽しみになることでしょう。
iPhoneのピープル機能で誤認識された時の対処法
iPhoneのピープル機能には、高度な顔画像認識テクノロジーが採用されています。しかし優れたAI(人工知能)とはいえ、撮影時の角度や表情が原因で別人と判定してしまうことは珍しくありません。
その場合には、ユーザー自身で削除等の修正作業を行う必要があります。
誤認識した人を削除する方法
iPhoneのピープル機能が誤認識してしまった分類結果を削除する手順は、iOSのバージョンによって微妙に異なります。iOS16での手順は次のとおりです。
- iPhoneの写真アプリでピープルアルバムから削除したい写真をタップして拡大表示する
- 写真を上にスワイプするか画面下のメニューの「i」をタップする
- 「これは○○さんではありません」をタップする
すると選択した写真がピープルアルバムから削除されます。
写真振り分け機能が自動とはいえ、ピープルの顔認識は100%正確とは言えません。そして誤認識が発生した際には、ユーザーが手動で修正作業を行わなければならないのがピープルの欠点です。
写真アプリを起動してピープルアルバムを開き、「すべて表示」→「顔を表示」で別人の顔写真が各フォルダに紛れ込んでいないか、定期的にチェックした方が良いでしょう。
同じ人を結合する
同一人物の写真なのに、顔認識のずれで別々のフォルダに振り分けられてしまうことは十分に起こり得ます。その場合、以下の手順で同じ人の写真を同一フォルダに結合することが出来ます。
- 写真アプリを起動して「ピープル」をタップ
- 画面右上の「選択」をタップして結合したい同一人物の写真をすべて選択
- 画面右下の「結合」をタップ
- 「選択された人を結合しますか?」というメッセージが表示されたら「結合」をタップ
表情によって大きく人相が変わるタイプの人は、AI(人工知能)といえども判定に苦労します。バラバラに分かれてしまった写真は、結合でひとまとめにしましょう。
ピープルの使い方の説明にて、「追加」と「結合」という言葉が出てきました。似たような言葉なので混同する方がいますが、両者には以下のような違いがあり全くの別物であることに注意してください。
- 追加:自分で新しい人物グループをピープルアルバムに作成する作業
- 結合:ピープルの誤認識により別の人物グループに分けられてしまった写真データを一つにまとめる作業
誤認識の画像を非表示にする
iPhoneのピープル機能の誤認識により、違う人の顔写真が紛れ込んでしまうこともあります。その場合、以下の手順で特定の写真を非表示にすることが可能です。
- 写真アプリを起動して「ピープル」をタップ
- 人物フォルダをタップして画面右上にある「選択」をタップ
- 「顔部分を表示」をタップし、誤認識されている写真をすべて選択
- チェックマークを付け終えたら、画面左下の共有マークをタップして「この人ではありません」を選択
顔つきの似ている人は同一人物として認識されてしまうこともあるので、手動で修正しましょう!
誤認識された画像を削除する
街に出かけた時や大人数が集うパーティーに参加した時などにiPhoneのカメラで撮影を行うと、自分の友達とは無関係の人まで一緒に写ってしまうことは珍しくありません。そしてiPhoneのピープル機能は、たまたま背後に写り込んだ人まで被写体だと誤認識してしまいます。
その場合は、誤認識されてしまった画像をピープルアルバムのフォルダから削除して整理しましょう。
なお、「”ピープル”アルバムから削除」を実行しても、その画像データがiPhone本体から完全に削除されるわけではありません。あくまでアルバムからデータを解除するだけなので、安心して削除を実行してください。
ピープルアルバムのリセット
ピープルの画面で右上の「選択」をタップして全てのピープルアルバムを削除しようとすると、リセットに関する注意メッセージが表示されます。簡単に言えば、「ピープルアルバムを全部消すと、同期しているiCloudフォトライブラリの方でもデータが消去されます」という警告です。
それでも良ければ、「"ピープル"アルバムをリセット」をタップしてください。ピープルアルバムが一掃され、ピープルアルバムに何も表示されなくなります。
ただし、カメラで新しい写真を撮影した後でiPhoneの充電を行うと、再びスキャンが始まってピープルアルバムに不要なフォルダが作成される可能性があります。絶対に必要ないと断言できる画像データは、写真アプリから完全に削除すると良いでしょう。
iPhoneのピープル機能で注意点
iPhoneのピープルは、カメラで撮影した写真を人物に応じて分類してくれる便利な機能です。しかし、画像認識技術は発展途上の分野であり、必ずしも自分の意図した通りに動作してくれるとは限りません。
iPhoneのピープル機能を使用する際に意識すべき注意点をご紹介しましょう。
iPhoneの動作が重くなる
いかにiPhoneが高性能ツールとはいえ、画像データの処理にはテキストデータの処理より圧倒的に膨大なマシンパワーを消耗します。ピープルのスキャンはロックされたiPhoneの充電中に行われますが、CPU使用率増大に伴う端末温度の急上昇には注意が必要です。
特に、初めてピープルのスキャンが行われる時、カメラで新しい写真を大量に撮影してスキャン対象が多い時などには、iPhoneにかかる負担が大きくなります。十分に時間に余裕のある状況でスキャン完了を待ちましょう。
眼鏡などで顔が認識されないと別人に
ピープル機能で人物の写真データを正確に振り分けるためには、iPhoneのカメラで撮影する時に顔のまわりの付属物を外しておくことが大切です。眼鏡を付けているだけで別人と判定されることは珍しくありません。
また、メイクの有無でも別人と判断される可能性もあります。
もしもピープルに別人と誤認識された場合は、上述の「誤認識を非表示にする」→「友達を探す」の修正作業を行って、該当する写真を適切な人物フォルダに格納しましょう。
Wi-Fi環境のみ同期が可能
Appleのクラウドサービス・iCloudのフォトライブラリを有効にしていると、インターネットを介してピープルのアルバムを同期することが出来ます。
しかし、iCloudのフォトライブラリは、Wi-Fi環境下でのみ同期されます。iPhoneのカメラで新しい写真を撮った時には、必ずWi-Fiに接続した状態でスリープ・充電してピープルのスキャンを行ってください。
ピープルは解除できない
ピープル機能は、iPhoneの写真アプリに標準搭載されています。「いらないからオフにしたい」と思う方がいるかもしれませんが、残念ながらピープル機能を解除することは出来ません。
iPhoneのカメラで撮影する度、充電時にバックグラウンドで自動スキャンが行われ続けます。便利さと引き換えに端末に多少の負担がかかってしまうことは覚悟してください。
「追加」と「結合」は違う
ピープルの使い方の説明にて、「追加」と「結合」という言葉が出てきました。似たような言葉なので混同する方がいますが、両者には以下のような違いがあり全くの別物であることに注意してください。
- 追加:自分で新しい人物グループをピープルアルバムに作成する作業
- 結合:ピープルの誤認識により別の人物グループに分けられてしまった写真データを一つにまとめる作業
iPhoneのピープル機能でお気に入りの人を追加しよう!
今回は、iPhoneのピープル機能の使い方をご紹介いたしました。iPhoneのピープルを活用すれば、膨大な枚数の画像データも容易に分類・管理出来て便利です。特に、ご家族や友人・知人と写真撮影する機会の多い方にとって非常に重宝するサービスと言えるでしょう。ぜひ本記事を参考にして、iPhoneのピープル機能を使いこなせるようになってください。