Amazonの迷惑メールのURLをクリックしてしまった時の対処法を解説
Amazonの偽物の迷惑メールのURLをクリックしてしまったときにはどのように対処したら良いのでしょうか。この記事では、Amazonの迷惑メールをクリックしてしまった場合のクレジットカード情報の削除や、本物のメールとの見分け方などについて解説します。
目次
Amazonの迷惑メールのURLをクリックしてしまった時の対処法
Amazonを騙る迷惑メールには、必ずAmazonのサイトにそっくりな偽のサイトへ誘導するためのURLが記載されています。Amazonを騙る迷惑メールのURLをクリックしてしまった場合の対処法についてみていきましょう。
すぐにページを閉じてウイルススキャンをかけること
Amazonを騙る迷惑メールのURLをクリックするだけでは特に問題は起きません。すぐにページを閉じましょう。
ただし、迷惑メールから誘導されたページにウイルスやマルウェアに端末を感染させるコードが記載されていることがあります。念のために、ウイルス対策ソフトを最新の状態にアップデートした上で、ウイルススキャンをかけましょう。万が一ウイルスが見つかってもすぐに駆除すれば問題ありません。
ログインIDとパスワードを入力してしまった時の対処法
Amazonのアカウントに問題があるといった内容のメールからのURLでは、Amazonのサイトにそっくりなログインページが表示されます。
迷惑メールから誘導された偽のページでAmazonへのログインIDとパスワードを入力してしまった場合の対処法は次のとおりです。
パスワードをすぐに変更する
Amazonの本物のサイトやアプリにログインできれば、すぐにパスワードを変更しましょう。パスワードを変更すれば、相手もログインできなくなり安心です。
クレジットカード情報や支払情報を削除する
相手がログインできる状態である可能性を考えて、クレジットカード情報や支払情報を速やかに削除しましょう。支払いができない状態にしておけば、金銭的な被害が生じることを防止できます。
ログインできないときにはAmazonのカスタマーサービスへ連絡を
先に迷惑メールの送信元の相手の方がAmazonアカウントにログインしてしまい、パスワードを変更されてしまった場合には、Amazonのカスタマーサービスに連絡を入れてアカウントを停止してもらいましょう。
Amazonのカスタマーサービスへは会員しか連絡できないので、別のメールアドレスでアカウントを作成して、新しいアカウントから連絡を入れます。
クレジットカード情報や支払情報を入力してしまったときの対処法
「お支払いに問題があります」といった内容の迷惑メールのURLをクリックすると、クレジットカード情報や新しいAmazonギフトカードのコードを入力させる、Amazonのアカウントサービスにそっくりなページが表示されます。クレジットカード情報などの支払情報を入力してしまった時の対処法です。
クレジットカード会社に直ぐに連絡を入れる
クレジットカード情報を入力してしまったときには、クレジットカード会社にすぐに連絡を入れましょう。金銭的な被害が出る前にクレジットカードを停止すれば、特に問題は起きません。その後は、クレジットカードの再発行の手続きを取りましょう。
金銭的な被害が出たら警察にも被害届を
クレジットカード会社に連絡をする前に不正利用をされてしまい、金銭的な被害が出てしまった場合には警察に被害届を出しましょう。また、クレジットカード会社によっては補償をして貰える場合があります。クレジットカード会社にも相談してみましょう。
利用履歴や購入履歴をチェックして不正利用がないかも確認を
パスワードを変更したり、支払情報を削除したり、クレジットカードを停止したりしても、完全に安心できるとは限りません。
偽のAmazonの迷惑メールのURLをクリックしてしまい、個人情報を入力してしまった場合には、2ヶ月から3ヶ月程度はAmazonの購入履歴やクレジットカードの利用履歴を注意深くチェックして、不正利用された痕跡がないかも確認しましょう。
【迷惑メール】「Amazonアカウントを利用制限しています」の見分け方や対処法を解説！Amazonの偽の迷惑メールの見分け方
偽のAmazonから届く迷惑メールと本物のメールの見分け方はどうしたら良いのでしょうか。迷惑メールの2通りの見分け方をお伝えします。
Amazonのメッセージセンターの履歴を確認
迷惑メールか本物のメールかわからないときには、Amazonにログインしてメッセージセンターを確認しましょう。
メッセージセンターではAmazonからユーザー宛に送信された本物のメールやSMSが確認できます。メッセージセンターにはないメッセージは偽物だと見分けることができます。
送信元のアドレスや電話番号を確認
もう一つの見分け方は送信元のメールアドレスのドメインとSMSの電話番号を確認することです。Amazonからは、本物のメールの送信元の情報が公開されています。送信元が以下のドメインや電話番号の場合には本物だとわかります。
本物のAmazonからのメールのドメイン
- amazon.co.jp
- amazon.jp
- amazon.com
- business.amazon.co.jp
- email.amazon.com
- marketplace.amazon.co.jp
- m.marketplace.amazon.co.jp
- gc.email.amazon.co.jp
- gc.amazon.co.jp
- payments.amazon.co.jp
SMSの送信元
- 09090097540
- 08021585817
- 01085264515445
- 05053704545
- Amazon
なお、上記のドメインや電話番号以外からも本物のAmazonからメッセージが送信されることがあるので注意しましょう。
Amazonの迷惑メールをクリックしてしまったときでも冷静に対処しよう！
Amazonの迷惑メールをクリックしてしまっても、冷静に対処すればそれほど大きな問題にはなりません。困ったことがあれば、Amazonのカスタマーサービスやクレジットカード会社に相談して、適切な対処方法を教えてもらいましょう。
