Windows10のタスクバーが突然反応しないで、フリーズしてしまうことがあります。タスクバーが反応しないと、スタートボタンからシャットダウンできないなどとても困ることばかりです。この記事では、タスクバーが反応しない場合の対処法について詳しく解説します。
Windows10では、画面下のタスクバーがとても重要な働きをしています。ウインドウを開いているアプリをタスクバーで切り替えたり、頻繁に使うアプリをピン留めしてタスクバーから開けるようにすることで、PCでの作業の効率を大幅にアップできます。
しかし、Windows10を使い続けていると、タスクバーがフリーズしてしまい反応しない、という事態が起こります。この記事ではタスクバーが反応しなくなってしまった場合の原因と対処法について解説します。
実はタスクバーが反応しないという現場の原因が、タスクバー以外にある場合があります。その一つがマウスです。マウスが壊れていてクリックできなくなっている場合があります。
タスクバーでクリックすることが多いので、マウスの故障をタスクバーの不具合と勘違いしてしまうのです。タスクバー以外の場所に表示されているアイコンのクリックや、開いているウインドウの中でクリック操作ができるかどうか確認してみましょう。
また、PCがウイルス感染してしまったことが、タスクバーがフリーズして反応しない原因になっている場合もあります。この次から解説する、タスクバーの不具合を解決する方法を試す前に、ウイルススキャンをかけることをおすすめします。
マウスも正常で、ウイルス感染もないことが確認出来たら、タスクバーの問題を探って解決していきましょう。まずは、タスクバーが反応しない原因がWindows10にある場合の対処法です。
タスクバーが反応しないときには、まずはPCを再起動してみましょう。再起動することでPCの多くの不具合が解消します。とはいえ、タスクバーが動かないとWindows10のスタートボタンから再起動することもできません。その場合にはキーボード操作から再起動画面を出しましょう。
キーボードで「Ctrl + Alt + Del」を同時に押します。すると青い画面に切り替わります。画面の右下に伝下ボタンがあるので、そちらをクリックするとメニューに再起動があるので、そちらから再起動できます。
User Managerとは、Windowsにアカウントを設定しているユーザーに関する情報を扱うためのプログラムです。このUser Managerが起動していないと、タスクバーが動きません。User Managerが動いているか確認してみましょう。
キーボードでWindowsの旗のマークのキーの「Windowsキー + R」を同時に押します。するとファイル名を指定して実行」のダイアログが出てきます。「services.msc」と入力して「OK」をクリックします。
表示されるWindowsのサービスの一覧から「User Manager」を探してダブルクリックします。するとUser Managerのプロパティが開きます。「スタートアップの種類」を「自動」に設定して「OK」をクリックします。PCを再起動してタスクバーが動くようになったか確認しましょう。
Windows10ではタスクバーに表示されているアプリを右クリックすると、直近で使用したファイルが「最近開いた項目」として表示されます。この「最近開いた項目」がタスクバーがフリーズする原因になることがあるので、無効にしてみましょう。
キーボードで「Windowsキー + I」を同時に押します。するとWindows10の「設定」が開きます。「個人用設定」>「スタート」と開きます。「スタートメニューまたはタスクバーのジャンプリストとエクスプローラのクイックアクセスに最近開いた項目を表示する」をオフにします。これでタスクバーが動くようになるか確認してみましょう。
タスクバーが反応しなくなる原因が、Windows10のシステムファイルの破損の場合もあります。SFCコマンドを実行してシステムファイルの修復を行うことで、タスクバーが動くようになることもがあります。Windows10のシステムファイルの修復方法はこちらの記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
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