Cドライブの場所はどこ?Windows10での開き方や容量の確認方法も解説
Windows10には”マイコンピュータ”がないため、Cドライブの場所がわからないことに戸惑います。Windows10でCドライブはどの場所にあるのか、Cドライブの表示方法はなにか解説します。またCドライブの容量の確認方法や容量不足の時の対処法も紹介します。
目次
Windows10でCドライブの場所はどこ?
Windows10のCドライブはエクスプローラーから確認できます。PCの中身を確認しようとCドライブを開こうした際に、Windows10ではCドライブが見つけにくく困るケースが多いようです。
Cドライブとは、システムドライブとも呼ばれるものです。CドライブにはOSや主要なアプリ、ユーザーデータが格納されており、PCの中核をなす場所です。
Windows10でCドライブが見つけにくい理由には、Windows10にはマイコンピュータがなくなってしまったことが挙げられます。Windows7では、デスクトップにマイコンピュータのフォルダが常に表示されていました。また、スタートメニューから簡単にマイコンピュータにアクセスできました。
以前はマイコンピュータを開けば、すぐにCドライブを確認できたのが、Windows10ではマイコンピュータがなくなってしまいました。そのため、Cドライブを見つけられなくて困っている方がたくさんいます。
この記事では、Windows10ではなかなか見つからないCドライブの探し方と、簡単にCドライブを開けるようにするための2つの方法を解説します。

Windows10でのCドライブの開き方は2つ
Windows10から、Cドライブがなくなったわけではありません。こちらでは、Windows10ではCドライブをどこで確認すればいいのか、2つの方法について解説します。
パソコンのエクスプローラーから確認する方法
PCのエクスプローラーから、Cドライブの場所を確認できます。
Windows10では、エクスプローラーがタスクバーに表示されています。まずは、タスクバーのフォルダアイコンをクリックしてみましょう。
左サイドバー、もしくはクイックアクセスに表示されている「PC」をクリックしてみましょう。この「PC」が、Windows7のマイコンピュータの代わりとなるフォルダです。
「PC」の「ディスクとドライブ」の中に、「ローカルディスク(C)」があります。こちらがCドライブです。
スタート画面から確認する方法
万が一、エクスプローラーがタスクバーにない場合は、スタート画面から開けます。Windows10のスタートボタンをクリックし、表示されたアプリの一覧の中から、「Windowsシステムツール」を開きます。その中に「PC」と「エクスプローラー」があります。

Cドライブの情報まとめ!容量の確認方法や容量不足の対処方
Cドライブの容量の確認方法や容量が不足した場合の対処法などについて解説します。
Cドライブの空き容量の確認方法は?
Windows10でCドライブの容量を確認する方法です。
設定画面またはエクスプローラーから確認できる
Windows10の設定もしくはエクスプローラーから確認することができます。
Windows10の設定から確認する手順は次のとおりです。
まずは、Windows10の「スタート」をクリックして「設定」を開きます。「設定」のメニューから「システム」を選択します。「システム」の左ペインで「記憶域」を選択します。「記憶域」を開くと、そのWindows10のPCで利用しているストレージの詳細が表示されています。
「Local Disk(C:)」がCドライブです。「Local Disk(C:)」を確認すると、全体の容量と使用している容量、空き容量を確認できます。
Windows10のエクスプローラーから確認する方法は次のとおりです。
タスクバーの「エクスプローラー」をクリックします。左ペインの「PC」をクリックします。PCの中から「Local Disk(C:)」を選択して右クリックします。右クリックメニューから「プロパティ」をクリックします。「プロパティ」が開いたら「全般」タブを開きます。
「全般」タブにCドライブの全体の容量と使用している容量、空き領域が表示されます。
Cドライブの空き容量が足りない場合は?
Windows10の初期設定では、PCに保存するすべてのファイルはCドライブに保存されるように設定されています。
Cドライブには文書や画像、動画といった後から追加するファイルの他に、WindowsのOSやインストールしたアプリを動作させるためのシステムプログラムがすべて保存されるので、Cドライブの空き容量が足りなくなってしまう場合も少なくありません。そのような場合にできる対応をみていきましょう。
ファイルを移動、削除する
Windows10のCドライブの空き容量が足りなくなってしまった場合に出いる対処法は、次の2つです。
- 不要なファイルやプログラムを削除する
- Cドライブ以外の場所にファイルを移動する
必要ないファイルやアプリを削除することで、空き容量を増やすことができます。また、Cドライブ以外の場所にファイルを移動してCドライブの空き容量を増やすことができます。
Cドライブ以外の場所にファイルを移動する場合には、USBメモリや外付けHDDといった外部デバイスにファイルを移動する他に、PCに搭載しているHDDやSSDの容量に余裕があればパーティションを分割して、保存先をCドライブ以外のパーティションに保存する方法もあります。
PCのHDDのパーティションを分割する方法はこちらの記事を参照してください。
新しく保存するファイルの保存先をCドライブ以外の場所に指定する方法は次のとおりです。Windows10の「スタート」から「設定」を開きます。「システム」>「記憶域」と進みます。「その他のストレージ設定」内の「新しいコンテンツの保存先を変更する」をクリックします。
すると、ドキュメント、音楽、ビデオなど、コンテンツの種類別に保存先を指定することができます。保存先を変更したら「適用」をクリックして変更を反映させましょう。
Windows10のCドライブを簡単に確認できるようにしておく方法
Windows10では、Cドライブに簡単にアクセスできるよう設定できます。その方法を、解説します。
クイックアクセスにピン留めする方法
エクスプローラーを開いた際に「PC」を開かずともすぐに表示されるよう、クイックアクセスにピン留めしてみましょう。
エクスプローラ―の「PC」から「ローカルディスク(C)」を表示し、右クリックします。表示されたメニューの中に「クイックアクセスにピン留めする」があります。こちらをクリックします。エクスプローラーを開いた際に、クイックアクセスに表示されるようになります。
デスクトップにショートカットを作る方法
デスクトップのCドライブのショートカットを作る方法も、解説します。
エクスプローラーで表示したCドライブを、右クリックします。表示されたメニューの中に「ショートカットの作成」があるため、クリックします。
「デスクトップ上に作成しますか」と聞かれるため「はい」をクリックします。
Cドライブへのショートカットが、デスクトップに作成されます。

Windows10でのCドライブの場所を確認して使いこなそう!
この記事では、Windows10でCドライブを確認する方法を解説しました。Cドライブは、PCを利用する上で重要なプログラムが格納されている場所であるため、必要に応じてアクセスできるようにしておくことで、便利になります。ぜひ、確認する方法を覚えましょう。また、必要に応じて、ショートカットの作成なども行いましょう。