2023年02月24日更新
【iOS16】iPhoneロック画面にウィジェットを追加できないバグと設定・対処法
iOS16ではホーム画面だけでなくロック画面にウィジェットを追加できるようになりました。しかし追加できないバグが発生することがあります。この記事では、iOS16のロック画面にウィジェットを追加して設定できないときの原因と対処法を解説します。
目次
- 1iOS16ではロック画面への配置も可能に!ウィジェットとは?
- 2iOS16のiPhoneのロック画面にウィジェットを追加する方法
- 3iOS16のロック画面にウィジェットを追加できない・表示されない!原因と対処法
- ・【原因1】iOS16にアップデートしていない
- ・【原因2】ウィジェットの数が上限である
- ・【原因3】ロック画面でのウィジェットの利用を許可していない
- ・【原因4】ウィジェットの設定を完了していない
- ・【原因5】ウィジェットに追加したいアプリが非対応である
- ・【原因6】ウィジェットに追加したいアプリのバージョンが非対応である
- ・【原因7】iPhoneにバグが発生している
- ・【原因8】ウィジェットに追加したいアプリにバグが発生している
- 4iOS16のロック画面にウィジェットを追加できないときには原因ごとの対処法を実行しよう!
iOS16ではロック画面への配置も可能に!ウィジェットとは?
ウィジェットとは、アプリの一部をアプリ本体以外の場所に表示できるショートカット機能のことです。スマホではAndroidで以前からホーム画面へのウィジェットの利用が可能でした。iPhoneでは、iOS14からホーム画面へのウィジェットの配置ができるようになり、2022年9月にリリースされたiOS16ではロック画面への配置も可能になりました。
ロック画面にウイジェットを配置できるようになったことで、ロック画面から天気や主要なニュースを確認できるようになったり、LINEなどのアプリを簡単に起動したりできるようになっています。
しかし、iOS16でロック画面にウィジェットを使いたいけれども追加できない、バグが原因なのかウィジェットを設定しても表示されないという問題が発生しています。この記事では、iOS16のロック画面にウィジェットを追加できない原因と対処法について詳しくみていきましょう。
iOS16のiPhoneのロック画面にウィジェットを追加する方法
iOS16のiPhoneのロック画面にウィジェットが追加できないという問題の原因と対処法に入る前に、ロック画面にウィジェットを追加する方法をみておきましょう。
iPhoneのホーム画面を上から下にスワイプしてロック画面を表示します。
ロック画面を指で長押しします。
「カスタマイズ」をタップします。
「ロック画面」を選択します。
「ウィジェットを追加」をタップします。
画面の下に追加できるウィジェットが表示されます。天気やニュース、LINEアプリへのショートカットアイコンなど、ロック画面に配置したいウィジェットを追加しましょう。
ウィジェットを追加できたら「ウィジェットを追加」の「☓(閉じる)」をタップします。
追加するウィジェットの内容を確認して大丈夫なら画面の右上の「完了」をタップします。
ロック画面を開くと、追加したウィジェットが配置されていることが確認できます。
iOS16のロック画面にウィジェットを追加できない・表示されない!原因と対処法
iOS16のロック画面にウィジェットを追加できない、ウィジェットを設定したはずなのに表示されないという場合にはどうしたら良いのでしょうか。ここからは、ウィジェットが追加できない、表示されない場合の原因と対処法について解説します。
【原因1】iOS16にアップデートしていない
iPhoneでロック画面にウィジェットを追加できる機能はiOS16から搭載されたものです。iOS15以前のiOSのiPhoneではロック画面にウィジェットは追加できません。
【対処法】iOS16にアップデートする
iPhoneがiOS16にアップデートされていない可能性がある場合には、iPhoneがiOS16にアップデートされているかどうか確認してみましょう。確認方法は、iPhoneの「設定」アプリを開き、「一般」>「情報」と開きます。
「iOSバージョン」でiPhoneのバージョンを確認できます。iOS16ではない場合には、iPhoneをアップデートしましょう。
iPhoneの「設定」アプリで「一般」>「ソフトウェアアップデート」を開き、iOSのアップデートがないか確認します。なお、iOS16は非対応となったiPhoneがあります。iOS16に非対応なのはiPhone7シリーズ、iPhone6sシリーズ、iPhoneSE第一世代です。これらのiPhoneはiOS16にアップデートできません。
【原因2】ウィジェットの数が上限である
iOS16のロック画面に追加できるウィジェットの数は上限があります。ホーム画面へのウィジェットの追加は、ホーム画面のページ数を増やせば何個でも追加できます。しかし、ホーム画面とは違いロック画面に追加できるウィジェットの数は、限られているので注意しましょう。
ロック画面に追加できるウィジェットの数は、通常のアプリアイコンのサイズの小さいアイコンで4つまでです。アプリアイコン2つ分の大きなアイコンは2つまでです。
iOS16のロック画面に追加できるウィジェットの数は次のような組み合わせになります。
- 小さなウィジェット4つまで
- 大きなウィジェット2つまで
- 小さなウィジェット2つと大きなウィジェット1つ
【対処法】ウィジェットの編集画面で不要なものを削除する
すでに追加されているウィジェットの数がいっぱいで新しいウィジェットを追加できない場合には、ウィジェットの編集画面を開いて不要なウィジェットを削除しましょう。
ホーム画面を下から上にスワイプしてロック画面を表示します。ロック画面を長押しして「カスタマイズ」をタップして「ロック画面」を選択します。
「ウィジェット」のアイコンが配置されている箇所をタップします。
すでに配置されているウィジェットに削除を意味する「-」が表示されます。不要なウィジェットを削除して、新しいウィジェットを追加しましょう。
【原因3】ロック画面でのウィジェットの利用を許可していない
iOS16のiPhoneでロック画面にウィジェットを追加するためには、iPhoneの設定アプリでウィジェットの利用の許可が必要です。設定アプリでロック画面のウィジェット利用許可を設定していないと、ロック画面の編集画面を開いてもウィジェットを追加できません。
【対処法】iPhoneの設定アプリでウィジェットを許可する
iPhoneの設定アプリを開き、ウィジェットを利用できるように設定しましょう。
iPhoneの「設定」を開き画面を下にスクロールします。「Touch IDとパスコード」もしくは「Face IDとパスコード」をタップします。
画面を下にスクロールして「ロック画面のウィジェット」をオンにします。これでロック画面にウィジェットが追加できるようになります。
【原因4】ウィジェットの設定を完了していない
ロック画面の編集画面でのウィジェットの設定が完了していないと、ウィジェットを追加したつもりでもロック画面に表示されません。
【対処法】正しい手順でウィジェットの設定を行っているか確認する
ロック画面へのウィジェットの追加の手順をよく確認して、正しい手順でウィジェットの追加設定ができているか確認しましょう。特に、最後の「完了」をタップするのを忘れている場合がよくあります。ロック画面の編集で「完了」を押さないと、ウィジェットの追加が反映されないので注意しましょう。
【原因5】ウィジェットに追加したいアプリが非対応である
iOS16のロック画面のウィジェットは対応しているアプリが限られています。例えば、LINEやYahoo!Japanアプリは対応していますが、InstagramやTwitterは対応していません。対応していないアプリは追加したくてもで追加できないので注意が必要です。
【対処法】他のアプリ経由で設定してみる
iOS16のウィジェットに対応していないアプリでも、他のアプリ経由でロック画面のウィジェットに配置できる場合があります。
例えば、こちらの「Lock Launcher」というアプリを使うと、ロック画面のウィジェット非対応のアプリもウィジェットとして配置できます。
Lock LauncherをiPhoneにインストールして起動したら「ウィジェット」を開きます。「ロック画面にウィジェット」からアプリとアイコンを設定します。
その後、ロック画面のウィジェットの編集画面でLock Launcherを選択すると、設定したアプリをロック画面に配置できます。
【原因6】ウィジェットに追加したいアプリのバージョンが非対応である
ウィジェットに追加できるアプリであっても、アプリがアップデートされていないためにウィジェットに追加できないことがあります。
【対処法】アプリをバージョンアップする
ウィジェット対応アプリのバージョンが非対応な場合には、アプリをバージョンアップしましょう。iPhoneではアプリのバージョンアップはApp Storeアプリで行います。
App Storeアプリを開きアカウントアイコンをタップします。アップデート可能なアプリは「もうすぐ行われる自動アップデート」に表示されています。
【原因7】iPhoneにバグが発生している
iPhoneに何らかのバグが発生してしまったためにロック画面にウィジェットが追加できない可能性があります。
【対処法】iPhoneを再起動する
ほとんどのバグは端末を再起動することでリセットできます。iPhoneの電源を一度切ってから再度電源を入れ直して再起動してみましょう。
【原因8】ウィジェットに追加したいアプリにバグが発生している
iPhoneの端末には問題はなくても、アプリにバグが発生してしまうこともあります。端末の再起動でもウィジェットが追加できない問題が続くようなら、アプリに発生したバグが原因である可能性が高いでしょう。
【対処法】アプリを再インストールする
端末を再起動しても問題が解決できないバグは、アプリをいったんアンインストールしてから再インストールする必要があります。
iPhoneからアプリを削除する方法は次のとおりです。iPhoneのホーム画面を一番右側までスワイプしてアプリライブラリを表示します。再インストールするアプリのアイコンを長押しします。表示されたメニューの「Appを削除」をタップするとそのアプリをiPhoneから削除できます。その後、App Storeから再インストールしましょう。
iOS16のロック画面にウィジェットを追加できないときには原因ごとの対処法を実行しよう!
iOS16のロック画面にウィジェットが追加できない、表示されないときにはいろいろな原因が考えられます。今回ご紹介した原因の中から可能性が高いと思われるものを一つずつ試して解決を図りましょう。