2024年04月10日更新
PDFツールのLight PDFとは？使い方や機能について詳しく解説！
社会人であれば、ビジネスなどの多くの場面でPDFを扱う機会があるはずです。そんな時に「PDFファイルに記載されている文章を編集したり、変換できたりする良い方法はないか…」と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。 今回紹介するLight PDFは、PDFの処理で困っていることがある方におすすめのツールです。この記事では、Light PDFでは使い方や具体的にどのようなことができるかについて詳しく解説します！
目次
Light PDFとは？
公式サイト：Light PDF
Light PDFとは、 読み込ませた文章を分析、要約してくれるツールです。Light PDFで要約してくれるので、全文を読まなくても理解できるようにまとめてくれます。追加で知りたい情報があれば、チャットで質問すると文書の中からAIが自ら解析し、回答してくれます。そのため、知りたい情報を正確に得ることが可能です。
内容が正確に把握できているか心配な英語などの資料は、日本語で回答してくれます。
その他にも、PDFドキュメントの編集や変換などもできます。クラウド上にアップロードした PDFファイルを他の人と共有することも可能なので、リアルタイムで同時に編集ができるのは、ビジネスの場面で助かります。
Light PDFの機能について
参照元：Light PDF
Light PDFには、主に以下5つの機能があります。
- PDFから変換
- PDFに変換
- PDFを編集
- PDFの最適化
- PDFセキュリティ
これらの機能について、それぞれ詳しく解説します。
PDFから変換したい時
Light PDFでは、PDFから下記のファイルに変換できます。
- PDFをWordに変換
- PDFをPPTに変換
- PDFをExcelに変換
- PDFをTXTに変換
- PDFをPNGに変換
- PDFをJPGに変換
PDFファイルを編集可能なWordやExcelに変換したり、高品質な画像データに変換したりできます。変換したファイルは、全てのプラットフォームに対応しているので、ビジネスや資料作りなどの幅広い場面で活躍するでしょう。
PDFに変換したい時
また、以下のファイルからPDFへの変換もできます。
- WordをPDFに変換
- PPTをPDFに変換
- ExcelをPDFに変換
- PNGをPDFに変換
- JPGをPDFに変換
- CADをPDFに変換
- EPUBからPDFに変換
Light PDFは、PDFへの変換も瞬時に可能です。WordやExcel、PowerPointなどのオフィスソフトで作成したデータだけでなく、画像データをPDFもアップロードし、設定を調整するだけでPDF文書へと変換されます。
特にEPUBは、電子書籍のファイルフォーマットの1つで、特定のハードウェアがなければ読めないという難点があります。しかし、Light PDFを使用すれば、PDFファイルへ変換し、すぐにダウンロードできます。そのため、特定のハードウェアがなくても安心です。
タブレットやスマートフォンという全てのデバイスに対応しているだけでなく、WindowsやMacなどすべてのプラットフォームにも対応しています。
PDFを編集したい時
PDFを編集したい時、以下の機能を使えます。
- PDFを編集
- PDFに透かしを追加
- PDFを分割
- PDFを統合
- PDFを回転
- PDFに注釈を追加
Light PDFにPDFをアップロードすることで、文字の書き込みなどテキストの編集が可能です。
他にも、画像や文字を透かしたり、ページを指定して分割または1ページずつ分割したりできます。ハイライトや下線、脱字記号などの注釈も追加できるので、ビジネスだけでなく、勉強の効率向上にも役立ちます。
PDFを最適化させたい時
以下の機能により、 PDFファイルを高品質のまま圧縮可能です。
- PDFを圧縮
- OCR
- ChatPDF
PDFファイルから文書を分析、要約してくれるOCR機能やアップロードした PDFファイルに関する質問に回答してくれるChat PDF機能もあります。後程、OCRとChat PDF機能について詳しく解説します。
PDFセキュリティ機能
Light PDFは、セキュリティ機能もバッチリなので安心です。
- PDFの保護
- PDFのパスワード解除
- PDFに署名
PDFのパスワードの設定、パスワード解除に加え、電子署名の作成も可能です。署名は、「下記署名」と「電子署名」の2種類から選択できるので、用途に合わせて使い分けることをおすすめします。
Light PDFのおすすめ機能「OCR」と「ChatPDF」について
LightPDFの機能の中でも特に利便性の高い機能が「OCR」と「ChatPDF」です。この2つの機能は、ビジネス人だけでなく学生にも役立つでしょう。ここからは、「OCR」と「ChatPDF」について詳しく解説していきます。
OCR機能
OCRとは、スキャンしたPDFファイルのテキスト部分を認識し、文字データに変換する機能のことです。この機能では、文字を編集可能なドキュメントに変換してくれるので、簡単にPDFファイルを文章データとして出力できます。
OCRの使用は、以下の流れで行います。
- オンラインツールにPDFファイルをアップロード
- 言語と出力形式を選択し、「変換」ボタンをクリック
- ファイルをダウンロード
変換ボタンをクリックすると、レイアウト解析で検出した行、文字を切り出し、分解された文字が何の文字か認識する処理を行います。次に編集可能なWordやExcel、PPT、PDF、TXTに変換し、出力します。
紙の資料の場合は、スキャナーでPFDファイルにして取り込みOCR機能を使えば、いつでも編集可能になります。この機能によって、紙で保管しておく必要がなくなるので、学生さんにとっては嬉しいポイントです。
また、資料を探す手間や、紛失のリスクを減らすことできます。PDFファイルのデータを手入力する手間も省けるので、業務効率の向上が期待できるでしょう。出力したデータは、編集可能なデータに変換できるので、内容を編集したい時にも便利です。変換したデータは、パソコンだけでなくスマホでも閲覧可能です。特にビジネスマンであれば、様々な場面で活用できるでしょう。
ChatPDF
ChatPDFは、アップロードしたPDFファイルの内容をAIが解析するため、PDFファイルの内容を要約したり、内容に関する質問をした場合チャット形式で瞬時に答えを出してくれたりします。
量の多いPDFでも、ChatPDFを使えば、すぐに概要を教えてくれます。そのため、短い時間でPDFの内容が理解できるでしょう。PDFの内容がどんな言語で記載されていても、チャットで「日本語にしてほしい」と入力すれば、日本語に変換してくれるので翻訳する手間も省けます。チャットの内容は、テキスト形式で出力可能で、必要があればいつでもダウンロードできます。
ChatPDFは、必要な情報だけを正確に教えてくれるので、ビジネスだけでなく、学生が資料をまとめる際に使用したり、研究者が必要な情報を入手する際に使用したりと幅広く役立つ機能です。堅苦しくて読みづらい資料も、ChatPDFを使えば、内容が簡単に理解できるでしょう。
Light PDFの料金プラン
参照元：Light PDF
LightPDFには、異なる有料プランがあります。「個人版」と「商用版」の値段は以下です。
個人版
| 月間契約 | 1,980円 |
| 年間契約 | 6,690円 |
| 3年間契約 | 9,980円 |
| 7日間契約 | 780円 |
個人版は、上記の価格から最大70％OFFで利用できます。契約日数が長いほど割引率も高くなるので、長期で利用を考えている方は、予め長期間での契約がおすすめです。
商用版
| 1年間 | 8,390円 |
| 2年間 | 13,890円 |
企業が利用する場合は、商用版がおすすめです。商用版も個人版と同様、長期間での契約がお得です。2年契約で2人以上で契約すると、1人あたりの契約料も安くなります。
LightPDFは、無料でも利用可能ですが、無料トライアル状態の場合、編集、変換などの機能はそれぞれ1日に1つのファイルしか使えない、ChatPDFではスキャンしたPDFファイルではAIチャットができないなどいくつかの利用制限が設けられています。
色んな機能を活用したい方には、有料版の方がお得でしょう。
Light PDFの使い方と機能のまとめ
LightPDFは、PDFの変換、編集、OCRなどのツールが利用できるサービスです。ChatPDF機能を使えば、PDFの内容を要約したりチャットで質問したりできるので、量の多いPDF を読み込み時間が短縮できます。
特にOCRやChatPDFは、PDFの管理や概要を把握するのに役立ちます。出力したデータは、パソコンだけでなく、スマホでも使用できるので、仕事を効率良く行えますよ。
アップロードしたファイルは、プライバシーが保証されているので、情報盛れの心配も安心です。シンプルで使いやすいので、気になる方はぜひ一度利用してみてください。
