2022年11月30日更新
Windows10でISOイメージファイルを作成する方法!標準機能で作成可能?
Windows10でISOイメージファイルを作成するのは、Windows10の標準のソフトでは行えるのでしょうか。この記事ではWindows10でのISOイメージファイルの作成方法やISOファイルからCDやDVDを作成する方法についてみていきましょう。
目次
- 1ISOイメージファイルとは?
- ・CD・DVD・Blu-rayのファイル形式
- ・PCなどに保存しておくことも可能
- 2Windows10でISOイメージファイルを作成する方法
- ・フリーソフト「ImgBurn」を使う
- 3Windows10の中のISOファイルからCD・DVDを作成する方法
- ・Windows標準機能を使う
- ・VideoByte DVD コピーを使う方法
- 4Windows10のインストール用ISOイメージファイルの作成方法
- ・Windows10を再インストールするときに必要
- ・Microsoftの公式ホームページからファイルを入手
- ・ISOイメージファイルの作成方法
- 5Windows10でISOイメージファイルを作ってみよう!
ISOイメージファイルとは?
Windows10のPCからCDやDVDを作成するためには、ISOイメージファイルを作成する必要があります。Windows10でISOイメージファイルを作成する方法を探す方法を検索する人がたくさんいるようです。ISOイメージファイルとはどんなものなのでしょうか。
CD・DVD・Blu-rayのファイル形式
PCやスマホなどで利用するファイルにはファイル形式というものがあり、ファイル形式によって拡張子が付けられています。例えばWordなどの文書ファイルには「.doc」、画像ファイルには「.jpg」「.png」といった拡張子が付いています。
ISOイメージファイルというのは、CDやDVD、Blu-rayといった光学ディスクに書き込むためにファイル形式です。どんな種類のファイルでも、光学ディスクに書き込むときにはISOイメージファイルに変換されて、拡張子は「.iso」になります。
PCなどに保存しておくことも可能
CDやDVD、Blu-rayからPCや外付けHDD、USBメモリなどにデータをコピーすることもありますが、この場合のファイルの拡張子も「.iso」になります。「.iso」のファイルは、いつでもDVDなどに書き込める状態でPCなどに保存していくことが可能です。
Windows10でISOイメージファイルを作成する方法
Windows10でISOイメージファイルを作る方法についてみていきましょう。
フリーソフト「ImgBurn」を使う
Windows10の標準ソフトにはISOイメージファイルを作成する機能が搭載されていません。そこでWindows10でISOイメージファイルを作成できるフリーソフトを使います。フリーソフトは「ImgBurn」がおすすめです。
ファイルがいくつも表示されていますが、「Mirror7」をクリックします。Windows10へダウンロードしたファイルをクリックして、Windows10のPCへインストールします。
英語のファイルなので、日本語化するファイルもダウンロードします。同じページを下にスクロールすると、言語を選択できます。「Japanese」の「Check Here」をクリックして、日本語化するファイルをダウンロードします。
日本語化するファイルをダウンロードしてzipファイルを展開したら、「ImgBurn」をインストールしたフォルダにある「Language」のフォルダにコピペします。すると日本語表示で「ImgBurn」が表示されます。
「ImgBurn」をWindows10で起動するとこのような画面になります。「ファイル/フォルダをディスクに書き込み」を選択すると、自動でISOイメージファイルが作成されて、ディスクへ書き込まれます。ディスクへ書き込まずにISOイメージファイルをWindows10へ保存したいときには「ファイル/フォルダからイメージファイルを作成」をクリックします。
するとISOイメージファイルの作成を設定する画面が出てきます。「入力元」からISOイメージファイルを作成したいファイルを選択して「保存」のボタンを押すと、ISOイメージファイルがWindows10で作成されます。
Windows10の中のISOファイルからCD・DVDを作成する方法
Windows10に保存してあるISOファイルからCDやDVDを作成する方法についてみておきましょう。
Windows標準機能を使う
Windows10に保存してあるISOファイルからCDやDVDを作成するには、Windows標準機能でできます。Windows10のExplorerからISOファイルを選択すると、上のリボンに「書き込み」が表示されます。
そちらをクリックするとWindows10で「Windowsディスクイメージ書き込みツール」が立ち上がるので、書き込みをするドライブを選択します。「書き込み」のボタンをクリックするとISOイメージファイルを書き込むことができます。
VideoByte DVD コピーを使う方法
ISOファイルからCDやDVDを作成する方法には、専用のソフトを使う方法もあります。ISOファイルをCDやDVDに書き込むためのソフトは色々ありますが、VideoByte DVD コピーが特におすすめです。
このソフトの特徴は、超強力なコピーガード機能が搭載されている点です。市販やレンタルのCDやDVDのコピーガードも簡単に解除して、ISOファイルとしてコピーすることができます。また、DVDからDVD、DVDをISOファイルに、ISOファイルをDVDに、それぞれコピーできる機能も搭載されています。
Windows標準の機能を使わなくても、このソフトが一つあれば簡単にDVDのコピーやISOファイルの作成、DVDの作成などができます。ぜひ、CDやDVDの作成方法を探している人は、VideoByte DVD コピーを無料ダウンロードして試してみましょう。
VideoByte DVD コピーでISOファイルからDVDを作成する手順は次のとおりです。
- 「ファイル」から「ソースを選択」をクリックする
- DVDに書き込むISOファイルを選択する
- 「ターゲット」でコピー先のDVDを指定して「次」をクリックする
- 詳細なオプションを設定して「開始」をクリックする
すると、ISOファイルのDVDへの書き込みが始まります。
Windows10のインストール用ISOイメージファイルの作成方法
Windows10をインストールするためのISOイメージファイルの作成方法も見ておきましょう。
Windows10を再インストールするときに必要
Windows10を使っていたら、何らかのトラブルで再インストールが必要になることがあります。再インストール用のISOイメージファイルを作っておくことで、いつでもWindows10の再インストールが可能になります。
Microsoftの公式ホームページからファイルを入手
Windows10の再インストール用のファイルはマイクロソフトの公式ホームページから入手可能です。こちらのページから「ツールを今すぐダウンロード」をクリックしてファイルを入手しましょう。
ISOイメージファイルの作成方法
Windows10にダウンロードしたファイルをクリックして実行します。しばらく待つとライセンスへの同意を求められるので「同意する」をクリックしてしばらく待つとこのような画面になるので「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択して「次へ」をクリックします。
内容を確認しながら画面を進んでいくと、このような画面になります。ISOファイルの場合には「ISOファイル」を選択します。
次の画面で保存する場所を決めて「保存」をクリックすると、Windows10のPCに再インストールするためのISOイメージファイルが作成されます。
Windows10でISOイメージファイルを作ってみよう!
この記事ではWindows10でISOイメージファイルを作成する方法についてみてきました。バックアップ用のメディアとしては、USBメモリや外付けHDDを使うことが多くなりましたが、まだまだCDやDVDを使っている人もたくさんいます。
CDやDVD、Blu-rayにデータを書き込むサービスを有料で行っているお店もありますが、自分でやり方を覚えればDVDなどを購入する費用だけで自分でできるようになります。ぜひISOイメージファイルを作成する方法を確認して、いつでもCDやDVD、Blu-rayに自分で書き込めるようにしましょう。