WindowsのCドライブの容量が不足した時には、Cドライブを拡張することで空き容量を増やすことができます。この記事ではWindowsPCのディスクのパーティション割合を変えるなどの方法で、Cドライブを拡張して空き容量を増やす方法についてお伝えします。
WindowsPCのCドライブには、Windowsを動かすためのシステムファイルがすべて入っています。しかし、マイドキュメントやマイピクチャなどに保存したファイルもCドライブにデフォルトの設定ではCドライブに保存するようになっています。
気が付くと保存したファイルが増えてCドライブの容量が不足してしまうことがあります。Cドライブの容量が不足した時の対処法の一つにCドライブの拡張があります。
WindowsPCのCドライブの容量が不足する原因にはどんなものがあるのでしょうか。
容量の大きな動画や画像、音楽をたくさんダウンロードして、WindowsのCドライブの容量が不足するのなら理解できます。
しかし、心当たりのあるファイルやアプリをWindowsPCから削除しても削除しても、あっという間にCドライブがいっぱいになってしまうことがあります。Cドライブを拡張しなくてはいけなくなる場合というのは、そのような場合に有効な方法です。
大容量ファイルを保存していないのに、WindowsPCのCドライブの容量があっという間に不足してしまう、という場合の原因というのは、Windows Updateにあります。Windows Updateは1カ月に2回行われますが、不要になったファイルは基本的にアップデートとともに削除されるようになっています。
しかし、原因は不明ですが、不要になったシステムファイルが削除されずに、いつまでもPCの中に蓄積していく場合があります。このような場合に、Cドライブの空き容量が不足した場合には、Cドライブの拡張が友好的な方法になります。
Cドライブの空き容量の不足に対する対処法は、Cドライブを拡張することです。Cドライブを拡張するというのはどういうことなのか見ていきましょう。
WindowsPCには、Windows Updateの蓄積ファイルや一時ファイルなどを一括して削除するための、ディスクのクリーンアップという機能があります。ディスクのクリーンアップを頻繁に行っている人もいることでしょう。
また、こまめに不要なファイルを削除している、という人も少なくありません。しかし、頻繁にディスクのクリーンアップやファイルを削除しても、Cドライブの空き容量の不足が間に合わないことがあります。このような場合には、Cドライブを拡張するしかありません。
PCには必ず記憶領域用のディスクが搭載されています。HDDもしくはSSDと呼ばれるものです。OSのシステムや、インストールされているアプリ、作成したり編集したりした文書や画像、ダウンロードした動画や音楽など、PCを利用する上で必要になるシステムやコンテンツは全てディスクの中に保存されています。
通常はディスク領域はCドライブとDドライブ、それから未割当の領域といったパーティションに分割されています。Dドライブを縮小したり、未割当の領域をCドライブに割り当てることでCドライブのパーティションを拡張して増やすことができます。
Cドライブのパーティションを拡張することで、Cドライブに保存できるデータ量が大幅に増えるので、容量不足に対応することができます。
ここからはCドライブの空き容量を増やすために拡張する具体的な方法についてみていきましょう。まずはフリーソフトを使って拡張する方法です。
PCのドライブのパーティションを管理できるソフトには「AOMEI Partition Assistant」があります。こちらからダウンロードすることができます。すべての機能を利用するためには、有料版にする必要がありますが、無料で使える体験版でも大丈夫です。
上の画像の「窓の杜からダウンロード」をクリックするとダウンロードできます。ダウンロードしたファイルをクリックするとセットアップのための言語を選ぶことができます。日本語を選んで「OK」をクリックすると、有料版への案内が出てきます。こちらはスキップしてしまっても大丈夫です。
するとセットアップウイザードが始まるので、「次へ」をクリックしてセットアップします。
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