iPhone12の容量おすすめはどれ?選び方や値段を紹介!
iPhone12シリーズは、それぞれのモデルで3種類のストレージ容量が用意されています。購入するときには、どの容量を選んだら良いのでしょうか。この記事では、iPhone12シリーズの容量の選び方などについて詳しく解説します。
目次
- 1iPhone12の容量はどれが良い?ギガ数の選び方に迷う人が続出!
- ・iPhone12の容量とは?
- 2iPhone12シリーズの容量と価格の一覧
- 3iPhone12シリーズの容量の違いの詳細について
- ・iPhone12 mini
- ・iPhone12
- ・iPhone12 Pro
- ・iPhone12 Pro Max
- 4iPhone12シリーズの容量はどれが必要か?おすすめの選び方
- ・まずは古いiPhoneで利用しているストレージ容量を確認する
- ・iPhoneのストレージ容量の見方・確認方法について
- ・iPhone12をどのように使いたいかよく考える
- ・予算が十分なら大きめの容量を選んでおけば間違いがない
- ・必要以上の容量はいらないので注意を!
- 5iPhone12シリーズは容量の選び方もしっかりと考えよう!
iPhone12の容量はどれが良い?ギガ数の選び方に迷う人が続出!
iPhoneユーザー待望のiPhone12シリーズが4モデル登場しました。今までの新型iPhoneの登場と同じく、iPhone12シリーズでもそれぞれのモデルでストレージ容量が3種類ずつ用意されています。
どのiPhone12を購入しようか決めた方も、それぞれのモデルの中でのストレージ容量の選び方に迷う方が続出しています。この記事では、iPhone12シリーズの購入を検討中の方に向けて、ストレージ容量をどのように選んだら良いのか、選び方のポイントについて解説します。
iPhone12の容量とは?
まずは、iPhone12の容量とは何を意味するのかについて解説します。iPhoneに限らず、PCでもAndroidスマホでもタブレットでも、購入するときにはスペックを選んで購入します。
スマホやPCのスペックを決める主要なポイントは、処理の速さを決めるCPUの性能と、一度に処理できる作業量を決めるメモリの容量、それとストレージ容量があります。
容量と単に言うこともありますが、ストレージ容量と言うこともあります。ストレージ(Storage)とは英語でもともとは「倉庫」を意味する単語です。スマホやPCではデータを保存しておくための領域のことを指します。
ストレージにはスマホやPCに保存するすべてのデータやプログラムが保存されます。写真や動画、音楽、文書などのファイルだけではなく、iPhoneであればゲームや電子決済、画像加工等に使うアプリのプログラムファイルもすべてストレージに保存されています。
そのために、iPhone12を選ぶときのストレージ容量の選び方というのは、iPhone12にどのくらい多くのファイルやアプリを保存できるのか、ということを選ぶことになります。
iPhone12シリーズの容量と価格の一覧
iPhone12シリーズでは、4つのモデルが発売されています。モデルによって搭載している部品の種類が違い性能に大きな差があるので価格差があるのは当然です。また、モデルによる価格差だけではなく、iPhone12では同じモデルでもストレージ容量による価格差があります。iPhone12シリーズの価格がどのくらい違うのか一覧表で確認しておきましょう。Appleで購入した場合の税込価格の一覧です。
64GB | 128GB | 256GB | 512GB | |
iPhone12 mini | 82,280円 | 87,780円 | 99,880円 | - |
iPhone12 | 94,380円 | 99,880円 | 111,980円 | - |
iPhone12 Pro | - | 117,480円 | 129,580円 | 153,780円 |
iPhone12 Pro Max | - | 129,580円 | 141,680円 | 165,880円 |
ストレージ容量の差による価格差が比較的小さいiPhone12 miniでも、64GBと256GBでは17,600円もの差があります。最も価格差が大きなiPhone12 Pro Maxでは128GBと512GBでは36,300円もの差があります。同一モデル内でも、容量の差によるコスパを考慮に入れた上で購入したほうが良いでしょう。
iPhone12シリーズの容量の違いの詳細について
それでは、具体的にiPhone12シリーズのそれぞれのモデルでは、同一モデルでの容量の違いがどのような違いを生み出しているのか、詳しく解説します。
iPhone12 mini
iPhone12 miniは、手の小さな女性でも無理なく持てる小型サイズのiPhoneとして登場しました。廉価版ではなく最新型iPhoneとして初めて小型化したモデルということで、大きな注目を集めています。iPhone12 miniには64GB、128GB、512GBの3種類の容量が用意されています。それぞれの違いは次の通りです。
64GB
iPhone12 miniでは最小のストレージ容量となるのが64GBです。iPhone12シリーズの中では最も安価なモデルということで、価格だけで選ぶ方もいるようです。また、以前は32GBのiPhoneもあったので、32GBからの乗り換えという方の中には、64GBでも多いと感じる方もいるようです。
しかし、iPhone12 miniで64GBは、64GBで十分だという目的を持っている方でなければおすすめできません。その理由は、カメラの画素数が1200万画素と以前よりも上がっていることで、撮影する写真や動画のファイル容量がかなり大きくなっていることと、ゲームなどのアプリの容量も大きくなっているためです。
写真や動画はあまり撮影しない、メールやLINE、ニュースアプリを利用する程度、というライトなiPhoneユーザーなら大丈夫でしょう。しかし、ある程度写真や動画を撮影する、ゲームアプリをよくダウンロードする、という方にはおすすめしません。
128GB
SNS向けの写真や動画を頻繁に撮影する、容量の重いアプリを時々ダウンロードする、という方には128GBがおすすめです。それほどヘビーな使い方をするつもりはないけれども、そこそこ日常で頻繁に利用する、という一般的なiPhoneユーザーであれば128GBがいいでしょう。
ただし、写真や動画を頻繁に撮影するようだと、こまめにクラウドかPCへ移す必要が出てくるでしょう。ヘビーユーザーにはおすすめできません。
256GB
小型モデルのiPhone12 miniで最もストレージ容量が多いの256GBです。256GBのストレージ容量が必要になる方というのは、頻繁に写真や動画を撮影する方か、容量の重いゲームアプリを頻繁に利用する方です。
しかし、ゲームを頻繁にプレーしたり、高画質な写真や動画を撮影したいという方には、iPhone12 miniではなくカメラ性能が高く搭載メモリが大きいiPhone12 ProかiPhone12 Pro Maxの方がおすすめです。
iPhoneのサイズ感と、使いたい用途に対する性能、コスパなど総合的に判断して、256GBのiPhone12 miniがいいのか、Proモデルが良いのかよく検討しましょう。
iPhone12
標準的な一般モデルとして発売されているiPhone12は、スペック的には、サイズとバッテリー性能以外はiPhone12 miniと全く同じです。搭載しているバッテリー容量が大きいので、バッテリー持続時間はiPhone12 miniよりもこちらの方が長く使えます。
64GB
iPhone12の64GBでは、頻繁な写真や動画の撮影、ゲームのプレーには不安があります。SNSにiPhone12で撮影した写真や動画を上げたら、すぐにストレージから削除する、こまめにクラウドに保存する、といった手間をかけられるのであれば十分です。そういう手間をかけられないのであれば、あまりおすすめしません。
メールやLINE、ブラウザでのネットサーフィン、ニュースアプリの利用などが、iPhoneの主な用途だという方向けです。
128GB
多くのユーザーの方が安心して使える容量です。そこそこ日常の写真や動画を撮影して、たまにゲームアプリもダウンロードする事がある、という使い方をするのであれば、128GBがいいでしょう。
256GB
頻繁に写真や動画を撮影して、iPhone12の中に保存しておく、ゲームアプリも頻繁にダウンロードして遊ぶ、という方なら256GBのiPhone12がおすすめです。しかし、写真や動画にこだわりを持つ、ゲームを楽しみたい、という方であれば、カメラ性能が良く、搭載メモリも大きいProモデルを検討してもいいでしょう。
iPhone12の性能とコスパの点で、iPhone12の256GBとProモデルとどちらが良いのかよく検討しましょう。
iPhone12 Pro
iPhone12とサイズは全く同じですが、カメラ性能が全く違います。トリプルレンズのカメラの倍率は最大10倍幅、iPhone12にはないLiDARスキャナを搭載していることで瞬時に被写体を捉えられる点は、iPhone12のProモデルならではのカメラ性能です。
また、搭載しているCPUとGPUのシステムチップはiPhone12、iPhone12 miniと同じですが、メモリが6GBと2GB分大きくなっています。CPUの性能が同じ場合には、メモリ容量が大きいほうが処理速度が上がります。iPhone12と比較するとスペックの重いゲームアプリなどの反射速度に違いを感じる方もいます。
128GB
日常的な範囲内での使い方をする予定であれば、128GBのiPhone12 Pro Maxでも十分でしょう。カメラ性能はiPhone12よりも上がっていますが、画素数は同じなので、写真や動画のファイルサイズが大きくなるわけではありません。
写真や動画を毎日のように大量に撮影するような使い方や、ゲームアプリを大量にダウンロードするような使い方をしなければ、128GBで十分です。
256GB
いろいろなゲームアプリをやり込みたかったり、写真や動画をかなり多く撮影する事が多いのなら256GBのiPhone12 Proを購入したほうが安心でしょう。そこそこ写真や動画を撮影する方でも、時々写真や動画の整理をしたり、バックアップをこまめに取るような使い方をしていれば、256GBで十分です。
512GB
iPhone12 Pro Maxの512GBが必要な方というのは、写真や動画のバックアップを取らずに、iPhoneの中にすべて保存しておきたい方です。とはいえ、512GBもあれば、写真は40万枚も保存できます。プロの写真家でなければ、使い切れないほどの容量があります。
ただし、4K動画の撮影では、512GBでも約20時間分しか保存できません。4K動画を頻繁に撮影する方など、こだわりの使い方をする方に必要なiPhoneです。
iPhone12 Pro Max
iPhone史上最高レベルのiPhoneがiPhone12 Pro Maxです。カメラ性能は、iPhone12 Proと同じトリプルレンズです。iPhone12 Proよりもズーム性能が高く、最大12倍幅のズームが可能です。
メモリはiPhone12 Proと同じ6GBを搭載していて、大画面での動画再生やゲームを快適な処理速度で楽しめます。最も高額なモデルなので、コスパをよく考えて検討したほうがいいでしょう。
128GB
日常使いで利用するのであれば、128GBで十分でしょう。iPhone12 Pro Maxを使うからと言って、撮影する写真や動画のファイルサイズが大きくなるということはありません。そこそこゲームも楽しんで、日常使いの範囲で動画や写真の撮影をするのであれば、128GBあれば問題ありません。
256GB
128GBでは不安があるという場合には、256GBにしてもいいでしょう。日常使いの範囲を超えて、趣味の域での写真や動画撮影をする方、色々なゲームをダウンロードしてやり込みたい方は、256GBあると安心です。
512GB
iPhone12 Proと同じで、かなりヘビーな使い方をする方でなければ、512GBのストレージ容量を使い切れる方はいません。PCやクラウドに写真や動画をバックアップしたくない方や、4K動画の撮影を頻繁に行う方、もしくは最高値のiPhone12を購入できる金銭的余裕がある方におすすめです。
iPhone12シリーズの容量はどれが必要か?おすすめの選び方
iPhone12シリーズのそれぞれのモデルのそれぞれの容量について見てきました。それでも、自分がどのストレージ容量を選んだら良いのかわからないという方もいるでしょう。この記事の最後に、iPhone12シリーズのストレージ容量の選び方をご紹介します。
まずは古いiPhoneで利用しているストレージ容量を確認する
まずは、今使っている古いiPhoneでどのくらいのストレージ容量を使っているか確認してみましょう。古いiPhoneで使っているストレージ容量は、そのまま新しいiPhone12に引き継ぎます。
データを大幅に整理しないのであれば、まずは、自分が現在使っている容量の入るiPhone12を購入する必要があります。その上で、今後どのくらいのデータ容量を追加していくか考えましょう。
iPhoneのストレージ容量の見方・確認方法について
ストレージ容量の確認方法は、iPhoneの「設定」アプリを開いて、「一般」>「iPhoneストレージ」から確認できます。「使用済み」というところを見ると、使っているiPhoneのストレージ容量と、その中のどのくらいの容量を使っているのか確認できます。
iPhone12をどのように使いたいかよく考える
現在使っているiPhoneの容量を確認したら、iPhone12を購入後にどのような使い方をしたいのかよく考えましょう。こまめにiPhoneの中身を整理するのでなければ、撮影する写真や動画、ダウンロードする音楽や動画の容量は増えていく一方です。
また、ゲームアプリは近年ではグラフィックや音声のリアリティが増している分だけもともとの容量が大きくなっています。ゲームを進めると保存するデータが増えて容量が大きくなっていきます。iPhone12で追加していく写真や動画、アプリの容量も考えて選びましょう。
予算が十分なら大きめの容量を選んでおけば間違いがない
予算が十分に取れるのであれば、それぞれのモデルの最も大きな容量を選んでおけば間違いはありません。iPhone12 miniやiPhone12であれば256GBを、iPhone12 ProやiPhone12 Pro Maxであれば512GBなら、絶対に間違いはありません。
必要以上の容量はいらないので注意を!
ただし、現在使っている容量と大きくかけ離れたiPhone12を購入する必要はありません。50GB使っているのであれば、追加するデータ量を考えても128GBで十分でしょう。256GBは必要ありません。100GB使っているのであれば、念のために256GBでいいでしょう。512GBを購入する必要はありません。
iPhone12シリーズは容量の選び方もしっかりと考えよう!
この記事では、iPhone12の容量について詳しく解説してきました。iPhone12に限らず、iPhoneでは同じモデルにどうして複数の容量の機種が用意されているのか、不思議に思う方もいることでしょう。
ストレージ容量はiPhoneの性能には全く関係ありません。iPhoneの使い方は人によってそれぞれです。写真や動画を頻繁に撮影する方もいれば、コンテンツを大量にダウンロードして楽しむ方もいます。一方で、カメラを使ったり動画のダウンロードをしたりしない方もいます。自分に合った容量のiPhone12を購入することがとても大切です。