2019年08月11日更新
MP4の動画ファイルがWindowsで再生できない原因と対処法!
MP4の動画ファイルがWindowsで再生できないときの原因と対処法を解説していきます。MP4の動画形式や動画プレイヤーの特徴を理解して、再生できないという悩みを解決しましょう。特徴は様々なので、見ながら対処法を試してみましょう。
目次
- 1MP4の動画ファイルが再生できない原因は?
- ・MP4とは?
- ・WindowsMediaPlayerはサポート対象外
- ・同じコーデックを使わないと動画再生できない
- 2MP4の動画ファイルがWindowsで再生できない時の対処法
- ・最新のWindowsMediaPlayer12をダウンロード
- ・4Videosoft公式サイトからソフトをダウンロード
- ・動画ファイルが再生できないWindowsVista以前
- 3MP4動画が再生できない時役立つ!ファイルの特徴
- ・MP4
- ・ASF
- ・MOV
- ・MPEG-2 PS
- ・MPEG-2TS
- ・AVI
- ・FLV/F4V
- 4MP4動画が再生できない時役立つ!動画プレイヤーの特徴
- ・WindowsMediaPlayer
- ・QuickTimePlayer
- ・VLCmedia player
- ・MPC-HC
- ・GOM Player
- 5MP4の動画ファイルを再生できない時はまずは対処法を試そう!
MP4の動画ファイルが再生できない原因は?
まずは、MP4の動画ファイルが再生できない原因について解説していきます。MP4動画ファイルが再生できない原因を把握することでそれに対する対策を考えていきましょう。
MP4とは?
MP4が何かをよくわかっていない人が多いですので、まずは、MP4とは何かということを理解しましょう。
MP4(エムピーフォー)はデジタルマルチメディアコンテナファイルフォーマットである。ビデオやオーディオを格納するのによく用いられ、他にも字幕や静止画なども格納できる。MPEG-4規格の一部で、MPEG-4 Part 14(正式にはISO/IEC 14496-14:2003、ISO/IEC JTC 1)で標準化されている。
こちらがMP4についてです。まずはこちらを理解して、対処法や動画プレイヤーや動画形式についての解説を読みましょう。
WindowsMediaPlayerはサポート対象外
Winodwsでは、「WindowsMediaPlayer」はMP4がサポート対象外でMP4形式の動画を再生することはできません。MP4動画を再生するためには、コーデックというプログラムをWindowsに入れ込んでおく必要があります。
同じコーデックを使わないと動画再生できない
MP4形式の動画は映像データと画像データの二つにロックがかかっています。これをコーデックを使ってロックを解除することでMP4動画が再生できるようになります。ということは、圧縮されたデータのコーデックと同じコーデックを使って、MP4形式の動画を解凍する必要があります。
MP4の動画ファイルがWindowsで再生できない時の対処法
ここからはMP4の動画ファイルがWindowsで再生できない時の対処法を解説していきます。MP4形式の動画を再生できない原因を踏まえて、適した対処法を試していきましょう。
最新のWindowsMediaPlayer12をダウンロード
最新のWindowsMediaPlayer12をするには、スタートボタンwpクリックして開いて、「機能」と入力して、検索してください。左下の「ここに入力して検索」というところに「機能」と入力して検索しても大丈夫です。検索すると「Windows の機能の有効化または無効化」というのが出てくるので、クリックして開いてください。
「Windows の機能の有効化または無効化」というのが出てくるので、クリックして開けたら、「メディア機能」というところをクリックして、展開してください。
「メディア機能」というところをクリックして、展開できたら、「Windows Media Player」というところの左側にある四角をクリックして、チェックを外してください。チェックを外すということはそれを無効化するということになります。
「Winodws Media Player」のチェックマークをオフにできたら、右下の「OK」をクリックして次に進んでください。
「Winodws Media Player」のチェックマークをオフにして、無効化ができれば、上のような画面になるので、「閉じる」をクリックすれば終了することができます。ここまでくれれば「Winodws Media Player」がアンインストールができました。
「Winodws Media Player」の最新版をインストールするには、もう一度「Windows の機能の有効化または無効化」を開いてください。「メディア機能」を展開して、「Winodws Media Player」のチェックマークがオフになっているので、チェックを入れてオンにしてください。
「Windows Media Player」のチェックをオンに出来たら、再び、「OK」を押してください。変更が適用出来たら、「Windows Media Player」のバージョンが最新版になっています。ここまでの作業ができたら、MP4の動画を再生してみましょう。
4Videosoft公式サイトからソフトをダウンロード
二つ目の方法は4Videosoft公式サイトからソフトをダウンロードする方法です。ダウンロードするには、PCの容量やどこにダウンロードするかを決めておくとスムーズに進むでしょう。開けるMP4動画ファイルをPCに入れておきましょう。
まず、上のリンクから上のサイトに飛びます。少し下にスクロールしたら、「ブルーレイプレーヤー」という項目があるので、「ダウンロード」をクリックしてください。
ダウンロードができたら、上のような画面が表示されます。ここではまず、インストール中に使用する言語を選択して、できたら「OK」をクリックして次へ進んでください。
言語を選択して、「OK」をクリックして次に進むと、インストールの開始を確認する画面が出てきます。説明をしっかり読んで、確認出来たら、「次へ」を押して次に進みましょう。
次に、仕様確認契約書の確認画面が出てきます。同意するならば「同意する」をクリックして「次へ」をクリックして次へ進んでください。
使用確認誓約書に同意ができたら、どこにファイルを保存をするかの選択をする画面が出てきます。「参照」というところをクリックすると、保存できるファイルの一覧が出てくるので、保存したいファイルを選択して、できたら「次へ」を押して次に進んでください。
この画面は詳細設定の画面です。アイコンについての設定やインストールについての設定があるので、自分の好みの設定をしましょう。
この画面は最終確認の画面です。確認事項を確認出来たら、「インストール」をクリックしてインストールを開始しましょう。設定を直したければ、戻るをクリックして、設定しなおしましょう。
この画面はインストール中の画面です。「キャンセル」をクリックすれば、インストールを中止することができます。
上の画面はインストール終了後の画面です。完了をクリックすれば、インストール完了です。
インストールしたらファイルを追加
アプリケーションを開くと、上のような画面になるので、ファイル追加をクリックして、再生したい動画を選んでください。
好きなスナップショットを撮る
動画を再生して、好きなスナップショットをとるには、一度動画を停止させて、カメラのマークをクリックすれば、スナップショットをとることができます。
動画ファイルが再生できないWindowsVista以前
動画ファイルが再生できないWindowsVista以前でもMP4ファイルを動画再生する方法があります。
QuickTime7.7.8forWindows以降をダウンロード
一つ目の方法はQuickTime7.7.8forWindows以降をダウンロードする方法です。こちらはすぐにダウンロードができるので、一度やってみましょう。
まずは、上のリンクから上のサイトを開きます。「ダウンロード」というところをクリックして、ダウンロードをしてください。ダウンロードできたものを開いてMP4ファイルを動画再生できるようになります。
K-LiteCodecPackをインストール
もう一つの方法はK-LiteCodecPackをインストールすることです。こちらも手順は少ないのですぐにダウンロードすることができます。容量などを見ながら、どちらのアプリケーションをダウンロードするかを決めましょう。
上のリンクから上のようなサイトを開きます。「ダウンロード」というとこをが二つありますが、公式と書いてあるところのダウンロードボタンをクリックしてダウンロードしましょう。
MP4動画が再生できない時役立つ!ファイルの特徴
ここからはファイルの特徴についての解説をしていきます。MP4動画が再生できない時にこの説明を見てどのファイル形式が適しているかを判断していきましょう。
MP4
圧縮率がほかの形式よりも高めになっていて、とても便利で使いやすいですが、とても多くのコーデックがあるので、ファイルの中身を判別しにくくなっています。YouTubeではmp4.H264形式でMP4を再生するのを推奨されています。
拡張子
- mp4
- m4v
- mov
- qt
コーデック(映像)
- MPEG1
- MPEG2
- MPEG4
- H.263
- H.264
- H.265
- H.264
- AVC WMP9
コーデック(音声)
- AAC-LC
- AC-3
- MP3
- HE-AAC
- VQ Apple Lossless
ASF
こちらの形式はWindosMediaPlayerで再生ができる形式となっています。配信をするためにこのファイル形式は開発されているので、「DRM」というコピーを防ぐコピーガードをかけることができるのがこの形式の特徴です。この後WMP9という形式になったことから、MP4動画の画質や音質、圧縮できる割合が上がりました。
拡張子
- wmv
コーデック(映像)
- MS
- MPEG
- V2
- MS
- MPEG
- V3
- WMV9
- VC1
コーデック(音声)
- WMA
- V8
- WMA9
MOV
MacでMP4動画を再生するときに使われる標準なファイルです。主にMP4で扱われているので、MPEG-4の映像用のコーデックを使うことができます。
拡張子
- mov
- qt
コーデック(映像)
- MPEG-4
- H.264
- Motion
- JPEG
コーデック(音声)
- AAC
- MP3
MPEG-2 PS
DVDやその他の記録用の形式として利用されています。ビット間違いが小さい規格としても使われている。
拡張子
- .mpg
- mpeg
- mpe
- m2p
コーデック(映像)
- MPEG-1
- MPEG-2
コーデック(音声)
- MPEG1
- Layer-II
- MPEG2
- Layer-II
- LPCM
- AC-3
MPEG-2TS
いろいろな国のデジタル放送で多く採用されている規格、形式です。ブルーレイやテレビのレコーダーなどで使われています。
拡張子
- mpg
- mpeg
- mp2
- m2p
- m2t
- mpt
- m2ts
- mts
- ts
- vob
コーデック(映像)
- MPEG1
- MPEG2
- MPEG4
- H.264/AVC
コーデック(音声)
- MPEG1
- Layer-II
- MPEG2
- Layer-II
- MPEG4
- AAC-LC
- LPCM
- AC-3 MP3
AVI
形式が古くなっているファイルで、不完全だと再生することができません。最大で2GBの制限があるので、注意して利用するようにしましょう。コーデックがとても多くなっているので、注意して利用しましょう。
拡張子
- avi
- divx
コーデック(映像)
- MPEG1
- MPEG2
- MPEG4
- Motion
- JPEG
- DivX 3-5
- XviD
コーデック(音声)
- MPEG1
- Layer-III
- MPEG2
- Layer-III
- PCM AC-3
FLV/F4V
この形式のものはYouTubeなどの動画が配信されているサイトで利用されています。Adobeが開発した、フラッシュの形式のものです。
拡張子
- f4v
- f4p
- f4a
- f4b
- flv
コーデック(映像)
- H.264
- AVC Sorenson Spark
コーデック(音声)
- AAC
- MP3
MP4動画が再生できない時役立つ!動画プレイヤーの特徴
ここからはMP4動画プレイヤーの特徴について解説していきます。こちらはMP4動画が再生できないときに役立つので理解しておきましょう。QuickTimePlayerとVLC Media PlayerはどのOSにも対応しています。
WindowsMediaPlayer
このMP4動画プレイヤーはマイクロソフトのもので大体、Windowsに標準的に搭載されています。今ではバージョンが12になっているので、多くの形式に対応して、多くの利用者がいます。多くの形式に対応したことで使いやすくもなっています。
対応OS
- Windows
QuickTimePlayer
このMP4動画プレイヤーはアップルのもので、iTunesに標準的に搭載されています。これにより、多くの人から知られています。今ではバージョンが7になっており、たくさんのファイル形式に対応しています。主なファイルにも対応しています。
対応OS
- Windows
- OS X
VLCmedia player
このVLC Media PlayerはほとんどのOSに対応しており、搭載されているコーデックの数が多くなっています。無料で提供されていますが、再生のカスタマイズが多く、軽量化のされていて、日本語にも対応しています。このVLCとは、Video LAN Clientの略で表されています。
このVLC Media PlayerはどのOSでも使用できるので、認知度や評判は高くなっています。
対応OS
- Windows
- OS X
MPC-HC
このMP4動画プレイヤーはずいぶん前からあるプレイヤーでWindows Media Playerの少し前のバージョンのような形です。シンプルで軽量化されており、利用する人が多くなっています。シンプルなので、再生可能な動画の種類は少なくなっているが、ブルーレイが再生可能になっています。
VLC Media Playerよりは再生のカスタマイズが少なくなっています。
対応OS
- Windows
GOM Player
このMP4動画プレイヤーも有名で人気です。ここまでで紹介したプレイヤーよりも多くのコーデックが搭載されています。対応している動画形式も豊富です。困ったときはガイドを出してくれるので、使いやすいプレイヤーとなっています。
対応OS
- Windows
MP4の動画ファイルを再生できない時はまずは対処法を試そう!
MP4の動画ファイルを再生できない時はまずは対処法を試してみましょう。動画形式や動画プレイヤーの特徴を理解して、そのMP4動画形式や動画プレイヤーに適した対処法をできるようにしましょう。アップデートや新しい動画プレイヤーをインストールしたりして、動画を再生できるようにしましょう。