2021年04月06日更新
テキストブラウザで開く方法[Windows/iPhone/Android]
画像や動画などを表示しないテキストブラウザは、通信量を節約したいときや、ネットサーフィンしていることがバレたくないときに使えます。この記事では、テキストブラウザを探している方に、おすすめのテキストブラウザを、PCとスマホそれぞれご紹介します。
目次
テキストブラウザとは?
Webサイトを利用する時のテキストブラウザで使い勝手のいいものを探している方が多いようです。テキストブラウザとは、テキスト情報だけでWebページの内容を表示するブラウザです。
元々はスペックの低い端末で、データ量の多い画像やFlash、JavaScriptなどのプログラムを表示させずに、必要最低限の文字情報だけを表示するために開発されました。
現在では、PCやスマホのスペックは十分なものが普及しましたが、テキストブラウザの需要は十分にあります。その理由は、ニュースサイトや無料ブログなどでの広告表示を避けるためや、データ通信量を節約するためです。
この記事では、PC向けとスマホ向けのそれぞれおすすめのテキストブラウザをご紹介します。
PCにおすすめのテキストブラウザ(Windows・Mac)
まずは、PCにおすすめのテキストブラウザをご紹介します。PC向けのテキストブラウザといえば、LynxやW3mがおすすめアプリとして上がっています。しかし、インストール方法が難しかったり、インストールできてもマウス操作ができないので、操作性が悪すぎるなど、一般のユーザーには少し扱いにくいことがわかりました。
そこで、今回は、Google Chromeの拡張機能で、テキストブラウザのような表示にしてくれるものをご紹介します。
Text Mode
「Text Mode」は、Webページの表示をグレースケールにして、画像を表示しません。小さなアイコンなどは、テキスト情報以外のものも多少表示されるものはありますが、基本的にテキスト表示だけでWebページを利用できます。
使い方は、上記のリンクからGoogle Chromeに追加したら、Chromeの画面の右上に表示されるアイコンをクリックしてからWebページを開くだけです。
画像や動画のある場所は灰色の四角で表示されるので、余計な広告などに目をとられずにすみます。
スマホにおすすめのテキストブラウザ
スマホでWebサイトを利用するときにも、広告などの余計な画像や動画の表示をしたくないという方がいます。スマホでは、iPhoneとAndroidのそれぞれに、テキストブラウザアプリが用意されています。
iPhoneのおすすめアプリ
iPhoneにおすすめのテキストブラウザアプリは、「Text Browser」です。完全無料で利用できます。このアプリは、ダウンロードする情報の量を、「HTMLファイルのみ」「スクリプトファイルも加える」「Webページ全体」から選べます。通信量を節約したいときなどに、自分の都合のいい形でダウンロードしてWebサイトを閲覧できます。
また、文字の大きさはアイコンをクリックするだけで簡単に変えられます。文字を読みやすい形で表示して利用できます。
Androidのおすすめアプリ
Androidでおすすめのアプリは「TJ Text Browser」です。テキストだけをダウンロードして表示することから、容量の多い広告や画像、動画をダウンロードせずにすみます。また、多くのプログラムも利用しないことから、トラッキングも避けることができます。こちらのアプリは、アドレスバーに検索キーワードを入力して検索できるのも便利なポイントです。
テキストブラウザはとても便利!ぜひ使ってみよう!
この記事では、PCとスマホのそれぞれでおすすめのテキストブラウザをご紹介しました。PC用のテキストブラウザは、マウスが使えずにキーボード操作やコマンド入力が必要になるものばかりなので、一般の方には少しハードルが高いでしょう。
しかし、Chromeの拡張機能なら誰でも比較的簡単に導入できます。ぜひ、必要に応じてテキストブラウザを利用して、通信量の節約などに役立ててみましょう。