Windows PCでインターネットをする際、いつものように使っているChromeが起動しないトラブルに遭遇した方は必見です。今回は、Chromeが起動しない、開かない場合の原因と、立ち上がらないトラブルへの対処法について詳しく検証してきます。
WindowsのPCでインターネットをする際のブラウザの一つにGoogle Chromeというブラウザがあります。パフォーマンスも良く、多くの方が利用しています。ですが、特に変わったようなことを行っていないにもかかわらず、突然Chromeが立ち上がらなくなってしまった場合、心配になってしまう方も多いはずです。
では、起動しない原因として考えられるものをまとめましたので、1つずつご紹介していきます。心配になって焦ってしまう前に是非こちらを参考にして、できる対処を行うようにしてください。
Chromeが立ち上がらないトラブルの原因の1つとして考えられるのが、Windows Updateです。これは、不定期にWindowsのアップデートを行ってくれるものです。お使いのWindows PCをシャットダウンする際に見かけることが多いです。「更新してシャットダウン」や「更新して再起動」を選ぶことができます。
最新の状態にしてくれるのはいいですが、システムが書き換わることにより、場合によってはインストールされているソフトに影響する場合があります。Chromeにもそれが反映され、開かなくなってしまうということです。Windows Updateは、毎回このような副作用をもたらすことはないので、まれにあるものだと思ってください。
Chromeが開かない原因として、もう1つ考えられるのが、セキュリティソフトです。ウイルスバスターなどのソフトを導入している場合、このソフトがChromeにセキュリティとして反応し、開けない場合もあります。Chromeに限らず、お使いのPCにインストールしたソフトが開かなくなる時があります。その際は、ホワイトリストに入れることが対処法です。
セキュリティソフトが原因でない場合は、Windows ファイアウォールが原因である可能性が高いです。セキュリティ強度が高いと、個人的にインストールしたソフトなどに反応し、Chromeの使用が自動的にブロックされてしまう恐れがあります。しかし、セキュリティを下げてしまえばファイアウォールのメリットが低くなってしまいますので加減が必要です。
この場合は、対処法として、ファイアウォールの例外に追加してみましょう。お使いのPCの内部を検索するCortanaなどの検索欄に「Windows Firewall」と入力すれば設定メニューが表示されます。
Chromeが開かない原因で最後に考えられるのが、ユーザアクセスコントロールです。これは、ソフトをインストールする際や設定を変更する際などに一時的に制御が働く仕組みのものです。ウイルスバスターなどのセキュリティソフトとは異なるものですが、Chromeを開く際に制御が発動してしまうことも十分考えられます。
ユーザアクセスコントロールの制御が働く強度をご自身で変更できるようになっています。ですので対処法としては、ユーザアクセスコントロールの設定を低いものにしてください。この設定変更は、Cortana等の検索欄に「uac」と入力すれば簡単に表示できますのでお試しください。
では、Chromeが起動しない場合に確認すべきことを説明していきます。原因が具体的に分からないときには、まずはこちらを参考にして確かめてみましょう。いくつか確認事項があるので1つずつ見ていきます。
その時点でChromeがどんな状況なのかを把握しましょう。タスクマネージャーを使って確認していきます。タスクマネージャーの起動方法は、「ctrl+alt+del」のキーコンビネーションで起動できますが、今回は、PCのタスクバーを右クリックして、「タスクマネージャー」をクリックして起動します。キーを押すより便利です。
タスクマネージャーを表示させると、起動中のアプリの中にすでにChromeが作動している可能性があります。Chromeが既に起動してしまっている場合は、新たにアプリのアイコンをクリックしても開けない場合が多いです。この場合は、Chromeのアプリを右クリックして「タスクの終了」をクリックしましょう。これでChromeを一旦閉じたことになります。
タスクマネージャーでChromeを終了した後は、改めてChromeを開いてみましょう。これでいつも通り表示されるはずです。これでも起動しないなど、解決ができない場合は、別の方法もありますので試してみましょう。
次はセキュリティソフトの動作を確認してください。ウイルスバスターなどのセキュリティーソフトの設定を確認してください。セキュリティソフトは多岐にわたりますので、一概に設定方法はご紹介できませんが、Chromeをホワイトリストに入れるなど、除外設定をすることで解決できます。Chromeが悪意のあるソフトと誤認識しないようにしてください。
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