GoogleとYahooは同じ検索エンジンなの?検索順位の違いの理由は?

本記事ではGoogleとYahoo! Japanの検索エンジンについての紹介、及びGoogleとYahoo! Japanで表示される検索順位の違いをご紹介します。本記事を読んでGoogleとYahoo! Japanの違いを理解してみよう。

GoogleとYahooは同じ検索エンジンなの?検索順位の違いの理由は?のイメージ

目次

  1. 1GoogleとYahoo! Japanについて
  2. Googleとは
  3. Yahoo! Japanとは
  4. 2GoogleとYahoo! Japanの検索エンジンは一緒?
  5. 3Google とYahoo! Japanの違いとは?検索順位とSEO対策について
  6. 検索順位結果
  7. 表示されるコンテンツ
  8. 4GoogleとYahoo! Japanのユーザー層の比較
  9. PC・スマートフォンの利用者数比較
  10. 5GoogleとYahoo! Japanの違いを理解し利用していこう
  11. Googleの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

GoogleとYahoo! Japanについて

Googleとスマホ

本記事冒頭の本章では、GoogleとYahoo! Japanの検索エンジンの説明の前に、簡単にGoogleとYahoo! Japanについて詳しくご紹介してきます。GoogleとYahoo! Japanは検索結果の表示方法や検索順位が似ています。それはGoogleとYahoo! Japanは同じ【広告連動型】の検索エンジン機能を利用しているためです。

ですが同じ検索エンジンでもGoogleとYahoo! Japanでは検索設定が違うのです。それぞれの検索エンジンの違いを理解する前に、GoogleとYahoo! Japanの運営元の情報を把握しておくことが重要ですので、GoogleとYahoo! Japanについて詳しくご紹介します。

Googleとは

Googleロゴ

Googleはカリフォルニアに本社を置く検索エンジンの最大手企業です。現在はGoogleの検索エンジンサービス以外にも、【YouTube】や【Google ドライブ】、【Google Ad Sense(ネット広告)】【Gmail】など幅広いサービスを展開していることで有名です。

日本には【Google Japan】という合同会社が設立されており、日本でGoogleが展開するサービスを運営しています。

Yahoo! Japanとは

Yahoo!ロゴ

Yahoo! Japanとは株式会社ヤフーが運営する日本大手のポータルサイトです。Googleとは違い独自のコンテンツを提供しており【Yahoo!オークション】や【Yahoo!知恵袋】、【Yahoo!動画】などが有名です。独自のコンテンツ以外にも、Googleと同様検索エンジンサービスも提供しています。

一日平均19億のアクセス数を誇る、日本随一のポータルサイトですが、Googleとは違い検索エンジン以外にもコンテンツを提供しているのが特徴です。

GoogleとYahoo! Japanの検索エンジンは一緒?

Googleの検索画面1

前章ではGoogleとYahoo! Japanについてご紹介しました。GoogleとYahoo! Japanのコンテンツの違いについて理解した上で、本章ではGoogleとYahoo! Japanの検索エンジンの違いをご紹介します。

GoogleとYahoo! Japan両者を利用しているユーザーは、それぞれ同じキーワードで検索しても、若干違う検索結果が表示されたという経験があるのではないでしょうか?ほとんど同じ検索結果が表示される場合もあるなど、困惑するユーザーが少なくありません。

Googleの検索画面2

前にも述べたとおりGoogleとYahoo! Japanの検索エンジンは同じ機能を採用しています。この検索エンジンの機能を【広告連動型】の技術を利用しているのです。そのためGoogleもYahoo! Japanも、検索結果表示画面に広告が表示される仕組みになっています。

Google とYahoo! Japanの違いとは?検索順位とSEO対策について

前章ではGoogleとYahoo! Japanの検索エンジンは、両者同様に【広告連動型】を採用していると述べました。それではなぜGoogleとYahoo! Japanの検索エンジンで異なる検索結果が表示されることがあるのでしょうか。本章ではその疑問にお答えしていきます。

検索順位結果

Googleの検索結果画面

それらの機能が同じなのに、検索結果表示が違うのは【標準検索】【パーソナライズド検索】【ブレンド検索】という3つの検索設定方法に違いがあるためなのです。【標準検索】【パーソナライズド検索】【ブレンド検索】それぞれの違いを別々に詳しくご紹介します。

標準検索

Googleは初期設定では【標準検索】機能が適用されています。【標準検索】機能とはGoogleが基準を設定している検索機能です。これはGoogle上の【設定】画面から変更が可能です。

Googleの検索機能設定

GoogleのChromeブラウザで検索機能を変更したい場合は、Chrome画面の右上【】をクリックして【設定】を選択します。【検索エンジン】項目の【検索エンジンの管理】から検索機能の変更ができます。

パーソナライズド検索

パーソナライズド検索】とは、よくアクセスするホームページをGoogleが記憶し、ユーザーが好むようなホームページを上位に表示してくれる機能です。例えば、レストラン検索をする際に、いつも検索するレストランの地域を記憶し、優先的に同じ地域の付近のレストランを表示してくれるのです。

ブレンド検索

反面、Yahoo! Japanには【ブレンド検索】という機能が設定されています。Yahoo! Japanは日本向けのコンテンツを提供しているので、ユーザーの現在位置を判断して【地域情報】や【地域のニュース】、【動画】などのコンテンツを提供しているので、検索結果の表示が異なるのは必然なのです。

表示されるコンテンツ

これら3つの異なる検索方法をGoogleとYahoo! Japanが採用していることから、それぞれの検索エンジンで同じキーワードを検索しても、検索結果に違いが生まれるのです。それぞれの特徴を理解することで、SEO対策を練ることが可能となり、検索順位へのアプローチも変わってくるのです。

前にも述べたようにYahoo! Japanは日本向けのコンテンツということもあり、地域にフォーカスを当てた検索結果を表示します。Yahoo! JapanでSEO対策を考え、検索結果の上位を狙う場合は、より地域の関連したキーワードの導入をするという方法も有効だと言えます。

GoogleとYahoo! Japanのユーザー層の比較

本記事最後の本章ではGoogleとYahoo! Japanのユーザー層の比較をご紹介します。Yahoo! Japanの地域型の【ブレンド検索】、Googleのユニバーサルタイプ【標準検索】【パーソナライズ検索】それぞれの特徴を踏まえた上で、ユーザー層を比較することで、より明確なSEO対策を練り、検索順位を上げるアプローチをしていくことが重要です。

PC・スマートフォンの利用者数比較

ランク サービス名

平均月間

利用者数

1 Google 4735万人
2 Yahoo 4446万人
3 LINE 3808万人
4 Facebook

3536万人

5 Rakuten

3496万人

6 YouTube

3354万人

7 Twitter

3135万人

8 Amazon

3000万人

9 Ameba

2448万人

10 Naver Japan

2276万人

 

出典:TOPS OF 2015: DIGITAL IN JAPAN, ニールセン

上記のランキングは2015年のものと若干データが古いのですが、Google、及びYahoo! Japanのパソコンからのアクセスランキングです。Yahoo! Japanと4446万人、Googleが4735万人とアクセス数Googleに軍配が上がるも、3位以下のLINEやFacebookなどのSNS、Rakutenなどと大差をつけて1位、2位を独占しています。
 

Yahoo! Japanには検索エンジン以外にも複数のコンテンツがあり、GoogleにもGoogleドライブなどのコンテンツサービスが提供されています。これらのコンテンツのサービスの違によって、Googleの方がアクセス数を上回るという結果につながっていると考察することができます。
 

また第6位にランクインしているYouTubeはGoogleが提供しているコンテンツなので、総合的なアクセスランキングはGoogleに軍配が上がります。SEO対策やGoogle Adsを利用するユーザーは、そういった面からもGoogleの方が広告効果が高いといえるのです。

ランク サービス名

平均月間

利用者数

1 Yahoo 3892万人
2 Google 2491万人
3 FC2 1986万人
4 Rakuten

万人

5 Amazon

3496万人

6 YouTube

3354万人

7 Microsoft

3135万人

8 Facebook

3000万人

9 Wikipedia

2448万人

10 Naver Japan

2276万人

出典:TOPS OF 2015: DIGITAL IN JAPAN, ニールセン

上記のランキングはパソコンランキング同様、2015年のGoogle、及びYahoo! Japanのスマートフォンからのアクセスランキングです。Yahoo! Japanと3892万人、Googleが2491万人とYahoo! Japanの方がアクセス数が多いという結果になっています。
 

これはYahoo! Japanが採用している【ブレンド検索】機能の影響と考えることができます。スマートフォンから今日のレストランの予約や地域ニュースなどを閲覧する人が多いため、このような結果に繋がっていると考察できます。


このようにGoogleとYahoo! Japanではスマートフォン、およびパソコンからのアクセスランキングが異なる結果となります。これらの情報を覚えておくことで、GoogleとYahoo! Japanの検索機能を利用する際に使い分けることができ、有効的なSEO対策に結び付けることができます。

GoogleとYahoo! Japanの違いを理解し利用していこう

本記事ではGoogleとYahoo! Japanの違いをご紹介しました。またグローバルな検索結果を表示するGoogleと、より地域に根ざしたローカルの検索結果で順位を表示するYahoo! Japanとの特色違いを理解し、適切なキーワードをすることがSEO対策として重要です。本記事を参考にGoogleとYahoo! Japanの検索機能の使い分けや、SEO対策を立ててみてください。

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KFJ
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