MacBookのメモリ(RAM)は16GB以上がおすすめ!容量別の起動速度など比較!
MacBookのメモリ(RAM)は16GB以上がおすすめ!容量別の起動速度など比較します。MacBookのメモリRAMは、GBによって異なり、増設したい人はスペックの高いMacBookが必要です。記事を参考にMacBookのメモリを知っていただけたら幸いです。
目次
- 1MacBookのメモリ(RAM)について
- ・メモリやRAMって何?
- ・MacBookのメモリ容量
- ・アクティビティモニタで確認できるメモリの種類
- 2Macのメモリは16GB以上がおすすめな理由
- ・容量ごとの作業の目安
- ・標準搭載アプリも16GBは欲しい
- 3Macのメモリ(RAM)容量ごとの起動速度
- ・8GBと16GBでのアプリの起動速度の違い
- ・16GBと40GBでのシステムの起動速度の違い
- ・SSDならメモリが少なめでも意外になんとかなる
- 4MacBookのメモリ(RAM)の特徴について
- ・圧縮してメモリオーバーを回避する
- ・空き容量が多いほど快適な作業に繋がる
- ・空き容量を確認する方法
- 5MacBookのメモリ(RAM)は増設できるの?
- ・購入時にのみ増設可能
- ・増設のメリット
- ・iMac・Mac miniならあとからメモリ増設可能
- 6MacBookのメモリ(RAM)を有効に利用する
- ・アプリが占有しているメモリを解放する
- ・自動起動する不要なアプリを除外する
- ・不要なアプリやデータを削除する
- 7Macは大容量のメモリ(RAM)で使いこなそう
MacBookのメモリ(RAM)について
Macbookを購入する際には、オプションを選択できます。中でもMacを選ぶのに苦悩するのがメモリサイズをいくつにするかという点です。現在、Macbookの機種によりますが、8GB、16GB、32GB、64GB、128GBから選ぶことが可能です。メモリサイズを超える容量を使用している場合はMacbookの動作が遅くなるので、注意が必要です。そのため、快適に使用するためにも、踏査されているメモリサイズを適切に選ぶ必要があります。
メモリやRAM、メモリの種類などを知るのは、難しいですが、Macの知識を身に付けることで、MacBookの選び方が変わります。
メモリやRAMって何?
Macのメモリ(RAM)とは、Macbook以外にもWindowsのパソコンやiPhone、iPad、Androidなどのスマートフォンにも搭載されているコンピューターには必要不可欠なものです。メインのメモリの仕事は、CPUがHDD、SSDから引き出してきたデータなどを処理する場所です。机の広さでCPU、ストレージ、メモリ(RAM)を例えるケースが多いです。
CPU、ストレージ、RAMの役割は、CPUのプロセッサ、作業をする人(コア数は人数)やHDD、SSDストレージの書類を入れる本棚、引き出しの役割があります。RAMは書類を広げる机の広さです。机が狭い4GBや8GBRAMのMacの場合は、一度に広げられる書類(データ)が少ないため、CPUが一度に処理できるデータの量が少なくなり、Macの動作が遅くなります。
Macbookでは、メモリの容量が圧迫され、少なくなると内臓のHDDにアプリデータを退避させることができます。これは、メモリスワップが起き、動作速度が遅くなることです。これらを防ぐために、Macbookにはメモリの空き容量が少なくなると、自動的にアプリケーションが圧縮されます。圧縮することで、メモリのオーバーが起こりにくくなります。効率的に使用できますが、一時退避させている場所が、HDDかRAMかの違いだけです。
そのため、Macのメモリの増設、容量が大きくなれば、多くのアプリケーションを同時に起動できます。そして、Macを使ってマルチタスクでの作業が快適にできます。Macのメモリの増設によって処理の幅が広がります。
MacBookのメモリ容量
Macbookにおけるそれぞれのメモリ(RAM)容量は、機種によってお幅に変わります。メモリの増設が必要な方は、スペックの高いMacのモデルを選ぶ必要があります。Macブックとは、通常のMacで標準モデルは8GBで、CTOのカスタマイズは16GBです。MacbookAir(Retina)とは、MacbookAirのディスプレイが向上したモデルで、標準モデルは8GB、CTOカスタマイズで16GBです。
MacbookPro13インチは、MacbookAirよりも多くの機能が増設されたモデルで、標準モデルが8GBで、CTOのカスタマイズは16GBです。MacbookPro15インチになると、メモリが増設されます。標準モデルが16GBでCTOのカスタマイズで32GBまで増設されます。iMac21.5インチは3メモリから選択ができます。標準モデルは8GBでCTOカスタマイズは16GBか32GBです。
iMacの27インチは、4メモリからの選択ができます。標準モデルは8GB、CTOカスタマイズは16GB、32GB、64GBです。iMacminiも同じで、標準モデルが8GBでCTOのカスタマイズが16GB、32GB、64GBです。iMacProになると、カスタマイズに対応しておらず、標準モデルの64GBと128GBになります。
MacBook Airは8GBか16GB
MacbookAirでは、標準モデルは8GBになっています。CTOカスタマイズで16GBを選択することが可能です。MacbookAirは軽量化で有名で、MacbookProと比較すると、メモリは少ないです。
MacBook Proは8GBか16GBか32GB
MacbookProでは、画面サイズによって容量が変わりますが、8GB・16GB・32GBから選ぶことができます。メモリの増設がMacBookProに特徴で、そのほかにも処理速度が上がったなどの機能性が高く有名です。
アクティビティモニタで確認できるメモリの種類
基本的にMacbookには、標準搭載されているアクティビティモニタでメモリ、CPUの仕様状況を確認できます。アクティビティモニタで、メモリを選択することで、各プロセスにおけるメモリの使用状況がわかります。また、メモリには4つの種類があります。物理メモリ、使用済みメモリのアプリケーションメモリ、確保されているメモリ、圧縮があります。キャッシュされたメモリ、スワップ使用領域などがメモリになります。
メモリプレッシャー
Macのメモリプレッシャーとは。Macbookのメモリです。アクティビティモニタにはメモリプレッシャーというどれだけ多くパソコンに負荷がかかっているのかを表しているグラフがあります。メモリプレッシャーでは、グラフの色によってMacBookのメモリの状態が確認できます。緑色は、メモリは使用可能です。黄色は、メモリは使用可能だが、メモリ管理プロセスでタスクが実行されていることを表わします。
赤色は、メモリの使用領域がなく、MacOSは起動ドライブを仮想のメモリとして使用しています。使用可能なRAMを増設するか、Macのアプリを削除する必要があります。この赤色は、Macのメモリが不足している状態です。
物理メモリについて
物理メモリとは、実際にMacbookに搭載されているメモリ(RAM)の総量です
使用済みメモリについて
使用済みメモリには、アプリケーションメモリや確保されているメモリ、圧縮を合わせたメモリになります。アプリケーションが使用しているメモリで、これらの起動しているアプリケーションのメモリを止めると、MacBookの動作が早くなります。
アプリケーションメモリについて
アプリケーションメモリは、使用済みメモリの一部です。アプリケーションが実際に使用しているメモリで、起動したアプリケーションが多ければ多い、もしくは重くメモリ消費量が大きいアプリケーションを使用することで合計値が大きくなります。これらのメモリを削除することで、Macのスピードが早くなります。
確保されているメモリについて
確保されているメモリとは、Macbookにおいて使用済みメモリの中で、スワッピングまたは、圧縮できないメモリです。
圧縮について
他のプロセスがより多くのRAMメモリを使用できるようにするためにRAM内で、圧縮されているメモリの容量です。MacBookでは、メモリの管理アプリケーションを使用せずにメモリを自動的に圧縮して、管理できます。また、メモリが足りなくなる場合は、自動的に使われていない圧縮メモリを消します。
キャッシュされたファイルについて
MacbookなどのPCにおけるキャッシュとは、アプリケーションの設定項目を一時的に保存しておくことができます。キャッシュされたメモリとは、他のアプリケーションが使用可能なメモリです。例えば、一度閲覧したWEBのページを再度開く際、最初よりも早く開くことができるのは、キャッシュが保存されているからです。
スワップ領域について
スワップ使用領域とは、スワッピングを使用するために確保している領域のことです。スワッピング(メモリスワップ)とは、プロセスを実行するために必要なメモリが、不足した場合にHDDなどの内部のストレージにメモリを退避させてることです。
Macのメモリは16GB以上がおすすめな理由
メモリが多いほど、メモリ不足でアプリケーションが落ちたり、作業、動作が遅くなることは防ぐことができます。また、メモリは起動時間が長く続く場合または、スリープモードの場合でも、大きく消費されます。また、アプリケーションの起動は新しくなる度に新しい機能が増えます。そして、必要なメモリも増えていきます。このような作業や動作も考えた場合は、長期間使用するには16GB以上を搭載したMacbookがおすすめです。
Macbookを使用する上で、作業、動作が安定します。または、作業をスムーズに行えるのはメモリが多い方がよいです。しかし、16GB以上のメモリによっては購入金額に約2万円の差があります。多くのメモリが必要ないのにわざわざお金を払う必要はありません。16GB以上の機種を購入するときは自分の作業などを考える必要があります。
容量ごとの作業の目安
それぞれのメモリの容量において作業できる目安を設け、自分作業内容にあったメモリサイズを選ぶことができます。あらあかじめ、自分の作業量を知っておく必要があり、その後に自分のMacBookの購入をおすすめします。
8GBの場合
8GBメモリ搭載のMacbookは、基本的な使用、急いで作業する必要がないユーザー向けになります。8GBで問題なくできる作業は、インターネット閲覧やメール・SNS、動画閲覧、文書の作成(ワード・エクセルなど)、ブログ執筆があります。ほかにも、簡単な画像の処理、簡単な動画処理、プログラミングのHTML・CSSなどのコーティングができます。
16GBの場合
16GBメモリ搭載のMacbookは、数年間でWEBブラウジングや音楽、写真を見る、その他のいくつかのアプリケーションを同時にMacで起動する場合でもスムーズに利用できます。16GBで問題なくできる作業は、デザイン制作作業、仮想化のソフトを使ったWindows10のデュアルブート、動画などの編集作業、あらゆる作業を同時進行(マルチタスク)することができます。
32GBの場合
32GBメモリ搭載のMacbookは、一般的な使用を目的としたユーザーよりも、Macbookを専門的に使用される方向けになります。32GBで問題なくできる作業は、3Dグラフィック作成、動画の編集、ゲームプレイです。32GBのメモリが必要になることは少ないですが、動画の編集やデザインの作成などのクリエイティブな作業をされる場合は、快適に使用ができます。
64GB以上の場合
Macで64GB以上のメモリを使用される場合は、複数代のPCを統括する、サーバーを構築する、複雑な演算処理などといった専門分野で使用される方に向いています。ほとんどの作業をスムーズにできます。
標準搭載アプリも16GBは欲しい
MacのOSは、メモリ管理をうまく行っているので、プリインストールされたいくつかのアプリケーションを使ったり、基本的なコンテンツを楽しむ場合においては8GB搭載モデルのMacで対応できます。しかし、Macの性能を気にせず、ストレスがなく長時間、長期間の使用をしたい場合は、16GBを選ぶことをおすすめします。
動画編集するなら32GBは必須
高度な画像や動画編集アプリケーションの使用、複数のアプリケーションを長時間使用して作業する場合は、32GBあれば効率的に作業を行えます。また、プログラミングや仮想環境を構築する場合も、メモリを多く消費するために32GBが必要になります。
長期的な使用なら16GB以上を選ぼう!
メモリが16GBあれば、ほとんどの動作、作業はスムーズに行われます。数年間は、安定した動作が見込まれているので、総合的に考えるとMacBookのメモリは、16GBを選択することがおすすめです。
Macのメモリ(RAM)容量ごとの起動速度
メインメモリに容量によるパフォーマンスは重いアプリやマルチタスクでの作業におけるアプリの起動時間速度に差異があります。起動速度はメモリが大きいほど早く、作業効率を求めているユーザーには、処理速度も重要です。8GBと16GBでのアプリの起動速度の違いは大きくあります。また、16GBと40GBでのシステムの起動速度の違いも大きいので、GBは重要な役割を果たしています。
8GBと16GBでのアプリの起動速度の違い
MacBookの8GBと16GBでアプリケーションの起動速度を比較した場合には、軽いアプリケーションでは、約1秒、重いアプリケーションやマルチタスクでの状態だと2~3秒程度の差があります。時差は短い時間ではありますが、作業をより効率よく、スムーズに行う上でこの起動速度の差は大きく影響します。これは、16GBと32GBを比較しても同じです。
16GBと40GBでのシステムの起動速度の違い
MacBookの16GBと40GBでもアプリケーションの起動速度も大きな差があり、システムの起動速度にも差異が出ます。メモリの容量が大きくなればなるほど、起動速度や処理のスピードも早くなるので、ビジネスや専門分野の作業をする方には、より快適に利用ができます。
SSDならメモリが少なめでも意外になんとかなる
MacbookやMacbookPro、上位モデルであるiMacのストレージは、HDDではなくSSDが採用されています。メモリ(RAM)に格納できないデータは、スワップ領域としてストレージにキャッシュし、使用アプリケーションが増えて、スワップの使用領域が広がります。HDDは転送速度が遅く処理が遅れますが、SSDであれば、転送速度も早いのでスワップ領域からデータを読みだしても遅く感じません。
そのため、8GBのMacbookでも、SSDの搭載モデルであれば、基本的なコンテンツの利用や普段のような通常の使い方では遅く感じません。
MacBookのメモリ(RAM)の特徴について
MacBookのメモリ(RAM)の特徴は多くあります。メモリ(RAM)は圧縮してメモリオーバーを回避する、空き容量が多いほど快適な作業に繋がる、空き容量を確認する方法などがあります。圧縮してメモリオーバーを回避する方法は、メモリの空き容量を少なくして圧縮する必要があります。圧縮により、メモリオーバーを回避して、効率よく使えます。
空き容量が多いほど快適な作業に繋がるというのもあり、容量に空きがあるので、マルチタスクもスムーズに行えるのがポイントです。空き容量を確認する方法もあります。容量を確認する方法は、アクティビティモニタから確認ができるので、便利です。
圧縮してメモリオーバーを回避する
圧縮してメモリオーバーを回避することもできます。この操作をするには、自分の空き容量を広げて速度の早い処理、スムーズな作業ができます。Macには、メモリの容量が少なくなると、自動でアプリケーションを圧縮して容量を確保する機能があります。メモリに余裕があると、作業速度も上がるので、おすすめです。
空き容量が多いほど快適な作業に繋がる
空き容量が多いほど快適な作業に繋がります。空き容量が多いと速度の早い処理やスムーズな作業だけでなく、多くのアプリケーションを同時に利用できるマルチタスク機能も利用できるので、おすすめです。
空き容量を確認する方法
空き容量を確認する方法は簡単です。自分のMacBookのFinderからアプリケーションを選択してユーティリティを選択します。その中にアクティビティモニタがあるので、選択します。するとどのようなアプリケーションでどのくらいの容量を利用しているのか確認ができます。さらに、メモリを増設したい時にも、アプリケーションのキャッシュを削除して増設ができます。
8GBと16GB以上では、確保できるメモリの量も異なるので、注意が必要です。
MacBookのメモリ(RAM)は増設できるの?
MacBookのメモリ(RAM)は増設できるのかという問題があります。増設は購入時にしか基本対応していません。そのため、自分で空きの容量を確保するなどの工夫が必要になります。増設のメリットは、重たいアプリケーションでもスムーズに利用できたり、16GB以上だと多くのアプリケーションを同時に利用できるなどのメリットがあります。増設するとアプリケーションの起動速度や作業効率が大きく異なります。
しかし、iMacでは、メモリの増設に対応しているので便利です。
購入時にのみ増設可能
MacBookは購入時にのみ増設可能です。そのため、あらかじめ8GB以上のメモリのMacBookを購入するのをおすすめします。後から増設は対応していないので、作業量によりますが、8GB以上の端末がおすすめです。
増設のメリット
増設のメリットは、作業効率の向上と、起動速度や処理速度が上がるというのがあります。さらに、マルチタスクも可能で、同時に多くのアプリケーションを利用できます。
システムとアプリの起動速度が違う
システムとアプリの起動速度が違うというメリットがあります。8GB以上のメモリにすると、かなり速度が変わります。
アプリの処理速度が違う
アプリケーションの処理速度も違うのがポイントです。メモリを増設すると、アプリケーションを起動して利用するまでの処理速度が異なります。
すべての作業効率が違う
すべての作業効率が違うというメリットがあります。メモリを増設することで、作業効率が上がります。さらに、同時に多くの作業ができるのでおすすめです。
iMac・Mac miniならあとからメモリ増設可能
iMac・Mac miniならあとからメモリ増設可能です。そのため、最初からメモリの少なくしても変えられるので、おすすめです。
MacBookのメモリ(RAM)を有効に利用する
MacBookのメモリ(RAM)を有効に利用するは多くあります。8GB以上のメモリを選択することや、アプリが占有しているメモリを解放する、自動起動する不要なアプリを除外する、不要なアプリやデータを削除するなどがあります。
アプリが占有しているメモリを解放する
アプリが占有しているメモリを解放するというのは、使わないアプリケーションなどの容量を空にすることです。これにより、メモリに余裕ができて、動作が早くなります。
自動起動する不要なアプリを除外する
自動起動する不要なアプリを除外する方法はシステム環境から設定ができます。普段使わないアプリケーションの自動起動を止めることができます。このアプリケーションの自動機能を止めることで、同時に起動しているアプリケーションの数を減らせているので、メモリの負荷が減ります。
不要なアプリやデータを削除する
不要なアプリやデータを削除する方法もスムーズな作業には必須です。使わないアプリケーションやデータを削除して空きのメモリを多くすることが有効です。自分の知らないうちにアプリケーションやデータでメモリの空き容量は減っています。しばらく使っていないアプリケーションやデータの削除は、作業の効率にもつながるのでおすすめです。
Macは大容量のメモリ(RAM)で使いこなそう
Macは大容量のメモリ(RAM)で使いこなすのがお得です。最初の購入前に、自分の作業効率やアプリケーションの重さなどを考えてメモリが8GB以上なのか、16GB以上なのか考える必要があります。MacBookではメモリの増設に対応していないので注意が必要です。さらに。メモリの空きを増やして作業の効率を上げる方法もあります。この記事を参考にMacのメモリについて知っていただけたら幸いです。