Macの記号・特殊文字の入力方法!ショートカットやキーボードビューアーでの確認方法も解説!
本記事ではMacの記号や特殊記号の入力方法を紹介します。Macで記号や特殊記号を入力する時は、「ショートカットコマンド」や「キーボードビューアー」というツールを活用します。記号や特殊記号の便利な入力方法を覚えておけば、いざという時に非常に便利です。
目次
- 1Macで記号や特殊文字を入力するには
- ・キーボードのショートカットで入力可能
- ・キーボードビューアーも便利
- 2Macでキーボード入力する前にまず確認すること
- ・入力ソースの確認方法
- 3Macのキーボードショートカットで記号や特殊文字を入力する方法
- ・コマンドキーやオプションキー・シフトキーが重要
- ・「control・command・スペースバー」で文字ビューアを表示
- 4Macのキーボードビューアーで記号や特殊文字を入力する方法
- ・キーボードビューアと文字ビューアを表示させるには
- 5Macのキーボードビューアーを使うメリット
- ・ショートカットを覚えるのが面倒なときに便利
- ・ショートカットがわからなくなったときの代用にも
- 6Macで記号や特殊記号を効率良く入力しよう!
Macで記号や特殊文字を入力するには
Macパソコンを使ってタイピングしている時に、記号や特殊絵文字、ギリシャ文字がどこにあるか分からずに困っている方は少なくありません。そんな方のために、本記事ではMacで記号や特殊絵文字、ギリシャ文字などを簡単に入力できるコマンド、記号や特殊絵文字、ギリシャ文字がどこにあるのか確認する方法や入力方法を紹介します。
普段プライベートでMacを利用している方にとっては、あまり記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を使う機会はありませんが、いざという時のために覚えておくと非常に便利です。またMacを使ってライター系の仕事をしている人にとって、記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を入力する方法を覚えておくことは必須です。
キーボードのショートカットで入力可能
記号や特殊絵文字、ギリシャ文字などは「command」「option(alt)」「shift」を押しながら、対応するキーを入力することで記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を表示・入力できます。本記事の「Macのキーボードショートカットで記号や特殊文字を入力する方法」の章で、詳しいショートカットコマンドを紹介しているので、そちらを参照してください。
ショートカットコマンドを一度覚えてしまえば、タイピングスピードを圧倒的に上げられますが、すべてのコマンドを覚えるのは難しいという方もいます。そういった方は次の章で紹介するキーボードビューアーを利用してみてください。
キーボードビューアーも便利
Macの「キーボードビューアー」を利用すれば、記号や特殊絵文字、ギリシャ文字がどこのキーに対応しているか簡単に確認でき、マウスで選択するだけで記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を入力できます。普段から記号や特殊絵文字、ギリシャ文字などを利用しない方は「キーボードビューアー」を使えば、ショートカットコマンドを覚える必要がないので、最も便利な方法であると言えます。
次の章ではMacの「キーボードビューアー」や記号や特殊絵文字、ギリシャ文字に対応するショートカットコマンドを紹介する前の確認事項を紹介します。
Macでキーボード入力する前にまず確認すること
最初にMacにインストールされている入力ソースを確認する必要があります。Macの「環境設定」から「入力ソース」の確認をしたら、「キーボードビューアー」をメニューバーに設定します。そうすることで記号や特殊絵文字、ギリシャ文字の入力が非常に簡単となります。
本記事では、本章で紹介する入力ソース設定を完了した状態で記号や特殊絵文字、ギリシャ文字を入力する方法を解説するので、本章の手順を読んでから、次の章へ進んでください。
入力ソースの確認方法
Macにインストール標準搭載れている入力ソースと「Google日本語入力」などの外部ツールなどを利用しているユーザーがいますが、Macで利用できる入力ソースであれば「キーボードビューアー」やショートカットコードを利用して特殊マークや記号を利用できます。
入力ソースの確認と設定方法は、画面左上の「Apple」アイコンをクリックして「システム環境設定」をクリックしてください。続いて「システム環境設定」のメニュー一覧から「キーボード」>「入力ソース」と進みます。
「入力ソース」画面にある左側のリストから、いつも利用している入力ソースを選択して、画面下部にある「メニューバーに入力メニューを表示」にチェックを入れてください。これでMacの画面上部にあるツールバーから、簡単に「キーボードビューアー」や特殊記号の入力が簡単にできます。
Macのキーボードショートカットで記号や特殊文字を入力する方法
続いてMacのショートカットコマンドで、簡単に特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字などを入力する方法を紹介します。Macのショートカットコマンドを覚えておけば、簡単かつスピーディーに特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字を入力できます。
ですが、特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字の種類が多いので、それに対応するショートカットコマンドをすべて覚えて入力しなければなりません。そのためショートカットコマンドは必要なものだけを覚えておくと良いでしょう。
次の章で紹介する「キーボードビューアー」を利用すれば、手順は増えますが、ショートカットコマンドを覚えなくても、特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字を入力できますので、そちらの手順も併せて覚えておくと便利です。
コマンドキーやオプションキー・シフトキーが重要
Macのキーボードには、それぞれアルファベットや数字が配置されていますが、「コマンドキー」「オプションキー」「シフトキー」を押しながらキーボードを押すと、それぞれに登録されている、特殊記号やマーク、特殊文字、ギリシャ文字を入力できます。
つまり「コマンドキー」「オプションキー」「シフトキー」それぞれに異なる隠しコードが入力されているということです。本章では、下記の文字種類の入力方法を解説するので、必要なコマンドを確認してください。
- ギリシャ文字の入力
- 引用符やダッシュの入力
- 通貨記号の入力
- 数学記号の入力
- アクセント記号の入力
- 登録商標マークや著作権マークの入力
- Appleロゴマークの入力
ギリシャ文字を入力する
ショートカットキー | 対応ギリシャ文字 |
---|---|
「Option」+「W」 | Σ (シグマ) |
「Option」+「J」 | ∆(デルタ) |
「Option」+「M」 | µ (ミュー) |
「Option」+「P」 | π(パイ) |
「Option」+「Shift」+「P」 | ∏ (パイ) |
「Option」+「Z」 | Ω (オメガ) |
上記のショートカットコードを入力する以外にも、入力プログラムをギリシャ語に変更することでギリシャ文字入力できます。ですが入力プログラムをギリシャ語に標準設定しても、常時使用する必要がない人には便利ではありません、そのためショートカットコード覚えておくと非常に便利です。
引用符やダッシュを入力する
ショートカットキー | 対応記号・特殊文字記号 |
---|---|
「Option」+「[」 | ‘ |
「Shift」+「Option」+「[」 | ’ |
「Option」+「@」 | “ |
「Shift」+「Option」+「@」 | ” |
「Option」+「]」 | « |
「Shift」+「Option」+「]」 | » |
「Shift」+「Option」+「0」 | ‚ |
「Shift」+「Option」+「W」 | „ |
「Shift」+「Option」+「3」 | < |
「Shift」+「Option」+「4」 | > |
上記ショートカットキーはすべて日本語キーボードようです。USキーボードでは、ショートカットと対応記号やマークが異なる場合があるので注意してください。
通貨記号を入力する
ショートカットキー | 対応通過記号 |
---|---|
「Shift」+「4」 | $ |
「Option」+「4」 | ¢ |
「Shift」+「Option」+「2」 | € |
「Option」+「f」 | ƒ |
「Option」+「3」 | £ |
「Option」+「Y」 | ¥ |
主な通貨記号のショートカットコードは以上です。
数学記号を入力する
ショートカットキー | 対応数学記号 |
---|---|
「Shift」+「Option」+「V」 | ◊ |
「Option」+「;」 | … |
「Option」+「O」 | Ø |
「Option」+「L」 | ¬ |
「Option」+「V」 | √ |
「Option」+「B」 | ∫ |
「Option」+「D」 | ∂ |
「Option」+「5」 | ∞ |
「Option」+「/(スラッシュ)」 | ÷ |
「Option」+「^(サーカムフレックス)」 | ≠ |
「Shift」+「Option」+「^(サーカムフレックス)」 | ± |
「Option」+「X」 | ≈ |
「Option」+「,(コンマ)」 | ≤ |
「Option」+「.(ピリオド)」 | ≥ |
「Shift」+「Option」+「1」 | ⁄ |
「Shift」+「Option」+「8」 | ° |
主な数学記号のショートカットコードは以上です。
アクセント記号を入力する
ショートカットキー | 対応アクセント記号 |
---|---|
「Shift」+「Option」+「E」 | ´ |
「Option」+「E」→ a | ´å |
「Option」+「E」→ A | Å |
「Option」+「E」→ i | í |
「Option」+「E」→ I | Í |
「Option」+「E」→ u | ú |
「Option」+「E」→ U | Ú |
「Option」+「E」→ e | é |
「Option」+「E」→ E | É |
「Option」+「E」→ o | ó |
「Option」+「E」→ O | Ó |
アクセント記号の入力方法は「Option」+「E」を入力してから、対応する母音キーボードを入力してください。
登録商標マークや著作権マークを入力する
ショートカットキー | 対応マーク・記号 |
---|---|
「Option」+「2」 | ™(トレードマーク) |
「Option」+「G」 | ©(コピーライト・著作権) |
「Option」+「R」 | ®(登録商標マーク) |
登録商標マークや著作権マークのショートカットコードは以上です。
Appleのロゴマークを入力する
ショートカットキー | 対応マーク・記号 |
---|---|
「Shift」+「Option」+「K」 | |
「control・command・スペースバー」で文字ビューアを表示
「control・command・スペースバー」を同時に押すことで、「文字ビューア」を表示できます。「文字ビューアー」は、記号や特殊記号一覧を表示してくれるツールです、表示される一覧から記号をクリックすれば入力もできます。ショートコードが分からなくなった時や、記号を確認したい時に「文字ビューア」を活用してみてください。
Macのキーボードビューアーで記号や特殊文字を入力する方法
キーボードビューアとは、Mac画面上にキーボード画面を表示させる機能です。画面に表示されるキーボードをクリックすることで対応の記号やコードを確認、入力できます。
キーボードビューアと文字ビューアを表示させるには
キーボードビューアと文字ビューアを表示させるには、事前に準備が必要です。「システム環境設定」>「キーボード」と選択し、「キーボードタブ」から「メニューバーにキーボードビューアを表示」項目にチェックを入れてください。
Mac画面上部のツールバーから「言語選択」アイコンをクリックしてください。表示されるメニュー一覧から「キーボードビューアーを表示」をクリックします。
上記のようなキーボード画面がパソコンのスクリーン上に表示されます。
Macのキーボードビューアーを使うメリット
Macのキーボードビューアーを使うメリットを紹介します。上記画像のように「option」や「shift」を押すと対応する特殊記号が表示されます。
ショートカットを覚えるのが面倒なときに便利
Macのキーボードビューアーを利用すれば、特殊記号のショートカットコードをすべて覚える必要がありません。特殊記号を常時使う必要がない方は、キーボードビュアーの利用をオススメします。
ショートカットがわからなくなったときの代用にも
キーボードビューアーを使えば、すべての特殊記号をパソコン画面上で確認できます。特殊記号のショートカットコードを忘れた場合に活用すれば、いつでもショートカットコードを活用できます。まだ、これからショートカット行動覚えようとしている方は、キーボードビューアーを使って勉強することも可能です。
キーボードビューアーは、とても便利な機能なので、機能方法覚えておくと便利です。
Macで記号や特殊記号を効率良く入力しよう!
本記事では、便利な記号記号や特殊記号のショートカットコード一覧、また「キーボードビューアー」や「文字ビューア」の使い方や設定方法紹介しました。Macパソコンでライティング系の仕事をしている方は、覚えておくと非常に便利な機能です。
ビジネス以外でMacを使っているユーザーにとっては、あまり馴染みのない特殊記号ですが、入力方法を覚えておくといざという時に便利です。本記事を参考に便利な「キーボードビューアー」や「文字ビューア」を使ってみてください。