【Mac】 OS X Yosemiteの初期化と再インストール方法まとめ!注意点やメリットも解説!

Mac OS X Yosemiteの初期化と、OS X Yosemite 再インストールについて詳しくご紹介します。Mac OS X Yosemiteの初期化とOS X Yosemite 再インストールのメリットやデメリット、注意点なども合わせてご紹介します。

【Mac】 OS X Yosemiteの初期化と再インストール方法まとめ!注意点やメリットも解説!のイメージ

目次

  1. 1Mac OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)について
  2. Macのデータを初期化して新品状態に戻すことができる
  3. 再インストールによるメリット
  4. 再インストールによるデメリット
  5. 2Mac OS X Yosemiteを再インストールする時の事前準備
  6. iTunesの認証を解除する
  7. 3OS X Yosemiteの初期化と再インストールをする方法
  8. Time Machineでバックアップを作成する
  9. OS Xユーティリティでハードディスクを初期化
  10. OS Xの再インストール
  11. 4OS X Yosemiteをデータを消さずに再インストールする方法
  12. ハードディスクに十分な空き容量を確保する
  13. OS Xユーティリティーで再インストールを行う
  14. 5OS X Yosemiteの初期化と再インストールする時の注意点
  15. かなりの時間がかかる
  16. バックアップの作成は必須
  17. 6OS X Yosemiteは適切な方法での再インストールを!

Mac OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)について

Mac

Mac OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)についてご紹介していきます。早速ですが、お使いのMacの動きが重たいなと感じたり、固まって動きが遅いと感じたときには、新品のMacのように、動くようにしたくなるものです。そのような場合には、Mac OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)を行うことをおススメします。

Mac OS X Yosemiteは便利なのですが、簡単そうに見えて、やり方を間違えると時間のロスにもなります。さらに、消しては困るデータがなくなってしまう可能性もあるので、十分注意してください。ここからMac OS X Yosemiteの、再インストール(クリーンインストール)方法について、詳しくご紹介していきます。

Macのデータを初期化して新品状態に戻すことができる

初期化

Mac OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)とは、データを初期化して新品状態に戻すことを指します。OS Xの様々な用途を使用して、中身を初期化するとMacが新品状態に戻り、動作が軽くなったり、不調でトラブルが起こっていたのを改善してくれます。

ここで注意してほしいのが、手順通り操作すれば、ほぼ自動で行ってくれるのですが、iTunesやiCloudのアカウント認証は、ご自身で手動で行わなければ、削除はできません。

再インストールによるメリット

メリット

Mac OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)には、メリットとデメリットがあります。メリットもデメリットも把握し、準備を整えてから、作業を行うようにしてください。まずは、メリットからご紹介していきます。最大のメリットは、動作の重かったMacが軽くなることです。動作の重かったMacを軽くするには、初期化して新品状態に戻すのが最適です。

Macに限らず、どんなPCでも使い続けると、データが蓄積してゴミがたまり、重たくなってしまいます。そこで有効なのが再インストール(クリーンインストール)です。

再インストールによるデメリット

デメリット

上記では、Mac OS X Yosemiteの、再インストール(クリーンインストール)のメリットについてご紹介しました。続いては、Mac OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)の、デメリットについてご紹介します。Macを再インストール(クリーンインストール)する際の最大のデメリットは、兎に角時間がかかることです。

状況や環境によっても異なりますが、おおよそ8時間ほどかかります。ですので、時間を十分確保する必要があります。

ThumbMac OS X(macOS)のバージョンの確認方法!コマンドの操作手順など解説!
Mac OS X(macOS)のバージョンの確認方法を紹介します。Mac OS X(macO...

Mac OS X Yosemiteを再インストールする時の事前準備

バックアップ

出典: https://support.apple.com/ja-jp/mac-backup

Mac OS X Yosemiteを再インストール(クリーンインストール)するにはどんな事前準備が必要なのか、詳しくご紹介していきます。まず一番大事なことは、初期化前に必ずバックアップをとることです。Mac OS X Yosemiteの再インストールは、初期化のことを指します。バックアップをとらないとMacのデータがすべて消えてしまうので、注意しましょう。

二つ目は、iTunesの認証を解除すること、三つ目はiCloudからサインアウトすることです。それぞれ別々に下記でご紹介するので、そちらを確認しましょう。

iTunesの認証を解除する

iTunes

事前準備の二つ目、iTunesの認証を解除しましょう。iTunesを起動したら、storeを開き、「このコンピューターの認証を解除」を選択してください。これでお使いのMacの認証を解除することができます。ここで注意するべきポイントは、iTunesの認証解除は初期化前にしかできないため、初期化前に忘れずに認証解除を行いましょう。

iCloudからサインアウトする

iCloud

事前準備の三つ目の、iCloudからサインアウトの仕方をご紹介します。iTunesの認証解除が済んだら、次はiCloudのサインアウト作業をしましょう。システム環境設定を開いて、iCloudを開いてください。続いて「Macを探す」のチェックをはずし、サインアウトしてください。この三つができれば事前準備はばっちりです。

OS X Yosemiteの初期化と再インストールをする方法

手順

OS X Yosemiteをデータを削除して、再インストール(クリーンインストール)する方法をご紹介していきます。この方法はMacの動作などが悪く、工場出荷状態に戻したい時や、個人情報を安全に消去する際にも必要な作業です。Macのデータをすべて消去するので、後戻りはできません。必ず、Time Machineでバックアップをとっておきましょう。

手順としては、Time Machineでバックアップを取り、ここからOS X Yosemiteの再インストールを行います。Macの電源を入れて、「command+R」を押して、OS Xユーリティーを起動させます。今回は初期化作業なので、「ディスクユーリティー」を選択してください。その後ハードディスクを選択し、消去タブをクリックして、消去の順番でクリックしてください。

Time Machineでバックアップを作成する

Time Machineでバックアップ

出典: https://support.apple.com/ja-jp/HT201250

OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)の手順は、上記でご紹介しました。次にTime Machineで、バックアップを作成する方法について紹介します。OS X Yosemiteのデータをバックアップして、再インストール(クリーンインストール)する方法です。この再インストールは、工場出荷状態と同じにする方法なので、Time Machineを使ってバックアップを取ります。

設定からTime Machineを開き、自動作成にチェックをいれ、Time Machineを使って外付けHDDに作成してください。

OS Xユーティリティでハードディスクを初期化

HDD

続いて、Macの電源を入れたら「command+R」を押して、OS Xユーティリティを起動してください。今回は初期化作業の方法をご紹介するので、ディスクユーリティーを選択してください。ディスクユーリティー画面で、HDDを初期化できます。

他の人の手に渡る場合はセキュリティオプションは必須

セキュリティー

お使いのMacを他の人に渡す場合、通常の消去だけではデータが完全に消去されないので、「セキュリティーオプション」を選択し、確実にデータを消去しましょう。Macを他人に譲渡する際は、ゼロ消去1回を必ず行うように注意してください。

OS Xの再インストール

Macのデータを完全に削除したら、OS Xの再インストールを行ってください。OS Xの再インストールを選択し、続けるを押してください。OS X Yosemiteの再インストールをするには、wi-fiが必要です。こちうらも注意しましょう。そのまま進めて、再インストールしましょう。

インストールディスクを選択する

OS Xの再インストール際に、インストールディスクを選択する必要があります。再インストールの際に使うディスクは、「Macintosh HD」を選んで下さい。

Apple IDでサインインをする

Apple ID

OS X Yosemiteを再インストールするディスクを選択したら、AppleIDとパスワードを入力し、サインインしてください。その後、コンポーネントのダウンロードが開始されます。ネットワーク環境にもよりますが、再インストールには数時間かかる場合もあるので、注意してください。

OS X Yosemiteをデータを消さずに再インストールする方法

インストール

Macを再インストールする際の事前準備については、上記でご説明した通りです。続いては、OS X Yosemiteの、初期化と再インストールをする方法を詳しくご紹介します。データを残して再インストールする場合は、定期的にMacがシステムトラブルを起こしたり、重くなっている場合に時間が早く済む為とても有効です。

OS X Yosemiteのデータを残したまま、再インストールする手順ですが、空き容量があるのか確認してください。20GB程度は必要です。その後Appleのマークをクリックして、メニューから再起動を選択しましょう。その後画面が暗くなったら、「command+R」キーを押し続けてください。

手順

押し続けると、「OS Xユーティリティ」というウィンドウが起動します。OS X Yosemiteの再インストールするために、wi-fiに接続しましょう。その後、「OS Xを再インストール」を選択すると、OS X Yosemiteの再インストール画面になります。「OS X Yosemiteをダウンロードして復元するためにお使いのコンピュータの適格性がAppleで認証されます」と表示されるので、ソフトウェア使用許諾契約に「同意する」をクリックしてください。

その後、OS X Yosemiteを再インストールするディスクの選択をして、AppleIDとパスワードを入力してサインインしてください。すると、OS X Yosemiteの再インストールが開始され、終了画面がでたら再インストール(クリーンインストール)完了です。

ハードディスクに十分な空き容量を確保する

空き容量

上記で少し出てきましたが、Macに空き容量があるか確認しておきましょう。だいたい20GBくらいは必要です。容量の確保ができたら、メニューバーに表示される再起動をおこなってください。ここで注意すべきは、前もって十分な空き容量を確保することです。

OS Xユーティリティーで再インストールを行う

ハードディスクに十分な空き容量を確保できたら、OS Xユーティリティーで再インストールを行いましょう。「command+R」を押し続けると、「OS Xユーティリティ」というウィンドウが起動し表示されます。OS Xユーティリティを起動させると、OS X Yosemiteの再インストールにはネットワークが必要です。wi-fiに接続しましょう。

その後「OS Xを再インストール」を選択して指示通り進めると、「OS X Yosemiteをダウンロードして復元するためにお使いのコンピュータの適格性がAppleで認証されます」というのが表示されます。続けるをクリックして、ソフトウェア使用許諾契約に「同意する」を選択しましょう。

すると、「ソフトウェア使用許諾契約の条件を読んだ上で同意します」と出てくるので、同意してください。

インストールディスクを選択する

ディスク

OS Xユーティリティーで再インストール(クリーンインストール)を行い、インストールディスクを選択しましょう。こちらは、OS X Yosemiteのデータを削除したときと同様に、Macintosh HDを選びましょう。

Apple IDでサインインをする

Apple ID

OS X Yosemiteを再インストールするディスクを選択し、OS X Yosemiteのデータを削除したとき同様に、Apple IDとパスワードを入力してサインインを選択しましょう。その後ダウンロードが完了すると、再起動され、OS X Yosemiteの再インストール(クリーンインストール)が開始されます。これでOS X Yosemiteの、再インストールの完了です。

OS X Yosemiteの初期化と再インストールする時の注意点

注意点

OS X Yosemiteの初期化と再インストールの際に、いくつか注意点があります。これを知らずに初期化してしまうと、データの紛失やトラブルが起こる可能性もあります。十分注意してください。OS X Yosemiteの初期化、再インストールする際の注意点としては、バックアップを取ること、iTunesとiCloudのアカウントの認証を解除することです。

かなりの時間がかかる

時間

Macの再インストール(クリーンインストール)には、かなりの時間がかかる場合があります。他人に譲ったり売る場合には、再インストール(クリーンインストール)の際に、セキュリティーオプションでデータの上書きをしましょう。上書きの回数が多ければ多いほど、データの復元はできにくくなります。また、上書き回数が多いほど、時間がかかります。

さらにデータの量によっても、時間は変わります。バックアップの復元なども含めると、7~8時間ほどかかる場合がほとんどです。

バックアップの作成は必須

何度も記事内に出てきていますが、バックアップは必ずとるようにしましょう。なんらかのトラブルで、データが消えてしまったり、初期化に失敗したとき、復元してMacを使いたいときに、バックアップが必要だからです。バックアップは、Time Machineで自動作成できるようにして、常に最新のバックアップが取れているようにしてください。

OS X Yosemiteは適切な方法での再インストールを!

Mac

ここまでMac OS X Yosemiteの、再インストール(クリーンインストール)方法についてまとめてきました。データを残したままの再インストール(クリーンインストール)方法や、データを消去して行う再インストール(クリーンインストール)方法などをご紹介してきました。

どちらにしても多少の時間は要します。そのときの用途に合う、OS X Yosemiteの、再インストール(クリーンインストール)方法を選びましょう。他人に譲ったり売ることが目的なのか、システムトラブルが原因なのかで、再インストール(クリーンインストール)方法を選びましょう。それぞれの注意点もしっかり気をつけましょう。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
安田未奈
わかりやすい記事の執筆ができるように努めます。