【Mac】プロジェクター接続時の画面設定方法!解像度・画面比率の変更方法など解説!
Macをプロジェクターに接続するためにはケーブルが必要で、VGAかHDMIによる接続が一般的です。ですが、どちらのケーブルを使ってもMacをプロジェクターに接続する方法は簡単です。それぞれのケーブルの違いを説明しながら接続方法をご紹介します。
目次
- 1Macとプロジェクターの接続時の画面設定方法を解説!
- ・事前に確認する事項
- ・接続前にプロジェクターの端子を確認する
- ・Macの端子も確認する
- ・Macとプロジェクターのディスプレイの設定方法
- ・画面比率の設定方法
- ・解像度の設定方法
- 2Macとプロジェクターの接続に必要なケーブル
- ・【アダプタを購入したい方】HDMIで接続する場合
- ・【アダプタを購入したい方】VGA接続する場合
- ・【ケーブルを購入したい方】VGAケーブル
- ・【ケーブルを購入したい方】HDMIケーブル
- 3Macとプロジェクターを接続するケーブルの 特徴
- ・HDMIケーブルが使いやすい
- ・MacはVGA端子が搭載されていない
- ・VGA接続は転送するケーブル
- 4プロジェクターやモニターにMacが認識されない場合の対処方法
- ・プロジエクターとモニターの電源を確認する
- ・ケーブルがしっかり差し込まれているかを確認する
- 5Macとプロジェクター接続時の画面を設定してみよう!
Macとプロジェクターの接続時の画面設定方法を解説!
Macにプロジェクターを接続してプレゼンテーションなどをすることで情報共有の幅が広がります。プロジェクターにつなぐ理由はディスプレイにMacの画面を映し出すことですが、このときにMacとプロジェクターをつながなければならず、その際には注意点があります。また、プロジェクターで映し出す画面設定の方法も知っておかなければなりません。
Macとプロジェクターを接続し大画面のディスプレイやスクリーンに表示させるときの注意点を知っておくことで準備に対する行動の速さにもつながります。Macは高性能な機械であり、プロジェクターも情報共有という面で大きな役割を果たしています。この重要な2つの機器について画面設定方法も見ておきましょう。
事前に確認する事項
Macをプロジェクターに接続する際には事前に確認しておくべきことがあります、1つがプロジェクターが対応している端子の確認、2つ目がMacが対応している端子の確認、最後がディスプレイやスクリーンの解像度や表示比率、そして画面設定方法です。この3つを事前に確認しておかないとMacとプロジェクターがあっても上手く表示させることができなくなります。
どんな機械に対しても言えますが、ものが揃っていても対応環境下にない機械は言うことを聞いてくれません。機械が本来の機能を発揮するためには整えられた環境が必要なのです。また、然るべき手順を知っていなければ同じく機能を果たすことはできません。
接続前にプロジェクターの端子を確認する
まずはプロジェクターの対応端子が何であるかを確認しましょう。プロジェクターに接続できる端子は基本的にはHDMIかVGAのどちらかの端子になります。プロジェクターの投影口の反対側や側面に対応する端子の接続箇所があるので確認してみてください。
基本的にはプロジェクターにVGA端子がついています。出張先でプロジェクターを使う機会が多いと思いますが、対応端子が何か不明の場合はVGA対応のものとして予定する方が良いでしょう。ただし、プロジェクターにスピーカーが搭載されている場合はこの限りではありません。
Macの端子も確認する
次にMacに搭載されている端子を確認しましょう。MacにはVGA端子がついていません。HDMI端子は付いていますが、VGA端子で接続する場合には専用の変換アダプターを用意する必要があるため注意してください。変換アダプタを接続する場合にはサンダーボルトポートに接続することでVGAとHDMIの両端子に対応することが可能です。
また、機種によってはHDMI端子もMacに搭載されていないケースがあるので、お手持ちのMacが対応しているのかを確認してから変換アダプタを購入することをおすすめします。
Macとプロジェクターのディスプレイの設定方法
Macとプロジェクターの対応端子が確認できたところで設定方法の説明に移ります。Macとプロジェクターを対応端子のケーブルで接続し、Macとプロジェクターの電源を入れてください。このときに接続ミスが無ければMacのディスプレイに映しだされている画像がそのままプロジェクターで映し出されているはずです。
もし、上手く投影できていない場合は電源を入れたまま、Macとプロジェクターを接続しているケーブルを接続し直してください。ケーブルが不完全な接続になっているとMacとプロジェクターにダメージを与えることになります。
画面比率の設定方法
画面比率を変更したい場合はMacのディスプレイから変更することができます。Macのディスプレイの右上に表示されているAppleマークをクリックし、”システム環境設定”を選択してください。ここに”ディスプレイ”という項目が表示されるのでクリックしましょう。
画面の表示比率というのは解像度によって変動します。そのため、画面比率を変更することは解像度も変更することになります。解像度や縦横比によってはディスプレイの画面が見にくくなってしまいますが、これはプロジェクターに合わせて、Macの表示比率を変更しなければなりません。
解像度の設定方法
先ほどご紹介した方法の通り、Macで”ディスプレイ”のウィンドウを開いて頂くと解像度という項目が出現します。元々はプロジェクターに最適になるように項目にチェックが入っていますが、”変更”にチェックを入れていただくと解像度を変更することができます。この解像度に関しては縦横比の変化もできるようになっています。
プロジェクターに対して最適な解像度や縦横比というのは必ずしも人間から見たときに最適とは限りません。そのため解像度や画面比率の変更が必要になります。また、解像度や比率の他にも輝度を変更することも可能です。
Macと画面と全く同じ画面をプロジェクターの表示方法
仮にMacのディスプレイと全く同じ内容をプロジェクターで映し出したい場合はミラーリングを行いましょう。これはMacの配置タブ内に”ディスプレイをミラーリング”という項目があるので、そこにチェックを入れれば完了です。Macから”システム環境設定”、”ディスプレイ”とクリックした先に配置タブは存在しています。
このチェックが外れているときは別々のディスプレイト認識されるため、それぞれに違う画面を表示させることもできます。例えば、Macのディスプレイにはインターネット画面、プロジェクターで映し出すのはPowerPointなどのように使い分けることもできます。
Macとプロジェクターの接続に必要なケーブル
Macとプロジェクターを接続するためにはケーブルが必要です。このケーブルには先ほどお伝えしたVGAとHDMIという端子があります。これらの端子いずれにしろ接続する場合や購入する際には注意点があります。この注意点をご覧いただいて、Macとプロジェクターを安全かつスムーズに接続してご利用いただければ幸いです。
【アダプタを購入したい方】HDMIで接続する場合
まず、HDMI端子を使ってプロジェクターに接続する場合ではアダプターが必要かどうかを見極めなければなりません。Macの中でもMacBook Pro RetinaディスプレイモデルであればHDMI端子があらかじめ搭載されているためアダプタを購入する必要はありません。
仮に、Macの購入を検討していたり、社用PCのためすぐには端子がついているか確認できない場合はMacの公式サイトで確認することができます。販売、サポートしている機種であればHDMI端子がついているか表示がされているためすぐに確認できるためです。
【アダプタを購入したい方】VGA接続する場合
次に、VGA端子を使ってMacとプロジェクターを接続する場合ですが、Macに対応端子は予め搭載されていないためアダプターの用意が必要となります。そのためVGA端子を使うということになれば、アダプタを購入して準備することになります。
VGA端子のアダプターは種類にもよりますが2000円程度で購入することができます。Amazonや楽天市場でも購入できます。
【ケーブルを購入したい方】VGAケーブル
VGA端子でプロジェクターとMacをつなぐ際、専用のケーブルが必要になります。VGAという一つの規格でもありますのでサイズなどに違いはなく、専用のケーブルであれば基本的に問題はありません。この専用ケーブルもAmazonや楽天市場で購入することができ、1000円程度で購入できます。
【ケーブルを購入したい方】HDMIケーブル
HDMI端子でMacと接続する際にも専用のケーブルが必要になります。この専用のケーブルについてもAmazonや楽天市場で購入することができます。VGAに比べるとHDMI端子の方が普通のケーブルと似ているため、もしかしたらすでに持っているかもしれません。購入する場合は700円程度で手に入ります。
Macとプロジェクターを接続するケーブルの 特徴
Macとプロジェクターを接続する場合にはケーブルが必要であり、そのケーブルには2種類あります。VGA端子とHDMI端子のケーブルです。当然のことですが、この2つのケーブルにはそれぞれに特徴があります。特徴というよりも得意分野が違う2つのケーブルといった方が正しいかもしれません。
Macでプロジェクターを接続する場合はもちろん、他の機器を使う場合にも同一のことですので、この2つのケーブルの違いについてご紹介しておきます。2つの特徴を知っておくことで、どちらのケーブルを優先して使うかの判断基準にしてみてください。使用環境によっても使い勝手は違うのでご注意ください。
HDMIケーブルが使いやすい
HDMIには映像と音声を転送できるという特徴を持っています。HDMIケーブルが一つあれば、Macのディスプレイに移っている画像や映像はもちろん、音声もそのまま転送できるため活躍できる幅が広くなります。HDMIケーブル以外で転送を試みようとすると表示比率に問題が起こったり、音声が出てこないという現象が起きます。
HDMIケーブルのメリットとデメリット
HDMIケーブルで接続するメリットは何といっても機器の間で交信される制御信号をこれ一本で転送ができるという点にあるでしょう。他のケーブルでは複数のケーブルを使って画像と音声を分けて交信させたりするためラグが出る原因になります。その点HDMIであれば表示比率をそのまま転送することができるのです。
しかし、HDMIケーブルにはコネクタの形状が異なるものがあります。Macとプロジェクターを接続する場合はサンダーボルトポートもしくはあらかじめ用意されているHDMI端子に挿し込めるケーブルを用意しなければなりません。そのため、HDMI端子のデメリットとしては出力元の機器に合ったケーブルを購入しなければならない点にあります。
MacはVGA端子が搭載されていない
VGA端子も幅広く採用されている規格の端子ですが、MacにはVGA端子が用意されていません。そのため、MacでVGA端子を使う際には専用のアダプタを購入しなければならないと前述しました。アダプタはサンダーボルトポートに接続して使うためアダプタを購入する際には注意しましょう。
VGA端子のメリットとデメリット
変換アダプタがあればMacでもVGA端子を使うことができます。プロジェクターにはVGA端子が採用されていることが多いので、使う機会が多いと感じているのであれば変換アダプタを1つ用意しておきましょう。ただし、VGA端子とMacの相性が悪いと表示比率がおかしくなったり、プロジェクターに表示できない場合があるので、対応機種であるかの確認は必須です。
VGA接続は転送するケーブル
VGA端子というのは映像のみを転送できるように作られています。そのためプロジェクターに映しながら音声や動画を視聴する場合には使うことができない接続方法となります。他にもVGA接続することでのメリットとデメリットがあるのでご注意ください。
VGA接続のメリットとデメリット
VGAは古くからある端子ですので、ほとんどのパソコンに対応しており、Macもその一つです。ですが、変換アダプタが必要ということがあります。その点をふまえても幅広いパソコンやプロジェクターに使える接続方法というのは大きなメリットです。
また、VGAは映像しか転送できませんので、音声データを転送することはできません。また高解像度になると、その画質を再現できずMacで見ている画像や映像をそのまま見せることが難しくなってしまうというデメリットがあります。
プロジェクターやモニターにMacが認識されない場合の対処方法
ここまでMacとプロジェクターを接続する方法とそれに関する注意点をご紹介してきました。これらの手順を守っていただいても、上手くMacの映像がプロジェクターに認識されない場合もあります。そんな時の対処方法もご紹介します。
プロジエクターとモニターの電源を確認する
まずはプロジェクターとMacに電源が入っているかを確認してください。プロジェクターの内、古い機種の場合は起動するまでに時間がかかる場合があります。Macに関しても途中でバッテリーが切れてしまったり、システムに異常が出てしまい急遽再起動する場合があります。
Macとプロジェクター、この2つの機器の電源がしっかりと入っていることを確認してください。Macでは電源が入っていれば点灯しますし、プロジェクターの多くも電源が入っているときのサインとして指定箇所が点灯しています。
ケーブルがしっかり差し込まれているかを確認する
Macもプロジェクターも電源が入っていることを確認したら、ケーブルに異常がないかを確認しましょう。しっかりと接続されていることを確認することはもちろん、長いケーブルを使っている場合は、中で断線している場合もあるため、ケーブルの交換が必要かもしれません。
Macとプロジェクター接続時の画面を設定してみよう!
Macとプロジェクターを接続することは簡単ですし、表示される画面設定を変更することにも手間はかかりません。ただし、2種類のケーブルの内どちらを使うのかによって注意点は異なりますし、対応機種であるかの確認も必要です。これらの注意点を考慮しながらMacとプロジェクターを接続してみてください。