Macのメンテナンス項目まとめ!快適に使うために定期的に行うべき作業を解説!
この記事では、Macのパソコンのメンテナンスに関して特集していきます。Macのパソコンの定期メンテナンスとしてブラウザなどのキャッシュの削除、ディスクユーティリティ、バッテリー放電、セーフブートなど行うべき作業を解説していきます。
目次
- 1Macのメンテナンスは定期的に!
- 2月に一度のMacの定期メンテナンスにはこれ!
- ・Macのバックアップを作成
- ・ディスクユーティリティで起動ディスクをチェック
- ・ブラウザのキャッシュを削除
- ・セーフブートでシステムキャッシュを削除
- ・バッテリーを10%以下まで使って完全充電
- ・起動ディスクに空き容量を確保
- ・アプリをアップデート
- 3年に一度のMacの定期メンテナンスはここまでやる!
- ・デスクトップを大掃除
- ・不要なファイルやアプリケーションを削除
- ・Webサービスのアカウントやパスワードを整理
- ・ゴミ箱を空にする
- 4Mac本体のメンテナンスも忘れない!
- 5Macのメンテナンスに便利なユーティリティアプリはこれ!
- ・OnyX
- ・AppCleaner
- ・Memory Diag
- ・smcFanControl
- ・Monolingual
- 6定期メンテナンスでMacを常に使いやすい状態に保とう!
Macのメンテナンスは定期的に!
この記事ではMacのパソコン端末におけるメンテナンスについて焦点を当てて解説を進めていきます。Macに限らず、パソコンなどの機器については使っていく中で定期的にメンテナンス作業を行うことが重要になります。メンテナンス作業をおしておくことで不具合の発生を防げたり、動作が遅くならなかったり、長い間快適に使用できるようになります。
今回はMacでのメンテナンス作業に絞り込んで解説をしていくわけですが、自分で定期的にメンテナンススケジュールをたてて快適なMac環境づくりをしていくことをおすすめします。例えば簡単なものであれば、最低月に1度はやっておきたいメンテナンス、そして大掛かりなものであれば年間で1回どこかでやるというような目安で使っていきましょう。
月に一度のMacの定期メンテナンスにはこれ!
ここからはMacでできるメンテナンスの種類について解説していきます。Macのパソコンではたくさんのメンテナンス項目が存在していますが、月に最低1回はやっておきたいメンテナンス項目についてまずは紹介していきます。ただしスケジュールに固執せず、自分がメンテナンスできる時間があればその時点でやっておくことも大切です。
Macのバックアップを作成
Macで月に1度はやっておきたいメンテナンス項目として最初に紹介するのが、Macのパソコンのバックアップデータ作成です。Macのパソコンが突然使えなくなってしまった場合にデータの消失を防ぐ目的で必ず行っておきたいメンテナンスになります。電源がつかなくなった場合にバックアップがあればすぐにデータが使用できるメリットがあります。
特にMacのパソコンでは水没に弱い部分もありますので、飲み物をこぼしてしまうなど予期せぬトラブルは必ずあります。この際にメンテナンスでバックアップが取れているかいないかでその後のメンタルもかなり変わってきます。外付けハードディスクがあれば簡単にバックアップできますので、まだの方必ずバックアップをしておきましょう。
ディスクユーティリティで起動ディスクをチェック
Macのパソコンで次に行っておきたいメンテナンスとして紹介するのが、ディスクユーティリティで起動ディスクをチェックするということです。Macのディスクユーティリティはアプリです。Macのパソコンにはプリインストールされていますので、そのまま使えます。ディスクユーティリティでは内蔵ディスクの不具合を修復できる機能があります。
Macのディスクユーティリティには「First Aid」機能があり、これを使用するだけでトラブルがあれば検知してくれます。その場で修復もできますので定期的なメンテナンスの際には必ず行って、意図しないデータの破損や消失を防いでいきましょう。普段HDDなどが使えていてもメンテナンス不足により不具合になる可能性はあります。
ブラウザのキャッシュを削除
Macのパソコンで月に1回程度はしておきたいメンテナンス項目として次に紹介するのが、ブラウザのキャッシュ削除です。Safariなどブラウザを使っていく中でキャッシュは自動的に溜まっていきます。キャッシュの累積で、ブラウザの動作が遅く感じてしまうことがあります。ブラウザキャッシュ削除はすぐにできますので頻繁に行いましょう。
キャッシュの削除については、ブラウザによってやり方が異なっています。しかし似たような方法でメニューなどから簡単にブラウザキャッシュが削除できるようになっています。ブラウザで動作が遅く感じたらまずはキャッシュ削除からメンテナンスを試してみましょう。ブラウザ起動後に「設定」から基本的にはキャッシュ削除ができます。
セーフブートでシステムキャッシュを削除
Macのパソコンで定期的にやっておきたいメンテナンスとして次に紹介するのが、セーフブートでシステムキャッシュを削除するということです。Macのパソコンでは電源を起動た後「シフト」のキーを押し続けることでセーフブートが可能です。セーフブートによりMacのシステムキャッシュが簡単に削除できるようになっています。
セーフブートをすることによって、最低限必要なプログラムのみで起動できるようになります。問題検証の際にセーフブートを利用しましょう。セーフブートはログイン画面が表示されましたら「シフト」のキーを離して結構です。
バッテリーを10%以下まで使って完全充電
セーフブートの次にMacのパソコンで行っておきたいメンテナンスとして紹介するのがバッテリー放電です。Macbookなどのパソコンの場合はバッテリーを使用します。長時間持つバッテリーですのでそれほど充電には困らないメリットはありますが、過充電もあまりMacにとって良くありません。定期的にバッテリーを放電させてみましょう。
バッテリーを10%くらいまで放電させましたら、再度充電してバッテリーの中の電気をリフレッシュしてから使いましょう。ディスクユーティリティやブラウザキャッシュ削除などパソコン内部の機能のメンテナンスにばかり目が行ってしまいますが、バッテリーに関するメンテナンスも長期間Macを快適に使うためには必要になってきます。
起動ディスクに空き容量を確保
Macのパソコンで次に行っておきたいメンテナンスは、起動ディスクに空き容量があるかどうかをチェックして、余裕のあるスペースを確保しておくことです。Macのパソコンを長期的に使用していくのであれば、時間の経過とともにデータがたくさん蓄積されていきます。ディスクの容量は常に余裕を持たせておくことをおすすめします。
アプリをアップデート
Macの定期的なメンテナンスでもう1つやっておきたいのがアプリをアップデートするということです。Macのアプリではスマホと同じように定期的にアップデートが配信されていきます。セキュリティ面や操作性を考えると、できるだけ最新の状態にしておくことをおすすめします。ただしMacのOSサポートの関係でできないものもあります。
年に一度のMacの定期メンテナンスはここまでやる!
ここまで、Macのパソコンで定期的に行っておきたいメンテナンスを一挙紹介してきました。ディスクユーティリティやセーフブート、ブラウザキャッシュの削除などたくさんのメンテナンス項目がMacにはあります。できるときにメンテナンスを行って、いつでも快適な状態でMacのパソコンを使えるようにしていきましょう。
ここからは少し応用的な部分に入っていきます。Macのパソコンで年に1回程度はやっておきたいメンテナンスについて解説していきます。毎回はやらなくても結構ですが、やっておくとさらにMacを快適な状態で使用することが可能です。是非覚えておいてください。応用的とはいっても操作自体はそれほど難しくはありません。
デスクトップを大掃除
Macのパソコンで年に1度はやっておきたいメンテナンスとして最初に紹介するのが、デスクトップの掃除です。デスクトップにショートカットアイコンをたくさん配置している方は特にこのメンテナンスが必要です。不要なアイコンを削除しておきましょう。大量のアイコンを配置することで、Macの動作が遅くなることになります。
不要なファイルやアプリケーションを削除
Macのパソコンで年に1度はやっておきたいメンテナンスとして次に紹介するのが、不要ファイルやアプリケーションの削除です。アプリは簡単にストアからインストールできますが、不要になったものは放置してしまいがちです。ディスクの容量を無駄に占領するのを防ぐために、不要に感じた瞬間にディスクから削除しておきましょう。
Webサービスのアカウントやパスワードを整理
次にMacのパソコンでやっておきたいメンテナンスとして紹介するのが、Webサービスのアカウントやパスワードの整理です。ブラウザではサイトへのログイン情報を保存する機能があります。1度入力したパスワードなどがブラウザに保存されますので次回のログインが非常に楽になります。しかし定期的にリセットしてセキュリティ対策も重要です。
ゴミ箱を空にする
また、Macのデスクトップに表示されているゴミ箱の中身がある場合には空にしておきましょう。たくさんのデータが入っている状態ではディスクの容量は消えません。ディスクから完全にデータを削除するには、ゴミ箱をクリックして空にしておきましょう。ディスク容量を確保できればより動作もスムーズになります。データ削除の際は注意してください。
Mac本体のメンテナンスも忘れない!
また、Macの本体メンテナンスに関しても定期的に行っておきましょう。キーボードの掃除やほこりなどの除去、またバッテリーの充電能力のチェックなどハード面の管理も重要になってきます。キーボードの掃除についても最近では専用のグッズが販売されるなど便利なものがあります。ソフト面とハード面両方におけるメンテナンスがおすすめです。
Macのメンテナンスに便利なユーティリティアプリはこれ!
Macのパソコンで行っておきたいメンテナンス項目について1通りの箇所を紹介してきました。Macではセーフブートやキャッシュ削除、バッテリーのチェックなどからデスクトップ掃除などメンテナンスできる項目はたくさんあります。できるタイミングでしておきましょう。より効率を上げたいという方は以下の部分を参考にしてください。
ここからは、Macのメンテナンスに便利なユーティリティアプリについて解説していきます。Macで元々のアプリや設定を使ってメンテナンスする方法でも結構ですが、ユーティリティアプリをインストールしてメンテナンスすることで、より効率アップが期待できます。ユーティリティアプリのおすすめを全部で5つ紹介していきますので参考にしてください。
OnyX
Macのメンテナンスを便利にできるユーティリティアプリとして最初に紹介するのが、「OnyX」というアプリになります。OnyXでは1通りのメンテナンスを自動てしてくれるという快適なアプリです。クリーニングからキャッシュ再構築まで簡単に稼働します。自分で個別の項目を表示させることが煩わしい場合はOnyXを使ってみましょう。
AppCleaner
Macのメンテナンスに役立つユーティリティソフトで次に紹介するのが、AppCleanerというアプリになります。キャッシュの削除、ブラウザのパスワードリフレッシュ、Macレジストリ管理など様々な機能を搭載しているアプリです。バッテリーチェックなどはできませんが、削除に特化したユーティリティアプリです。掃除したいときに活躍します。
Memory Diag
次に紹介するユーティリティアプリはMemory Diagになります。このアプリでもメンテナンス効率を高めてくれます。Macメモリに特化したメンテナンスで活躍します。メモリを1通りリフレッシュして大掃除したいという方には最適のアプリです。視覚的にメモリ管理ができるというのがこのアプリのメリットになります。
smcFanControl
次に紹介するMacのユーティリティアプリは、smcFanControlというアプリです。このアプリは少し応用的な使い方になりますが、Macのパソコンのファン回転の頻度をカスタマイズできるというアプリです。Macの過熱を防ぐことが可能です。バッテリーやメモリに負担をかける使い方が見込まれる場合は導入してみましう。
Monolingual
Macのメンテナンスアプリとして最後に紹介するのがMonolingualというアプリです。Monolingualは、Maのパソコンに搭載されている外国語を削除するアプリです。普段使用しない言語データを削除することでストレージの確保も期待できます。
定期メンテナンスでMacを常に使いやすい状態に保とう!
今回はMacの定期メンテナンスについて解説してきました。キャッシュ削除、セーフブート、ディスクユーティリティなど様々なメンテナンス項目があります。定期的にメンテナンスしておけばMacが長期的に快適に使えるようになります。面倒な場合はまとめてメンテナンスできるユーティリティアプリを利用してみることをおすすめします。