US配列の英語キーボードでは、JIS配列の日本語キーボードでアンダーバー(アンダースコア)を出すキーがありません。この記事では、英語キーボードを使っている方に向けて、アンダーバーの入力方法についてくわしくかいせつします。
英語キーボードでも日本語のローマ字入力には支障がありません。英語キーボードの方が計の数が少なくて配列がすっきりしていることから、英語キーボードを使い始める方もいます。
しかし、英語キーボードでアンダーバーの入力方法がわからないという方もいます。日本語キーボードではキーボードの一番下の右端か左端にある「ろ」のキーをShiftキーと同時押しするとアンダーバーの入力ができました。
しかし、英語キーボードではこの「ろ」の位置にキーがないので、アンダーバーの入力方法も当然変わります。この記事では、英語キーボードでのアンダーバーの入力方法について詳しく解説します。
US配列の英語キーボードでアンダーバーを入力して出すためにはどのようにすればいいのか、アンダーバーの具体的な入力方法を解説します。
元々アンダーバーはタイプライターで下線を引くために発明されたキーです。タイプライターは元々は英語での文字入力のために発明されたものなので、もちろん英語のキーボードにもアンダーバーを出すためのキーが配列されています。
英語キーボードでアンダーバーを出す方法は、「Shift + -(マイナス)」です。Shiftキーを押しながら、キーボードの一番上の列の数字の0の一つ右側のキーを押します。そうすると、アンダーバーを入力できます。
英語キーボードでもJISキーボードと同じように、日本語のローマ字入力ができます。英語キーボードでも日本語のローマ字入力をしている場合には、キーボードの配列でアンダーバーを入力するのではなくて、辞書登録してしまい「アンダーバー」と言葉でキーボード入力して変換する方法もあります。
アンダーバーを辞書登録する方法は、Windows10であれば画面の右下にあるタスクトレイの中の「あ」を右クリックします。するとキーボードによる文字入力の詳細を設定できるIMEパッドが開きます。「単語の登録」をクリックします。
「単語」に「_」を、「よみ」に「あんだーばー」を入力して「登録」をクリックします。すると「あんだーばー」とキーボードでローマ字入力をすると、アンダーバーの入力ができます。
英語キーボードを使っていると、アンダースコア以外にも、JISキーボードの位置にキーがない場合などで、入力に困る文字が出てきます。英語キーボードでアンダースコア以外に入力に困る文字の入力方法をお伝えします。
英語キーボードを使っていて入力方法にこまる文字に「@(アットマーク)」があります。JISキーボードでは「P(せ)」の右側のキーにアットマークは配列されています。しかし、英語キーボードでは「P」の右側のキーは「[」でアットマークは見当たりません。
アットマークはメールアドレスなどで頻繁に活用する文字なので、英語キーボードでも入力できない理由はもちろんありません。英語キーボードでのアットマークの入力方法は次の通りです。
英語キーボードでアットマークを入力する方法は、「Shift + 2」です。キーボードでShiftキーと数字の2を同時押しすると入力できます。英語キーボードをよく見ると、数字の2と同じキーにアットマークが表示されていることがわかります。
URLを入力するときによく使う文字が「/(スラッシュ)」です。JISキーボードではキーボードの一番下の列の右端の「め」をShiftキーと同時押しすると入力できます。しかし、英語キーボードにはこの位置にキーがないので、日本語キーボードを使い慣れている方は悩んでしまいます。
英語キーボードでスラッシュを入力する方法は、「Backspace」キーと「Enter」キーの間にあるキーを押します。日本語キーボードであれば、本来はEnterキーがある場所ですが、英語キーボードではEnterキーが小さくなって、その分の間にスラッシュがあります。英語キーボードでもスラッシュはこのキーだけを押せば入力できます。
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