iPadでMacアドレスを確認するには？調べ方をわかりやすく解説！

iPadのMacアドレスの確認が必要になった時に、確認方法が分からずに困る方がとても多いようです。この記事では、iPadでMacアドレスを調べる方法や、Macアドレスとはそもそもどういったもので、どのような時に必要になるのか解説します。

iPadでMacアドレスを確認する方法は次の通りです。まずはiPadの「設定」アプリを開きます。「一般」＞「情報」と進みます。iPadの「情報」の中に、「Wi-Fiアドレス」があります。「Wi-Fiアドレス」が別名Macアドレスと呼ばれるものです。「Wi-Fiアドレス」に記載されている英数字や記号が、そのiPad固有のMacアドレスです。

iPadでのMacアドレスのいい方法はご理解いただけたでしょうが、Macアドレスとはいったいどういうものなのか、よくわからないという方も多いでしょう。こちらではMacアドレスについて解説します。

MacアドレスのMacは、iPadと同じApple社から発売されているPCのMacintoshのことではありません。Macintosh PCも通称は「Mac」ですが、Macアドレスとは「Media Access Control address」のことです。

iPadの確認方法でもWi-Fiアドレスというところで確認したように、通信のために使うアドレスです。インターネットで通信をするときに、機器を特定して情報を送受信するために利用します。

Macアドレスはすべてのネットワークに接続できる機器に固有のアドレスが割り当てられています。つまり、すべてのPC、スマホ、iPad、タブレット端末、ルーター等には、その端末だけのMacアドレスがあります。

故意にユーザーがMacアドレスを改変することがなければ、基本的に世界中で重複するMacアドレスは絶対にありえないことになっています。

iPadでMacアドレスを確認しなくてはいけない場合とは、どういった場合なのか不思議に思う方もいるでしょう。Macアドレスはその端末固有のアドレスなので、もしも公開してしまったり、悪意のある人に知られてしまったりすると、端末が攻撃されてしまうかもしれないと不安になる方もいるでしょう。

基本的に、Macアドレスのみでは、端末の特定はできても、ウイルスを送り込むなどの攻撃はできません。ただし、MacアドレスとともにIPアドレスなども同時に知られてしまうと、機密情報を格納しているサーバーや端末への侵入を許してしまう可能性があります。

Macアドレスを登録する場合には、登録しても大丈夫なところかどうかをよく確認した上で登録しましょう。

iPadをMacアドレスを登録する必要がある場合とは、特定のネットワークを利用する場合です。例えば、学校や会社で学生や社員にだけ利用を許可しているWi-Fiを利用するときなどです。

特定の人物にだけWi-Fiの利用を許可する場合には、その人物が使う端末の登録をあらかじめ義務付けることがあります。その時に、登録するものが端末ごとに固有に割り当てられているMacアドレスになります。

この記事では、iPadでMacアドレスを調べる方法と、どのような場合にMacアドレスが必要になるのか解説しました。Macアドレスというのは、PCのMacのことではなく、Wi-Fiアドレスのことだとわかれば、簡単に調べられます。ぜひ調べ方も覚えておきましょう。