【Discord】オーバーレイの設定方法と表示されない時の対処法！

Discordには、全画面表示のゲームをプレー中にもチャットをゲーム画面上に表示するオーバーレイという機能があります。この記事では、Discordでのオーバーレイの設定方法やカスタマイズ方法、オーバーレイを有効にしても表示されないときの対処法について詳しく解説します。

まずは、Discordでオーバーレイを有効化して表示させる方法です。

Discordを起動したら、画面の左下にある歯車マークをクリックして「ユーザー設定」に入ります。

左ペインを下にスクロールして「ゲームオーバーレイ」をクリックします。「ゲーム中のオーバーレイを有効化」でボタンをオンにするとゲーム中にDiscordがオーバーレイ表示されます。このボタンをオフにするとオーバーレイ表示が無効化されます。

Discordではゲームごとにオーバーレイの表示の有効と無効を切り替えることができます。ゲームごとのオーバーレイ表示の設定方法は次のとおりです。まずは、Discordの「ユーザー設定」に入ります。

左ペインを下にスクロールして「アクティビティステータス」をクリックします。「追加済みのゲーム」にオーバーレイを設定したいゲームが表示されていなければ「ゲームが見つかりませんか？」の「追加する」をクリックします。

するとPCで開いているゲームを選択できます。Discordのオーバーレイを設定したいゲームを選択します。

ゲーム名の右側に表示されているモニターのアイコンがオーバーレイ表示の切り替えのアイコンです。モニターに斜線が引かれて赤くなっているゲームは、オーバーレイが無効化されています。こちらをクリックすれば、ゲームごとのオーバーレイの切り替えができます。

Discordのオーバーレイは「ユーザー設定」の「ゲームオーバーレイ」カスタマイズできます。

「オーバーレイのロック」では、オーバーレイを表示するときのキーの割当の変更ができます。

「アバターのサイズ」では表示するチャットの相手のアバターのサイズを変更できます。

「表示名」では、チャットの参加者の名前の表示方法を変更できます。

「ユーザーを表示」では、オーバーレイに表示するユーザーについて変更できます。

画面を下にスクロールします。

「オーバーレイ通知」では、オーバーレイを画面内に表示する場所を変更できます。

Discordのオーバーレイを有効化して、ゲームごとの表示もオンにしたのに、オーバーレイ表示に設定したキーを押しても表示されない、オーバーレイが出ないことがあります。Discordでオーバーレイが出ない、表示されないときの対処法について解説します。

パソコンを複数のアカウントで運用している場合には、管理者として実行していないかもしれません。管理者として実行していないと、一部のプログラムが動かない可能性があります。管理者として実行すると、全てのプログラムが動きます。Discordを管理者として実行してみましょう。

Windows10の「スタート」からアプリの一覧を表示して「Discord」を右クリックします。「その他」＞「管理者として実行」をクリックして起動します。これでオーバーレイが表示されるか確認してみましょう。

ウイルス対策ソフトが原因で、アプリのプログラムの実行が妨げられることがあります。一時的にウイルス対策ソフトを無効化して、オーバーレイが表示されるか確認してみましょう。

オーバーレイが表示された場合には、ウイルス対策ソフトの許可プログラムにDiscordを追加します。

バックグラウンドで動作しているアプリが多すぎると、メモリが足りなくなって、アプリの動作が遅延します。不要なアプリを起動している場合には終了しましょう。

ハードウェアアクセラレーションとは、処理速度を速めるためにGPUをCPUのように使う設定です。これがオンになっていると、オーバーレイが表示されないことが多いので、無効化しておきましょう。

Discordの「ユーザー設定」を開き、左ペインで「詳細設定」をクリックします。「ハードウェアアクセラレーション」をオフにします。

上記の対処法では問題が解決しないときには、Discordに何らかのバグが発生している可能性があります。いったんDiscordをアンインストールしてから、再インストールすることをおすすめします。

Discordでオーバーレイを使いこなせるようになると、キー操作だけでチャットをゲーム上に表示できるようになるのでとても便利です。ぜひ、全画面表示のオンラインゲームで頻繁に遊ぶのなら、オーバーレイを使いこなせるようにしておきましょう。