iPhone12のコントロールセンターの出し方!カスタマイズ方法も紹介!
ホームボタンのあるiPhoneからiPhone12に機種変更した方の多くが、コントロールセンターの出し方がわからずに困っています。この記事では、スワイプ方法が変更されているiPhone12のでのコントロールセンターについて解説します。
目次
スワイプしても出ない!iPhone12のコントロールセンターの出し方
iPhone12が発売されました。iPhone7やiPhone8、第1世代のiPhone SEなど、ホームボタンのあるタイプのiPhoneから機種変更した方の多くが、コントロールセンターが出ないことに困っています。
この記事では、ホームボタンのあるタイプのiPhoneからは変更になっている、iPhone12などのホームボタンのないタイプのiPhoneのコントロールセンターの出し方や編集方法などについて解説します。
ホームボタンのあるiPhoneとはスワイプのやり方が違うので注意!
iPhoneのコントロールセンターは、Wi-Fiや機内モードのオンとオフを切り替えたり、アプリを開かずに音楽を再生したり、画面明るさや、音のボリュームを変更したりと、iPhoneを利用する上で便利な機能を簡単に設定できるところです。
iPhone7やiPhone8、iPhone SEといったホームボタンのあるタイプのiPhoneなら、画面を下から上にスワイプすれば出すことができました。しかし、iPhone12だけではなく、iPhone X以降のホームボタンのないタイプのiPhoneではスワイプのやり方が変更されています。
iPhone12を下から上にスワイプすると、ホーム画面に戻ってしまいます。iPhone12でコントロールセンターを出す方法は、画面の右上から下にスワイプです。
コントロールセンターを閉じる場合には、コントロールセンターが表示されている画面を下から上にスワイプするか、画面の余白をタップします。
横画面のときも縦画面と同じ方法で!
iPhone12のコントロールセンターは横画面でも利用できます。iPhone12を横画面で利用しているときにコントロールセンターを開く場合も、右上から下にスワイプするとコントロールセンターが表示されます。
iPhone12でコントロールセンターの表示方法を変更する方法
iPhone12では、コントロールセンターの出し方を設定で変更できます。
アクセシビリティでコントロールセンターの出し方を設定する
iPhone12でコントロールセンターの出し方を変更する方法とは、アクセシビリティの機能を利用する方法です。本来、アクセシビリティとは身体に何らかの障害をお持ちで、通常の操作が難しい方が利用しやすいように設定を変更するためのものです。
しかし、健常者の方でもiPhoneの使い方を便利にできることから、障害の有無に関係なく利用されています。コントロールセンターの出し方の設定方法には、仮想ホームボタンに割り当てる方法と、背面タップに割り当てる方法があります。それぞれ解説します。
仮想ホームボタンに割り当てる方法
iPhone12にはホームボタンがありませんが、Assistive Touchを設定すれば、画面上に仮想ホームボタンを設置できます。ホームボタンは本来ホームに戻るためのものですが、仮想ホームボタンにはその他の機能を割り当てることもできます。
仮想ホームボタンの設置方法は、iPhone12の「設定」アプリを開きます。「一般」>「アクセシビリティ」>「タッチ」>「Assistive Touch」と進み、「Assistive Touch」をオンにします。
デフォルトの状態では、Assistive Touchには6つの機能が割り当てられています。コントロールセンターも入っています。iPhone12の画面上に常に表示される仮想ホームボタンをタップすると、メニューが開きます。メニューからコントロールセンターを選択すると、コントロールセンターが表示されます。
仮想ホームボタンにコントロールセンターだけを設定する方法もあります。「Assistive Touch」をオンにした画面の「カスタムアクション」では、シングルタップ、ダブルタップ、長押しのいずれかのアクションに機能を割り当てられます。
コントロールセンターをいずれからのアクションに割り当てると、仮想ホームボタンをタップしただけでコントロールセンターが開きます。
背面タップに割り当てる方法
iPhone12のアクセシビリティには、iPhone12の背面を指でタップする動作に機能を割り当てられる「背面タップ」も利用できます。背面タップにコントロールセンターを割り当てることもできます。
背面タップの設定方法は、「設定」アプリの「一般」>「アクセシビリティ」>「タッチ」>「背面タップ」と進みます。「ダブルタップ」と「トリプルタップ」のそれぞれに機能を割り当てられます。コントロールセンターをどちらのタップに割り当てるか決めて設定します。
iPhone12でコントロールセンターをカスタマイズする方法
iPhone12に限らず、コントロールセンターには項目の配置を変更できない「画面ミラーリング」から上の部分と、項目の配置をカスタマイズできる舌部分があります。下部分の小さなアイコンは、自分で好きな項目を割り当てることができます。
コントロールセンターをカスタマイズして、ぜひあなたにとって使いやすいiPhone12にしていきましょう。
コントロールセンターに表示する項目を変更する方法
まずは、コントロールセンターに表示する項目を変更する方法です。iPhone12の「設定」アプリの「コントロールセンター」を開きます。
上の方の「含まれているコントロール」に表示されているのが、現在コントロールセンターに配置されているものです。不要な項目があったら、左端の「-」をタップします。そうすればコントロールセンターに表示されなくなります。
コントロールセンターに表示したいものは、「コントロールを追加」から選んで左端の「+」をタップします。すると上の「含まれているコントロール」に移動してコントロールセンターに表示されるようになります。
コントロールセンターの項目の配置を編集する方法
コントロールセンターでの項目の配置を編集することもできます。「設定」アプリの「コントロールセンター」を開きます。「含まれているコントロール」の上から順番に左上から右に向かって表示されているものになります。
それぞれの項目の右端に「≡」が表示されています。配置を変更したい項目の「≡」を長押しします。するとアクティブになり、上下にスワイプして移動できるようになります。配置したい順番に移動することで、配置を変更できます。
アプリの利用中はコントロールセンターを開かないように設定する方法
例えば、激しく画面をこするようなゲームをしていると、知らずしらずのうちに右上から下にスワイプしてしまい、思いがけずコントロールセンターが開いてしまうことがあります。
そのような不測の事態を避けるために、アプリの起動中はコントロールセンターが開かないように設定することもできます。
iPhone12の「設定」アプリの「コントロールセンター」を開くと「App使用中のアクセス」があります。こちらをオフにすると、アプリの起動中は画面を右上から下にスワイプしてもコントロールセンターが開かないようになります。
iPhone12のコントロールセンターの出し方でもう悩まない!
この記事では、iPhone12でコントロールセンターを出す方法や、コントロールセンターの出し方を変更する方法、コントロールセンターをカスタマイズする方法を解説してきました。
ホームボタン付きのiPhoneから変更した方には、最初のうちは違和感しかないかもしれません。しかし、しばらく使っていれば必ず慣れてきて、以前のiPhoneよりも使い勝手が良くなるでしょう。ぜひ、コントロールセンターの出し方にもう悩まないようにしましょう。