iPadのマイク位置はどこ？設定方法やおすすめの外付けマイクを紹介

「iPadのマイク位置はどこだろう？」
「iPadで録音したいけど、マイクの位置が分からない…」
「外付けマイクを使いたいけど、iPadに対応しているのかな？」

あなたは今、こんな疑問を持っていませんか？

iPadには、機種やバージョンごとに異なるマイク位置があります。また、録音や音声入力をより良くするために、外付けマイクの使用を検討する人も多いです。

この記事では、iPadの機種別にマイクの位置を詳しく解説し、さらに外付けマイクのおすすめも紹介します。

この記事を最後まで読めば、iPadのマイク位置がすぐに把握でき、外付けマイクの活用方法もバッチリ分かります！

iPadのマイクの位置は、iPadの種類（モデル）によって違います。

自分のiPadのモデルを調べる方法は、以下の通りです。

【iPadのモデルを調べる方法】
・iPad の背面に書かれている文字を見る

iPadの背面の文字が書いてある部分を見てみましょう。

上記のiPadの場合、【A1701】がモデル番号です。

その他にも、iPadの「設定」から調べる方法がありあます。

今回は、iPadのマイクの位置についてレビューします。iPadは姉妹機種として「iPad Pro・iPad mini・iPad Air」があり、それぞれで世代ごと（バージョンごと）にマイクの位置が違います。

以下に、それらの機種ごとのマイク位置がどこにあるのかの確認と、内蔵マイクの機能、外部マイクの利用についてまとめました。

まず、ノーマルiPadのマイク位置がどこか確認から紹介します。

次に、iPad Proのマイク位置がどこか確認してみました。iPad Proは現在（2019年7月時点）世代・サイズを合わせて6バージョンあります。

次に、iPad miniのマイク位置がどこかを確認してみました。iPad miniは現在（2019年7月時点）5世代バージョンあります。

次に、iPad Airのマイク位置がどこか確認してみました。iPad Airは現在（2019年7月時点）3世代バージョンあります。

次にiPadのマイク感度についてレビューします。現在のiPadのマイク感度は音声入力に十分活用できるレベルの感度を持っています。

iPadのマイク感度は、発音がはっきりしていれば、スムーズに音声入力ができるレベルです。

音声入力の処理速度は、PCでタイピングする速さとほぼ同じです。

ただし、音声入力はキーボード入力よりも操作が簡単で、話すだけで情報を入力できるので、負担が少ない方法です。

現在は、PCのキーボード入力やスマホのフリック入力が主流ですが、高感度なマイクと音声入力の組み合わせは、今後さらに普及する可能性があります。

音声入力は、一つの音が直接一つの単語に対応するため、キーボードやフリック入力のように複雑な操作をする必要がありません。

そのため、音声入力は、これまでの入力方法と比べても優れた方法だといえます。 音声入力は操作性が良く、反応の速さや正確さ、利便性でも従来の方法を上回る点が多いです。

しかし、音声入力の課題は、マイクの感度や音声を正確に解析する技術の向上が必要です。これらの技術は、今後さらに進化することが期待されています。

課題はあるものの、現在のiPadのマイク感度は、発音が良ければ十分に実用的なレベルに達しています。

iPadに内蔵されているマイクは設定変更可能なのでしょうか。iPadのマイクの音量などの設定について解説します。

次に、iPadの音声入力の設定変更方法について解説します。iPadの音声入力の設定は、iPadのホーム画面から「設定」アプリを通して行えます。

ただ、iPadで音声入力の設定変更を行う際に留意するべきポイントとして、iPadがインターネットに接続されていることが前提条件になることを覚えておきましょう。iPadで音声入力の設定変更を行う過程で、インターネットを使った認証を行う手順があるためです。

iPadの音声入力の設定を行うには、まず、「設定」→「一般」→「キーボード」まで進みます。

「キーボード」の画面の「音声入力」の項目で音声入力のオン・オフ設定を行えます。

「音声入力」の項目をオンに切り替えると「リクエストを処理するために、音声入力の内容、連絡先情報、位置情報などの情報がAppleに送信されます」というポップアップメッセージが表示されるので、ポップアップメッセージ内の「音声入力を有効にする」をタップすれば、音声入力を有効にできます。

音声入力を無効に設定する場合は、同じ手順で「キーボード」の画面まで進み、「音声入力」の項目をオフに切り替えます。

オフに切り替えると、同じように「音声入力がユーザーのリクエストに応じる際に参照する情報はSiriでも使用され、Siriもオフになっている場合を除き、Appleのサーバーから削除されません」というポップアップメッセージが表示されるので、ポップアップメッセージ内の「音声入力をオフにする」をタップすれば、音声入力を無効にできます。

iOSでは「着信音・通知音」は「設定」から、「通話音（音声再生音）」は通話中に本体の音量ボタンで調整できますが、「マイク」の音量調整（入力レベル調整）は行えません。iPadの音声が聞き取りにくい場合は後述するマイクテストを試してみましょう。

iPadのマイク音声が相手にとって聞きづらい場合は、一度マイクテストを行いましょう。iPadのマイクテストを行うには、「ボイスメモ」アプリを利用しましょう。

iPadのホーム画面から「ボイスメモ」アプリのアイコンをタップして立ち上げ、iPadに向かって自分の音声を録音してみましょう。録音した自分の音声を再生して問題なく録音できていれば、マイク機能は正常に働いています。

また、iPadのマイク機能に不調を感じる時は、一度iPadを再起動するとマイク機能が正常にもどる場合があるのでおすすめです。

iPadを使って本格的な録音を行うには、外部マイクの利用を試してみましょう。

外部マイクを利用すると、自分の目的に応じて録音環境をカスタマイズできます。集音機能に優れたもの、ノイズを消去できるもの、野外録音に向いているのなど用途に応じて選ぶタイプが違うので、自分のニーズをよく確認した上で、外部マイクの機種を選択しましょう。

iPadで外付けマイクを使ったほうがいい場合とはどのような場合でしょうか。どんな時に外付けマイクを用意するべきなのかみていきましょう。

テレワークでWeb会議ツールを使って会議や面接を行うことが増えてきました。iPadを使ってWebで通話するときには、iPadの内蔵マイクを使うよりも外付けマイクを使ったほうがいいでしょう。

iPadの内蔵マイクでは、周囲の音が入ってしまいあなたの声を相手が聞き取りにくくなってしまうことがあります。また、滑舌が良くないと相手があなたの話を聞き取れない場合も出てきてしまいます。あなたの声を相手に伝えるためにも、Web通話やWeb会議をiPadで行うときには外付けマイクを用意しましょう。

楽器や歌の演奏をしている方は、演奏した音楽をiPadで録音する機会もあるでしょう。また、スピーチなどの話す声を録音することもあるでしょう。

演奏やスピーチを録音するときには、iPadの内蔵マイクを使うよりも外付けマイクを使うことをおすすめします。その理由は、外付けマイクのほうが演奏やスピーチの臨場感をより本物に近い形で録音できるためです。

特に、音楽の演奏の場合には録音の質が大切になります。できれば、本格的な音響機器メーカーから発売されている高音質マイクを利用したほうが、より良い音質で録音できます。

YouTubeやインスタグラムにアップするための動画を撮影する場合も、できれば外付けマイクうことをおすすめします。特に屋外での撮影の場合には、iPadの内蔵マイクだけでは周囲のノイズが入りやすくなったり、十分な音質を得られなかったりします。

音を拾う方向を限定できる指向性マイクを使えば、動画撮影の際に音を拾う必要性のない方向の音を遮断して録音することができます。動画撮影する環境に応じたマイクを使い分けることが大切です。

外部マイクはそれぞれ機種によって特徴を持っています。目的の音をターゲットを絞って録音するタイプ、周辺の音を大事にすることで臨場感のある録音ができるタイプ、音質を自由に調整できるタイプ、極力ノイズを除去して録音するタイプなど具体的な使用環境をイメージしてカスタマイズされている機種が多いといえます。

マイクの基本的なタイプ分けとして、「モノラル入力・ステレオ入力」があります。

ご存知の通り、モノラル入力は音声の方向性が一方向で、イヤホンで聴いても平面的で奥行きのない音源として再生されます。音楽鑑賞には向いていませんが、音声の聞き取りや文字お越しなどには向いているかもしれません。

ステレオ入力は音声の方向性が左右の複数方向なので、イヤホンで聴くと臨場感を感じさせる奥行きのある音源として再生されます。

iPadで利用する外部マイクを選ぶ際に、「モノラル入力・ステレオ入力」に関して気を付けるポイントとして、その外部マイクとiPadの接続方法をよく確認するという点が挙げられます。

iPadの場合は、「モノラル入力」対応の外部マイクはヘッドフォンジャック接続、「ステレオ入力」対応の外部マイクはlightning接続になります。iPadで利用する外部マイク選びでは、外部マイクの接続条件を確認することで「モノラル入力・ステレオ入力」のタイプを判別できます。

iPadで利用する外部マイク選びで、もう１つ留意するべき点が「全指向性・単一指向性」の選択です。音を拾う方向性の違いでタイプが2つに分かれます。

「全指向性」のマイクは、「無指向性」とも呼ばれ特定の集音方向を持たずに全方向360度で集音するタイプです。全方向360度で集音するので、臨場感のある録音が可能になります。会議の様子やホールの演奏などを録音するには向いているマイクといえます。

「単一指向性」のマイクは、集音方向を一定に保ち、設定した方向に集中して録音を行います。特定のポイントを絞って録音したい場合、例えば野外の野生動物や野鳥の巣の中の様子を録音したい場合などには向いているマイクといえます。

外部マイクの機種によっては、「全指向性・単一指向性」の両タイプを切り替えられるものもあるので、自分の用途に応じてマイクを選択しましょう。

その他には、「ウインドスクリーン」が付属しているタイプがあります。「ウインドスクリーン」とは高性能マイクに付属しているアイテムで、マイクが高性能であるがゆえに拾ってしまう無用な音を排除してくれるアイテムです。

具体的には、マイクの上部にスポンジ状のガイドとして装着され、スピーカーの息使いや風の音などをカットしてくれます。

iPadの外付けマイクを選ぶときにはマイクの形状も留意するべきポイントです。マイクの形状によって録音や撮影をするときの使い勝手が大きく異なるので、マイクを使う状況に応じて使いやすい形状を選ぶことが大切です。

iPadで使えるマイクの形状には、録音する人の胸元につけるピンマイク、マイクを床や机の上に固定して設置するスタンドタイプ、iPadに装着するタイプがあります。ピンマイクなら録音する対象者の声をしっかりと拾えます。また、1,000円程度から購入できるので安価に用意できます。

スタンドマイクは最も音質がよく、リモート会議や演奏の録音におすすめです。指向性を切り替えられるタイプなら幅広い用途で利用可能です。

iPadに固定して使うタイプのものなら、iPadを自由に動かして撮影することができます。

次に、iPadで使えるおすすめの外付けマイクについて解説します。

最初におすすめしたいのがaudio-technica AT9901です。このマイクはピンマイクで、ネクタイや胸元、襟元などにクリップで装着して使います。

屋内と屋外のモードを切り替えられます。テレワークでの利用にもおすすめです。また、単一指向性でウインドスクリーンが付いているので、風などの雑音が入りにくく、屋外での撮影やスピーチの録音に適しています。

メーカー希望小売価格は税込み5,940円です。

初めに紹介するのが「ZOOM MSステレオマイクロフォン iPhone・iPad用 iQ7」です。「ZOOM MSステレオマイクロフォン iPhone・iPad用 iQ7」の大きな特徴はMSステレオマイク（Mid-Side マイク）と呼ばれる、2つのタイプのマイクを組み合わせたマイクです。

MSステレオマイクは、単一指向性の「Midマイク」とステレオ録音用の「Side マイク」から構成されます。この2タイプのマイクを併用することで、録音時に細かい設定を行わなくても、録音後に管理アプリを使って自分の用途に合わせて録音を編集できます。

「モノラル入力・ステレオ入力」を同時に行って後で編集するというやり方が可能です。幅広い用途に対応できるマイクといえます。価格は10,800円(税抜)となっています。

屋内の会議録音などにおすすめなのが「Ashuneru 高性能 エレクトレット コンデンサーマイク XO-V001」です。「Ashuneru 高性能 エレクトレット コンデンサーマイク XO-V001」は全指向性マイクで、スマートデバイス（iPad・iPhoneなど）仕様として利用しやすい機種です。

デバイスに接続するだけですぐに利用でき、全指向性なので周りの環境の音声を満遍なく拾って録音するので安定した音声記録が可能です。

「Ashuneru 高性能 エレクトレット コンデンサーマイク XO-V001」は比較的小型なマイクなので、携帯性に優れ、持ち運びに便利です。価格は2,780（税込）です。

マイクを携帯して録音したい場合におすすめなのが、全指向性マイクの「AGPTEK 高性能 マイクロフォン イヤホン付き Z02E」です。

「AGPTEK 高性能 マイクロフォン イヤホン付き Z02E」は、ピンマイクタイプのハンズフリー仕様なので携帯しやすく、自分の周辺録音を行う場合に適している機種です。イヤホンをつけて録音できるのでリアルタイムの状態をモニターしながら録音できます。

価格は1,370円（税込み）で、安価で利用しやすい機種といえます。

iPadのマイク位置を把握して快適に使用しましょう。iPadは姉妹機種として「iPad Pro・iPad mini・iPad Air」がありますが、さらにバージョンごとにマイクの位置が違うため、自分が利用しているiPadの仕様を改めて確認してみましょう。また、興味があれば音声入力にも挑戦してみましょう。

また、iPadでは「マイク」の音量調整（入力レベル調整）は行えないので、iPadの「マイク」機能の調子が疑わしいと感じたら、「ボイスメモ」アプリを使ってマイク音量をテストしてみましょう。