スマホとタブレットの違いは?スマホとタブレットの比較と使い分け方法を解説!
今では生活の必需品となったスマホとタブレット、その違いとはどこにあるのでしょうか。イマイチ使い分けがわからないスマホとタブレットではどんな違いがあるのか、それぞれを徹底比較してスマホとタブレットを使い分けられるようにご紹介します。
目次
- 1スマホとタブレットの違いを比較
- ・画面サイズの違い
- ・スマホには通話機能がある
- ・搭載しているOSの種類
- 2タブレットとノートパソコンの違いにも注目
- ・キーボードの有無
- ・ネット接続のしやすさ
- ・外部機器の接続のしやすさ
- 3スマホはこんな人におすすめ
- ・コンパクトに持ち運びたい人
- ・ネット接続よりも通話機能が重要な人
- 4タブレットはこんな人におすすめ
- ・大きな画面サイズが使いやすいと感じる人
- ・文字入力することが多い人
- ・外出先で仕事をすることが多い人
- 5スマホとタブレットの効果的な使い分け方とは
- ・スマホもタブレットも同じOSならデータ移行が簡単
- ・デザリングで通信費を抑えられる
- ・格安SIMを活用
- 6スマホとタブレットの特徴を知って便利に使い分けよう!
スマホとタブレットの違いを比較
今では生活に欠かせない存在となった、スマホとタブレットですが、その違いとはどこにあるのでしょうか。一目で大きさが違うことはわかります。ですが、タブレットはただ大きなスマホというだけなのでしょうか。そんなことはありません。主な違いは確かに大きさの違いにありますが、それ以外にも違いはあります。
ここではぼんやりとしか、違いを認識していなかったスマホとタブレットの違いを、スマホとは、タブレットとは、を徹底分析して、おすすめの活用法と比較、使い分けをご紹介いたします。
画面サイズの違い
スマホとタブレットで最初に、目に着くのは画面サイズの違いです。そもそもの大きさが違い、使い分ける大きな理由の1つはここにあると言えます。スマホは、気軽に持ち歩ける反面、どうしてもその大きさが小さくなり、画面サイズもそれに伴って小さくなります。
タブレットは、気軽に持ち歩けませんが、その分画面サイズは大きく、それを全面にセールスポイントにして売り出している商品も数多くあります。まとめると、スマホはその小さいという利点の代わりに、画面サイズが小さく、タブレットは持ち歩きの不便さの代わりに画面サイズが大きく、見やすく、操作もしやすいという違いがあります。
スマホには通話機能がある
スマホとタブレットの大きな違いの2つ目は、通話機能の有無です。通話機能を有したモデルもあり、ほぼ大きなスマホと言って差し支えないものもありますが、基本的にスマホの方が小柄で通話がしやすくなっています。またタブレットは、主に自宅や室内で使うものと割り切って通話機能に、SIMを差し込み認識する機能も削ってスマホより格安にしたものもよく売られ人気があります。
なので、タブレットは、通話機能の代わりに安いというメリットもあります。まとめると、スマホは通話機能を主にしていて、多機能であるため、小さく高価な傾向があるが、タブレットは通話機能やSIM機能を、割り切って削って大画面で高品質でも安価な傾向があります。
搭載しているOSの種類
今現在発売しているスマホのOSは主に、Google社のAndroidとApple社のiOSの2つだけですが、パソコンとスマホの間、あるいはパソコンに非常に近い機能を持つものもあるタブレットは、これら2つに加えてMicrosoft社のWindowsを搭載しているものもあります。その他、Amazonで販売している独自タブレット、kindleも独自のOSを搭載しています。
スマホは主にOSが二種類、タブレットは主に四種類のOSを搭載したモデルがあり、それぞれに同じOS感では互換性がありますが、タブレットの方ではそのOSを搭載したスマホが極めて少ないか、存在しないこともあります。なので、スマホとタブレットを購入する際には注意が必要です。
タブレットとノートパソコンの違いにも注目
タブレットは、よくスマホとノートPCと比較されます。タブレットはスマホとノートPCの中間にあるようなデバイスなので、使用する場所を使い分けられるようによく比較されることになります。ここでは、ノートPCとタブレットを比較することで、スマホ、タブレット、ノートPCの違いをより浮き彫りにしていきます。
キーボードの有無
ノートPCとの違いでまず目に着くのは外部デバイスの違い、特にキーボードの有無です。タブレットでは、画面からタップして、直接入力をします。これはスマホでも同じですが、タブレットの場合、画面が大きいのでより操作をしやすくなっています。ノートPCでは、画面と入力するデバイスが別なので、より画面は大きく使うことができます。
しかし、その半面、ノートPCではキーボードがなければ、文字入力をするのがとても不便です。ノートPCの場合はキーボードと一体型になっていますが、場所を取り、面積は画面部分と、キーボード+マウス入力部分で約二倍の大きさになっています。
ただし、今販売されている多くのタブレットではキーボードをBluetooth接続して使用できるので、キーボード入力をしたいと思った時には、キーボードを付け足すことができます。なので、ノートPCとキーボード入力ができるかどうかでは大きな差はつきません。
ネット接続のしやすさ
ノートPC、タブレットともに、Wi-Fi接続に対応していつ場合が多いので、Wi-Fiに接続して使用する分には大きな違いはありません。しかし、ノートPCでは、有線接続による高速通信ができる反面、タブレットではSIMカードを挿入してWi-Fiが通じない屋外でも簡単にネット接続できるという違いがあります。
多くのノートPCではSIMカードを使用できず、屋外では、Wi-Fiかデザリングを使用することになります。タブレットでは多くの場合、有線接続する端子がないので、ネットゲームなど高速通信が必要な場合には不便を感じることがあります。
外部機器の接続のしやすさ
タブレットではなく、ノートPCを使う主な利点は外部機器の接続のしやすさにあるといっても過言ではありません。上記のキーボード、ネット接続時の有線接続でもそうですが、ノートPCでは据え置きPCには劣りますが、カスタマイズ性が高くなっています。
USB、SDカード、ネットの有線接続が基本的に可能で、USBからマウス、キーボード、スピーカーなどなど、多くの外部機器を簡単に取り付けることができます。タブレットを室内で使用する際に不便さを感じるのは主にこの部分で、外部機器を使いたい方はタブレットではなく、ノートPCがおすすめかもしれません。
スマホはこんな人におすすめ
多くの違いと、多くの似たところを持つスマホとタブレットですが、特にスマホをおすすめするタイプの人とはどんな人でしょうか。スマホとタブレットを比較して、特にスマホをおすすめしたいタイプの人の特徴をご紹介します。
コンパクトに持ち運びたい人
当たり前ですが、スマホとタブレットでは大きさに顕著な違いがあります。持ち歩きに適しているのは、タブレットと比較してより小型のスマホです。WEB閲覧などを手軽にしたいなど、スマホでもタブレットでも、共通してできることであれば、より手軽にコンパクトに持ち歩きたいという人にはスマホがおすすめです。
スマホはポケットにも入るために、ちょっとした買い物や、気軽に出かける際に、ポケットに忍ばせて持ち歩くにはとてもよいサイズです。これはタブレットでは、できないスマホの大きな利点の一つです。
ネット接続よりも通話機能が重要な人
スマホもタブレットも、通話機能を持つことは可能です。しかし、より通話に向いているのは間違いなくスマホです。小型であり、そもそも電話の機能をベースに作られているため、データ閲覧などを主にするタブレットと比較してスマホの方が通話をしやすくなっています。
より通話機能を重視するならば、おすすめするのは間違いなくスマホです。より気軽に、より簡単に通話をするなら断然タブレットよりスマホです。通話機能を重視する場合は、タブレットと効果的な使い分けをするといいでしょう。
タブレットはこんな人におすすめ
スマホとタブレットを比べて、よりタブレットをおすすめする場面とはどんな場面でしょうか。ここではスマホとタブレットを比較して、よりタブレットをおすすめする人をご紹介します。
大きな画面サイズが使いやすいと感じる人
スマホとタブレットの顕著な違いはやはりサイズの違い、そしてタブレットの魅力はその画面の大きさです。スマホも、現在は大型の画面に移行していることもわかるように、大きな画面はそれだけで大変魅力的です。より大きな画面で、操作をしたい。より見やすい大きな画面でWEB閲覧などをしたい人にはタブレットがおすすめです。
大画面が活きる場面としては、映画などの動画鑑賞、細かい入力が必要なゲームや仕事の作業、文字入力、データ、グラフ、イラスト作成などがあげられます。
文字入力することが多い人
スマホでは、元々狭い画面の中に、キーボードを表示してそこから入力をしなければなりません。つまり、文字入力は画面の大きなタブレットに比べるととてもやり辛くなっています。文字入力作業を主にする様な使い方をしたいのなら、おすすめするのはタブレットです。
メモを取る、文章を手軽に書き残したい、電子的な文章制作に主に使用する予定がある。そんな人はタブレットの購入を検討することをおすすめします。
外出先で仕事をすることが多い人
タブレットは上記の大画面であることで、文字入力がしやすくなっています。さらに、文字入力に限らず、グラフや、図、イラストを制作するにも、大画面の良さは遺憾なく発揮されます。仕事では、多くのデータを見ながら、文字やデータを入力することもあるかと思います。同時に多くのことをするにはどうしても、画面の大きさは重要になります。
仕事で、データの入力や、参照を同時にしたい。仕事で電子的なデータのやり取りに使用したい、という時にはスマホよりもタブレットをおすすめします。大画面であれば、いろいろな仕事を同時にしやすく、仕事がスムーズに進めることができるでしょう。
スマホとタブレットの効果的な使い分け方とは
スマホとタブレットはそれぞれに、よいところと悪いところを持っています。それは、どちらか一方が、完全によいというわけではありません。スマホとタブレットは使い分けることが重要です。ここでは、スマホとタブレットの効果的な使い分けをご紹介します。
スマホもタブレットも同じOSならデータ移行が簡単
Android端末ならAndroid端末、iOS端末ならiOS端末同士なら、スマホとタブレット間でデータ移行は簡単にできます。基本的に、スマホでもタブレットでも、OSはAndroid同士ならどちらもほぼ同一のものだと思っても問題ありません。なので、データを移動する時に不具合が発生することはかなり低くなっています。
スマホとタブレットはそれぞれ、よいところが異なり、使用したい場面も異なります。なので、それぞれ別の場面で使用しても、データを共有しやすいように、スマホとタブレットをどちらも持つ場合はOSを揃えることをおすすめします。
デザリングで通信費を抑えられる
スマホとタブレットをどちらも持ちたい、どちらもメリット、デメリットがあるなら、使い分けたいと思うのは当然のことです。しかし、端末だけ持っても、通信ができなければ、不便です。ですが、その為にどちらも通信契約をしてしまうと通信費は単純に二倍になってしまいます。それでは経済的な負担は、あまりにも大きくなってしまいます。
そんな時には、片方だけ、特におすすめなのはスマホだけ契約してデザリングをする方法です。契約して料金を支払うのはひとつ分だけで、スマホの回線を借りて、タブレットでも通信ができるようにします。これで、データ量には注意が必要ですが、料金は片方だけですむようになります。
格安SIMを活用
上記のデザリングはデータ量を使いすぎて大変だという時には、スマホやタブレットの片方を格安SIMに頼るという方法もあります。タブレットでは電話をしないというケースも多いので、データ専用のSIMカードを契約すれば、月額で1000円~2000円程度でタブレットを持ち、屋外でも通信ができるようになります。
今では、この様なニーズにも答え、そんなデータを使わないという場合には月額1000円未満のプランも多く用意されているので、一度確認してみることをおすすめします。
スマホとタブレットの特徴を知って便利に使い分けよう!
このページではスマホとタブレットの、それぞれのよいところ、悪いところを比較してご紹介しました。スマホとタブレットは、比較して使い分けることでより効果的に使用できることがわかりました。スマホとはなにか、タブレットとはなにかを今一度再確認することで、スマホとタブレットをよりよい棲み分けができます。
スマホとタブレットはそれぞれ、一長一短、スマホとタブレットの長所と短所を理解して、使い分けることで便利に快適に使用しましょう。