iPadの自分の電話番号の確認方法！SMSメッセージは使用できる？

「Wi-Fi+Cellular」モデルのiPadには、SIMカード挿入スロットルが存在します。携帯キャリアと契約することで、iPad単体でインターネット回線を利用できます。携帯キャリアで契約した自分の電話番号を調べる方法を紹介します。

本章で紹介する方法を覚えておけば、自分で簡単にiPadの「データ通信契約番号」を確認できるので覚えておくことをおすすめします。

iPadで自分の電話番号を調べる方法は、iPadの「設定」から確認できます。iPadで「設定」を起動し、表示されるメニュー一覧の中から「一般」を選択します。「一般」画面のメニュー最上部の「情報」をタップすると、iPadのモデル番号やシリアル番号などの情報が表示されます。

その中の「データ通信契約番号」に記載されているのが、iPadに挿入されている自分のSIMカードの電話番号です。

iPadに挿入されているSIMカードが正常に読み込まれない時に、「データ通信契約番号」が「不明」と表示されることがあります。原因は不明ですが対処法はあります。まずはiPadから一度SIMカードを抜き出して、再度挿入してください。その後再度iPadの「設定」＞「情報」と進んで「データ通信契約番号」の欄を確認してみてください。

SIMカードを一度抜いて、再度挿入しても引き続き「データ通信契約番号」の欄に「不明」と表示される場合は、一度iPadを再起動してください。iPadの上部にある「電源ボタン」を長押しすればiPadの電源をオフにできます。再度画面上部の「電源ボタン」を押して電源をオンにし、再度「データ通信契約番号」の欄を確認してみてください。

iPad本体で「データ通信契約番号」を調べる方法を紹介しましたが、その他にも「データ通信契約番号」を確認する方法があります。それがPCソフトウェアの「iTunes」です。iTunesを持っていない方は、下記のリンク先にアクセスし、持っているパソコンにiTunesをインストールしてください。iTunesは無料でインストール・利用が可能です。

iTunesのインストールが完了したら、iPad付属のLightningケーブルを使って、iPadとパソコンを接続してください。iTunes画面上部にiPadアイコンが表示されるのでクリックします。iPadの情報がiTunes画面に表示されます。画面右側の「最大容量:」の下の項目「電話番号:」に「データ通信契約番号」が表示されるので確認してみてください。

iPadの「Wi-Fi＋Cellular」モデルにはSIMスロットルが搭載されており、「データ通信契約番号」を利用できると述べましたが、iPadの電話番号で通話・ビデオ通話・SMSメッセージの送信は可能なのでしょうか？本章では、その疑問についてお答えしていきます。

iPadに「データ通信契約番号」が表示されている状態でも、iPad単体で固定電話やAppleデバイス以外のスマートフォンに通話することはできません。ですが、iPadの「FaceTime」を利用すれば、iPadやiPhoneなどのAppleデバイスユーザーと無料でオーディオ通話・ビデオ通話が可能です。

なおFaceTimeアプリをアンインストールしてしまった人は、無料で再インストールが可能です。下記のリンク先にアクセスして「FaceTime」アプリをインストールしてください。

「FaceTime」アプリはAppleデバイス(iPhone・iPad・iPod touch・その他のiOSデバイス・Macパソコン)同士で、インターネット回線を利用し無料で音声通話やビデオ通話ができます。Appleデバイスを使っているユーザー同士で、お互いにネット接続されていれば、いつでも無料で通話ができるので、使い方をマスターしておくと非常に便利です。

FaceTimeを使ってオーディオ通話・ビデオ通話をする場合は、事前にiPadで設定が必要です。iPadの「設定」を起動して「FaceTime」＞「FaceTimeにApple IDを使用」と進みます。「Apple ID」「パスワード」を入力してログインしてください。

FaceTimeアプリでオーディオ通話・ビデオ通話を開始するには事前に連絡先を登録しておく必要があります。FaceTimeアプリを起動すると上記画像左側の画面が表示され、連絡先に登録されている、FaceTime通話利用可能なユーザー一覧が表示されます。

新たに連絡先を追加してオーディオ通話・ビデオ通話をしたい場合は「+」をタップして新たに連絡先(メールアドレス・電話番号)を入力してから通話を開始します。

iPadの電話番号を利用してSMSメッセージを送受信する方法紹介します。iPadの「iMessage」は「FaceTime」同様、Appleデバイス(iPhone・iPad・iPod touch・その他のiOSデバイス・Macパソコン)同士で、インターネット回線を利用し無料でSMSメッセージを利用できます。

iPadの「iMessage」を利用してSMSメッセージを送受信する方法は、iPadで「設定」＞「メッセージ」と選択して「iMessage」のスイッチをオンに切り替えます。続いて、同ページの「送受信」をタップし「iMessageにApple IDを使用」を選択します。Apple IDのログイン画面が表示されるので、iPhoneで利用しているApple IDでログインしてください。

あとはiMessageを起動すれば、SMSメッセージの送受信・確認が可能です。iCloudをONにしている状態であれば、過去のSMSメッセージ履歴や連絡先も同時に表示されます。非常に便利な機能なので覚えておく良いでしょう。

電話番号のないiPadから固定電話・携帯電話に電話をかけられる通話アプリを紹介します。通話アプリはApp Store上に沢山ありますが、iPadに対応していない通話アプリもあるので注意してください。
 

• Skype
• 050plus
• LINE
• SMARTalk
• etc...

本記事最後の本章では、iPadの電話番号でSMS認証ができるのか検証してみた結果を紹介します。

結論から先に述べるとiPadの「データ通信契約番号」を使ってSMS認証はできませんでした。SNSなどを登録する時に必要な電話番号認証・SMS認証ですが、iPad単体でできるSMS認証方法があるので紹介します。

本記事ではLINEアプリを例に、電話番号以外で利用登録する方法を紹介していきます。

LINEアプリの新規登録は、固定電話番号でも登録可能です。SMS認証はできませんが、「電話接続による認証」を利用し、固定電話番号を登録すると、電話番号宛にLINEから自動音声通話がかかってきて、認証コードを教えてくれます。

LINEアプリに限らず、InstagramアプリやTwitterアプリなど、SMS認証が必要な無料通話アプリの新規登録はFacebookアカウントでも認証できます。Facebookアカウントを持っている方は、電話番号がなくてもアカウント認証ができるので、Facebookアカウントを作成しておくと便利です。

iPadの「データ通信契約番号」を自分で調べる方法や、「データ通信契約番号」がSMS認証に利用できるのかを調べた結果を紹介しました。調べた結果、残念ながら「データ通信契約番号」は、単なる契約番号の役割でしかなく、電話番号としての機能はありません。

ですが本章で紹介した「iMessage」「FaceTime」や、外部アプリをうまく活用することで、通話機能利用することが可能です。SMS認証が必要な場合は、メールアドレス・Facebookアカウントをうまく活用していくと良いでしょう。