地図アプリMaps.Meのオフラインマップの使い方!日本/海外の旅行におすすめ!
海外ソフトとなりますが、Maps.Meというソフトがあります。このマップアプリの一番の特徴は、地図データをダウンロードしているので、オフラインで使う事が可能なのです。海外等で通信代が高くつく時、これは便利です。Maps.Meについて調べてみました。
目次
- 1Maps.Meは最強のオフライン地図アプリ
- ・Maps.Meの特徴的な機能
- 2Maps.Meを海外で使う場合の注意事項
- ・常に機内モードで使用する
- ・海外で歩きスマホは危険
- ・モバイルバッテリーを準備していく
- 3Maps.Meのダウンロードと設定
- ・アプリのダウンロード方法
- ・地図のダウンロード方法
- 4Maps.Meの目的別使用方法
- ・現在地の表示
- ・場所の検索
- ・目的地までのルートのナビ
- ・検索地をお気に入りで保存
- 5Maps.Meの日本国内での使用例
- ・Maps.Meは本当に無料!
- ・はじめにやることは必ず地図のダウンロード
- ・音声のナビ機能もある
- ・出発点と到着点・移動手段の設定でルート検索
- ・高速道路や有料道路の回避機能もある
- 6Maps.Meの海外での使用例
- ・海外旅行に行くならMaps.Meは必携
- ・ヨーロッパの地図では詳細情報が見れる
- ・海外の地図データのダウンロード方法と注意点
- ・目的地はブックマークしてから行く
- ・Booking.comアプリと連携してホテル予約ができる
- 7Maps.Meをオフラインで使ってみよう
Maps.Meは最強のオフライン地図アプリ
マップアプリは標準搭載のものから、YahooやGooglegaが提供するアプリや、地図会社から提供される地図やカーナビアプリなど、様々な物が出ています。基本的には、常時通信を行い、地図データを常にダウンロードしながら使うものがほとんどです。
その中で、Maps.Meは珍しくオフラインで使う事を前提に作られているマップアプリです。オフラインでのMaps.Meのメリットやその使い方をご紹介します。
Maps.Meの特徴的な機能
Maps.Meの一番の特徴はオフラインで使う事です。アプリを起動すると、まずマップデータをダウンロードする事になります。ただし、一度ダウンロードしてしまえば、後はそのデータで使用できます。自分の目的に合わせてダウンロードするエリアを選ぶことが出来ます。
他には、Maps.Meにも住所検索を含むキーワード検索やナビ機能と言った標準的な機能もありますが、宿泊先を調べるアプリへの連携機能などは、旅好きな人には便利でしょう。宿泊予約も日本語が使えるアプリと連携しているので、この連携機能は意外に役に立ちます。
他にもGoogleMapの登録データを取り込むような連携も出来ます。他のマップアプリと連携させることにより、短所を補うことも可能です。
オフラインでも使用可能
日本国内では、電波が届かないところは少なくなっています。それでも、地下街などで電波状況が良くないところもあります。そんなところでも、地図の表示は勿論、住所検索やルート検索といった使い方は出来ます。
また、海外などでスマホを使用する時、通信料が高くてマップアプリを使うのを躊躇う事もあります。こういうとき、事前にマップデータを網羅しているアプリであれば、上記同様に住所検索などの各種検索といった使い方が出来ます。
Open Street Mapの地図使用で遜色なし
「Open Street Map」というのは、ネット上のユーザーが協力して地図を作り上げていくプロジェクトです。ですから、細かな修正が速いのがメリットです。新たなランドマークや道の開通などにすぐ対応してくれます。
逆に、正確性を担保するものがありませんので、その辺りの使い方は自己責任となります。もっとも、大勢の目で見ているので、よほど人が普段通らないところで無い限り、間違っている心配は無いとされています。
検索機能はキーワードとカテゴリーの2つ
検索機能は、キーワードを使った検索とカテゴリーでの検索の2種類が用意されています。
目的地が明確ならば、キーワードを使用したり、住所検索をして探すのが早いでしょう。検索すると候補が表示され、目的地を選択するとその場所の地図が表示されます。
ただ、住所検索やキーワード検索は全世界共通に出来ているためか、日本語版のマップアプリに比べるとやや貧弱に感じるかもしれません。
また、カテゴリーでの検索は、飲食店やストアの種類といった具体的な選択肢から、ナイトライフやエンターテイメントといった大まかなジャンルからの選択、無線LANと言ったような目的での検索と様々な手段で探すことが出来ます。
こちらも、日本製のアプリに比べるとカテゴリーが少なく感じてしまいますが、必要な情報を集めることは問題ありません。
ルート検索・音声ナビゲーションができる
目的地が決まったら、そこまでのルートを検索することが出来ます。ルート検索は現在地から目的地までや、検索した2点間のルート検索が出来ます。
また、ナビゲーションにあたっては音声での案内をすることも出来ます。スマホを注視せずともナビによるルート案内が出来ます。
使い方はGoogleMapと同じ
Maps.Meの使い方は、ルート検索などに違いはあるものの、大体の使い方はGoogleMapと同じなので、誰でも簡単に操作をすることができます。
日本語で使える
Maps.Meは海外アプリではありますが、使用するスマホの国語表記対応しているので、特段の設定は不要で日本語で利用できます。日本国内なら住所検索にも日本語が使えますから、ナビ等の機能でも便利に使えます。
すべての機能が無料!
Maps.Meはアプリの入手も地図データの入手もどちらも無料で使えます。もちろん、キーワード検索や住所検索、ナビのためのルート検索と、そのルートのナビと、全てが無料で使えます。
ただ、使用中に画面の一部に広告が表示されており、その広告を消すためには月額450円(年額4,700円)を支払う必要がありますが、それさえ気にしなければ全ての機能を無料で使うことが出来ます。
Maps.Meを海外で使う場合の注意事項
海外でスマホを利用する際、通信費は国内と違って容量は厳しく制限されています。そのため、迂闊に使用すると思わぬ通信費を請求されたり、通信量の限界を迎えることがよくあります。
そのため、通信を行わないMaps.Meの様なオフラインのマップアプリならばそういった心配なく使う事が出来ますが、使うにあたり注意しなければならないことがあります。
常に機内モードで使用する
Maps.Meを使う時に勘違いしやすいのですが、Maps.Meは通信を行っていない訳ではありません。ネットに接続されている状態では常に新たな情報をサーバーとやり取りしています。この機能により、渋滞情報などを更新しています。
海外ではどのような情報を取得しているかは判りませんが、接続状態では微量ながらパケット代が消費されているのです。
ですので、通信をカットして完全にオフライン状態にしてお使い下さい。海外では携帯のWi-Fiを使う事が多くなりますが、それらとの通信も止めるため、「機内モード」にしておくことをお勧めします。これならばキャリアもWi-Fiも同時に止めて、完全なオフラインとなります。
海外で歩きスマホは危険
日本国内と違い、治安については用心するに越したことがない海外ですから、Maps.Meの地図に気を取られるあまり歩きスマホをしないように気をつけましょう。移動の安全もさることながら、ひったくり等の被害に遭わないとも限りません。
国内とは違うという事を強く意識し、安全に気をつけて下さい。
モバイルバッテリーを準備していく
通信を行ってはいませんが、スマホ内では常時Maps.Meがフル稼働している状態となりますので、消費電力もそれなりに大きくなってしまいます。節電モードも搭載されていますが、画面が常に表示された状態でもありますから、電池の残容量もこまめにチェックしましょう。
外出中に地図が使えなくなって道に迷うことがあってもいけませんので、モバイルバッテリーを準備しておいた方が安全です。
Maps.Meのダウンロードと設定
Maps.Meを所有のスマホで使う方法を説明いたします。Maps.Meはスマホ用のアプリですから、iPhoneとAndroidで使う事が出来ます。タブレットでも問題無く使用できます。
アプリのダウンロード方法
App StoreやGoogle Playにアクセスし、「Maps.Me」で検索をすればすぐに見つかります。ダウンロードサイトにアクセスし、「入手」をタップしてダウンロードして下さい。
地図のダウンロード方法
Maps.Meを起動すると、個人情報の取扱についての同意や、位置情報の使用許可、通知の送信許可を確認してきますので、それぞれに許可・不許可を選択して下さい。通知の送信許可以外は「許可」にしないとMaps.Meは使えませんのでご注意下さい。
Maps.Meを立ち上げると、最初に現在地の都道府県の地図データを取得します。Maps.Meはオフラインが既定ですから、使用にあたってはまず地図をダウンロードします。Maps.Meの地図は都道府県別のデータとなりますから、一つの地図データは30MBくらいにはなります。
さほど大きなデータではないかもしれませんが、通信代が気になる方はWi-Fiのあるところで使った方が良いでしょう。
Maps.Meの地図データのダウンロードには、右下にある「三」の形をしたアイコンをクリックします。するとメニューが開き、その中に「マップをダウンロード」という項目がありますから、それをタップして下さい。すると現在いる国が選択されていますから、そこで「マップをダウンロード」のメニューをタップします。
画面が切り替わって近隣の都道府県と全世界の国名一覧が表示されています。その中から必要な国・地域を選んで、さらにその中からダウンロードする地域を選びます。
国内地図で近隣の地図データが欲しい場合、国の一覧の一番下にある「日本」をタップして下さい。大きく地域が別れたエリアが表示されますので、そこから欲しい地域を選んでいきます。最終的には都道府県データを選択する画面となりますので。必要な地図を選択して下さい。
一括でMaps.Me用の地図データをダウンロードすることも可能ですが、日本だけでも全地図データは1.1GBにもなりますので、通信料もさることながら、スマホを圧迫することになります。ダウンロードは慎重に行いましょう。
Maps.Meの目的別使用方法
日本国内での使用方法となりますが、Maps.Meの目的別の使い方をご紹介します。
現在地の表示
Maps.Meを起動すると、GPSを使用して現在地を中心に地図が表示されています。また、地図をあちこちに動かした後、現在地を表示したい場合は、画面右側の「+」「ー」のマークの下にある「〇」の様なアイコンをタップして下さい。
「〇」が矢印マークになっている時は、地図が現在地を指していることを表しています。
場所の検索
Maps.Meでも、具体的に住所検索から目的地を探したり、近所の目的別となる施設を探したりする時は検索機能を使います。検索は画面左下にある虫眼鏡のアイコンをタップすると、検索画面が表示されます。
検索画面ではキーワード検索とカテゴリー検索が一体となって表示されています。使い方は、それぞれの検索方法で異なります。
キーワードで検索
Maps.Meで検索画面を呼び出すと、画面の上部に虫眼鏡のマークが表示され、その横に「検索」と書かれた文字入力のボックスが現れます。ここからキーワード検索や住所検索が出来ます。
具体的な名称が判っているならば、文字入力をすれば次々と候補を表示してきます。ただ、検索能力はあまり強くないようで、候補の数はあまり多くなかったり、やや偏りがあるようです、
また、住所検索の機能も不完全なようで、あいまい検索に対応していないため、入力形式が違うとヒットしません。1丁目2番地3号を、1−2−3と入力しないと反応しなかったり、逆にキチンと1丁目2番地3号と入力しなければならなかったりと、統一されていないようです。
Maps.Meでの住所検索は目的地の近所を探す程度の感覚で行った方が良いかもしれません。
キーワード検索については、まだ完全でないのか、使い方の見当を付けながら使用しないと上手く探し出せないかもしれませんので、その辺りを意識しながら使用しましょう。また、ダウンロードした地図データからしか探しませんので、その辺りも留意しましょう。
「Open Street Map」が地図データですから、間違いなどがあれば指摘出来るようになっています。気がついたら参加して修正するのも良いかもしれません。
カテゴリーで検索
Maps.Meのもう一つの検索機能がカテゴリーでの検索です。現在用意されているカテゴリーは
- 食事場所
- ホテル
- 食料雑貨
- 観光
- 無線LAN
- 交通機関
- ガソリンスタンド
- 駐車場
- ショッピング
- ATM
- ナイトライフ
- 家族の休日
- 銀行
- エンターテイメント
- 病院
- 薬局
- 警察
- トイレ
- 郵便局
以上の19種類となっています。旅行中の人に便利なカテゴリーの様にも見えますが、数が少なく、目的の施設を探すのにはやや不便かもしれません。ただ、新たな発見が出来そうなカテゴリーもあり、それぞれ見てみるのは楽しいでしょう。
Maps.Meでカテゴリー検索で対象となるのは、地図が表示されている周囲となります。ですから、現在地で探せば近所の店がヒットしますが、出かけた先の地図を表示した状態でカテゴリー検索をすれば、行き先の周辺施設が表示されることとなります。
また、カテゴリーを選択し、一覧が表示されている状態の時、一覧の上に「地図に表示」という部分をタップすれば、地図表示に切り替わり、近くの施設のアイコンが強調表示されます。この段階で縮小をすれば、やや離れた施設も表示されていきます。
目的地を見つけたら、次はそこまでの経路を探すナビゲーション機能がMaps.Meで利用できます。ナビ機能は、現在地から目的地までを表示する方法と、出発地から目的地までのルートを調べる方法があります。
現在地からのルートを調べる方法は、目的地が決まった状態で、画面下のアイコンの中にある「へのルート」のアイコンをクリックして下さい。
ルート検索は「自動車」「徒歩」「電車」「自転車」「タクシー」から選択するようになっています。ルート検索画面になったら、それぞれのアイコンをタップすると、該当するルートを表示してくれます。
出発地と目的地を選んでルート検索をする場合は、画面下のアイコンのうち、左端の「目的地」をタップします。そうすると「到着地点を追加して下さい」と確認してくるので、地図画面左に表示されているブックマークか、その下の検索画面から到着地点を検索し、確定して下さい。
Maps.Meのアプリ自体は、まだまだ動作が不安定な部分があるようで、到着地点に検索した地図が反映されないこともありました。検索の「履歴」からの選択が確実な様です。上手く動作しない場合は、そちらで試してみて下さい。
目的地までのルートのナビ
上記でナビルートが決まったら、画面の右下に「開始」のボタンが表示されます。これをタップするとルート案内が始まります。
ルートに沿って歩いて行けば、曲がり角などの前でMaps.Meのアナウンスが流れます。
検索地をお気に入りで保存
検索した場所が地図に表示されている状態で、画面の下を見ると家のマークに+が組み合わさったアイコンがあります。こちらをタップするとブックマークに保存されます。
ルート検索などでブックマークはよく使いますので、必要な場所や施設は保存しておきましょう。
Maps.Meの日本国内での使用例
国内での使用であれば、海外に比べて通信費の心配は小さいと言えます。ですので、通常モードで使用し、リアルタイムな情報を地図上に反映させて使っても差し支えないでしょう。
国内でのMaps.Meの使用方法についてご説明します。
Maps.Meは本当に無料!
繰り返しとなりますが、Maps.Meは使用中に画面の一部に広告が表示されていますが、それさえ気にならなければ無料で使えます。もちろん、地図データが更新された場合、その再ダウンロードも無料で出来ますし、全世界の大量の地図をダウンロードするのも無料です。
ダウンロードにかかる通信費はかかりますが、それ以外は一切費用は発生しません。
はじめにやることは必ず地図のダウンロード
Maps.Meは地図は事前にダウンロードする使い方ですので、外出先で使う場合は外出前に地図をダウンロードしておきましょう。出先でダウンロードしても構いませんが、やや時間がかかる上に、それなりの容量がありますから、外出先が判っているならダウンロードしておいた方が賢明です。
地図データは日本全体で1.1GBにもなりますので、全国の地図を入れておくというのはあまり現実的でないかもしれません。全国を飛び回る仕事をしているとか、風任せの旅をしているという人でも無い限り、全国地図を入れるメリットはないかもしれません。
もっとも、Maps.Meでは、地図データが不要とあれば削除できますし、再度のダウンロードも無料で出来ますから、スマホの容量に余裕がある場合は、全国版をダウンロードする使い方も面倒がなくて良いでしょう。
音声のナビ機能もある
知らない土地で地図を頼りに目的地を探すのは大変です。現在はスマホのナビが充実しているため、昔のように地図を片手にウロウロという事はありません。とはいえ、スマホを眺めながらウロウロしていては、折角の知らない土地や街を楽しむことが出来ません。
そんな時は、目的地を設定した後はMaps.Meの音声ナビを利用して、土地や街の風景を楽しむのが良いかもしれません。画面を注視していなくても、曲がり角などで教えてくれる便利な機能があるのですから、最大限に利用しては如何でしょうか。
出発点と到着点・移動手段の設定でルート検索
Maps.Meでは、検索等により目的地を確定できたら、そこまでのルートやそこから別の場所へのルートを調べることも簡単です。使い方にやや慣れは必要なようですが、使いこなせば便利な機能です。
また、移動手段にしても、「車」「徒歩」「電車」「自転車」を選択できるので、時間や場所等で必要な設定を行って下さい。なお、電車での移動については料金や時刻表は表示されませんので、ご注意下さい。
高速道路や有料道路の回避機能もある
自動車を使って移動する場合、高速道路や有料道路を使わずにルートを表示する、回避機能もMaps.Meには実装されました。
自動車ルートを検索して表示された地図の上部に、「避するために道を設定」と表示されていますので、ここをタップします。そうすると設定画面が開き、回避する道路をON/OFFできるようになります。
- 有料道路
- 未舗装道路
- フェリー航路
- 高速道路
設定画面からルート検索画面に戻ると、自動的に再検索が行われ、高速道路や有料道路を回避したルートが表示されます。
Maps.Meの海外での使用例
Maps.Meはオフラインで使う事が前提ですので、電波状況がハッキリしない海外や、携帯型のWi-Fiを持ち歩かねばならない海外での使用が向いていると言えます。海外での使い方についてご紹介します。
海外旅行に行くならMaps.Meは必携
海外への旅行の際、スマホを使う時に気になるのが通信環境です。容量制限や通信速度などは、現地でなければ判らないこともあります。そんな環境下で地図を使うのは、オンラインタイプだと不安も残ります。
その点、オフラインタイプのMaps.Meであれば、仮に通信範囲外であったとしても地図は表示されますから、最悪の場合でも自分の位置は把握できます。有名な観光地であればまだ安心ですが、人も少ないようなところに行くなら、地図は必携のアイテムとなります。
ですので、安心のためにもMaps.Meをいざという時のためにインストールした方が良いのではないでしょうか。
ヨーロッパの地図では詳細情報が見れる
Maps.Meは地図データをユーザーから提供されたデータで構築しています。そのため、地図の精度にはユーザーの協力が大きく影響しますが、ヨーロッパ方面はユーザーが多いようです。Googleの地図よりも詳細なデータが多いとの評判です。
海外の地図データのダウンロード方法と注意点
地図データは、地域ごとに容量に大きく差があります。これは精密なデータになるほど容量が増えることにも関係ありますが、容量が大きくなった場合は、その対応として地域を分けて必要なエリアをダウンロードするようになります。
そのため、移動するエリアをよく調べて地図データをダウンロードしておかないと、ナビの際に地図データが無いというトラブルに遭う怖れがあります。勿論、必要以上に広範囲のエリアのデータをダウンロードしておくことが望ましいのですが、スマホの容量の問題もあり、悩ましいところです。
Maps.Meの海外地図のダウンロード方法は日本国内と同様で、「マップをダウンロード」で全世界の国々が表示されますので、その中から必要な国を選んで下さい。国によってはエリアや州に分かれて細かいデータがありますので、必要なエリアを選んでダウンロードしてください。
目的地はブックマークしてから行く
海外での目的地を検索する場合、残念ながらMaps.Meはまだまだ性能的には十分とは言えません。そのため、現地で目的地を探そうとしても見つかるかどうかは保証されません。外出中の通信環境が不安定な時にその様な状況になるのはとても危険と言えます。
ですから、目的地は事前に下調べが出来る時にブックマークしておいた方が安心だと言えるでしょう。
正確に入れた住所検索でも難がある
Maps.Meの地図データはOpen Street Mapを元に作成されているため、住所検索を行っても目的地を表示するとは限りません。誰かがキチンとしたデータを入力してくれないことには、住所検索も正確に対応しません。
Maps.Meはあいまい検索には対応していないので、入力された情報と一緒の単語を入力しないと検索されませんから、目的地を探し出す機能はまだまだ十分とは言えません。
住所検索の使い方ですが、現地言語を使わないと検索できない可能性が高いようです。日本国内同様、住所検索の場合は近所までで我慢した方が良いかもしれません。
Booking.comアプリと連携してホテル予約ができる
Maps.Meの便利な機能に、他アプリとの連携があります。Bookin.comとの連携は大変に有り難い機能です。Booking.comという日本語の宿泊予約アプリと連携しているため、宿泊先を探す事にも、そこから予約を入れる事もアプリの連携で使用できます。
海外での連携がどのくらい有効かは国によって違います。ただ、著名な国や都市では、この連携機能は大いに役立ちます。現地でこの連携を使うも良し、日本国内で連携を使って調べるも良し。使い方も楽しんで下さい。
Maps.Meをオフラインで使ってみよう
Maps.Meは、機能的には著名なマップアプリに比べると幾つか物足りない部分があります。電車や高速の料金が判らないとか、検索能力が弱いとか、地図に不正確な部分が残っているなどです。
ただ、それを補ってあまりある機能がオフラインでの使用です。不十分ながらルート検索も地図の検索もオフライン状態で出来ますから、通信環境が利用できない時にこの機能は大変心強いものとなります。それゆえ、海外でよく使用されているのでしょう。
また、足りない点を補うため、他のマップアプリと連携させて使う方法もあります。連携機能についても調べてみると役に立つでしょう。
街歩きを良くする人や、海外に出かける機会が多い人、見知らぬ土地を歩き回る時、Maps.Meは心強い味方となります。通信費のかからない、Maps.Meを有効に活用しましょう。