2024年01月05日更新
【2024年最新】日本のAmazonで商品を購入して海外発送する方法!
日本のAmazonで購入した商品は海外へ発送することもできます。海外在住の方が日本の商品を購入したいときなどにとても便利でしょう。この記事では、日本のAmazonで購入した商品を海外発送するときの注意点や注文方法を解説します。
目次
日本のAmazonで購入した商品は海外でも受け取れる!
仕事や留学などの関係で海外で暮らしている日本人の方も大勢います。海外で生活していると、日本の生活用品などが必要になることも多いことでしょう。
家族に頼んで日本で買ったものを日本郵政の国際郵便で送ってもらう方法もありますが、実は日本のAmazonで購入した商品を直接海外発送してもらうこともできます。
この記事では、海外で暮らしている方が使いこなすととても生活が豊かで便利になる、日本のAmazonで購入した商品を海外発送してもらう方法について詳しくみていきましょう。
Amazonグローバルでの海外発送を利用しよう!
日本のAmazonで購入した商品を海外発送する仕組みは、Amazonグローバルといいます。Amazonグローバルとは、Amazonが独自に構築した国際的な配送網で、現在、65カ国以上への発送が可能です。
Amazonグローバルの対象地域への発送なら、家族や友人に一旦購入してもらった商品を梱包して発送してもらう手間をかけることなく、直接Amazonに注文した商品を海外発送できます。海外で生活する方にはとても便利な仕組みなので、ぜひ活用しましょう。
Amazonの海外発送を利用するメリットとデメリット
Amazonの海外発送の仕組みを利用する場合には、メリットとデメリットがあります。それぞれどのようなものかみておきましょう。
メリットについて
Amazonの海外発送を利用するメリットは次のとおりです。
- 家族や友人に梱包と発送を頼む必要がない
- 日本のAmazonの豊富な商品ラインナップから好みの商品を選ぶことができる
- 日本での販売価格で購入できる
- 通関手続きをAmazonグローバルが代行してくれる
- 国際郵便よりも届くのが早い
- 国際郵便よりも送料が安い
国際郵便と比較すると、Amazonの海外発送を利用したほうが送料が安く、届くのも早いという点が大きなメリットといえるでしょう。商品の梱包や発送もAmazonの倉庫ですべて行ってくれるので、家族や友人に頼む必要がありません。
手間も金銭的なコストも節約できるという点が、Amazonの海外発送を利用する大きなメリットになります。
デメリットについて
Amazonの海外発送を利用する場合のデメリットは、日本のAmazonで販売している商品がすべて対象にならない点です。
基本的に食品と医薬品はAmazonの海外発送の対象外です。日本の納豆や醤油などの食材をAmazonで購入したいと思っても、海外発送では購入できません。また、日本の市販薬が欲しいと思っても、海外からAmazonで購入することはできません。
また、Amazonに出品しているショップが海外発送を負荷に設定している場合も、そのショップが扱っている商品は購入できないので注意しましょう。
日本のAmazonの海外発送を利用する場合の注意点やポイント
日本のAmazonの海外発送を利用する場合の注意点やポイントもみておきましょう。
送料や関税について
日本のAmazonで購入した商品を海外発送するときの送料と関税について押さえておきましょう。
送料がかかる
Amazonの海外発送を利用する場合には、必ず送料がかかります。
日本のAmazonには、2,000円以上同時に購入すると送料無料になるというサービスもあります。海外への発送の場合には、このサービスは対象外となるので注意しましょう。
たくさん購入しても必ず梱包後の大きさと重さと配送先地域ごとに設定された送料がかかります。
送料は3段階設定されていて、最短のプレミアム、通常配送のスタンダード、最も日数がかかるエコノミーから選びます。国によっては、1つか2つの配送プランしか用意されていない場合もあります。
送料は発送する国や地域によって異なるので、お支払ページで注文を確定する前に送料もよく確認しましょう。
Amazonプライム会員の送料無料は対象外
日本のAmazonでは、Amazonプライム会員はプライム対象商品の送料が無料になります。しかし、送料無料の対象は、日本国内への発送だけなので注意しましょう。
Amazonプライムの会員であっても、海外への発送には送料がかかります。プライム会員だから、と油断しないように気をつけましょう。
関税は前払い
海外発送で購入した商品は、発送する国としては輸入品に当たるので関税(輸入税)の対象となります。Amazonでは、海外発送に設定された商品の関税は、お支払いのときに商品価格と送料に上乗せされて徴収されます。
実際には、税関を通るまで関税の金額はわかりませんが、Amazonが見積もった金額が前払いで徴収されます。
もしも、Amazonが徴収した金額よりも実際の関税が安かった場合には、後で差額が返金されます。
個人輸入した場合には、通関手続きは自分で行って、関税も自分で支払う必要があります。Amazonの海外発送を利用すると、すべてAmazonで代行してもらえるのでとても楽です。
代金の支払いについて
日本のAmazonで海外発送を利用したときの代金の支払いについてです。
日本の消費税は対象外
日本のAmazonに注文した商品でも、海外発送の場合には消費税は対象外になります。消費税とは、国内での消費に対して課税されるものであり、海外へ発送される商品は国内では消費されません。そのために、日本のAmazonで購入しても、海外発送の場合には消費税は免税されます。
ただし、発送先の国や地域の関税はかかるので、すべての税金が免除されるわけではありません。
海外のクレジットカードも利用可能
日本のAmazonを利用するときに、国内への発送や国内からのデジタル商品の購入の場合には、海外で発行されたクレジットカードが支払いに使えないことがあります。
しかし、海外発送の場合には日本のAmazonでも、Amazonで利用できるVISA、Mastercard、American Express、Diner's Club、JCB、銀聯のクレジットカードなら、海外発行のものでも支払いに利用できます。
海外のクレジットカードやデビットカードしか持っていないという場合でも、安心して日本のAmazonでのお買い物が可能です。
Amazonギフト券やポイントも使える
日本のAmazonにAmazonギフト券残高やAmazonポイントが貯まっている場合には、海外発送での購入でも支払いに使うことができます。
ギフト券残高がある場合には、基本的に自動でギフト券残高が支払金額に適用されます。ギフト券残高を使いたくない場合には、レジ画面で支払方法の変更で、ギフト券残高を使わないように設定を変更しましょう。
なお、Amazonギフト券は世界共通ではありません。日本で購入したAmazonギフト券を現地のAmazonで利用することはできません。また、現地のAmazonで購入したAmazonギフト券を日本のAmazonで利用することもできません。
配送について
日本のAmazonで購入した商品を海外発送するときの配送についてみていきましょう。
配送はAmazonの独自ルートで日本郵政よりも早い
日本のAmazonで購入して海外発送した商品は、Amazonグローバルの独自ルートで配送されます。日本郵政の国際郵便を使うよりも早く届きます。
国際郵便では2週間から3週間かかる場合もあります。一方、Amazonグローバルではほとんどの地域が、最短のプレミアムで注文から最短2日くても7日程度で配送されます。
より早く届けてもらいたいのなら、国際郵便を使って個人輸入や家族から発送してもらうよりも、Amazonグローバルを使った方がいいでしょう。
利用可能な国や地域は限られる
現在、Amazonを利用できる国や地域は17カ国しかありません。しかし、Amazonの国際的な独自ルートであるAmazonグローバルの対象地域は、17カ国に限りません。現在、65カ国以上の国や地域に対応しています。
しかし、現在193の国や地域がある中での65カ国なので、すべての国にAmazonグローバルは対応しているわけではありません。
Amazonグローバルの配送ルートに対応していない国や地域に商品を届けたい場合には、いったん日本国内で購入したあとで国際郵便で配送し直すしかないでしょう。
Amazonグローバルが対応している国や地域はこちらのページで確認してください。
注文してから届くまでにかかる日数は?
日本のAmazonで購入した商品を海外発送したときに届くまでの日数の目安は次のとおりです。
配送方法 | プレミアム | スタンダード | エコノミー |
日数の目安 | 最短2日から3日 | 最短5日 | 最短6日から7日 |
なお、配送される日数の目安は発送先の国や地域によって異なります。また、この日数は最短なので天候や社会情勢等によって変わる可能性があります。
届いた商品に問題があった場合には?
届いた商品が注文したものと違った、壊れていた、サイズが違った、など何らかの問題が起きてしまった場合にはどうしたら良いのでしょうか。
国内での購入であれば、返品交換の手続きを取った後で、Amazonに商品を返送します。しかし、海外から返送するのは少し大変です。
届いた商品に何らかの問題が合った場合には、まずはAmazonのカスタマーサービスに連絡をしてみましょう。Amazonのカスタマーサービスから返送を求められた場合には返送の手続きを行い商品を発送します。
しかし、海外の場合には返送を求められないことも多いようです。商品の問題点を伝えれば、返送なしで返金のみ対応してもらったというユーザーもいるようです。まずは、Amazonのカスタマーサービスへ連絡を入れて、どうすればいいのか相談してみましょう。
日本のAmazonで海外発送で注文する方法
日本のAmazonで注文した商品を海外のAmazonに発送する場合の注文方法を解説します。
手順1・日本のAmazonにサインイン
日本のAmazonの公式サイトもしくはAmazonショッピングアプリにアクセスして、最初にサインインしましょう。いつも、日本のAmazonを利用するときに使っているアカウントで大丈夫です。
手順2・お届け先を先に設定
Amazonのアカウントにサインインしたら、先にお届先住所を海外に設定しておきましょう。お届け先を海外にすることで、日本のAmazonでも、海外のその地域への発送が可能な商品しか表示されなくなります。
Amazonにサインインした画面の「お届け先」をクリックします。
Amazonに登録されているお届先住所が表示されます。「日本国外への配送」をクリックします。
配送先に設定できる国や地域が表示されます。商品を届ける国や地域を選択します。
すると「お届け先」が設定した国や地域に変更されました。これ以降は、お届け先に表示されている国や地域に配送可能な商品しか、Amazonの画面に表示されなくなります。
手順3・商品をカートに入れて注文を確定する
いつもAmazonで買い物をするときのように商品を検索して、購入するものを決めたらカートに入れます。
「新しい住所を追加」で海外のお届け先の住所を登録しましょう。「国/地域」で発送先を設定して、現地の表記方法で名前や住所を登録します。次に支払い方法と配送方法を設定します。必要な情報を設定できたら、注文を確定させれば、海外への発送での注文は完了です。
日本のAmazonから海外発送をしてみよう!
Amazonでは日本の食品は購入できませんが、使い慣れた日本の雑貨などは購入できます。ぜひ、海外で生活している方は、日本のAmazonでの海外発送を利用して、日本国内で販売されているものを購入してみましょう。