2019年07月16日更新
iPadをプロジェクターと繋ぐ!HDMI/VGAケーブルや無線での接続方法を解説!
iPadとプロジェクターを有線で繋ぐ手順をレビューします。iPadとプロジェクターを有線で繋ぐ際は、それぞれのデバイスの接続端子の種類に気を付けましょう。それぞれのデバイスの接続端子は新旧2種類あるので間違えないように準備しましょう。
目次
iPadとプロジェクターを繋ぐための準備
今回は、iPadとプロジェクターを繋ぐ方法についてレビューします。iPadでプレゼンを行ったり、iPad内の画像や動画を大画面で共有したりするときは、iPadとプロジェクターを繋ぐ必要があります。
iPadとプロジェクターを繋ぐ方法は基本を押さえれば特に難しい点はありませんが、唯一間違いやすい点としては、「端子の種類」があります。iPadはバージョンによって搭載している端子が違うため、iPadとプロジェクターを繋ぐ際は、端子の種類に十分配慮して準備にとりかかりましょう。
iPadとプロジェクターを繋ぐために必要な機材
iPadとプロジェクターを繋ぐために必要な機材としては、iPadとプロジェクター以外に、接続アダプターと接続ケーブルが必要です。接続アダプターはiPadと接続ケーブルをつなげる端子変換コネクターです。
接続の順番でいうと、「iPad」→「接続アダプター」→「接続ケーブル」→「プロジェクター」となります。
iPadとプロジェクターを繋ぐ接続端子はしっかり確認しよう!
まず、プロジェクターの接続端子を確認しましょう。「HDMI」もしくは「VGA」の接続端子(入力端子)がプロジェクターに搭載されている必要があります。
2つの端子の特徴・違いは、「HDMI」の方が画質が良く音声も取り込むことができ、「VGA」は従来のディスプレイ端子(旧規格のミニD-sub15pin)で、映像のみの入力になります。
HDMIとVGAケーブル・30ピン端子とLightning端子
プロジェクターの接続端子を確認したら、次にiPadの接続端子を確認します。
iPadの端子は2種類あります。iPad3(2012年3月発売)以前のモデルであれば、30ピンタイプと呼ばれる横に幅広の端子です。iPad4(2012年11月)以降のモデルであればLightningタイプと呼ばれる幅が狭い端子です。
プロジェクター側の2種類の端子とiPad側の2種類の端子をよく確認し、端子の組み合わせで間違いがないように接続アダプター・接続ケーブルを選びましょう。接続アダプター・接続ケーブルの選択を間違えると端子が合わず、接続できません。
例を挙げると、iPad3とHDMIを入力端子として装備しているプロジェクターを繋げる場合は、接続アダプターは「30ピン端子とHDMIを変換するアダプター」を、接続ケーブルは「HDMIの入出力端子を持つケーブル」を選びます。
特に双方の旧規格(プロジェクターであればVGA、iPadであれば30ピン端子)の端子は市場で時が経つとともに品薄になっていくので、接続アダプター・接続ケーブル選びの際は注意しましょう。
iPadとプロジェクターを繋ぐ方法【有線接続編】
次に、iPadとプロジェクターを、準備したケーブルを使って繋ぐ方法(有線接続)について解説します。
iPadとプロジェクターをケーブルで接続
iPadとプロジェクターをケーブルで接続する手順は簡単です。事前確認した接続端子に見合った接続アダプター・接続ケーブルを使って、「iPad」→「接続アダプター」→「接続ケーブル」→「プロジェクター」の順番で繋ぎます。
プロジェクター側にHDMIもしくはVGA端子を、iPad側にLightningもしくは30ピン端子をそれぞれ接続し、アダプターとケーブルを繋げば、iPadの画面をプロジェクターから投影できるはずです。
もし、ケーブルで接続しているにもかかわらず、プロジェクターからiPadの画面をうまく投影できない場合は、プロジェクター側の「自動検出ボタン」を押してみましょう。正常にiPadの画面を取り込んでくれる場合があります。
iPadとプロジェクターを繋ぐ方法【無線接続編】
次に、iPadとプロジェクターを無線接続で繋ぐ方法について解説します。iPadとプロジェクターを無線接続で繋ぐ場合は当然ケーブルは使用しないので、端子の種類に配慮するという手間を省けます。
アプリを使うことで無線で接続できるプロジェクターも
iPadとプロジェクターを無線接続で繋ぐ場合は、プロジェクターの仕様として無線接続機能が装備されているか事前に確認しましょう。プロジェクターに無線接続機能が装備されていることを確認したら、プロジェクターのマニュアルに合わせてセッティングしていきます。
一般的には、事前にiPadに専用アプリをインストールし、その後iPadとプロジェクターをWi-FiもしくはBluetoothで同期させ、アプリを使って接続設定するという手順になります。例としては、プロジェクターでQRコードを映写してiPadの専用アプリで読み込んで接続するというパターンがあるようです。
iPadをプロジェクターと接続して大画面に映し出そう!
iPadをプロジェクターと接続して、大画面にiPadの画面を投影しましょう。有線でiPadをプロジェクターに接続する方法は簡単です。チェックするべき点は、iPadとプロジェクター以外に用意する機材は、「接続アダプター」と「接続ケーブル」である点と、iPad側の接続端末とプロジェクター側の接続端末はそれぞれ新旧2種類ある点です。
「接続アダプター」と「接続ケーブル」を準備する際は、それぞれのデバイスとの接続状況をよくシミュレーションして、接続端子に間違いのないアイテムを選択しましょう。
iPadとプロジェクターを接続して、大画面でiPadの画像を共有しましょう。