2019年04月29日更新
Google for Jobsとは?日本で採用・求人に使える機能や検索表示方法を解説!
日本版のGoogle for Jobsは、今までの求人情報サイトを逐一チェックしなければならなかった求職活動にイノベーションを生み出しました。現在求職中の方や転職を考えている方に向けて、日本版Google for Jobsの使い方を紹介します。
目次
- 1日本版Google for Jobs(Googleしごと検索)とは
- ・Googleがユーザーに適した求人を提示する機能
- ・企業側も求めている人物を採用できる可能性が上がる
- 2日本版Google for Jobsの特徴
- ・求職者が求める情報が表示される
- ・フィルター機能での検索
- ・AIの学習機能
- 3日本版Google for Jobsの検索表示方法
- ・検索ボックスにキーワードを入力すると求人が表示される
- 4日本版Google for Jobsのその他の機能
- ・色々な条件での絞り込み
- ・求人情報の保存
- ・求人情報を知らせるアラート機能
- 5日本版Google for Jobsで求人検索してみよう
- ・Googleの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
日本版Google for Jobs(Googleしごと検索)とは
皆さんはGoogle for Jobsをご存知でしょうか? 本記事では日本でもサービスを開始したGoogleが提供するGoogle for Jobsについてご紹介していきます。
Googleがユーザーに適した求人を提示する機能
Google for Jobsとは、Googleが2019年1月より日本でサービスを開始した、Google上の求人掲示機能です。Google for Jobsは別名【しごと検索】と呼ばれ、ネット上にある求人広告をユーザーのタイプに合わせて、横断的に求人広告を表示するサービスです。
Indeedがリクルートに買収されて早7年、日本ではリクルートが求人採用サービスでは独創状態でしたが、ここにきてGoogle for Jobsを引っ提げてGoogleが日本のリクルートサービスに参入してきた形となり、現在日本求人サービス業界を賑わせています。
Google for Jobs自体、Googleの拠点であるアメリカで2017年にサービスを開始し、現在日本以外ではブラジル、南アフリカ、スペインやインドでサービスを提供しています。
Google for Jobsの【しごと検索】機能はパソコンのGoogleだけでなく、スマートフォン専用のChromeアプリを利用してGoogle検索すれば、スマートフォンからでもしごと検索することが可能です。ネット通信環境であれば、時間や場所を問わずに気軽に求人情報を表示して、就職活動することが可能です。
企業側も求めている人物を採用できる可能性が上がる
検索エンジン業界シェア率で独創するGoogleがヒューマンリソースに参入したことは、企業側にとっても、求めている人物を採用できる可能性を大きく高めることができます。【しごと検索】機能を利用し求人採用を行えば、企業側、及び求職者側両者にとって非常に大きなメリットをもたらします。
このメリットは日本版Google for Jobsの特徴を知れば、更に理解が深まります。次の章では日本版Google for Jobsの特徴をご紹介します。ヒューマンリソースを担当している方や、現在求職中の方はぜひ最後まで本記事を読み、Google for Jobsへの理解を深めてみてください。
日本版Google for Jobsの特徴
日本版Google for Jobsの特徴は大きく分けて3つの特徴があります。
求職者が求める情報がGoogleの検索画面に表示される |
フィルター機能を利用して、詳細な仕事条件を検索することが可能 |
AIの学習機能が搭載されており、履歴からより求職者にマッチする求人情報が表示される |
求職者が求める情報が表示される
アメリカGoogle for Jobsでは大手の求人採用情報サービスの求人情報をすべて公開されています。この機能が日本版のGoogle for Jobsでも展開される予定となっており、国内の求人採用情報サービスを展開しているIndeedやSeek、Vorkesや会社の評判などの求人情報をすべて網羅されれば、求職者の求める求人情報が幅広く公開されます。
Google for Jobsの求人採用への貢献度は高く、日本国内でのGoogle for Jobsサービスに期待の声が多く挙がっています。
フィルター機能での検索
Google for Jobsの【しごと検索】機能にはフィルター機能が搭載されています。フィルター機能を利用すれば、求職者は自分にマッチした仕事、または希望している仕事の求人採用募集の絞り込みが可能になります。
本記事後半では便利なフィルター機能について詳しく解説しています。Google for Jobsのフィルター機能を詳しく知りたい方は【日本版Google for Jobsのその他の機能】を参照して下さい。
AIの学習機能
Google for Jobsの【しごと検索】にはAIの学習機能が搭載されており、これまでの検索結果や思考を独自のアルゴリズムで読み取り、自分の好みの仕事や職種を自動で表示してくれるのです。
Aiの学習機能は便利な半面、自分にまったく関係の無い職種が表示されなくなる可能性も指摘されており、新たな業種への挑戦に歯止めをかけてしまうという声もあります。その場合は、Google Chromeブラウザのシークレットモードを利用してください。これまでの検索結果が反映されないので、異なる業種の求人情報も表示されるようになります。
日本版Google for Jobsの検索表示方法
本章では日本語版のGoogle for Jobsの検索表示方法をご紹介します。Google for Jobsには独自のWEBサイトがないので、Google上で求人採用に関連付けられたキーワードを入力することでGoogle for Jobsの求人採用情報が表示される仕組みになっています。
検索ボックスにキーワードを入力すると求人が表示される
Googleの検索ボックスに、ご自身の求めている職種や勤務地、雇用形態などを「飲食 渋谷 アルバイト」「SE 初台 契約社員」というふうに入力して検索すると、自動で【おしごと検索】してくれます。Indeedなどの求人情報サイトから、該当する職種や勤務地などを検索し、Googleの検索結果画面に表示されます。
そのため、多数ある求人採用サービスのホームページにわざわざアクセスする必要がなく、登録されている求人採用サービスの求人情報を一括して検索できるという便利な機能を搭載しているのです。
日本版Google for Jobsのその他の機能
日本語版のGoogleには、その他にも便利な機能が複数搭載されています。主なGoogle for Jobsの便利なその他の機能は下記のリストを参照して下さい。
いろいろな条件での絞り込み |
お気に入りの求人情報の保存機能 |
求人情報のアップデートや応募締め切りを知らせるアラート機能 |
上記それぞれの便利なGoogle for Jobsのその他の機能をご紹介します。
色々な条件での絞り込み
Google for Jobsでは色々な勤務条件で、仕事を検索、絞り込みすることが可能です。Google for Jobsで利用できる絞り込み機能は下記のリストを参照して下さい。
職種カテゴリでの絞り込み | 勤務地域での絞り込み |
求人が投稿された投稿日での絞り込み | 雇用形態での絞り込み |
求人企業名の絞り込み | 今の位置から半径◯kmでの絞り込み |
勤務地域の絞り込みは、最寄りの駅を選択することも可能です。
上記の様に、非常に細かい条件での絞り込みが可能になります。これらの絞り込み機能をうまく活用すれば、自分自身の希望する企業や仕事を簡単に検索することが可能です。
求人情報の保存
Google for Jobsには気になる求人情報を保存しておく機能も搭載されています。数社の求人募集要項を比較する時や、あとで応募したい求人情報など、求人情報を保存しておく方法を覚えておくと非常に便利です。
【しごと検索】で仕事を検索し、気に入った求人情報があれば、求人情報画面右側にある【しおり】アイコンをクリックして下さい。
保存した求人情報は【しごと検索】画面上部にある【保存済み】をクリックすれば一覧として表示されます。
求人情報を知らせるアラート機能
Google for Jobsには気になる求人情報を保存しておく機能だけでなく、求人情報のアラート機能も搭載されています。企業の求人情報がアップデートされた際や、同じ検索ワードに新しい企業の求人広告が掲載された時に、アラートでお知らせしてくれるのです。
アラート機能を設定する方法は求人情報ページの左下にある【この検索に関する通知アラートをオンにします】項目のスイッチをオンにしてください。アラート機能を有効にしておけば、最新の求人情報をいち早くチェックすることが可能となり、すばやく求人に応募することができます。
日本版Google for Jobsで求人検索してみよう
本記事では日本版のGoogle for Jobsとはどういった機能なのか、またGoogle for Jobsの便利な機能などをご紹介しました。数多くの求人情報サイトを別々にチェックしなければならなかったこれまでの求職活動が、Google for Jobsを使うことで一括して横断検索できてしまうようになったのです。
現在求職中の方、転職希望の方、さらには企業のHR担当者の方は、この機会にぜひGoogle for Jobsを利用してみてください。