ExcelにPDFを貼り付ける4つの方法！エクセルへの挿入方法を解説！

ExcelにPDFを貼り付ける必要がある場合には、PDFの全てを貼り付ける必要がない場合もあります。PDF文書に掲載されている図だけをExcelに貼り付ける必要がある場合にはこちらの方法で貼り付けます。

まずは、PDFファイルをPCにダウンロードして保存します。保存したPDFファイルをAdobe Acrobat Reader DCで開きます。Excelに貼り付けたい図が掲載されているページを表示します。

Excelに貼り付けたい図をクリックします。するとその図が選択されます。さらに右クリックすると「画像をコピー」と出るのでクリックします。クリップボードに図がコピーされるので、そのままExcelの貼り付けたい場所で貼り付けます。

ExcelやPowerPointなどのOfficeソフトには「オブジェクトの挿入」という機能があります。「オブジェクトの挿入」とは、作成しているエクセルなどのファイル以外のファイルを、作成中のファイルの中に挿入する機能です。

Excelの「オブジェクトの挿入」で挿入できるファイルの種類には、PDFファイルも含まれています。PDFファイル全てをExcelに購入したい場合には、オブジェクトの挿入を使いましょう。

PCにエクセルに貼り付けたいPDFファイルを用意してから、ExcelでPDFを貼り付けたい位置にカーソルを置いて、「挿入」＞「オブジェクトの挿入」とクリックします。「新規作成」を選択すると、挿入するファイルの種類が選択できます。「Adobe Acrobat Dcument」を選択します。

するとフォルダが開いてファイルを選択できます。貼り付けたいPDFファイルを選択すると、ExcelにPDFファイルを挿入できます。

PDF文書のスナップショットを撮影して、画像としてExcelに貼り付けるという方法もあります。画像だけでなく、テキスト文字を画像として貼り付けてしまっても構わないようであれば、この方法が最も手軽で簡単です。スナップショットを撮影する方法には、いくつか方法があります。

Windows10の標準アプリの「Snipping Tool」を使う方法です。Snipping Toolならブラウザで開いたPDFのスナップショットも撮れます。

撮影方法は、Windows10でSnipping Toolを起動して、「新規作成」をクリックします。マウスカーソルが十字の形になるので、貼り付けたい部分をドラッグすると、その部分を四角に切り取った画像を保存できます。

もう一つの方法がAdobe Acrobat Reader DCの「スナップショット」で撮影する方法です。Adobe Acrobat Reader DCでPDFを開いたら、「編集」から「スナップショット」を選択します。

マウスカーソルが十字になるので、コピーしたい範囲をドラッグします。するとその部分を画像として保存できます。スナップショットが撮影出来たら、Excelの貼り付けたい場所に貼り付けるだけです。

PDFに掲載されている表やグラフを、画像としてではなくてそのままの書式でPDFに貼り付けたいという場合もあります。表やグラフだけをPDFからコピーしてExcelに貼り付けても、書式が崩れてしまいます。

その場合には、いったんPDFをWordで開くことをおすすめします。WordにはPDF編集の機能が付いているので、PDFファイルを読み込んで編集できます。図やグラフの書式もそのまま崩さずにWordに読み込めます。

WordとExcelはMicrosoft Officeのソフトなので、書式の形式が統一されています。そのために、WordからExcelへ表やグラフをコピペしても、書式が崩れることはありません。

PDFをExcelに貼り付ける4つの方法を紹介してきました。この4つの方法ならPDFをExcelに貼り付けられるので、ぜひ活用してください。

ただし、この記事で紹介した4つの方法の中で、Snipping Toolを使って画像としてキャプチャする方法以外は、PDFの編集が許可されてなければ利用できません。また、Snipping Toolを使う場合にも、本当にコピーして貼り付けてもいいものかどうか、著作権などに配慮した上で利用しましょう。