2020年09月24日更新
「.jtd」の拡張子ファイルのWordでの開き方!一太郎ビューアで簡単に見れる!
「.jtd」の拡張子のファイルは、一太郎で作成したファイルですが、Wordで開くにはどうしたらいいのでしょうか。この記事では、「.jtd」のファイルをWordに変換できるのか、開くにはどうしたらいいのか詳しく解説します。
目次
「.jtd」の拡張子のファイルとは?
他の人から送られきた文書ファイルの拡張子が「.jtd」でWordで開けなくて困るという方がいるようです。この記事では、「.jtd」のファイルの正体とはどのようなもので、Wordに変換して開くにはどうしたらいいのかをお伝えします。
一太郎で作成した文書ファイル
拡張子が「.jtd」のファイルの正体とは、一太郎で作成した文書ファイルです。一太郎とは日本語変換ソフトのATOKを販売しているジャストシステムから発売されている、日本語専用のワープロソフトです。Wordの完全な日本語版と考えて良いでしょう。
一太郎はPC用の日本語ワープロソフトとして、2000年以前にはかなり普及していました。しかし、Windows95が発売された頃から、MicrosoftのWordに押されるようになり、2000年以降は完全にWordにシェアを奪われてしまっています。
しかし、日本語の純正のワープロソフトとして、Wordよりも多彩な日本語変換ができることから、現在でも根強いユーザーがいます。
Wordに変換して開けるの?
拡張子が「.jtd」のファイルは「Wordに変換して開けるから」と言われることもあるようですが、現在のWordで開く方法がわからないという声が多く聞かれます。
実は、2020年現在のWordでは拡張子が「.jtd」のファイルを開くことはできません。
実は、Word2007まではWordに一太郎を変換して開くためのコンバーターが搭載されていました。Word2007なら「.jtd」のファイルもWordファイルとして開けたのです。
しかし、Word2010以降、Wordに「.jtd」を変換して開くコンバータが搭載されなくなりました。現在のWordでは「.jtd」のファイルを開くことは基本的にできません。
「.jtd」のファイルの開き方
Wordで「.jtd」のファイルが開けないとしたら、「.jtd」を開くためには高額な一太郎を購入するしかないのでしょうか。そのようなことは決してありません。一太郎を持っていなくても、「.jtd」のファイルを開く方法をお伝えします。
一太郎ビューアで開ける
一太郎を持っていない場合には、一太郎ビューアを利用しましょう。一太郎ビューアとは、一太郎を持っていない人でも、一太郎で作成した「.jtd」のファイルを開いて閲覧できるように、ジャストシステムが無料で配布しているアプリです。
上記のリンクから「ビューアをダウンロードする」をクリックします。ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行すると、PCにビューアがインストールされます。
一太郎ビューアを開いたら、「ファイル」から「開く」をクリックします。するとフォルダが開くので、「.jtd」のファイルを選択します。すると、ビューアで「.jtd」のファイルを閲覧できます。印刷もこのビューアからできます。
「.jtd」のファイルは専用ビューワで開こう!
この記事では、拡張子が「.jtd」のファイルについて詳しくお伝えしてきました。以前はWordで一太郎のファイルを開いていた人にとっては、現在はWordでは開けなくなっていることに驚いた方もいることでしょう。しかし、残念ながら現在ではWordでは基本的に開けません。
「.jtd」のファイルを開きたいのであれば、一太郎ビューアを使うしかありません。PCに余計なソフトを入れたくないという方もいるでしょうが、印刷品質や日本語の機能性からWordではなく一太郎を使いたいという方もいるのは事実です。そういった方とファイル交換をするのであれば、ぜひビューアを利用しましょう。