OneNote for Macは使いにくい?インストール方法や基本的な使い方を解説!
Microsoftが提供しているOneNote for Macというサービスについて解説していきます。MacのPCであってもOneNote for Macという名称でサービスがアプリとして配信されています。使い方や機能、インストール方法について説明します。
目次
- 1OneNote for Macは使いにくい?【良いとこまとめ】
- ・ページを4階層作成できる
- ・自由にレイアウトすることができる
- ・同名のセクション作成や色分けができる
- ・アップロード容量の制限なしで使える
- 2OneNote for Macは使いにくい?【悪いとこまとめ】
- ・フォントサイズがデバイスごとに最適化されない
- ・セクションの色選択がめんどう
- ・テンプレート機能が使えない
- ・同時に複数のページ表示ができない
- 3OneNote for Macのインストールの方法は?無料なの?
- ・Microsoftのストアから簡単にインストール
- ・無料で使えるがアカウントが必要
- 4OneNote for Macの基本的な使い方と機能
- ・初回起動時に行うこと
- ・サインインの仕方
- ・ノートに入力開始する方法と機能
- ・リンクの挿入方法と機能
- ・ファイル添付の方法と機能
- ・表の挿入方法と機能
- 5Mac版は機能制限があるが基本的な仕様は可能!
OneNote for Macは使いにくい?【良いとこまとめ】
Microsoft Office関連のアプリやソフトに関しては、従来ではMicrosoftですのでWindowsのPCでないと利用ができないイメージが強くありました。しかし今では、MacbookなどのApple関連機器であってもアプリが提供されるようになっています。今回はその中からOneNote for Macに関して説明していきます。機能でできることから紹介します。
ページを4階層作成できる
OneNote for Macでは、機能としてまずページを4階層まで作成できます。ノートの役割を果たしてくれるOneNote for Macでは、わかりやすく物事を記載できるように工夫がなされています。階層もその1つですので積極的に使って見やすくできます。OneNote for Macで階層を使って記載することで得られるメリットは以下になります。
細かく断層化して整理・管理が可能
4階層まで断層化されていることにメリットとして挙げられるのは、細かく内容を分けて記載できるということです。大きな括りの内容に並列させて、書くのではなく包括させてジャンルごとに書き分けていくことで、次回閲覧した時に非常に理解しやすいノートに変身します。時間が経った内容でも見た時にわかりやすいノートにできます。
自由にレイアウトすることができる
OneNote for Macの機能で次に紹介するのが、自由にレイアウトができるということです。無料のメモ系統のアプリであれば広告が表示されたり、ある程度機能が制限されているものが多く配信されています。しかしMicrosoftのアプリでもありますので機能関しては充実しているのは間違いありません。自由度の高いレイアウトで利便性も向上します。
色選択も可能で管理しやすい
OneNote for Macでは自由なレイアウトが可能だということですが、特に色を選ぶことが可能になりますので、管理がしやすくなるというメリットがあります。少しのノート程度であればそれほど目立った機能ではありませんが、使用頻度が高くノートの数が多くなってきた場合は、ジャンルごとに色を分けることですぐに見つけられるようになります。
同名のセクション作成や色分けができる
OneNote for Macの機能として次に挙げられるのが、同名のセクション作成や色分けができるということです。同じセクションをいくつか小分けにしておくことで、それぞれの用途に合った微調整をしてそれぞれを保管することが可能です。同じノートを使ってそれぞれ微調整していく手段もありますが、小分けして保存しておくのがおすすめです。
色を自分で付けることも可能
OneNote for Macでは、先ほど色分けができると説明しましたが、ノートをとる時にお馴染みの蛍光ペンを自分で付けることも可能です。文字自体の色を変更するだけでなく、重要な部分に蛍光ペンを使って線を引いておくなど、視覚的に把握できるように色を分けてわかりやすくしていきましょう。使い分けることでノートテイクも楽しくなります。
アップロード容量の制限なしで使える
また、OneNote for Macを始め、ノートや文書を作成するアプリに関してはいつでも閲覧できる状態にしておくことが必須となります。そのためクラウドストレージと連携させておくシステムがあります。OneNote for Macにおいてもアップロードすることでネット上に保管ができます。外出先でも安心してノートを開けますので便利です。
5GBのストレージ容量を無料で使用可能
OneNote for Macでは、5GBまでのストレージ容量を無料で利用できます。文書で5GBであればストレスなく保存できますので、嬉しい機能です。クラウドストレージに保存して、いつでも出かけたときに閲覧できるようにしておきましょう。もちろん5GBでは使えないという方にとっても有料の契約をしていれば、大容量の使用が可能になります。
OneNote for Macは使いにくい?【悪いとこまとめ】
ここまでOneNote for Macでできる特徴的な機能に関して説明してきました。OneNote for Macは使いにくいという話も耳にすることがあります。ここからは、使いにくいというコメントが出る真相について迫っていきます。使いにくいという評価が出るような原因となる悪いところをまとめましたので、初めて使うという方は最初に把握しておきましょう。
フォントサイズがデバイスごとに最適化されない
OneNote for Macで使いにくいと感じてしまう箇所としてまず挙げられるのが、フォントサイズの最適化の問題です。殆どのアプリであれば、PC・スマホなどに限らず、多くの端末バージョンの画面を表示できますが、OneNote for Macでは端末ごとにサイズが最適化されませんので、その都度見やすいように表示を変化させることが必要になります。
フォントが見づらい
OneNote for Macが使いにくいと感じるフォントに関して追加で挙げられるのが、フォント自体の問題です。MacbookなどではMacの端末に基づいたフォントがありますが、OneNote for Mac自体で利用できるフォントが稀にあまり見やすくないという声も上がっています。ただしこれは個人的な問題ですので使いにくいことの参考程度にしてください。
セクションの色選択がめんどう
OneNote for Macが使いにくいことの原因として次に挙げられるのが、色選択の問題です。色選択に関してはバリエーションがありますので、仕分けしやすくなり、ありがたい部分がありますが、その反面意図しない色が自動的に選択されたことで、色を毎回変更しなければならない場合もあります。色にこだわらなけば特に気になることはありません。
テンプレート機能が使えない
OneNote for Macが使いにくいことの原因として次に挙げられるのが、テンプレート機能についてです。Macバージョンのものでは、テンプレートを元にノートを作成することが不可能になっています。もちろん本家であるWindowsに恩恵があるアプリですので、多少の機能制限に関しては想定の範囲内ではありますが、少し効率が下がってしまいます。
同時に複数のページ表示ができない
そしてOneNote for Macで使いにくいと思えるもう1つの原因と見られるのが、複数表示に関しての問題です。実はOneNote for Macでは複数のページを同時で表示できない仕様になっています。こちらも機能制限の1つとして想定されますが、ノートを作成する程度の使い方であればストレスを感じることはそれほどありませんが地味に不便な時もあります。
OneNote for Macのインストールの方法は?無料なの?
OneNote for Macの使い方で可能な機能と、使いにくいと感じるポイントのいついて複数の箇所を紹介してきました。OneNote for Macの使い方の目的によっても使い勝手は変わってきますので、気になる方はまず1度インストールしてみてから検討するのもおすすめです。ここからは、アプリのインストール方法について解説していきます。
Microsoftのストアから簡単にインストール
OneNote for Macのインストール方法は簡単です。MicrosoftのストアでMac用が配信されていますのでこれをMacbookなどの端末に、インストールしていきましょう。Microsoftのページでは、Windows関連のアプリだけではなく、このように他の端末でもインストールして同じように使えるソフトパッケージが用意されています。
無料で使えるがアカウントが必要
公式からインストールではなくMacのアプリを配信しているiTunesのアプリストアでもOneNoteと名称を検索すればアプリが表示されますので、そのままインストールもできます。インストール後OneNote for Macは、無料で使えますが必要なものがあります。それがアカウントです。インストール後に自分でアカウントの取得が必須になります。
Microsoftアカウントについて
Macのパソコンを使っているにもかかわらずMicrosoftのアカウントを取得するということになりますが、OneNote for Macではクラウドストレージを利用します。クラウドストレージもMicrosoftのサービスになりますので、アカウントを関連付けさせる作業の際に必要になります。無料で簡単に作成できますのでそれほど心配は要りません。
OneNote for Macの基本的な使い方と機能
OneNote for Macのインストール方法に関して解説してきました。無料で使えますが利用にはMicrosoftのアカウントを取得しておく必要があります。ここからはOneNote for Macの基本的な使い方の説明に入っていきます。OneNote for Macを初めてインストールしたという方は、こちらの使い方説明をチェックしてから利用していきましょう。
初回起動時に行うこと
まずはOneNote for Macを端末にインストールしましたら、初回起動をします。使い方の1つ目として初回起動時の動作について説明していきます。基本的には表示されている画面に従って進めていくことになります。
チュートリアルを確認する
OneNote for Macを起動しましたら、チュートリアルを確認進めましょう。基本的な使い方が説明されていますので、まずはチュートリアルで覚えてください。「OneNoteへようこそ」と書かれた画面をよく読みながら進めていってください。
サインインの仕方
OneNote for Macの使い方としてアカウントでサインインする作業が必要になります。サインインのやり方を説明します。OneNote for Macのアプリ上でサインインしていきます。チュートリアルの最終画面にサインイン画面が表示されます。この部分の「サインイン」をクリックして、あらかじめ作成したMicrosoftのアカウントを入力します。
ノートに入力開始する方法と機能
OneNote for Macにサインインできましたら、いよいよメインであるノートの使い方になります。ノート画面が表示されましたら、目的に応じてノートを作成していきましょう。新規でのノート入力開始の使い方を以下で段階ごとに説明していきます。
任意の場所をクリック
右側に入力画面が表示されていますので、入力したい部分をクリックしてください。カーソルが点滅し始めましたらその場所からノートを書き始めてください。使い方とはいっても通常の文章を入力する方法といさほど変わりません。そのまま記述してください。
他の場所で開始するときはその場所でクリック
いくつかノートを作成していく中で他の場所のノートに書いていきたい場合は、その場所をクリックしてください。OneNote for Macではクリックしたところで文章を入力できるようになっていますので、自由にノートを作成していきましょう。一番下の「ノートブックの追加」をクリックでいつでも新しくノートを追加できます。
テキストの移動はノートコンテナーをドラッグ
テキストをノートに入力した後で移動したい場合は、ノートコンテナーをドラッグすることで可能です。入力しているテキストの枠の周りをマウスオーバーさせてください。すると上下左右のカーソルに切り替わります。これが表示された状態で好きな場所までドラッグさせて、配置したい部分でマウスを離してください。
リンクの挿入方法と機能
OneNote for Macでテキスト入力の使い方について説明してきました。好きな部分をクリックするだけでいつでも文字を入力できるような仕様になっていますので簡単です。ここからは、OneNote for Macでリンクを挿入する方法について解説していきます。
挿入するときの手順
OneNote for Macでリンクを挿入する手順は、まず左上のメニュータブから「挿入」を選択します。「リンク」というボタンがありますのでクリックしてください。するとリンクのアドレスを入力する枠と、テキストを入力する枠が表示されますのでこちらに入力して完了です。
入力すると自動的にリンク書式になる
また、リンクを貼り付けや手動入力をしても反映されます。ノートにURLを入力することで自動的にリンクだと認識されて、リンク形式に表示が切り替わるようになっています。操作に慣れてきましたら利便性が向上します。
ファイル添付の方法と機能
ファイル添付の方法と機能について解説していきます。写真などデータを用いてノートを作成したいときに役立ててください。
添付の手順
ファイルの添付に関しても「挿入」のタブから可能です。「ファイル」もしくは「画像」をクリックすることで保存されている画像を適宜挿入できます。
様々な種類の写真や画像が選択できる
OneNote for Macでは、多くの種類の写真や画像を選択できますので、好きな画像データを積極的に挿入していきましょう。視覚的にもわかりやすいノートにしていってください。
表の挿入方法と機能
表を挿入する場合も「挿入」のタブからできるようになっています。「表」をクリックすることでノートの好きな箇所に表を入れることが可能です。
挿入するときの手順
表を挿入するときの手順ですが、枠が表示されますので、挿入したい列と行数をクリックで決定すればいつでもノートに追加できます。
表のサイズや外観をカスタマイズできる
表に関しては、上の部分で説明したようにマス目をクリックするだけで表のサイズをカスタマイズできます。表をノートに追加すると、外観をカスタマイズできるようなメニュー項目になりますので、自分の目的通りの表に変更していってください。
Mac版は機能制限があるが基本的な仕様は可能!
Microsoftで提供しているソフトOneNote for Macは、MacbookなどのApple系端末でも問題なく使えます。Mac版に関してはテンプレートを含め、いくつか機能制限がありますが、基本的な動作であればおなじように使用できます。クラウドで管理もできますので、スマートに使いこなしてください。