全選択のショートカットキーは?すべて選択する方法[Windows/Mac]
パソコンで使える便利なショートカットキーには「全選択」というショートカットキーもあります。この記事では、アクティブな画面をすべて選択できる全選択のショートカットキーの使い方を、WindowsとMacそれぞれわかりやすく解説します。
目次
パソコンの全選択のショートカットキーの使い方
パソコンで文書や表計算ソフトで資料を作成したり、画像や動画を編集したりするときなど、どのような作業でも覚えておくととても便利なショートカットキーが「全選択」です。この記事では、WindowsとMacのパソコンのそれぞれで、全選択をショートカットキーで行う方法と、全選択はどのような時に活用できるのかをお伝えします。
Windowsの「すべて選択」のショートカットキーの方法
まずは、Windowsのパソコンで全選択、すなわち「すべて選択」をショートカットキーで行う方法をお伝えします。Windowsのパソコンで全選択するためのショートカットキーは「Ctrl + A」です。
Macの「すべて選択」のショートカットキーの方法
Macのパソコンで「すべて選択」を行うためのショートカットキーは、「command + A」です。Windowsと同じ「A」をMacでも使うのは、「All」の頭文字から来ています。
全選択のショートカットキーでできること
全選択のショートカットキーは、どのような場合に活用できるのか、全選択のショートカットキーでできることについて詳しくお伝えします。
文書全体の選択
まず、全選択のショートカットキーでできることは、文書全体の選択があります。Wordなどのワープロソフトで入力している文書でも、Excelなどの表検査ソフトで作成している表やグラウでも、Webページでも、全体の文章を選択してコピーしたり切り取ったりしたい場合があります。
そのような場合に、文書や表の量が多いと、最初から最後までドラッグして選択するのはかなりの手間です。そのような時に、全選択のショートカットキーを使うと、ショートカットキーを1回押しただけで、上記の画像の様にページ内のすべてのテキストを選択できます。
あとは、青く反転しているところで右クリックしたり、ショートカットキーを使ったりすれば、ページ全体のテキストのコピーやカットが簡単にできます。画像や動画を編集している時も、画面全体を全選択したいときに、電卓のショートカットキーが使える場合があります。
画像や動画の場合には、編集に使っているソフトによって全選択のショートカットキーが使えるかどうかが違うので、お使いのソフトで使えるか確認してみましょう。
オブジェクトやセルの中の全選択
文書全体の中の適当な位置で全選択のショートカットキーを押したら、文書やファイル全体をすべて選択できます。
しかし、WordやExcelに挿入したテキストボックスなどのオブジェクトや、Excelのセルの中をダブルクリックして選択しているときに全選択のショートカットキーを押すと、そのオブジェクトやセルの中身に対して全選択が適用されます。
例えば、上記のような表があります。Excelで作成した表の中に、テキストボックスが挿入されています。
テキストボックスの中でダブルクリックをして、テキストボックスを編集できる状態にしてから、全選択のショートカットキーを押します。すると、テキストボックスの中だけがこのようにすべて選択されます。
全選択のショートカットキーを使う時には、どの場所が編集できる状態になっているのか確認してから利用しましょう。文書全体を全選択したいときと、特定のセルやオブジェクトだけを全選択をしたい場合では、全選択のショートカットキーを押す前の選択が大切です。
全選択を使いこなしてみよう!
この記事では、全選択のショートカットキーについて詳しくお伝えしてきました。このショートカットキーはあまり使い道がないようで、覚えてしまうとかなりの頻度で使っていることに気がつきます。全選択をショートカットキーで使えるようになると、とても便利で作業が効率化します。ぜひこのショートカット機能も使いこなせるようにしてみましょう。