ExcelのCOUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法を解説!

Excelで空白以外のセルをカウントしたい場合には、COUNTIF関数を使うと便利です。この記事では、ExcelのCOUNTIF関数やCOUNTIF関数以外の関数を使って空白以外のセルをカウントする方法を具体的にお伝えします。

ExcelのCOUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1ExcelのCOUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法
  2. 比較演算子を使って空白以外のセルを数える
  3. ワイルドカードを使って空白以外のセルを数えられるか検証してみる
  4. 2ExcelのCOUNTA関数で空白以外のセルをカウントする方法
  5. 3ExcelのCOUNTIF関数で空白以外のセルをカウントしてみよう!

ExcelのCOUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

Excelなどの表計算ソフトで表を作成すると、データを入力していない空白だけのセルができてしまうことがあります。入力ミスなどではなく、正しい表への入力の結果として空白セルが生じた場合には、どのくらいの数のセルに数値が入力されているのか数えたい場合があります。

Excelで空白以外のセルを数える方法にはいくつかありますが、この記事では主にCOUNTIF関数を使って空白以外のセルを数える方法をお伝えします。COUNTIF関数を使う場合の空白以外のセルのカウント方法をぜひ理解しましょう。

なお、この記事ではExcelではなくExcelと互換性のあるWPS Spreadsheetsを使っています。多少表示などが違う点があっても、ExcelとCOUNTIF関数の使い方はほぼ同じなのでぜひ参考にしてください。

比較演算子を使って空白以外のセルを数える

比較演算子を使ってCOUUNTIF関数を使って空白以外のセルの数を数える方法をまずお伝えします。比較演算子とは、「=」「<」「>」などの、2つの数量の関係を調べるための記号です。

プログラミングなどの世界では、「=」で「等しい」、「>=」で「以上」、「<=で「以下」の他に、「不一致」を表す「≠」「!=」「<>」があります。COUNTIFで空白以外のセルを数える場合には、「<>」を条件で指定すると、カウントできます。

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

COUNTIF関数を使う方法は次の通りです。Excelなどの表計算ソフトで空白以外のセルをカウントしたい表を用意します。今回は上記のような表を用意して、COUNTIF関数を使ってテストをすでに受けて点数がわかっている人数を調べてみましょう。

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

表の外の空白のセルにカーソルを置いて、上部のメニューバーから「数式」>「すべての関数」>「COUNTIF」をクリックします。

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

範囲で今回空白以外のセルを数える「C4」から「C12」のセルをドラッグします。検索条件に空白を意味する「<>」を入力して「OK」をクリックします。

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

すると空白以外のセルの数が5個あるとCOUNTIF関数でカウントされました。

ワイルドカードを使って空白以外のセルを数えられるか検証してみる

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

上記と同じ表で、同じ手順でCOUNTIF関数を使って、今度は「検索条件」にワイルドカードの「*」を入力してみました。

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

すると結果が「0」になってしまい、空白以外のセルがカウントされていません。この理由は、ワイルドカードで検索できるのが文字列のみのためです。今回は数値で点数が入力されているセルを検索しました。数値はワイルドカードでは拾えないので、結果が0になってしまったのです。

一方の「<>」を使った時には、文字列も数字も関係なくセルが埋まっていればカウントできます。演算子を使った場合とワイルドカードを使った場合に違いについて注意しましょう。

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ExcelのCOUNTA関数で空白以外のセルをカウントする方法

空白以外のセルを数える時には、COUNTIFよりももっと便利な関数があります。それが「COUNTA」です。COUNTAは元々が空白以外のセルの数を数えるための関数です。

比較演算子を使わなくてもCOUNTA関数だけで簡単に空白以外のセルを数えられるので、COUTNA関数の使い方も身につけておきましょう。

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

空白以外のセルを数えたい表の外にカーソルを置いて、「数式」>「すべての関数」>「COUNTA」を選択します。

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

値1」で、空白以外のセルをカウントしたい範囲を表をドラッグして指定します。その他にも指定したい値があれば、値2も選択します。範囲を選択したら「OK」をクリックします。

COUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法

すると、空白以外のセルの数がこのように計算されます。

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ExcelのCOUNTIF関数で空白以外のセルをカウントしてみよう!

この記事では、主にCOUNTIF関数を使って空白以外のセルを数える方法をお伝えしました。COUNTIF関数は空白以外のセルをカウントする以外にも、条件に一致するセルをカウントするための関数です。

空白以外のセルをカウントするだけであれば、COUNTA関数の方が便利ですが、状況によってはCOUNTIF関数を使った方が良い場合もあるでしょう。ぜひCOUNTIF関数で空白以外のセルをカウントする方法も覚えておきましょう。

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この記事のライター
K.C
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