2020年12月28日更新
Word(ワード)の行数の設定方法!行数の指定や行番号の表示方法を解説!
Word(ワード)では1ページあたりの行を指定したり、行番号を表示して行数をその都度確認したりすることができます。この記事では、Wordで再生中の文書の行数を確認する方法や、指定したり表示したりする方法について詳しく解説します。
目次
Wordで行数を確認する方法
Wordでは、文書を作成している途中で、現在の行数を確認することができます。ワードではカーソルのある位置の行数が、文字数などとともにステータスバーに表示されます。
Wordのステータスバーとは、ワードを開いている画面の一番下に表示されている部分です。こちらに入力されている文字数などが表示されています。文字数に並んで行数も表示されています。
カーソルを文書の一番最後に置いている場合には、文書全体の総行数をステータスバーで確認できます。
Wordで1ページあたりの行数を指定する方法
Wordでは1ページあたりの行数を指定することもできます。Wordでは行数を指定しなければ、文字の大きさとフォントの種類によって行数が自動的に設定されます。しかし、手動で行数を設定した場合には、手動で設定した行数が優先されます。
行数を手動で設定は「レウアウト」の設定から行います。Wordの一番上のメニューバーの「レイアウト」をクリックして、右下にある「矢印マーク」をクリックします。するとページ設定の画面が表示されます。
「文字数と行数」のタブを開いて「文字数と行数を指定する」もしくは「行数だけを指定する」にチェックを入れます。すると、その下の1ページあたりの行数を入力できる欄がアクティブになります。そちらで行数と行送りを指定すれば、行数の指定が完了です。
Wordで行番号を振って行数を表示する方法
法律関係の文書など、公的な文書を作成する場合には、内容を確認する場合等に、より正確を期すために、行番号をページの左側に振って印刷する必要があることがあります。Wordでも行番号を振って印刷できるようにする設定方法があります。こちらからは、行番号を振る方法について詳しく解説します。
行番号を振る方法には、文書全体に連続した番号を振る方法と、ページごとに番号を振り直す方法があります。それぞれの方法を解説します。
連続してワードに行番号を表示する方法
文書全体に連続した番号を振る方法は次のとおりです。
Wordの「レイアウト」>「行番号」と開いて「連続番号」をクリックします。すると、文書全体で連続した行番号が振られます。
ページごとに行番号を振り直す方法
文書の内容を確認して読み合わせるときに「何ページの何行目」と指定できるととても便利です。Wordで行番号を振るときには、ページごとに行番号を振り直すように設定することもできます。ページごとに振り直すように設定した場合には、上記の画像のように、ページが変わると行番号が1に戻ります。
ページごとに行番号を振り直す方法は、Wordのメニューバーから「レイアウト」>「行番号」と開き「ページごとに振り直し」をクリックします。すると、ページごとに行番号が1から始まるように設定できます。
行番号に関する細かい設定について
Wordで行番号を振るときには、細かく設定することもできます。行番号の詳細な設定について解説します。
一部の段落にだけ行数を振らないように指定する方法
例えば、引用を挿入する場合など、連続した行番号からは切り離したい内容が挿入される場合があります。そのような場合には、上記の画像のように、一部の段落だけ行版を振らないように設定することができます。
一部の段落だけ行番号を振らないように設定する方法は、次の通りです。行番号を振らない段落にカーソルを置いて、「レイアウト」>「行番号」と開き「現在の段落には番号を振らない」をクリックします。
すると、カーソルを置いている段落に行番号が振られません。
行数の開始番号を指定する方法
Wordでの編集は別のファイルとして行うけれども、文書全体としては他の文書からの続きである要な場合には、行番号を前のファイルの続きから振らなくてはいけません。通常の行番号の指定では、1から始まってしまいますが、行番号のはじめを指定することもWordではできます。
「レイアウト」>「行番号」と開き、「行番号オプション」をクリックします。「開始番号」にその文書で開始したい行番号の数字を入力します。すると、その文書ではその番号から行番号が始まります。
Wordでは行数を表示することもできる!
この記事では、Wordで行数を確認したり、行番号を振る方法について解説しました。文書を作成する上では、文字数だけでなく、行数に関しても気をつけなくてはいけないときもあります。その様なときには、この記事でご紹介した行数に関する確認方法や操作方法を駆使して、ぜひ見やすい文書を作成するようにしてください。