iMovieで動画にモザイク処理をかける編集方法!部分的なぼかし加工も簡単にできる!
こちらの記事では、iMovieを使って動画にモザイク処理をかける方法についてご紹介しています。また、iMovieに部分的にモザイクをかけることが出来るのかや、無料でモザイク編集ができる無料アプリについてもご紹介しています。
目次
- 1iMovieにモザイクエフェクトを追加する
- ・エフェクトの選択の仕方
- ・ダウンロードしたファイルを確認
- ・アプリを開いて保存先を確認
- ・必ずエフェクトを隔離しましょう
- ・モザイクエフェクトで加工する
- ・クリップフィルタを開いてモザイク処理する
- 2iMovieで動画にモザイク処理をかける方法
- ・フィットをサイズに調整して加工する
- ・ビデオオーバーレイ設定する
- ・モザイクの長さを指定する
- 3iMovie モザイクは動画オブジェクトを部分的にモザイクはかけられない
- ・iMovieで静止したオブジェクトに部分的にモザイクをかける
- 4iMovie以外でモザイクやぼかしをかけるアプリ
- ・別のモザイクアプリを使ってする方法
- ・ぼかしとモザイクで加工できるアプリ
- ・モザイクやぼかしをかけるアプリ
- ・指でなぞってモザイクをかけるアプリ
- ・手作業でモザイクをかけるアプリ
- 5iMovieでモザイクを自由にかけてみよう!
iMovieにモザイクエフェクトを追加する
TwitterやInstagramなど、最近では動画や画像を上げるコンテンツが多く存在しているため、多くの人がそれらのアプリを利用しインターネット上に動画などを投稿しています。しかし、顔など一部を隠したい場合などにモザイクを利用したい場合もあります。
iMovieとは、Macに初めから付属されている動画編集用のアプリケーションのことです。この記事では、iMovieを使って動画にモザイク処理を施す方法について解説します。
エフェクトの選択の仕方
まずはじめに、iMovieに初めから用意されているエフェクトを選択する方法について説明します。iMovieには、反転や白黒、ダブルトーンやビンテージなど、約20種類のエフェクトが存在します。元から内蔵されているエフェクトだけでも十分に動画にアレンジを加えることができます。
このエフェクトを選択する際には、まずiMovieのアプリを開きます。
アプリを開くと、以下のような画面が表示されるので、「メディアを読み込む」をクリックします。
「メディアを読み込む」から編集したい動画を選択したら、「選択した項目を取り込む」をクリックしてiMovieに動画を取り込みます。動画を取り込むと、以下のように表示されます。
次に、動画をクリックして、下に表示されている「ムービーの作成を開始するには、上野ブラウ赤らビデオクリップや写真をドロップします」というところまでドロップします。
このような状態になったら、右上にある「クリップフィルタとオーディオエフェクト」を選択します。クリップフィルタを選択することで、iMovieに内蔵されているエフェクトを確認、選択することができます。
ダウンロードしたファイルを確認
iMovieにはモザイクエフェクトが内蔵されていないため、自分でモザイクエフェクトのファイルを用意する必要があります。モザイクエフェクトのファイルを用意したら、Macにダウンロードし、iMovieを開き編集したい動画を選択した状態にしておきます。
アプリを開いて保存先を確認
まず、「Finder」を開いて「アプリケーション」を選択します。選択したら、「iMovie」を右クリックします。
右クリックすると、メニューが表示されるので、「パッケージの内容を表示」を選択して開きます。その後、「Contents」と表示されているフォルダを開きます。
「Contents」を開いたら、「Plugins」、「MediaProviders」の順に開いていきます。
続いて、「MotionEffect」、「Contents」、「Resources」、「テンプレート」の順に開きましょう。
「エフェクト」、「眺め」まで進むと、エフェクトを確認することができます。ここまで進んだら、自分で用意したモザイクエフェクトと差し替えたいエフェクトを選んでおきましょう。
必ずエフェクトを隔離しましょう
モザイクエフェクトと差し替えるエフェクトを選択したら、そのエフェクトを隔離します。とても重要な手順なので飛ばさないように注意して作業を行うようにしましょう。
まず、エフェクト内に新しいフォルダを作成し、モザイクエフェクトのファイルを移動させ、隔離します。この作業が完了したら、モザイクエフェクトを差し替えましょう。
モザイクエフェクトで加工する
差し替えが完了したら、 iMovieのアプリに戻ってモザイクエフェクトを利用しモザイク処理をしてみましょう。以下の画面のようにモザイクの処理を行うことが出来ました。
クリップフィルタを開いてモザイク処理する
上記のように動画にモザイクの処理を施すために、まず「クリップフィルタ」を開きましょう。開いたら、エフェクトの一覧からモザイクエフェクトと差し替えたエフェクトを選択します。そうすると、動画全体にモザイクをかけることが出来ます。
iMovieで動画にモザイク処理をかける方法
前の項目まで、 iMovieのエフェクト機能を使って動画にモザイクをかける方法について説明しました。続いて、 iMovie上での作業のみで動画にモザイクをかける方法について解説します。この作業は iMovie上での作業になるので、他のアプリやフォルダを開く必要はありません。
フィットをサイズに調整して加工する
まずiMovieのアプリを開いた状態にし、自分で事前に用意しておいたモザイク画像を、直接アプリにドロップします。ドロップすると、モザイクをかけたい動画の上にモザイク画像が表示されます。
続いて、ドロップした画像をクリックかダブルクリックし、選択画面を表示したら「フィット」から「サイズに調整して切り取る」に変更します。
上記の作業で画像のサイズを変更できるようになるので、次にモザイクの画像の位置を変更します。
ビデオオーバーレイ設定する
モザイク画像の位置を変えるには、「ビデオオーバーレイ設定」を行う必要があります。まず、ビデオオーバーレイ設定のスタイルを確認します。
この設定が「カットアウェイ」になっている場合には、「ピクチャ・イン・ピクチャ」に変えましょう。この設定を変えることで、モザイクのサイズを変更することができます。
モザイクの長さを指定する
最後に、動画にモザイクをかける時間を変更する設定方法をご紹介します。モザイクを変える長さの設定方法はとても簡単で、モザイク画像の左側か右側にカーソルを合わせることでモザイク画像を表示する時間を変えることができます。
iMovie モザイクは動画オブジェクトを部分的にモザイクはかけられない
iMovieでは、動いている状態の動画オブジェクトに一部分だけモザイクをかけることはできません。しかし、オブジェクトを静止させた状態であれば動画の一部にモザイクをかけることができますので、方法をご紹介します。
iMovieで静止したオブジェクトに部分的にモザイクをかける
注意点として、静止したオブジェクトの一部にモザイクをかける際には、スクリーンショットツール、モザイク処理を行うためのPhotoshopやプレビューなどの画像編集ツールが必要となりますので、モザイク処理を行う時には忘れず準備しておくようにしましょう。
モザイク効果が必要なクリップを選択する
まずはじめにiMovieのアプリケーションを開き、メインメニューを選択し、「Preferences」をクリックします。その後、新しくダイアログボックスを開き、「General preferences」を選択して「Show Advanced Tools」を選択したら、ウィンドウを閉じてください。
画像を隠す
次に、動画内のモザイクをかけたいクリップをiMovieのビューアを使って大きく表示します。表示したら、スクリーンショットを撮ります。
スクリーンショットは、「Shift」「Command」「4」を押し、スクリーンショットを撮りたい範囲を選択し、マウスから手を離すことで撮影でき、自動的にデスクトップに保存されます。
続いて、デスクトップに保存された動画のモザイクをかけたい部分のスクリーンショットをPhotoshop、もしくはプレビューで開き、モザイクをかけたい一部分をぼかし機能でぼかしたり隠したりしましょう。画像が認識できなくなるくらいまでぼかしをかけることが出来たら、フォルダに保存します。
Picture in Pictureを選択後クリップ上に配置で可能
モザイクをかけたい部分をスクリーンショットで撮り、十分にぼかしをかけたら、1つ前の項目で解説した「ピクチャ・イン・ピクチャ」の機能を使い、モザイク加工を施したスクリーンショットを動画上に配置すると、動画の一部にモザイク処理を行うことができます。
iMovieでは動画の一部にモザイクをかけることが難しいので、もっと効果的かつよりクオリティの高いモザイクをかけたい場合には、別のアプリケーションを使うのがおすすめです。
iMovie以外でモザイクやぼかしをかけるアプリ
ここまで、主にiMovieを利用して動画にモザイクやぼかしの加工を行う方法について解説しました。最後に、iMovieを使わずに、動画にモザイクやぼかしをかけることのできる無料のアプリについてご紹介します。
別のモザイクアプリを使ってする方法
現在、SNSやインターネットが発達し、動画や写真を簡単に投稿できるようになったことによって、SNSなどに動画をアップしたい人たちのニーズに応えた無料アプリケーションがたくさんあります。
iMovieを使わなくてもスマートフォンで簡単に動画にぼかしをかけることのできるアプリケーションも数多くありますので、以下の項目から見ていきましょう。
ぼかしとモザイクで加工できるアプリ
まずはじめにご紹介するのは、Wondershare「FlimoraGO」という動画の編集、加工アプリケーションです。こちらのアプリは、動画にぼかしやモザイク加工をかけられるだけでなく、他にも数多くの加工を施すことのできるアプリとなっています。
トリミングはもちろん、数多くのフィルターやエフェクトも取り揃えられています。新しいデザインのエフェクトなども随時追加されているようなので、編集したい雰囲気やデザインを実現することも可能です。
モザイクやぼかし以外の加工も行いたい方にオススメのアプリとなっています。このアプリはiPhone、Android両方に対応しています。
モザイクやぼかしをかけるアプリ
続いてご紹介するのは、「ぼかし動画&モザイク動画」です。こちらのアプリは、名前にあるように動画にぼかし加工やモザイク加工をかけることに焦点を置いたアプリです。
動画全体にモザイクをかけることができるだけでなく、ハート型やスター型などの形でぼかすこともできたり、動画上の顔を認証し、自動的に顔をぼかしてくれる機能がついていたりするので、手間取らずサクサク動画を編集することができます。
また、指でなぞった部分を加工することもできたり、フィルターをかけることもできるようなので、ぼかしやモザイクの加工に凝りたい方にオススメのアプリケーションとなっています。
指でなぞってモザイクをかけるアプリ
続いてご紹介するのは、「VideoToolbox」という動画の編集を行うことのできるアプリです。こちらのアプリは、自分がモザイクをかけたい部分や動画の一部に指でなぞって自由にモザイクをかけることができるという特徴があります。
動画にモザイクをかける場合には、アプリのホーム画面で「Mask」を選択し動画を選択したら、「Select」を選択しておきます。その後、モザイクをかけたいところに指を置き、再生ボタンを押します。再生中にモザイク加工をしたいところをなぞり続けることで、動画の一部にモザイクをかけることができます。
こちらのアプリは動画の編集用アプリなので、モザイクやぼかしの加工だけでなく、テキストを挿入したり動画の長さを編集したりなど数多くの機能を取り揃えているようなので、こちらも幅広く動画を編集したい方にオススメのアプリケーションです。
手作業でモザイクをかけるアプリ
最後にご紹介する無料のモザイク、ぼかし加工編集アプリは「MovStash」というアプリです。こちらのアプリには2種類のモードがあり、これらのモードを利用して動画にぼかし加工を行います。
モードは「シンプルモード」と「タイムラインモード」の2つです。シンプルモードでは、モザイクやぼかしの大きさや位置を自分で設定し、動画のモザイクをかけたい場所にぼかしやモザイク加工を施すことができる機能です。動画の一部をモザイクに処理することも可能です。
タイムラインモードは、ぼかしをかけ続ける時間を設定することのできる機能です。動画に一定の時間だけモザイクをかけたい場合に利用することで、一部分にモザイク処理を施すことができます。こちらのタイムラインモードは他の動画編集アプリにはあまり見られないのでとても便利です。
また、モザイクをかける形をハート形などに帰ることのできる機能や、モザイク自体の形や柄にもいくつか種類があるので、自分の気にいるモザイクやぼかしの加工を簡単に選択して加工、編集することができます。
iMovieでモザイクを自由にかけてみよう!
ここまで、iMovieで動画にモザイクをかける方法、一部にモザイクをかける方法、そしてスマートフォンでも気軽に動画のモザイクやぼかし加工を行うことのできる無料のアプリケーションについてご紹介しました。
インターネットやスマートフォンの進化でモザイクやぼかしの加工は無料で簡単に行うことができるようになったので、自分のニーズに応えている方法やアプリケーションを利用し、素敵な動画を編集してみましょう。