日本郵便のかんたんラクマパックの発送方法と料金!郵便局かローソンから送ろう!
フリマやオークションサイトでは、専用の発送方法が用意されています。ラクマの場合はかんたんラクマパックといい、日本郵便かヤマト運輸を利用できます。今回はこのかんたんラクマパックのうち、日本郵便バージョンの発送方法や送料からメリットまでをお伝えします。
目次
日本郵便のかんたんラクマパックを利用する方法
ラクマをはじめとするフリマは不要な物がお得に換金できて便利な仕組みですが、場合によっては思いのほか送料がかさんでしまうことがあります。そんな事態を避けるため、ラクマでは「かんたんラクマパック」という発送方法を用意しており、日本郵便とヤマト運輸のいずれかを利用できます。
相手が、配達補償もなければ追跡サービスもない定形郵便でかまわないから1円でも安くしてほしい、といってくるのでもなければ、このかんたんラクマパックで発送するのがおすすめです。かんたんラクマパックは日本郵便でもヤマト運輸でも利用できますが、仕様も送料も少しだけ異なります。本記事では日本郵便のかんたんラクマパックについて解説します。
かんたんラクマパックを利用するメリット
日本郵便のかんたんラクマパックをおすすめする理由は、以下の3つが全国一律の送料に含まれている割に割安でお得だからです。
ラクマあんしん補償
日本郵便のかんたんラクマパックなら、相手に送った品物が、届かなかったり輸送中のトラブルに遭ったりしたときにラクマあんしん補償が受けられます。定形郵便に補償がつく簡易書留を付けると、送料が310円余計にかかりますが、ラクマあんしん補償のついた、かんたんラクマパックのゆうパケットなら、補償込みで送料は179円しかかかりません。
また補償額の上限も、ゆうパケットなら1件につき10万円まで、ゆうパックなら1件につき30万円までと、簡易書留の5万円までよりはるかに高額の補償が受けられます。補償が篤いのに送料は安いのですから、かんたんラクマパックを使わない手はありません。
お問い合わせ番号での荷物の追跡
日本郵便のかんたんラクマパックは、補償のみならず追跡サービスにも対応しています。日本郵便のサイトで、発送した荷物の「お問い合わせ番号」を入力すれば、配達状況を追跡できます。また、わざわざ「お問い合わせ番号」をコピペしなくとも、スマートフォンのラクマアプリからワンタップで荷物を追跡できます。
同じ日本郵便の定形・定形外郵便には追跡サービスがありませんから、かんたんラクマパックのほうが圧倒的に有利です。また追跡サービス付きの日本郵便のよく似た仕様のクリックポストは、送料が185円ですからかんたんラクマパックの方が6円お得で、その上補償まで付いてきますから、こちらもかんたんラクマパックの圧勝です。
匿名配送
今までは私だけ匿名配送でしたが、
— こはる↪︎売り子さん👒︎💕︎ (@cohalu_) July 7, 2019
住所・お名前を知られたくない方もいらっしゃると思うので...💭
新しくラクマに導入されたお互い匿名配送❢も良いなと思いました💌✨
実は、今日早速こちらの配送方法でやって来ました🎁💕
こちらの配送ご希望の方はお取引の際に一言お願い致します🎀✧̣̥̇ pic.twitter.com/bhN0r9bfok
日本郵便のかんたんラクマパックは、匿名配送なのも嬉しいところです。この嬉しさには「お互いのプライバシーが守れる」「あて名書きの必要がない」のふたつの要因があります。匿名配送なので、荷物を発送した相手に自分の住所・氏名・電話番号が伝わることはありませんし、逆に相手の個人情報を知ってしまってモヤモヤすることもありません。
そして、特に悪筆を自認する人にはあて名書きの必要がないことは非常に大きなメリットです。もちろん、宛て先を間違えてしまい、郵便事故を起こす可能性もありません。なお、かんたんラクマパックのうち、ヤマト運輸のものは匿名配送できないため、匿名配送を選ぶのなら日本郵便のかんたんラクマパックを選ぶしかありません。
配送方法でかんたんラクマパックを設定する手順
ここまで説明したように、非常に便利でお得な日本郵便のかんたんラクマパックですが、その設定方法も簡単です。そのためには、まずラクマアプリで出品したところで、「配送について」の「配送料の負担」の項目をタップし、「送料込み(あなたが負担)」を選びます。
つづいて「配送方法」をタップし、「かんたんラクマパック(日本郵便)」を選びます。
配送方法を日本郵便のかんたんラクマパックにする方法は、たったこれだけです。あとはほかの項目を入力して、品物を出品してください。
日本郵便のかんたんラクマパックの梱包方法と送料について
ラクマで無事品物が購入されたら、早速品物を梱包してかんたんラクマパックで発送します。ゆうパケットなら全国一律179円、ゆうパックならやはり全国一律800〜1,500円の送料で送ることが可能です。この二つの分類とゆうパックの金額の差は、梱包のサイズと重さで決まります。内容物を守りながらも、なるべく小さく軽く梱包するのがコツです。
ゆうパケット
ゆうパケットの梱包サイズは、長辺が34cm以内、かつ厚さが3cm以内で、3辺の合計が60cm以内で重さが1kg以内と決まっています。梱包サイズや重さがこれを超えるとゆうパケットでは発送できませんので注意してください。梱包がほんの数ミリ大きくなったけれど見逃してくれるよね、といった甘い気持ちで出すと受け付けてもらえず無駄足になります。
ゆうパック
ゆうパックの梱包サイズは、3辺の合計が170cm以内で重さが25kg以内と決まっています。梱包サイズや重さがこれを超えると、いったん受け付けされても集荷後に行われる計測ではねられ、荷物は出品者のところに返送されます。くれぐれも梱包の際にはサイズや重さに気をつけてください。
また、ゆうパックの送料は、次の項で示すように梱包の3辺の合計によって異なり、梱包のサイズが小さいほど安く済みます。かんたんラクマパックの場合、送料は売り上げから差し引かれますから、一回りでも小さめの梱包に仕上げるのがお得なやり方です。
サイズ別の配送にかかる料金一覧
かんたんラクマパックのゆうパックの送料は、サイズごとに異なりますので、下の表を参考にしてください。
サイズ | 60 | 80 | 100 | 120 | 140〜 |
---|---|---|---|---|---|
料金 | 800円 | 900円 | 1,150円 | 1,350円 | 1,500円 |
日本郵便のかんたんラクマパックの発送方法【郵便局】
先にもお伝えしましたが、日本郵便のかんたんラクマパックは郵便局かローソンで発送を受け付けています。ここでは、まず郵便局からかんたんラクマパックを発送する方法をお伝えします。
ゆうプリタッチで送り状を発行する
郵便局からかんたんラクマパックを送る場合には、まず荷物を持って郵便局に行き、郵便物の窓口の近くにある、QRコードスキャナのついた「ゆうプリタッチ」の前に向かいます。そして、ラクマアプリの「商品の発送と発送通知」の画面の「サイズを選択してください」をタップして「ゆうパケット」か「ゆうパック」を選択します。
さらに「発送場所を選択してください」をタップして「郵便局」を選びます。するとラクマアプリにQRコードが表示されます。
QRコードで送り状を発行する
つづいてゆうプリタッチのスキャナで、ラクマアプリに表示されているQRコードを読み取ります。すると送り状が発行されますので、それを窓口に渡すと、担当者が荷物添付用の送り状を渡してくれますので、それを自分で荷物に貼り込んで、あらためて荷物を窓口に渡せばかんたんラクマパックの発送は完了です。
このとき、送料の支払いなどはありませんので、支払いを気にしなくても大丈夫です。送料は売り上げから自動的に差し引かれます。
日本郵便のかんたんラクマパックの発送方法【ローソン】
郵便局が近くになかったり、日祝祭日で郵便局がお休みだったり、時間外窓口のゆうゆう窓口が開いていなかったりしたときに便利なのが、ローソンからのかんたんラクマパックの発送です。なにしろローソンはほとんどの店舗が24時間営業ですし、そうでない場合でも郵便局よりも開いている時間が長いため受け付けが便利です。
ただし集荷時刻の関係で、同じ時刻に発送手続きを採っても、郵便局の方が早く届く場合がありますので、その点には注意してください。
ラクマアプリでローソン用QRコードを発行する
ローソンからかんたんラクマパックを送る場合には、まず荷物を持ってローソンに行き、Loppiに向かいます。そして、ラクマアプリの「商品の発送と発送通知」の画面の「サイズを選択してください」をタップして「ゆうパケット」か「ゆうパック」を選択します。
さらに「発送場所を選択してください」をタップして「ローソン」を選びます。するとラクマアプリにQRコードが表示されます。
Loppi専用コードを利用して送り状を発行する
つづいてローソンのLoppiで「Loppi専用コードをお持ちの方」を選びます。
画面が切り替わったら、スマートフォンのラクマアプリのQRコードをLoppiのスキャナ部分に当てて、QRコードを読み取らせます。
すると確認画面が表示されますので、内容を確認の上「発行する」をタッチします。下図ではお届け先のデータが表示されていますが、2019年8月現在では匿名表示となっています。
かんたんラクマパックの申し込み券が発券されますので、それを持ってレジへ向かいます。申し込み券の期限は30分ですので、それからローソン店内で買い物をする程度なら余裕で可能です。
レジで申し込み券を渡すと、代わりに送り状と、送り状を入れて貼り付ける伝票納入用袋を渡されますので、袋の中に送り状を入れ、荷物に貼り付けてあらためてレジで店員に渡すと、かんたんラクマパックのローソンでの発送作業は完了します。このときも、送料の支払いなどはありませんので、支払いを気にしなくても大丈夫です。
Loppi専用コードが利用できない場合
LoppiでQRコードがスムースに読み込めればいいのですが、場合によってはうまく読み込めない場合があります。そんなときにはいったん「トップに戻る」をタッチし、トップ画面から「各種番号をお持ちの方」を選びます。
つづいて、ラクマアプリのQRコードの下にある12桁の「お問い合わせ番号」を入力して「次へ」を選択します。
さらに、これまたQRコードの下にある、今度は4桁の「暗証番号」を入力して「次へ」を選択します。
すると確認画面が表示されますので、内容を確認の上「発行する」をタッチします。下図ではお届け先のデータが表示されていますが、2019年8月現在では匿名表示となっています。
あとは前節の「Loppi専用コードを利用して送り状を発行する」でお伝えしたのと同じ手順で、かんたんラクマパックの発送作業は完了します。
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日本郵便のかんたんラクマパックを利用しよう!
以上、お伝えしたように、日本郵便のかんたんラクマパックは郵便局だけでなくローソンでも発送でき、その上補償が付いて、追跡サービスにも対応、さらに匿名配送でしかも送料が安いという、三拍子どころか四拍子も五拍子も揃ったお得すぎるサービスですから、積極的に利用することをおすすめします。
ただし、発送の都合や梱包のサイズによってはヤマト運輸のかんたんラクマパックのほうが便利になる場合もありますので、出品時にはチェックを怠らないでください。