楽天フリマアプリ「ラクマ」の評判・口コミをメルカリと比較!売れない噂はほんと?
楽天のフリマアプリのラクマの評判が気になっている人がたくさんいます。メルカリと比較すると口コミでは売れないという評判が多いラクマですが、実際に使っている人の評価はどのような感じなのでしょうか。この記事では具体的に検証してみましょう。
目次
楽天フリマアプリ「ラクマ」の特徴
楽天が運営しているということで話題になっているラクマですが、ラクマに出品してもあまり売れないという口コミや評価が上がっています。フリマアプリといえばメルカリの方が規模が大きいのは事実ですが、実際に比較してみるとラクマにもメルカリにもどちらにもメリットもあればデメリットもあります。
この記事では楽天のフリマアプリのラクマの特徴や口コミ、評判をメルカリと比較して検証していきます。まずはラクマとはどのようなアプリなのか、ラクマの特徴についてみていきましょう。
ラクマのメリット
メルカリと比較した時にラクマにはどのようなメリットがあるのか、まずはラクマのメリットについてみていきましょう。
販売手数料が安い
出品者にとってのラクマの大きなメリットというのは販売手数料がメルカリや他のフリマアプリの多くと比べると大幅に安い、という点があります。メルカリなどの販売手数料は一般的に10%のアプリがはほとんどです。
そのような中で、ラクマの出品手数料はたったの3.5%です。メルカリの10%とは6.5%も差があります。1000円で出品したら、メルカリなら100円の手数料のところ、ラクマはたったの35円ですみます。1万円で出品したらメルカリでは1,000円の手数料のところ、ラクマではたったの350円です。
たまに家の不用品を出品する程度の人にはそれほどの差はないように感じますが、頻繁に出品したり、副業でせどりや転売をしている人にとってはかなり大きな差になってきます。
決済の種類が多い
ラクマの購入者側のメリットして挙げられるのは、10種類もの決済方法を選ぶことができるという点です。ラクマでは、コンビニ払い、ATM払い、クレジットカード払い、携帯キャリア払い、といったメルカリでも利用できる支払い方法の他に、電子マネーの楽天ペイやLINE Payも利用することができます。
メルカリでは独自の電子マネーのメルペイの運用を始めましたが、楽天ペイやLINE Payの方が使い方もチャージ方法も広く利便性が高いのは言うまでもないでしょう。普段から楽天やLINEのサービスを頻繁に使っている人にとって、ラクマは利用しやすいフリマアプリだと言ってもいいです。
すぐ換金できる
ラクマを利用するメリットというのは、売上金をすぐに換金できる、という点です。楽天銀行を振り込み先に利用していれば、当日の午前8時59分までに振込金申請をしたらその日の午後には振込されます。また、楽天銀行以外の銀行を利用している場合でも、申請した次の日以降には振り込まれることが多いので、お財布がピンチの場合にはとても便利です。
ラクマと比較すると、メルカリの場合には月曜日までに振り込み申請したものがその週の金曜日に振り込まれます。月曜日に振り込み申請を忘れてしまうと、翌週の金曜日まで振込されないのでお財布がピンチの場合にはちょっと困ったことになります。
換金性のスピーディさというのはラクマの大きなメリットと言えるでしょう。
楽天ポイントが利用できる
楽天で買い物をしたり、楽天モバイル、楽天トラベルなどの楽天グループのサービスを利用している人も少なくないでしょう。楽天のサービスを利用すると楽天ポイントを貯めることができます。貯まった楽天ポイントは楽天での各種の支払いに利用できますが、ラクマでの支払いにも利用できるのは大きなメリットでしょう。
楽天ポイントは1ポイント1円換算で利用することができます。楽天ポイントの中には、キャンペーンなどで付与される期間限定ポイントもあります。期間限定ポイントは利用期限が来てしまうと消滅してしまうので、ラクマでのお買物でも活用してみるといいでしょう。
ラクマのデメリット
ラクマにはメリットもありますがデメリットもあります。こちらではラクマのデメリットについてみていきましょう。
利用者数が少ない
ラクマは売れないフリマアプリだという評判がありますが、メルカリと比較して売れないと思われる理由は、メルカリと比較すると利用者数が少ないためです。メルカリの利用者数は約2,000万人であるのに対して、ラクマの利用者数はその半分の約1,000万人です。
やはり多くのユーザーの目に留まった方が買ってもらえる確率が高くなるのは当たり前のことでしょう。ただ、現在、ラクマのユーザー数も徐々に伸びてきています。
楽天IDがないとラクマは利用できないために、誰でも登録ができて利用しやすいメルカリ程ユーザー数は伸びないでしょう。しかし、それでも1,000万人ものユーザーがいるのは驚くべきことでしょう。
出品に手間がかかる
スマホアプリから出品するときに、メルカリは本やゲームなどであれば、タイトルを読み取って自動でタイトルや定価を入力してくれる機能があります。しかし、ラクマにはそのような機能は付いていないので、微妙に手間がかかるというデメリットがあります。
また、写真もアプリから撮影したらメルカリならアプリに最適化された写真をすぐにアップできるのに比較すると、ラクマは画像を調整しないといけないことが多く、こちらも地味に手間がかかります。
たまに家の不用品を出品する程度ならいいのですが、せどりを行っている人にはこの手間による時間のロスの差は大きくなってくることでしょう。
サポートの対応が不評なことがある
フリマアプリというは基本的に個人対個人の取引なので、トラブルも何かと起きやすいものです。ユーザー同士で起きてしまったトラブルに対して、メルカリはかなり積極的に介入してくれます。入金したのに出品者がいつまでたっても発送してくれないときや、不良品や全く違うブランドのものが届いたときには、メルカリが返金に応じてくれることもあります。
メルカリの対応と比較すると、ラクマは全く楽天側がトラブルに介入してくれないという評判です。基本的に楽天側としては、一般人向けの取引のためのプラットフォームを用意しているだけで、利用は自己責任で、ということが理由のようですが、取引に慣れていない一般人には解決できないこともあります。
サポートの対応にがっかりしてメルカリに戻ってしまうラクマユーザーもたくさんいます。サポートの対応についてはラクマに改善して欲しいところです。
ラクマとメルカリの評判の比較
実際にラクマとメルカリをそれぞれ使っている人たちの間ではどのような口コミや評価があるのでしょうか。こちらではラクマとメルカリ、それぞれの良い口コミと悪い口コミをまとめてみて、評判や評価の違いについてみていきます。
各フリマアプリの良い口コミ
まずはラクマとメルカリの良い口コミについてみていきましょう。
ラクマの良い口コミ
まずはラクマの良い評判を見ていきましょう。ラクマの良い口コミには手数料の安さについての良い評判が目につきます。
「手数料が安くて、利益が多くなるのがラクマはうれしいです。」
「手数料が格安だという評判を聞いたので出品してみました。なかなか売れない状況もありましたが、半年後に売れました。」
アプリの使い勝手についての良い評判もあります。
「取引のやり取りがコメントでやりやすくてよかったです。」
「スマホからでもPCからでもどちらからでも利用できるのが良いです。」
「写真のアップロードも評判が悪いようですが、それほど難しいとは感じません。」
大手の楽天が運営している安心感という評判もあります。
「超大手の楽天が運営しているということで、安心できるアプリだと思って利用しています。ユーザー数が少ないので、商品数も少なく、商品も売れないこともあるのですが、アプリの使い勝手もいいので安心して使っています。」
「楽天スーパーポイントが使える点が本当にいいです。販売手数料も他のアプリと比べて安いのがうれしいです。」
メルカリの良い口コミ
次はメルカリの良い評判を見ていきましょう。まずメルカリの良い口コミには売れ行きの良さについての評判があります。
「ヤフオクなどもやっていますが、売れないことで困ることも良くあります。その点、メルカリは本当によく売れるのが助かります。出品して数分で売れることもあり、売れ残りの心配がないのが安心できます。」
アプリの使い勝手や配送料についての良い評判もいろいろとあります。
「アプリが使いやすくて良いです。出品して売れたらやることリストにやるべきことが表示されるので、やり忘れがなくて助かります。」
「スマホアプリが苦手なんですが、メルカリは購入し安い点を評価しています。」
「匿名配送が安く使えるのが助かっています。いろいろと比べてみて、らくらくメルカリ便の方がゆうゆうメルカリ便よりも安いという結論になりました。」
「売上金から配送料が引かれるので、現金を一切扱わずに発送できるのが便利です。」
「スマホ一つで商品登録から発送の手続きまで全部できてしまう点が本当に便利でいいです。」
各フリマアプリの悪い口コミ
次はラクマとメルカリの悪い口コミについてみていきましょう。
ラクマの悪い口コミ
まずはラクマの悪い評価についてみていきましょう。ラクマでは迷惑行為が多い点についての悪い評価が沢山あります。
「わけのわからない怪しいサイトに誘導するためのLINE IDが書かれた迷惑メッセージがたくさん入ってきて本当に困る。運営に訴えても全く改善されないので、メルカリに戻りました。」
「偽物や詐欺商品を売るユーザーが蔓延しているのが困ります。運営に連絡しても全く対応してもらえないので、最悪でした。退会しました。」
「コピー商品を排除しない理由がわからない」
「新品だということで購入した商品からゴミが出てきました。返品したかったのですが、こちらの個人情報を渡したくなかったので返品は諦めました。問題のある商品は匿名で返品できる仕組みが欲しいです。」
「どんなにメールをしても、自分で解決してください、としか返事がきません。ヤフオクやメルカリは早々に介入してくれます。何のための仲介業者なのかわかりません。」
「コピー商品や偽ブランド品は堂々と販売しているのに、理由もわからずに商品削除されて、アカウントも停止された。」
メルカリの悪い口コミ
次はメルカリの悪い評価についてみていきましょう。メルカリでは運営側への不満というよりも、利用者のマナーや民度についての低い評価が多いようです。どうしてもユーザー数が多いことで、いろいろな人が利用しているという点が、トラブルメーカーを排除できない理由になっています。
「コメントのやり取りもなく、商品もなかなか受け取ってもらえずに、受取評価をしてもらえなかったのが頭にきました。」
「パソコンを買ったら、数日で壊れてしまいました。動作確認済みとあったのに、格安とは言えこんなふざけたものを売る人の気がしれません」
メルカリの悪い口コミには利用停止にされた、という声もあります。
「正規品を出品したのに、なぜか偽物を出品したと商品削除された。知り合いには勝手にアカウント停止にされてしまった人もいる。商品を運営に送るから、ちゃんと確認してから判断して欲しい」
「なんか取引相手の言うとおりに操作を進めていったら、突然メルカリのアプリの利用停止処分に遭った。売上金も振り込まれなくなって困る。」
ラクマとメルカリの評判の違い
ラクマとメルカリのそれぞれのアプリの口コミをまとめてみると、どちらのアプリもアプリ自体の使い勝手についてはそれほど大差がないことがわかります。ラクマの方が若干写真の機能が低いことは事実ですが、スマホアプリになれている人にとってはそれほど大きな問題にはならない程度です。
ラクマとメルカリの口コミを見てみると、ラクマに対してはアプリそのものというよりも、楽天が運営しているという点に対する期待感や安心感が大きいように感じます。しかし、その反面、トラブルに介入してくれない点は、ユーザーの不満として大きくあります。
メルカリはユーザー数が多いことから売りやすいアプリだというのは誰もが認める点です。しかし、いろいろなユーザーがいることから、トラブルも起きやすくなっています。その点、楽天IDがないと利用できないラクマの方がユーザー間のトラブルの割合は少ないようです。
メルカリではアカウント停止や商品削除を訴える声が多くありますが、これはメルカリが偽ブランド排除の姿勢を厳しく打ち出している姿勢だと評価もできます。この点は、まだまだ偽ブランド排除の態勢が整っていないラクマに比べると、購入者は安心して購入できるといえるでしょう。
ラクマとメルカリの違い
ラクマとメルカリの評判や評価をここまで見てきましたが、それぞれの違いというのはまとめてみると、どのような点にあるといえる見ていきましょう。購入者側、出品者側、それぞれのメルカリとラクマを比較した違いをまとめてみました。
購入者側の場合
ラクマとメルカリの違いを購入者側の視点から比較してみると、アプリの使い勝手や商品価格などに大きな違いはないといえるでしょう。トラブルがなければ特に大きな評判や評価の差というのは口コミを見てもありません。
購入者が両方のアプリを使っている場合には、良い商品がより安く売っている方を利用する、という人もいます。ただ、販売手数料が安い分だけ、メルカリと比較するとラクマの方が同じ商品の価格が安くなっていることもあり、ラクマの方が掘り出し物が見つかりやすいという評判です。
しかし、商品価格の中に入っている匿名配送の配送料は、同じ配送方法でもラクマの方がメルカリよりも高いので、商品価格が安いものを購入する場合には手数料の差は購入者側にとってはそれほど大きなものにはなりません。
それから、購入者側にとっては、ラクマは楽天グループが運営しているというのが大きいでしょう。特に楽天ポイントをたくさん貯めている人は、ラクマでも利用できるという点は大きいです。しかし、ラクマで買い物をしても楽天ポイントではなく、ラクマでしか使えないラクマポイントしかもらえないという点はメルカリと同じ仕組みだといえます。
出品者側の場合
出品者から見たラクマとメルカリの評判、評価の違いというのは最も大きな点は出品手数料と、匿名配送の配送料の違いになります。どちらのアプリも出品するときには無料で出品できますが、売れたらラクマは売り上げの3.5%が、メルカリは10%が出品手数料として必要になります。これは売上金から差し引かれて振り込まれます。
また、匿名配送を選択した場合には、配送料も商品代金から差し引かれますが、配送料は同じ配送方法でもメルカリの方がラクマと比較すると安く設定されています。例えばネコポスはメルカリでは195円ですが、ラクマでは200円です。宅急便コンパクトはメルカリでは380円ですが、ラクマでは530円です。
出品者がメルカリとラクマのどちらに出品した方がいいのか考えるときには、販売手数料と匿名配送料を考えて出品先を選ぶことをおすすめします。
トラブルへの対応の違いについて
トラブルが起きた時の対応については、まずは購入者がお金を振り込んでくれない、出品者が発送予定日を過ぎても商品を発送してくれない、というときにはラクマもメルカリも、どちらにも一定の日数が過ぎたらキャンセルできるようになっています。
購入者がお金を振り込まない場合には3日以上たつと、購入者がお金を振り込んでから出品者が設定した発送日を3日過ぎても発送されない場合には、取引画面にキャンセルボタンが出現して、取引をキャンセルできるようになります。お金を振り込んでしまっても、そのお金は全額払い戻しされるので、その点はどちらのアプリを使っても安心です。
しかし、キャンセルボタンを使える場合以外のトラブルの場合には、対応の軍配はメルカリに上がります。ラクマではトラブル対応の仲介はしてもらえないので、万が一のトラブルが怖い人はメルカリを利用した方がいいでしょう。
ラクマが売れない噂の真相は?
「ラクマは売れない」という評判がありますが、本当にラクマは売れないのか、その真相について探ってみましょう。
旧ラクマの評価が原因?
ラクマというのは旧ラクマと新ラクマがあります。現在は新しくリニューアルしたラクマになっていますが、現在のラクマはフリルという別の会社が運営していたフリマアプリを楽天が吸収したことで始まったサービスです。もともとはフリルだったものを、現在はラクマと呼んでいます。
一方で、旧ラクマというのは新ラクマへ移行する前に、楽天が独自に開発して運用していたフリマアプリです。さまざまなWebサービスを展開している楽天ですが、フリマアプリの開発はそれほど上手ではなかったようで、アプリの使い勝手はとても悪く、機能的にもメルカリと比較すると大きく水をあけられていた状態でした。
使い勝手が悪いアプリではなかなか思うように商品が売れないのも当たり前です。ということで、現在のラクマが旧ラクマの評判を引きずってしまっているために、「ラクマは売れない」という評判になってしまっています。
新ラクマが売りやすい理由
ただ、新しいラクマに切り替わったことで、「ラクマは売れない」という状況は一変しました。というのは、新しいラクマはフリルからほぼそのまま移行したためです。フリルはメルカリほど巨大なフリマアプリではありませんでしたが、それなりにユーザー数を抱えていたフリマアプリでした。フリルで売れない、という状況はなかったのです。
フリルで売買をしていたユーザーがそのままラクマに移行してきたために、ユーザー数も一定数いる状態で始まっていて、しかもフリルを利用していた経験があるユーザーが多くいます。そのために、ラクマでちゃんと売れるものを適正価格で出品したら売れない、ということは現在は起こりにくくなっています。
ただ、ラクマで売れなかったものがメルカリに移したら売れた、ということは実際に起きています。これはやはりユーザー数の違いによるところが大きいようです。ラクマとメルカリの上手な使い分け方法は、まずは手数料の安いラクマで出品してみて、売れなければメルカリへ、ということで確実に販売している人がたくさんいます。
ぜひラクマとメルカリ、どちらもメリットデメリットがあり、評判のいい部分、評判の悪い部分もあります。どちらか評価の高い方のアプリだけではなく、両方のアプリを上手に使い分けすることをおすすめします。
ラクマとメルカリを併用して売れやすくしよう
この記事ではラクマとメルカリのそれぞれの評判について検証してきました。ラクマにもメルカリにも、それぞれ評価の高い所もあり、また評価の低い所もあります。それぞれ評判が良かったり、悪かったりするものですが、実際に使ってみないとその使い勝手はわからないというのは正直なところでしょう。
出品するのならまずは手数料の安いラクマを利用してみて、購入するのならいいものをより安く買うことだけを考えて、どちらもまんべんなく検索してみましょう。ラクマもメルカリもどちらも上手に使いこなすことが、お買い物上手、フリマアプリの達人への道になっていきます。
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